化粧品市場について 04 ｗ 255 八木智美 (1) 化粧品の購入方法 (2) 通信販売について (3) 何故通信販売を利用するのか (4) ＤＨＣ社について.

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1 化粧品市場について 04 ｗ 255 八木智美 (1) 化粧品の購入方法 (2) 通信販売について (3) 何故通信販売を利用するのか (4) ＤＨＣ社について

2 1 、化粧品の購入方法 販売方法 店頭販売 （デパートやスーパーマーケット、専門店で直接購入することが出来る。） 訪問販売 （販売業者の営業の人間が一方的に消費者宅に訪問して商品を販売する方法。） 通信販売 （店舗からでは無くメディアを通して商品を展示する、非対面システム。） 連鎖販売取引 （加入者が他の者を次々と組織に加入させることにより，販売組織を拡大させ ていく方法である ） 販売方法は以上 4 点から成り立っている。

3 2 、 通信販売について 従来圧倒的に売上比率の高かった専門店から、ドラッグストアや通信販売にシフトして来ています。 特に通信販売の伸びは市場に大きな影響を与えています （ 1 ）、通信販売の成長要因 消費者から見た要因 女性の社会進出が 80 年代に増加し働く女性が多くなった事が大きな要因である。 女性が働く事により、時間的制約を受ける事、自ら収入を得る事により高価な物や 質の良いものを求める様になる事、視野が広がり生活感や価値観の変化をもたら す事。 企業側から見た要因 コンピューター技術や物流システムの進歩などが成長の大きな要因とされる。 80 年代に入り、カラー製版技術が向上しカタログの色彩や写真うつりに工夫が凝ら された事、日本製品の品質性の高さに消費者の製品に対する不安が薄れた事。 カタログの専門的な商品情報の掲載や、コラムなどを載せた読み物風としてのア ピール。 この二つの要因から、消費者ニーズ・特に働く女性のニーズと通信販売システムとが合致した 事が大きいといえる。

4 2 、 通信販売について （ 2 ）、通信販売利用手段 自宅の電話や FAX 、インターネット、郵便を主に利用手段とする。 年代別に見ると、 40 歳以上では電話・ FAX が多く 40 歳代以下では、 インターネットが最も多い。 20 歳代以下では、携帯電話のインターネットやパソコンのインターネッ トの利用が多い。 通信販売の利用者の約 70 ％が女性である。 中心的利用者は、 20 代～ 40 代の女性で有職者や主婦である。

5 3 、通信販売の特長 （３）、なぜ通信販売を利用するのか 主に挙げられる理由として 1) 商品の価格が納得できる 2) 手に入りにくい商品でも必ず入手出来る事 3) 時間を気にせず購入出来る 4) 店舗に出向く必要も無い この４点です。 （４）、通信販売の化粧品部門 コンビニに化粧品が置いてあるのはご存知ですか。 置いてある化粧品の中に通信販売でしか購入できないブランドの化粧品が 並んでいます。その中に、ＤＨＣと言う会社の化粧品が置かれています。 次に、先ほど述べた消費者が選ぶ要素を兼ね備え、通信販売の化粧品部門で売上 №1 であるＤＨＣ社について注目します。

6 4 、ＤＨＣ会社について ＤＨＣとはご存知ですか。 現在では、通販化粧品売り上げ №1 の会社です。 化粧品のみならず、健康食品・インナーウェア・食品など、あら ゆる美容関連の商品を販売しています。 女性のみならず、男性や赤ちゃんからおじいちゃん、おばぁちゃ んまで幅広く利用されています。 もともとは翻訳会社でＤＨＣ（Ｄ aigaku Ｈ onyaku Ｃ enter) は大学 翻訳センターの略で、創業時は委託翻訳会社でした。 委託会社創業後８年目に化粧品の製造を開始。

7 5 、人気の理由 ①効果の高い自然派化粧品 （肌に不必要な成分を極力排除し、天然成分を主体にしたナチュラル処方） ②高品質・低価格 （低価格にも関わらず値段以上の品質の良さ ） ③ＣＭ他、多彩な広報活動 （ＣＭをはじめ新聞・雑誌に掲載・街頭で配布するサンプリング、各種ＤＭなど ） ④購入におけるメリット （一括購入割引や購入すればするほど安くなるランクアップ割引 制） ⑤男性化粧品の販売 （防腐剤や香料、着色料を加えず、保湿効果の高い成分を化粧品を作り、女性同様ニーズに応じた商 品を提供している。）

8 6 、ＤＨＣ会社について コンビニやドラッグストアでの販売 99 年春に開始されたコンビニでの化粧品販売。 当初は、セブン・イレブンだけの限定販売でした。 当時、化粧品の再販制度が廃止されて間もない頃であり対面販売や訪問 販売が一般的でした。 しかし、その常識を破って手軽にコンビにでもＤＨＣ化粧品が購入した いと言うお客の要望に答えたのがＤＨＣだった。 よって、手軽にコンビニでも購入出来るＤＨＣプチシリーズが誕生した。 コンビニに、販売チャネルを広げた事でＤＨＣ化粧品の利用者の増加と 共に一気に若い層の利用者が増加した。

9 六、現在のＤＨＣ社 （１）、通販化粧品売上 № １である。 （高いリピート率を実現しています。） （２）、海外進出し続けるＤＨＣ社 （グローバルな展開を図りＤＨＣのマーケットは国内のみならず、海外にも 拡大している。） ＤＨＣは通販化粧品会社であるのに、今消費者に求められ ている持続性・保湿性・天然性を備えた化粧品で有り ながら低価格で販売している。肌に優しく自然派化粧 品である。 品質の良さ・細かなサービス等がお客の心をしっかり掴ん で離さない理由なのだろう。

10 7 、未来の化粧品とは 日本の化粧品の消費者は世界一うるさく高品質、高機能、天然性、を備え使いやすいのは当 たり前といった具合で、とにかく商品に対する要求水準がとても高いです。 今後求められる化粧品は、保湿性・持続性・天然性を備え高品質低価格で あり、なおかつスキンケア効果のある化粧品が求められる。 化粧品はカバーをするだけの物で無く化粧をしながら同時にスキンケア効 果もある化粧品が今後求められると考える。 化粧の役割として、人々のカラダとココロを育むために果たす役割としても化粧 品は期待されています。特に顔に事故などによる傷や先天性のアザがある人を 対象にしたリハビリメイク（傷等をカバーするメイク）が有ります。 女性にとって自分自身を綺麗に見せるだけで無く、心にもハリと潤いの効果をも たらしています。