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事業リスク分析をベースとした 意思決定・事業評価手法 事業リスクマネジメント学習支援教材 ティーチングノート Part1 リアルオプション 事業リスクマネジメント参考資料 N O .2.

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1 事業リスク分析をベースとした 意思決定・事業評価手法 事業リスクマネジメント学習支援教材 ティーチングノート Part1 リアルオプション 事業リスクマネジメント参考資料 N O .2

2 1 数量モデルを使った高度な意思決定手法、事業評価手法を理解する デリバティブ技術の企業経営への応用可能性について理解を深める 数量モデルを使った高度な意思決定手法、事業評価手法を理解する デリバティブ技術の企業経営への応用可能性について理解を深める 学習にあたって学習のポイント  線形・非線形モデル、シナリオ分析などを用いてリスク評価を行うことができる  個別リスクの発生頻度・影響度の分析手法について説明できる  リスク分析の準定量的、定性的分析ツールについて説明できる  リスクファクターの構造、因果関係の把握、評価方法について説明できる  線形・非線形モデル、シナリオ分析などを用いてリスク評価を行うことができる  個別リスクの発生頻度・影響度の分析手法について説明できる  リスク分析の準定量的、定性的分析ツールについて説明できる  リスクファクターの構造、因果関係の把握、評価方法について説明できる 学習するスキル内容 第6章です。 基本テキストで対応しているのは:

3 2 目 次 1.リアルオプションとは ・・・・・3 2.リアルオプションと他の事業評価手法の違い・・・・・5 3.油田開発プロジェクト評価の事例・・・・・6 4.航空機オプション契約の事例・・・・・8 5.リアルオプションとコモディタイゼーション・・・・・10 本資料について: 本資料は、平成15年12月に開催された 「事業リスク評価・管理人材育成システム開発事業」実証プログラムにおける 野村證券株式会社張替一彰氏のご講演 「リアルオプション」 の内容を要約したものです。

4 3 1.リアルオプションとは(その1) (1)米国、カナダの CFO の27%が利用する事業投資判 断のための評価指標 (2)リアルオプションの概要 ○ プロジェクト等の投資機会は新たなビジネスチャンスを入手する 権利 ⇒コールオプションと類似 ○ 従来の投資評価手法は即実施 or 棄却の判断 ⇒リアルオプションは延期、規模変更等を織り込んだ柔軟な評価が 可能 ⇒プロジェクト価値=NPV(単純評価)+オプション(柔軟性の 価値) (3)リアルオプションの構成要素 (行使価格)権利を行使する際に支出する金額(投資額) (権利期間)オプションを行使できる期間(投資決定までの猶予 期間) (原資産)売買対象または投資対象

5 4 1.リアルオプションとは(その2) (3)リスクマネジメント手法としてのリアルオプション -より正確なプロジェクト価値評価 -柔軟な意思決定 を通して企業リスクマネジメント能力向上に貢献 (4)実際の事業経営に見られるオプション戦略例 ○ 医薬品業界:新薬開発 ○ 石油業界:油田調査、開発等 ○ 電力業界:ピークロード評価、電力遮断契約等 ○ 鉱業:鉱山開発 ○ 航空業界:飛行機デリバリー・オプション契約 ○ 不動産業界:更地開発、賃貸契約等

6 5 2.リアルオプションと他の事業評価手法の違い リアルオプションの特長 -リスクを考慮した複数シナリオの付加が可能 -将来の経営の柔軟性を考慮 -オプション価値を評価に算入 ⇒リスクが大きい事業の評価に特に有効 ○ 巨額の資本投下が必要な事業 ○ 事業実施期間が長期にわたる事業 ○ 不確実なシナリオのもとに実施される事業

7 6 3.油田開発プロジェクト評価の事例(その1) (1)油田開発プロジェクトの特性 ○ 長期間で投下資本の大きいリスクの高いプロジェクト ○ 巨額の損失を被る可能性が内在する ⇒単純な事業遂行を前提に評価すると投資価値は低い ○ 将来得られる情報をもとに判断できるとリスクを大幅に削減 ⇒「中止オプション」の価値大

8 7 3.油田開発プロジェクト評価の事例(その2) (2)プロジェクト評価 ①調査(期間3年)及び埋蔵量評価(期間2年) ⇒埋蔵量の確率シナリオを設定(各シナリオ毎にNPV評価) ②開発・調査(期間32年)はバイノミナルモデルで評価 (原資産価格)原油価格のフォワードカーブ、ヒストリカルボ ラティリティ (行使価格)予想される開発・生産コスト (行使期間)32年 等をイ ンプット (3)評価結果 ○ 変動性、不確実性の高いシナリオほど事業価値評価が高い ⇒油田は投機的ケース、原油価格はボラティリティが大きいケース ⇒リアルオプションのアプローチにより下方リスクを回避できるた め

9 8 4.航空機オプション契約の事例(その1) (1)航空機メーカーの問題意識 ○ 航空機販売において顧客(航空会社)に非常に有利な特約条項(性能 や資産価値の保証、契約の柔軟性等) ○ 特約条項の一つに予め定めた条件で将来購入できる権利を与える航空 機購入オプションがある。 ○ 従来、航空機購入オプションの経済的価値は評価されず航空会社に無 償で提供

10 9 4.航空機オプション契約の事例(その2) (2)基本的な航空機購入オプションの種類 ○Natural Option :購入契約を延期するする権利(価格及びデリバリー 時期) ○Contractual Option :予め決めた価格で購入できる権利 ○Delivery Option :予め決めた価格と時期にデリバリーしてもらう権利 これらにプラスして; ○Switching Option :購入する航空機のサイズ決定を納入直前まで延期 する権利 ⇒同一ラインを使い共通部品の多い製造体制を持つメーカーの強み ○ その他様々な航空機関連オプションの可能性の存在: -短期間のオペレーティングリースで航空機を返却するオプション -古くなった航空機を飛行停止にするオプション -途中で製造延期、中止することを可能にするオプション

11 10 5.リアルオプションとコモディタイゼーション (1)リアルオプションを使ったプライベートリスク対応 ○ ERMのプロセスで企業を取り巻くリスクへ対応 ○ その後に残る残存リスク(固有リスク)=プライベートリスク ○ プライベートリスクの範疇は多種多様 ○ リアルオプションアプローチによるプライベートリスクへの対応 の可能性 (2)リアルオプションのコモディティ化のための必要条 件 ○ データの整備による客観性、透明性の確保 ○ 適切なスキーム設計 ○ リスクテイカー層の拡大と流動性の向上 ⇒事業リスクのヘッジ商品へ 資本市場への転化によってトレーディングアセットへ発展 (注)「コモディティ」:共通化、均一化され広く利用される一般的な ” 商品 ” のこと。


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