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AM07-001 小型衛星用伸展ブームの開発 平成17年11月.

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1 AM07-001 小型衛星用伸展ブームの開発 平成17年11月

2 会社紹介 会社内容 会社名:菱計装株式会社 所在地: 本社;長崎市浜町 工場;諫早市津久葉町 諫早中核工業団地内 資本金: 1,000万円
   本社;長崎市浜町    工場;諫早市津久葉町        諫早中核工業団地内 資本金: 1,000万円 社員数: 約100名 業  種:電気機械器具製造業 創  立: 昭和44年1月 事業内容 防衛機器・宇宙機器の設計/製作/アフターサービス 発電所制御システムの設計・建設 風力発電システムの設計・建設 一般機械製品の計装工事 電子制御機器の設計・製作

3 小型衛星用伸展ブームの開発 菱計装株式会社 中島 昭二 有限会社 QPS研究所 船越 国弘 株式会社 ヨシコー 吉田 公一
菱計装株式会社          中島 昭二 有限会社 QPS研究所      船越 国弘 株式会社 ヨシコー        吉田 公一 株式会社 がまかつ        藤村 光男        平成19年11月16日

4 本日の説明項目 開発の目的 電動ポール方式伸展ブームの概念 伸展機構(自動車用及びBBM) 超音波モーター(特長、構造、作動原理等) ブーム
BBM試作結果 まとめ

5 開発の目的 伸展ブームの用途 従来の小型衛星用ブーム 衛星姿勢安定用 各種センサー搭載台 アンテナ etc 弾性材コイル状構造物方式
アンテナ etc 従来の小型衛星用ブーム 弾性材コイル状構造物方式 これは、構造が繊細で、製作が難しいため高価 安価で高信頼性を持つ伸展ブーム を開発 (磁気センサーを搭載するので、 非磁性化に配慮) 九大 試作品

6 電動ポール方式伸展ブームの概念 自動車用電動ポールのドライブメカニズムに着目 目標プロファイル 横 150mm以内 奥行き 150mm以内
   伸展ブームBBM コード駆動ギア ギアボックス  超音波モーター コードドラム ブーム伸展装置収納部 (横150以下×奥行150以下×高さ230(目標)) ブーム ・材質:GFRP ・全長:約1.4m(伸展時長さ)  ドライブコード(青色部) ・材質:成型プラスチック ・長さ:約1.5m(素材) ・ベルトの断面:径5mm程度の円形または矩形 ・片面にラックが成形され、ベルト駆動用歯車(ピ二オン)と噛合って繰出 計測用ハーネス 伸展長約1.4m ブーム(発射時) 自動車用電動ポールのドライブメカニズムに着目 目標プロファイル   横     150mm以内   奥行き   150mm以内   高さ    230mm以下 FMとして「非磁性」で構成できることを考慮   →磁性モーターを超音波      モーターとする 市販技術をベースに構成  (BBMとしては耐高真空性は適用しなかった)

7 伸展機構(自動車用電動ポール) (株)ヨシコー製の自動車用電動ポール
電動モーター(磁界モーター)の回転をウオーム歯車で減速し、  ピニオン-ラックの機構により、ドライブコードを直線状に作動。コードと直結したポールを伸縮・伸展させる 35cmを約3秒で伸展 繰出し機構部 ドライブコードケース 電動モーター ポール 原形とした自動車用電動ポール

8 電動ポール ドライブコードの構造 収縮方向 伸展方向 歯形加工が施してある 電動モーター側 ドライブコード
電動ポール ドライブコードの構造  収縮方向 伸展方向 歯形加工が施してある 電動モーター側 ドライブコード (フレキシブルラックとなる-ヨシコーの特許技術) ピニオン歯車が入っている

9 BBM用伸展機構 構 造 自動車用電動ポールのポール伸展用ドライブコードとコード繰出機構を使用
構 造 自動車用電動ポールのポール伸展用ドライブコードとコード繰出機構を使用 ドライブコードを巻き込んでおくためのコードケースを追加 モーターを、超音波モーターに換装(非磁性化) ドライブコードの座屈制限用にガイド管設置 カイド管 コードケース 繰出し機構

10 超音波モーターの特長 超音波モーターは、電磁モーターにはない、次のような優れた特性があります。
  超音波モーターは、電磁モーターにはない、次のような優れた特性があります。   (1)低速高トルク特性を有する (2)無通電時に保持トルク(保持力)を有する (3)応答性・制御性に優れ,微小な位置決めが可能 (4)電磁波を発生せず、磁界内での動作が可能 (5)小型・軽量 (6)高い静粛性  など   現在、超音波モーターは、カメラのオートフォーカス、光学機器のレンズミラーの駆動、衛星受信装置の位置決め、ロールスクリーンの巻き上げ、自動車のハンドルポジションやヘッドレスト、部品の搬送装置、MRIなど高磁場内のアクチュエーターなど、幅広く利用されています

11 超音波モーターの構造   超音波モーターは20[KHz]以上の 超音波振動を駆動源とし、 ・ 振動を伝達するステータ部 ・ 回転部であるロータ ・ 軸受けとしてのベアリング で構成されています。 非常にシンプルな構造ですが、 個々の要素が厳密に計算され、 ・ 安定した回転 ・ 高い保持力 を実現しています。 ※ 電磁波を発生したり、磁気の影響を受けてしまう、コイル(巻線)や磁石は全く使っていません。

12 超音波モーターの作動原理 ・超音波モーターは、ロータ(動体)とステータ間に高い圧力を加えた
 状態にしてあり、この圧力により、モータ保持力が維持されています。 ・ステータは進行波の 波の各頂点だけでロータ面に接触しており、  その各頂点では楕円回転運動が生じています。 ・ロータは、その楕円回転運動の影響を受けて、突き動かされるように回転します。

13 ブーム 市販の釣り竿の技術を転用し、長さ/継ぎ構成を特製(がまかつ) 材質にGFRPを採用 仕様 仕舞い寸法:150mm 継ぎ数:12段
  仕舞い寸法:150mm   継ぎ数:12段   伸展時長さ:1.36m   根本外径:30.0mm 写真はCFRPによる試作品

14 伸展ブームBBM試作品 試作・試験の結果 伸展速度 5mm/秒で伸展動作ができた
伸展動作時の磁場は1.5m先端(センサー搭載位置)で0.04nTで許容目標値1nT以下を問題なくクリアした 繰り返し作動性もあることを確認(30回以上確認し、継続中)

15 まとめ 試作の評価 今 後 BBMの基本構成でFMに進むことは、「実現の可能性が高い」と評価 耐真空性のFM構成と熱真空試験による評価
今 後 耐真空性のFM構成と熱真空試験による評価 QSATへの搭載設計(BBMの小型化、組み込み機構の付与)を行い、耐環境性能の確認 の実施に向け、(P)FMをH20年3月までに製作 する予定である。


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