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     介護施設における        感染症予防について    .

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1      介護施設における        感染症予防について    

2 感染症予防対策 ① 感染症対策委員会の開催 概ね3月に1回以上、また必要に応じて開催し、結果を職員に周知徹底
施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例、及び条例施行規則より ① 感染症対策委員会の開催     概ね3月に1回以上、また必要に応じて開催し、結果を職員に周知徹底 ② 感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための指針の整備 ③ 介護職員その他の職員に対する研修の実施(年2回以上) ④ 感染症又は食中毒が発生もしくは発生が疑われる場合、速やかに市町村    等に報告するとともに、必要な措置を講じているか。 ⑤ 必要に応じ保健所の助言、指導を求めているか

3 平常時から感染症を 念頭に対応することが重要
平常時から感染症を   念頭に対応することが重要   感染症と診断されてからの対応では    すでに感染は拡大しています。

4 スタンダードプリコーションとは? (標 準 予 防 策)
スタンダードプリコーションとは?    (標 準 予 防 策) 全ての人が何かの病原体をもっていること  を前提にして対応する考え方 ☆誰がどんな病原体をもっているのか確実  に知ることはできない ☆全ての病原体の有無を調べてから感染対策   をするのは時間と費用がかかりとても無理

5 感染源となるものとは・・・ 嘔吐物・便・尿などの排泄物 血液・体液 分泌物(痰・膿み) 使用した器具 ドアノブ・水道蛇口 汚染されたものに
触れた手指で取り扱った食品

6 施設での感染症予防のために 日常ケア時のスタンダードプリコーション(標準予防策)徹底 1回のケアに1回の手洗い 使い捨て手袋は毎回交換
  施設での感染症予防のために 日常ケア時のスタンダードプリコーション(標準予防策)徹底   うがい・手洗いの徹底、手袋・マスク・ガウン等の着用    1回のケアに1回の手洗い 使い捨て手袋は毎回交換 利用者の体調把握と早期対応    咳・痰・嘔吐・下痢・皮膚病変などはしっかり観察 積極的な予防行動 職員の健康管理 面会者等への協力依頼

7 感染経路の遮断 持ち込まない 拡げない 持ち出さない 空気感染 接触感染 飛沫感染 菌などが空中に浮遊し 空気の流れによって飛散
感染経路の遮断  持ち込まない 拡げない 持ち出さない 空気感染 菌などが空中に浮遊し 空気の流れによって飛散 接触感染 手指・食品などを介して感染 飛沫感染 咳・くしゃみ・会話などで感染 空気感染は結核菌や麻疹ウィルス・水痘ウィルス 飛沫感染は、インフルエンザウィルス・風疹ウィルス・レジオネラ 接触感染は、ノロウィルス・腸管出血性大腸菌・MRSA

8 感染拡大に職員の影あり 病原体の運び屋となりうる可能性 感染症が発生したら人の行き来を原則なくす 体調不良の職員は休ませる
   出勤停止の約束事、対応の徹底 感染経路の遮断  新規入所者の情報収集 病院との情報連携  利用者の健康・安全のため 高齢者は重篤な基礎疾患が多い 同時接種は単独より効果あり  認知症:リロケーションダメージの回避 間仕切りのカーテンでも効果 普段から認知症の人にも予防行動を・・・

9 認知症の方への対応は? 行動制限をかけることが難しい・・・ 普段から予防行動を リロケーションダメージの回避 間仕切りのカーテンでも効果
  間仕切りのカーテンでも効果 感染経路の遮断  新規入所者の情報収集 病院との情報連携  利用者の健康・安全のため 高齢者は重篤な基礎疾患が多い 同時接種は単独より効果あり  認知症:リロケーションダメージの回避 間仕切りのカーテンでも効果 普段から認知症の人にも予防行動を・・・

10    ノロウイルスによる     感染性胃腸炎ついて (感染症研究所のホームページより)

11 感染性胃腸炎患者発生状況 5/1

12 ノロウイルスの集団感染の要因 → 便1gに10万~100万個以上 (乾燥すると空気中に浮遊)
感染症研修会 平成23年9月29日 ノロウイルスの集団感染の要因 少量のウイルスでも感染 → わずか10~100個程度で感染 吐物、便には大量のウイルス   → 便1gに10万~100万個以上 (乾燥すると空気中に浮遊) 症状がなくなっても数週間は便にウイルスが存在 感染者の約20%は不顕性感染 → ウイルスを排出  環境での安定性  →乾燥、酸、凍結、熱に強い。   アルコール、逆性せっけんは効かない。 有効! 塩素系消毒 加熱 (85℃以上1分)

13 靴や壁、机の脚などにも吐物がついてないか
確認が必要です 感染症研修会 平成23年9月29日 1mの高さから 嘔吐した場合 かなり広範囲に飛び散ります 13

14 感染症研修会 平成23年9月29日 約2m

15 バケツをもう1つ用意して、ビニール袋をセットしておくと便利です
感染症研修会 平成23年9月29日 バケツをもう1つ用意して、ビニール袋をセットしておくと便利です 消毒セットを 準備して  おきましょう! バケツ 次亜塩素系消毒薬 ビニール袋 ペーパータオルなど 新聞紙 マスク 使い捨て手袋

16 集団感染の兆候が見られたときは・・・ ★規模が小さいうちに、 トイレを中心に、人の手が触れるところを 塩素系消毒剤で 消毒!
 トイレを中心に、人の手が触れるところを  塩素系消毒剤で 消毒!  トイレのスリッパ、トイレのレバー要注意! ドアのノブ、水道の蛇口、手すりなど 衣類や吐物を処理した洗面所など

17      インフルエンザ  ・潜伏期間 1~3日 ・急な発熱で発症 頭痛・筋肉痛・全身倦怠感・咽頭通等

18 インフルエンザ患者発生状況

19

20 抗インフルエンザ薬投与後のウイルス量及び発熱
解熱しても感染力は落ちていない!!

21 抗インフルエンザ薬予防投与 ワクチンの予防効果 初発患者の発症から12~24時間以内 ワクチン接種の有無にかかわらず必要
接種して2週後~5か月程度 ワクチン効果は通常60~80% 遅くとも11月中旬までに接種すること 抗インフルエンザ薬予防投与 日本感染症学会提言2012    ~インフルエンザ病院内感染対策の考え方について~ 初発患者の発症から12~24時間以内 ワクチン接種の有無にかかわらず必要 予防投与の効果は70~80% 接触者が特定できない場合はフロア全体を対象 高齢者施設ではインフルエンザ様の患者が2から3日以内に2名以上発生し、迅速診断で診断される患者が1名でも 発生したら施設や入所者の実情に応じて同意取得を心がけたうえで、予防投与の開始を前向きに考慮する 1日1回7日から10日の投与   発症の1日前から感染力があるので発症の有無を確認していては間に合わない。 

22 肺炎球菌ワクチンが定期の予防接種に 高齢者の肺炎球菌感染症 成人肺炎球菌感染症の80%以上がカバーされる効果 65歳の者
予防接種法施行令の改正  平成26年10月1日施行 高齢者の肺炎球菌感染症  【接種の対象】   65歳の者   60歳以上65歳未満の者であって心臓、腎臓又は呼吸器   の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される    程度の障害を有する者 経過措置として平成31年度まで    65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳又は100歳    となる者 成人肺炎球菌感染症の80%以上がカバーされる効果

23      結    核  【菌の特徴】 ・1回の分裂に10~15時間かかる ・直射日光には弱いが、冷暗所で  は3~4か月生存可能

24 結核罹患率 (人口10万人あたりの新登録患者数)
結核罹患率 (人口10万人あたりの新登録患者数) 大阪府の平成25年の 新登録患者は2336人 全国ワースト1

25 新規登録患者の年齢内訳  新規登録のうち60代以上が約7割をしめる 

26 高齢者の結核診断時の症状の内容 % 75歳以上は  6割以上 平均 49% 【資料提供: 複十字病院 調査】

27 結核に係る健康診断の実施と報告 根拠法令 (感染症の予防及び感染症の患者に関する法律) ※定期健康診断の実施(第53条の2)
結核に係る健康診断の実施と報告   根拠法令 (感染症の予防及び感染症の患者に関する法律) ※定期健康診断の実施(第53条の2) 実施義務者 対象者 定期・実施回数 事業者 介護老人保健施設 社会福祉施設の従事者 毎年度に1回 施設の長 社会福祉施設に 入所している者 65歳に達する日の属する年度以降は毎年度1回 社会福祉施設   (社会福祉法第2条第2項第1号及び第3号から第6号までに規定する施設)   養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム ※管轄する保健所に報告 (第53条の7)

28 薬を飲み始めて2週間ほどで 感染力は低下します。
感染性の強さ 結核菌 服薬を確実にすれば 結核は治ります。 服薬以外は普段どおりの生活が可能です。 抗結核薬の服薬開始

29  施設におけるHIV・AIDS対策

30 ≠ Human Immunodeficiency Virus エイズウィルスに感染 エイズ発病 Acquired Immune
ヒトだけにうつる 免疫を不全にする ウィルス エイズウィルスに感染 エイズ発病 Acquired Immune Deficiency Syndrome 後天性 (生まれつきではなく) 免疫 (ウィルスや細菌から体を守る力)  不全  (うまく働かなくなって)  症候群 (様々な症状がでる)

31 無症状 気づかぬうちに他人に感染させる可能性あり
エイズ 日和見感染症、 悪性腫瘍、 神経障害など 数 年 か ら 10 数 年 発熱、下痢、寝汗、 リンパ腺の腫れ、 体重減少など 無症候性キャリア (未発症期) 無症状  気づかぬうちに他人に感染させる可能性あり HIV感染

32 HIV感染者およびAIDS患者報告数の推移
1106 +104 484 +37

33 HIVの増殖を抑える薬(抗HIV薬)を数種類
エイズの治療は進歩しています HIVの増殖を抑える薬(抗HIV薬)を数種類 組み合わせて内服する治療(HAART) 強力な治療効果 必ず死に至る疾患から慢性疾患へ ’97年~ 身体障害者手帳 免疫機能障害(1~4級)      自立支援医療の利用で1ヶ月 5千~2万の負担                                

34 療養の場や支援が得られにくい理由 病気や患者に対する誤解や偏見がある。 疾患に対して基本的な知識がない。
どのように対応していいかわからない。

35 HIVはこんなことではうつりません 握手する コップを セキ・くしゃみ 回し飲みする キスをする 蚊・ハエ・ノミ 一緒のタオル
同じトイレを使う 一緒のタオル を使う 同じ皿・なべの 料理を食べる セキ・くしゃみ コップを 回し飲みする 蚊・ハエ・ノミ キスをする 一緒にお風呂・ プールに入る

36 介護者としての感染予防 血液・精液・膣分泌液が 直接創傷部位や粘膜に接触しないことが重要 からだと体液の間にバリアを張る
  直接創傷部位や粘膜に接触しないことが重要 からだと体液の間にバリアを張る スタンダード プリコーション

37 支援する人に求められる姿勢 HIV/AIDS患者にとって いい環境は どんな人にとっても 良い環境に違いない HIV感染症を正しく理解する。
    「皆と同じように、接してくれることが一番嬉しい。」 プライバシーへの配慮     これまで利用者のプライバシーにどう配慮してきたか?       (特別でなく当たり前のこと) 患者の意向を確認する。      支援者側の思い込みではなく、患者と話し合いながら      すすめることを基本にする。 HIV/AIDS患者にとって いい環境は どんな人にとっても 良い環境に違いない

38 集団発生時の対応

39 社会福祉施設等における報告の判断目安 H17.2.22厚生労働省等通知
社会福祉施設等の施設長は次のア、イ又はウの場合は、市町村等の社会福祉施設等主管部局に迅速に、感染症又は食中毒が疑われる者等の人数・症状・対応状況等を報告するとともに、併せて保健所に報告し、指示を求めるなどの措置を講ずること。 ア 同一の感染症若しくは食中毒による又はそれらによると疑わ   れる死亡者又は重篤患者が1週間内に2名以上発生した場合 イ 同一の感染症若しくは食中毒の患者又はそれらが疑われる   者が10名以上又は全利用者の半数以上発生した場合 ウ ア及びイに該当しない場合であっても、通常の発生動向を   上回る感染症等の発生が疑われ、特に施設長が報告を必要と   認めた場合

40 「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」 「社会福祉施設における感染症及び食中毒対応マニュアル」
 「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」 「社会福祉施設における感染症及び食中毒対応マニュアル」 報告様式及び記載内容の例については マニュアルを参照 平成18年


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