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教科『情報』で情報を理解する 宮城県泉館山高等学校 教諭 上杉 茂樹.

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1 教科『情報』で情報を理解する 宮城県泉館山高等学校 教諭 上杉 茂樹

2 教科『情報』の役割 情報技術 探索 表現 情報収集 情報発信 吟味 創造 Internet

3 カバーする範囲は幅広く 情報科学系 ネットワーク技術・インターネット技術・プログラミング・統計・暗号技術 etc

4 教科『情報』を取り巻く問題点 「コンピュータの使い方を教える科目」という誤解 「小・中・高・大」で同じ情報教育がなされているという悪口
コンピュータを自由に使うことは必要 情報の収集から発信までトータルに学ぶ 「小・中・高・大」で同じ情報教育がなされているという悪口 発達段階に応じた教育内容 「情報なんか教えなくても良い」という偏見 コンピュータがヒトの能力を加速する。 「応用」教科として、基礎教科とは異なるアプローチ

5 おもしろい雑誌を見つけました。 経済誌 記事の正確さが命 高校生のアンケート結果から 宮城県内38高校を評価 内部の生徒のナマの声を集計

6 アンケート集計1(泉館山高校)

7 アンケート集計2(M高校)

8 アンケート集計3(N高校)

9 たねあかし

10 教訓 「疑う目」をどのようにして育てるか。 統計処理された情報を、そのまま信用するわけにはいかない。
経済誌といえども、正確なデータに基づいた考察をしているわけではない。 「疑う目」をどのようにして育てるか。

11 本当の発言は?? 『私は日韓併合の歴史を100%正当化するつもりだ』 映像を見てみます。
TBS ザ サンデーモーニング 2003/11/03 放送

12 データ 「救う会東京」 の集会での基調講演 北朝鮮による拉致問題の解決を訴える集会 2003年10月28日
『日韓併合を100%正当化するつもりはないが』と発言 朝日新聞社がテープ起こし 31日の記者会見の様子を東京都庁でも公開中

13 「つもりはない」→「つもりだ」 意味が正反対に TBSが編集の過程で操作 聞き取りにくい言葉をテロップに 語尾をフェードアウト
テロップの語尾を「つもりだ」と貼り付け 意味が正反対に

14 教訓 正しい情報が流れてくるとは限らない 石原発言 TBS 放送 TBS 編集 TBS 編集 つもりはない つもりだ

15 信じる 既知の知識との整合 権威による裏付け 「思いこみ」 マスコミ(テレビ・新聞 etc) 大学教授・教員etc.
大企業 「思いこみ」 「自分にとって」好都合

16 考える 「おやっ」と思う。 立場を考える。 不自然な流れになっていないか。 常識的な判断と合致するか。 既知の知識と矛盾しないか。
「すべて」と「ある」を混同していないか。 立場を考える。 そのことにより利益を得るのは誰か

17 考える2 裏付けをとる。 情報を判断する。 情報を収集する。 情報の出所を確認する。 多方面から情報を集める。
一次情報とそれ以外を区別する。 正確な情報と不正確(想像・感想etc)な情報を分ける。 情報を判断する。 不都合な情報を確認する。 「一般常識」との整合性をチェックする。 「すべて」と「ある」を区別する。

18 行動に生かす。 情報の真偽を確かめよ。 周囲の状況を理解せよ。 真偽の割合を把握する。 軽率に行動しない。 周囲の理解状況を把握せよ。
批判者を理解せよ。

19 まとめ 『情報』に飛びつかない。 問題 多様な情報を集める習慣をつける。 『疑う眼』を養え。 「信用度」を測れ。
情報の評価ができるまで情報との距離を保つ。 問題 情報の裏をとる方法が難しい場合がある。 基礎学力が基本。

20 授業設計上の問題点 テーマ設定 調査方法の想定 一見正しそうに見える。 よく読むと、その疑わしさが理解できる。
よく読むだけで、正しくないとすぐわかる題材は不適切。 生徒の調査範囲で一定の結論に到達できる。 調査方法の想定 インターネットだけで調査可能か、図書館が有効か その他の調査方法が想定できるか。 そもそも高校生には調査不可能な話題も少なくない。 調査機関のキャパシティを想定する。

21 授業実施上の問題点 問題点の共通認識 調査にかかる時間の想定 問題点までは丁寧に解説する。
平易なテーマであれば、生徒に調べさせることもできる。 調査にかかる時間の想定 調査に2時間~ endless 調査完了からレポート作成まで3時間。 この時間をどこに確保するか。

22 評価上の問題点 正解がない。 インターネットからの情報収集に頼ったレポートの評価の問題 『引用』の指導
必要な資料がそろっていること、自分の意見が書かれていることを評価対象にする方法はある。 インターネットからの情報収集に頼ったレポートの評価の問題 『引用』の指導

23 まとめ 『夏休みの課題』に好都合 うまくはまると、生徒の『本の読み方』が変わる。 たっぷり時間をかけて情報収集。 多角的な批判と評価
既存の知識との整合性の確認 ゆっくり時間をかけたレポート作成 うまくはまると、生徒の『本の読み方』が変わる。


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