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ストーリー体験による 議長を養成するシステム

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Presentation on theme: "ストーリー体験による 議長を養成するシステム"— Presentation transcript:

1 ストーリー体験による 議長を養成するシステム
社会情報システム学講座4年   伊藤英典 指導教員 : 藤原康宏 市川尚 鈴木克明

2 目的 学習者に、質の高い議論を行ってもらうための条件となる「良い議論方法を知っていて、適切に議論を導ける議長」「参加者全員が議長の役割を理解し、議長に逆らわずに協力する」 などを学ぶために体験学習が有効であると考えられる。 それらを満たすためにストーリーを投入した議論における議長を体験するシステムを作成する。質の高い議論の学習を志すものがこのシステムを使用し何度も議論を体験することにより、議論に対しての理解を深めることを支援することを目的とした。

3 仮承認から承認への条件 条件1 うりをはっきりさせる 条件2 システムの詳細を決定 条件3 評価計画
条件1 うりをはっきりさせる 1-1 議論の質を高めるための要素・方法の洗い出し 1-2 電子会議システムの問題点の洗い出し 1-3 新規の手法 条件2 システムの詳細を決定 条件3 評価計画

4 条件1-1 議論の質を高めるための要素(全体)
検討対象の全体像を見えるようにする 発言のたびに、その内容の位置づけを整理し、議論の全体像を示す 結論をしっかりと出す 自分の立場を優先する発言を行わない 論理的に話し合う 参加者が議長の役割を理解し、議長に逆らわず協力する 意見の位置づけを明確にして発言する 聞く人が分かりやすい要素順で発言する

5 条件1-1 議論の質を高めるための要素(議長)
条件1-1 議論の質を高めるための要素(議長) 常に第三者的な視点で居る 変な方向に脱線したり、期待される成果を出さないような流れを止めて、正しい方向へ導く 色々な意見が出たら、適度なところで打ち切り整理し直して提示する 参加者の発言した内容が明確でない場合など、議長が手助けしてより良い内容に言い直してもらう 議論のルールを守れない人には警告を出す・退場させる ばかげた反論などは悪い箇所を指摘して引っ込めさせる 質問などが出た場合にはきちんと回答させる 議論の最初に、議論の範囲となる対象を明確に示す 休憩などの指示 発言しない人へ発言を促す 議論を促すための進行を工夫する 発言権を与える指名はかたよらないこと 結論をまとめる

6 条件1-2 電子会議システムの問題点 検討対象の全体像が見えない 整理した結論も1つの発言と同じ形で投稿される
条件1-2 電子会議システムの問題点 検討対象の全体像が見えない 整理した結論も1つの発言と同じ形で投稿される 議長による議論のコントロールが難しい 発言が一気に一文で表示されるため、間違った内容が発言されると一気に反論が出される

7 条件1-3 新規の手法 電子会議システム 1.現在検討している内容を常に画面内に表示する
2.議論時間や終了までの時刻を表示したり、議長へ行動のアドバイスを行う 3.参加者の発言数をカウントし、表示する 4.議長に参加者へ発言権の付与権限を与える 5.結論に書くべき内容を、こちらで指定し、明確に表示させるl 体験学習システム 6.ストーリーを投入し、議長を体験することができる

8 条件2 システムの構成 ストーリー体験による議長を養成するシステム 電子会議システム 体験学習システム
電子会議システムで議論を行う際の問題点を改善したシステムの提供 質の高い議論をするための支援 体験学習システム 議長を体験することにより、学習者がスキルを身につける

9 電子会議システム1 ① ③ ④ ⑤ ② ⑥ ⑦ ⑧ 新規の手法 ③細分化した現在の目標 1.現在検討している内容を常に画面内に表示する
→話題の焦点を絞る ①主題名 ②発言の一覧画面 ③細分化した現在の目標 ④システムの行動 ⑤資料の提示 ⑥発言回数や前回発言からの時間 ⑦発言入力 ⑧発言権の要求

10 電子会議システム2 ① ③ ④ ⑤ ② ⑥ ⑦ ⑧ 新規の手法 ③細分化した現在の目標
2.議論時間や終了までの時刻を表示したり、議長へ行動のアドバイスを行う →休憩や終了を促して、目安とする ①主題名 ②発言の一覧画面 ③細分化した現在の目標 ④システムの行動 ⑤資料の提示 ⑥発言回数や前回発言からの時間 ⑦発言入力 ⑧発言権の要求

11 電子会議システム3 ① ③ ④ ⑤ ② ⑥ ⑦ ⑧ 新規の手法 ③細分化した現在の目標 3.参加者の発言数をカウントし、表示する
→発言が偏りづらくする ①主題名 ②発言の一覧画面 ③細分化した現在の目標 ④システムの行動 ⑤資料の提示 ⑥発言回数や前回発言からの時間 ⑦発言入力 ⑧発言権の要求

12 電子会議システム4 ① ③ ④ ⑤ ② ⑥ ⑦ ⑧ 新規の手法 ③細分化した現在の目標 4.議長に参加者へ発言権の付与権限を与える
→議長による議論の誘導をしやすくする ①主題名 ②発言の一覧画面 ③細分化した現在の目標 ④システムの行動 ⑤資料の提示 ⑥発言回数や前回発言からの時間 ⑦発言入力 ⑧発言権の要求

13 電子会議システム5 新規の手法 結論を導いた前提条件 結論を得るまでに検討した過程の要点
5.結論に書くべき内容を、こちらで指定し、明確に表示させる →結論として必要な情報を整理しやすくする 結論を導いた前提条件 結論を得るまでに検討した過程の要点 最終的な結論となる方法やルール(担当部署や担当者、実施日や期日、協力相手、費用などの制限) 未解決の事項、今後の課題 反対意見の内容と発言者 その他

14 体験学習システム 新規の手法 6.ストーリーを投入し、議長を体験することができる →体験による学習 学習者の選択する行動 1.難易度の選択
 難易度を設定することにより、 ストーリーや出題数などが変わる 2.議長行動の選択 議論を正しい方向へ導く 様々な意見を整理する 参加者の発言を明確にする などを選択  さらに発言の調整など行う。 3.結論の選択  議論の質を高めるための要素-結論へ 書くべき内容に沿った発言などを議論の中の 意見から選択する。(基本的に複数個)

15 体験学習システム ストーリー設定案 学習者に最初から提示されている内容 学習者にストーリー体験中に提示されていく内容 主題:会社利益の使い道
体験学習システム ストーリー設定案 学習者に最初から提示されている内容 主題:会社利益の使い道 細分目標:利益の使用方法の決定 学習者にストーリー体験中に提示されていく内容 提出されている使用方法の案 新しい事務システムの導入 広告を出す 社員旅行の予算の増額 結論 3.最終的な結論となる方法やルール (担当部署や担当者、実施日や期日、協力相手、費用など) 新しい事務システムを導入する 予算は100万円 最初はA、B、C、Dの4人で仕様などを検討する(随時変更)

16 体験学習システム 選択案 Bの発言:社員旅行への予算を増額し、普段と違う場所へ行くとか食事を豪華にするとかどうでしょう。毎回同じところに行ってるので、皆も飽きてきてます。 Cの発言:そうですね、もう飽きました。 Dの発言:もっと違うところへ行きたいですね。 は議長の選択 議論を正しい方向へ導く 何も選択しなかった場合 私たちだけで今検討する内容ではない 他の人に意見を求める Cの発言:いつもと同じ宿でも、他に遊びがプラスされるとかね。 Aの発言:それらの中身は今までの旅行予算などが分からないので、話し合えないと思います。 議長の発言:そうですね、旅行予算の増額に決定した場合には、旅行幹事にも出席してもらって再び話し合いましょう。 議長の発言:何か他に意見ありませんか? 議長の発言:旅行予算を増額に決定した場合、何を行うかの詳細は、今までの予算など資料をそろえた上でまた話し合います、他の意見についても検討してみましょう。

17 体験学習システム 結論選択案 結論の正解 3.最終的な結論となる方法やルール(担当部署や担当者、実施日や期日、協力相手、費用など)
体験学習システム 結論選択案 結論の正解 3.最終的な結論となる方法やルール(担当部署や担当者、実施日や期日、協力相手、費用など) 新しい事務システムを導入する 予算は100万円 最初はA、B、C、Dの4人で仕様などを検討する(随時変更) 2.新しい事務システムを導入する 最初はA、B、C、Dの4人で仕様などを検討する(随時変更) C、Dが仕様を検討する 既存のパッケージを利用する 結論に選択する意見 社員旅行への予算を増額する 新しい事務システムを導入する 広告を出す 次の議論では 主題:新しい事務システムを導入する         細分目標:新しい事務システムの仕様を検討する  となる

18 終わりに 今回のプレゼンテーションは開発しようとしているシステムの概要を説明しました。 これから 電子会議システム 体験学習システム
議論のストーリー 形成的評価 を行っていく予定です。

19 参考文献 1)城間太基:千葉柏道路協議会における対面会議と電子会議室による議論の分析, 筑波大学大学院博士課程システム情報高額研究科修士論文 2)川村渇真の知性の泉、

20 議長の行動選択 指定された人物の 警告数の増加 副題の入力 副題の変更 発言権の付与 警告を出す 人物の選択 発言を許可された 参加者のみ発言可能 議長による結論の書き込み 参加者全員に結論を 別のウィンドウで配布 参加者の承認を貰う 全員承認 参加者による結論の訂正要求 訂正内容を議長に送る 訂正要求を 受け入れる 結論を発言一覧画面へ 特殊表示 YES NO

21 議長による結論の書き込み 参加者全員に結論を 別のウィンドウで配布 参加者の承認を貰う 全員承認 参加者による結論の訂正要求 訂正内容を議長に送る 訂正要求を 受け入れる 結論を発言一覧画面へ 特殊表示 YES NO


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