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変形性膝関節症の治療 保存的療法 消炎鎮痛剤(飲み薬、はり薬、塗り薬) ヒアルロン酸関節内注入 外側楔足底板

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1 変形性膝関節症の治療 保存的療法 消炎鎮痛剤(飲み薬、はり薬、塗り薬) ヒアルロン酸関節内注入 外側楔足底板
   消炎鎮痛剤(飲み薬、はり薬、塗り薬)    ヒアルロン酸関節内注入    外側楔足底板    筋力強化訓練(効果が見直されている) 手術療法    高位脛骨骨切り術    人工関節置換術 など

2 各種治療法の適用 ほとんどすべての膝関節症に適用 消炎鎮痛剤(飲み薬、はり薬、塗り薬) ヒアルロン酸関節内注入 内側型膝関節症 初期 外側楔足底板 中期 高位脛骨骨切り術 全型(内外側)・末期 人工関節置換術

3 軟骨の栄養・代謝 関節の運動 軟骨はスポンジのように滑液をしみこませて酸素や栄養を得る
関節の運動がしみこみを助ける 酸素がないと軟骨細胞が死ぬ         安静より運動が軟骨を助ける 軟骨には血管・リンパ管がなく、軟骨細胞は酸素や栄養を滑膜から産出され関節腔に分泌される関節液(滑液)から得ている

4 筋力強化訓練 ウォーキング・ジョギング・・・・・・・・・・・・・・・・× (まともに体重が膝にかかる)
     (まともに体重が膝にかかる) 水中歩行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○      (浮力のため膝にかかる体重が減る       水による抵抗が筋力増強効果) ホームエクササイズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○                                   (順天堂大学 黒沢尚教授)

5 変形性膝関節症に対する運動療法 順天堂大学 黒沢尚教授 (関節外科22、メジカルビュー社 2003)
変形性膝関節症に対する運動療法 順天堂大学 黒沢尚教授 (関節外科22、メジカルビュー社 2003) SLR訓練  (反対側の膝を立てていることに注意) ストレッチ訓練  最大屈伸15秒保持 NSAIDs  薬物療法   と比較した結果  1ヶ月後より効果がある

6 ホームエクササイズの効果① (訓練期間による差)
A群:12か月~ 36か月 平均25.5カ月 B群:37か月以上 平均52.8か月 持続することで 効果も維持できる

7 ホームエクササイズの効果② (変形の進行度別効果)
JOAスコア (点)

8 変形性膝関節症に対する運動療法 ホームエクササイズ 20回1セット、1日2回(朝・晩)

9 ①下肢拳上(SLR)訓練 仰向けになり、反対側の膝を立てる 上げる脚は自然なまま(膝が曲がっていれば、それでも良い) 床より10cm上げ、5秒間保つ

10 つかまり足踏み体操(1回100歩 朝晩) 歩いて痛い人:実際に歩行していると同様の効果
つかまり足踏み体操(1回100歩 朝晩) 歩いて痛い人:実際に歩行していると同様の効果 膝の負担大 膝の負担小 左右で2歩と数える   腰よりも少し低い高さ   両肩が手の真上   手に体重をかける

11 a ひざがお尻まで握りこぶし1つ、2つぶんくらいまで曲がる人は B ひざが直角くらいしか曲がらない人は 90° ①両手で片方の足首の上をつかむ ①いったん温まった後、浴槽の縁を両手でつかんで、ひざを徐々に曲げていく ②痛くない最大限まで曲げ、その位置で 1,2,3、・・・と 10まで数える。しゃがめる人はしゃがんでもよい ②痛みのない最大限まで足首を引き寄せて、1,2,3、・・・と 10まで数える。反対側も同様に行う ③浴槽の縁に手をかけて、ゆっくり立ち上がる ③浴槽の縁に手をかけて、ゆっくり立ち上がる ④ひざに手をあてて、ひざが伸びきるように、1,2,3、・・・と 10回押す ④ひざに手をあてて、ひざが伸びきるように、1,2,3、・・・と 10回押す

12 若年正常者の脊椎のX線写真と模型

13 変形性脊椎症とは 年をとると脊椎に起こる変化 椎間(円)板変性 ヘルニア 上下の椎骨の連結の 弱化→すべり症 椎間関節の変形症(骨
  ヘルニア   上下の椎骨の連結の     弱化→すべり症 椎間関節の変形症(骨  棘の形成)   脊髄神経根の圧迫   脊柱管の狭窄

14 脊椎におこる加齢による変化 2 3 4

15 障害される場所と症状 頸椎:頸から肩、上肢、場合により下肢 腰椎:腰から尻、下肢     痛み、しびれ、筋力低下(まひ)     場合により排尿・排便障害

16 年をとると腰が曲がる話① 骨粗鬆症が原因か?

17 年をとると腰が曲がる話② 骨粗鬆症では椎骨の圧迫骨折で、背中が丸くなるが腰が曲がるわけではない。   (折茂肇    図でみる    骨粗鬆症)

18 腰部脊柱管狭窄症の症状 腰や下肢の症状(痛み、しびれ、脱力感) 仕事中や歩行中にだんだん症状が強くなる
   (一日のうちでも夕方になると症状が強い) 休息(しゃがみ)により改善する 腰を曲げると症状が軽くなる(自転車ではOK)  →腰曲がりの原因 上り坂のほうが下り坂より歩きやすい

19 腰部脊柱管狭窄症の原因 a b c d e f

20 MRI 正常 腰部脊柱管狭窄症

21 ミエログラフィー(脊髄造影)

22 治療法 圧迫が軽い(症状が軽い)場合:内服薬(脊髄の血行を改善する 圧迫が強い(症状が重い)場合:手術 脊柱管拡大術
  脊柱管拡大術   症状が出てからの期間が長くなってしまうと改善     効果のない場合がある

23 変形性脊椎症に対する治療体操 基本的に加齢による椎間板の変性を根本とした、退行変性に伴う回避できない変化である
神経の圧迫が原因の場合は徐圧手術が必須 しかし 拘縮を取り除き、腰椎全体の可動域を改善させる  ⇒体幹・下肢のストレッチング 痛みや脊柱変形に対しては脊柱筋の強化 ⇒慢性腰痛に対する「腰みがき」        が有効である可能性がある

24 体幹・下肢のストレッチング 1つの動作を 10秒間かけて行い 5秒間保持 1日3セットを目安

25 腰みがき 10カ条 ①ひざを 曲げて荷物を 持ち上げる ①ひざを 軽く曲げる (立ち姿勢) ①毎日 欠かさず 運動

26 腰みがきについて楽しく学べる 動画があります。 ご希望の方は、以下のページに アクセスしてください。

27 骨粗鬆症

28 正常と骨粗鬆症の 背骨(椎骨) (浜松医科大・井上哲郎教授)
ほぼ正常 骨粗鬆症

29 X線写真の比較 正常 骨粗鬆症

30 骨の役割 ①身体の形と支持(足の骨:立っている時全体重支持) ②軟組織の保護(脳、心臓、肺・・・) ③血球の産出(骨髄) ④身体の可動性(関節と筋肉・神経) ⑤カルシウム(Ca)の貯蔵(体内Caの99%がある) ⇒カルシウム不足の時、骨から供給する *カルシウム(イオン)の働き 血液の凝固、筋肉の収縮、神経活動

31 骨の吸収と形成(折茂肇:図でみる骨粗鬆症)
毛細血管 破骨細胞 骨芽細胞 骨細胞 骨形成 骨吸収

32 Ca 骨 腸管 Ca 骨の代謝にかかわるホルモン カルシトニン 骨の吸収を抑制 骨の吸収を促進 副甲状腺ホルモン 骨の吸収を促進 腸管からの
血中濃度上昇 骨の吸収を促進 腸管 Ca 副甲状腺ホルモン 血中濃度低下 骨の吸収を促進 腸管からの Ca吸収促進 活性型ビタミンD

33 骨粗鬆症の発生機序 血中カルシウム濃度 骨代謝ホルモン 骨の吸収と形成 アンバランス 老化・閉経・生活様式 ・・・・・・・ 骨粗鬆症

34 骨粗鬆症の原因 老化 閉経 生活様式 骨芽細胞の活性↓ ビタミンDの合成↓ 腸管のCa吸収↓ 女性ホルモン(エストロゲン*)分泌↓
老化  閉経 生活様式 骨芽細胞の活性↓ ビタミンDの合成↓ 腸管のCa吸収↓ 女性ホルモン(エストロゲン*)分泌↓ (* カルシトニン分泌促進作用や骨形成・吸収に関与する細胞に作用し、骨量の維持に重要) Ca摂取不足 ビタミンD不足 運動不足 飲酒・喫煙

35 骨粗鬆症の診断 Ⅰ.脆弱性骨折(微力な力で起こった骨折) あり Ⅱ. 〃 なし 脊椎X線写真 骨密度値 骨粗鬆化 正常 YAMの80%以上 なし 骨量減少 YAMの70%以上80%未満 疑いあり 骨粗鬆症 YAMの70%未満 あり *YAM:若年成人平均値(20~44歳)

36 年齢と骨密度(女性) (関節外科21,2002)*20~24歳の骨密度を100としている。

37 大腿骨頸部骨折 この骨折が最もその後の身体機能を悪くする

38 転倒のもたらす影響 転倒 転倒不安・恐怖 外傷 骨折 日常生活制限・ 閉じこもり 筋力低下・身体衰弱化 寝たきり

39 大腿骨頸部骨折の受傷原因 J.Orthop,Sci 9.2005

40 大腿骨頸部骨折がおよぼす影響① 歩行能力に関して(大関ら、関節外科12.2004)
術後 術前 41 24 6 7 3 1 27 12 8 36 16 17 25 14 10 2 35 42 22 歩行能力 Ⅰ:正常 Ⅱ:30分または2㎞ Ⅲ:30~35分または500m Ⅳ:屋内のみ Ⅴ:車椅子 Ⅵ:寝たきり

41 大腿骨頸部骨折がおよぼす影響② 生命予後に関して(大関ら、整形外科12,2004)
受傷時年齢平均値:生存例75.3歳 生存例:家族と同居87.3% 1年生存率 87% 3年生存率 75% 5年生存率 72%

42 大腿骨頸部骨折の推計発生数 (日本整形外科学会診療ガイドライン委員会2005)
(万人) 11万人 (年度)     

43 転倒の可能性が特に高い危険因子 80歳以上、女性 認知症、パーキンソン病の人 鎮静剤、睡眠剤、抗不安薬を服用している
多種類の薬物を服用している 日常生活動作、移動能力に障害あり 転倒歴あり 歩行が遅い、歩幅が狭い、階段の昇りなど困難 下肢筋力や握力が低下 (武藤ら、整形外科53,2002)

44 転倒予防のための取り組み 改善可能な危険因子 段差などの屋内・外の転倒危険個所 ⇒バリアフリー 薬物の副作用によるふらつきなど
   段差などの屋内・外の転倒危険個所     ⇒バリアフリー    薬物の副作用によるふらつきなど     ⇒薬物の変更、減量など    筋力低下など身体能力の変化     ⇒転倒予防における運動介入プログラム

45 関節外科 25巻7号 メジカルビュー社

46 転倒に関する各種機能評価① 3mGet up and Go test(Mathias)
  Podsiadloはこれを遂行するのに要する時間を測る方法を導入、時間がかかる高齢者は危険性が高い。

47 転倒に関する各種機能評価② Tinetti balance measure(各項目0~2点で評価) 19点以下:転倒のリスクが非常に高い
       :    〃    中等度

48 転倒に関する各種機能評価③ 簡単な評価法 単脚直立時間(片足立ち) 高齢者では、開眼で30秒できれば正常と 判定する 継ぎ足歩行
   単脚直立時間(片足立ち)      高齢者では、開眼で30秒できれば正常と       判定する    継ぎ足歩行      片方の足のかかとと反対側の足のつま先         を接触させできるだけ一直線にする。それ        が安定しているか見る。さらに足を交互に       出して直線状を歩かせる。4歩以下では転      倒の頻度が高くなる

49 転倒予防の複合的な運動・生活指導プログラム(高橋)
応用的な全身運動 ウォーキング・各種スポーツ・運動遊び・水中運動 日常生活の移動動作 歩き方・起居動作・昇降動作など 柔軟性 ストレッチング・ ヨガなど 筋力 自重・器具による 筋力増強運動 バランス能力 重心移動・つぎ足・ 片足立ち動作・ 太極拳

50 鈴木:73~90歳の女性 53名 (介入群28名) 6か月間 ・下肢筋力、バランス 機能、歩行能力 の改善 ・転倒発生の低下 を目的の
53名 (介入群28名) 6か月間  ・下肢筋力、バランス    機能、歩行能力   の改善  ・転倒発生の低下    を目的の    転倒予防体操教室 ⇒歩行が安定、足の筋     力が向上、自分自身    で転倒を予防できると     感じたもの 60% (%)

51 転倒予防訓練(片足起立運動訓練)阪本① ダイナミックフラミンゴ療法

52 転倒予防訓練(片足起立運動訓練)阪本② 70歳以上 開眼起立可能時間 (平均) 訓練群: 50.0秒 非訓練群:18.1秒 ⇒年齢が高くとも
  (平均) 訓練群:  50.0秒 非訓練群:18.1秒 ⇒年齢が高くとも   効果がある 片足起立 (人) 50 年齢 (平均・歳) 44~83 (63.8) 51~80 (62.9) 片足起立時間 (平均・秒) 45 34.0 9 31

53 転倒の方向と大腿骨頸部骨折の発生頻度の関連

54 ヒッププロテクター①

55 ヒッププロテクター② 外力吸収型 外力が素材の変形により減衰される (クッションと同様) ・外力拡散型
  外力が素材の変形により減衰される (クッションと同様) ・外力拡散型  外力の加わる面積を増やすと同時に素材のもつ弾性による外力減衰を得る。 (ヘルメットと同様) 問題点:①必要性の理解       ②着脱       ③排尿時の障害

56 ロコモティブシンドロームの予防

57 ロコモティブシンドロームの早期発見 (ロコモーションチェック:ロコチェック)
ロコチェックの意義 1)痛み 2)変形 3)関節可動域制限 4)筋力低下 5)バランス能力の 低下 を日常生活の中で 気づく 家のやや重い仕事が困難である (掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど) 2㎏程度の買い物をして 持ち帰るのが困難である (1リットルの牛乳パック2個程度) 家の中でつまづいたり 滑ったりする 7つの ロコチェック 片脚立ちで 靴下が はけない 15分くらい 続けて歩けない 階段を上るのに 手すりが必要である 横断歩道を青信号で渡りきれない 公益社団法人日本整形外科学会:ロコモパンフレット2010年度版より

58 ロコモティブシンドロームの重症度 歩行機能の低下の程度で判断する (膝や腰などの局所の重症度とは別) ①軽症 歩行が自力で可能 ②中等度 歩行に杖・歩行器等の介助が必要 ③重症 歩行に人の介助が必要 歩けない

59 予防と治療・ロコモーション トレーニング(ロコトレ)
水泳 ランニング グレード3 腰痛体操 グレード3 ウォーキング 太極拳 グレード2 無理のない程度の お好みのトレーニング 大腿四頭筋訓練 グレード2  机につかまって グレード1 膝の可動息訓練 グレード1

60 ロコトレ(開眼片足立ち)1 片足立ち

61 ロコトレ(開眼片足立ち)2 × ×

62 ロコトレ(開眼片足立ち)3

63 ロコトレ(スクワット)1

64 ロコトレ(スクワット)2 ×

65 ロコトレ(スクワット)3 公益社団法人日本整形外科学会:ロコモパンフレット2010年度版より

66 ロコトレ(スクワット)4 公益社団法人日本整形外科学会:ロコモパンフレット2010年度版より

67 その他のロコトレ ストレッチ ラジオ体操 曲げ伸ばし ウォーキング 各種スポーツなど
公益社団法人日本整形外科学会:ロコモパンフレット2010年度版より

68 ロコトレの効果① 要支援1・2、要介護1 132名 6か月以上 ①開眼片脚起立 ②セラバンド体操 以上は全員
要支援1・2、要介護1  132名 6か月以上   ①開眼片脚起立   ②セラバンド体操     以上は全員 その他バランスボール、バランスボールなど   を行う

69 ロコトレの効果②

70 ご清聴ありがとうございました 新潟県立看護大学 ロコモ チャレンジ!


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