経営参画意識を育てる学校運営 ～校内組織と組織マネジメントの工夫～

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1 経営参画意識を育てる学校運営 ～校内組織と組織マネジメントの工夫～
第６６回日本連合教育会研究発表大会 経営参画意識を育てる学校運営 ～校内組織と組織マネジメントの工夫～ 平成２６年８月８日 東京都教育会 　小平市立小平第十四小学校　校長　　村松　守夫

2 お話しする内容 １ 研究協議題とのかかわり ２ 研究のねらい ３ 学校の概要 ４ ミドルリーダーの育成 ５ 校務の効率化 ６ 組織力の向上 ７ 研究の成果と課題 ８ これからの学校運営

3 １ 研究協議題とのかかわり 東京都では教育改革進行中 校長が主導した改革が必要 人事考課 自己申告制度 主幹・主任教諭制度など
１　研究協議題とのかかわり 東京都では教育改革進行中 　人事考課　自己申告制度 　主幹・主任教諭制度など 校長が主導した改革が必要 　多忙化を軽減するために 　　ミドルリーダーを育てて変革 　　校務の効率化を優先する校内組織 　　教職員の組織力の向上

4 ２ 研究のねらい ・ミドルリーダーの育成 ・校務の効率化 ・組織力の向上 人材発掘は？ 育て方は？ 学校改革につなげる
２　研究のねらい ・ミドルリーダーの育成 　　人材発掘は？　育て方は？ 　　学校改革につなげる ・校務の効率化 　　見直すときに留意点は？ 　　組織の在り方 ・組織力の向上 　　教員への働きかけは？ 　　協働体制の築き方

5 ３　学校の概要 小平市　 東京都の中央部　人口約１８万人 小学校１９校　中学校８校

6 ３　学校の概要 昭和４４年（１９６９年）開校 ４５年目 児童数 ４０１名 学級数 各学年２学級×６学年＝１２ 特別支援学級（通級：情緒障害） ５ 教員数 校 長 １ 副校長 １ 主幹教諭 ２ 主任教諭 ９ 教 諭 １１ 非常勤教員 ２ 講 師 ２

7 ３　学校の概要

8 ３　学校の概要 ・休業等による代替教員 平成２２年度 ６名（８名） 平成２３年度 ４名（６名） 平成２４年度 ３名 平成２５・２６年度 １名 ・毎年の異動者 ７～１０名

9 ・仕事が一部教員に集中 ・主幹未配置→個人任せ ・決裁集中→副校長多忙化
３　学校の概要 ・仕事が一部教員に集中 ・主幹未配置→個人任せ ・決裁集中→副校長多忙化

10 ４　ミドルリーダーの育成 自己申告制度の活用 自己申告の面接 →聞くことに徹する 学校の現状と課題を示す 最後に どんな活躍を期待するか

11 教務・生活指導・研究主任 主幹教諭への志向なし 仕事が集中し、多忙感
４　ミドルリーダーの育成 教務・生活指導・研究主任 主幹教諭への志向なし 仕事が集中し、多忙感

12 今から５年後、 そして１０年後は どうしていたいですか？
４　ミドルリーダーの育成 今から５年後、 そして１０年後は どうしていたいですか？

13 ４　ミドルリーダーの育成 選択式キャリアプランの作成

14 ５　校務の効率化 組織の要の人材を押さえ、 起案・決裁システムを運用 起案者→主幹教諭が関与（相談） →副校長承認 →校長承認

15 ５ 校務の効率化 二人の主幹教諭が組織の要 ４つあった分掌組織を２つに統合 教 務 部…教務・研究 生活指導部…生活指導・特活
第６６回日本連合教育会研究発表大会 平成２６年８月８日 ５　校務の効率化 二人の主幹教諭が組織の要 ４つあった分掌組織を２つに統合 教 務 部…教務・研究 生活指導部…生活指導・特活

16 ５ 校務の効率化 分掌メンバーは管理職が決定 主幹教諭の意見も聞き 主任教諭を配置し、教諭を配置 配置のポイントは人材育成
第６６回日本連合教育会研究発表大会 平成２６年８月８日 ５　校務の効率化 分掌メンバーは管理職が決定 主幹教諭の意見も聞き 主任教諭を配置し、教諭を配置 配置のポイントは人材育成

17 ５ 校務の効率化 「一役一人制」の導入 組織の一員としての責任を 相談は主幹教諭に 主幹教諭の仕事 全体業務の把握 進行管理
第６６回日本連合教育会研究発表大会 平成２６年８月８日 ５　校務の効率化 「一役一人制」の導入 組織の一員としての責任を 相談は主幹教諭に 主幹教諭の仕事 全体業務の把握 進行管理

18 ５ 校務の効率化 経営支援部の設置（３年目） 副校長 主任教諭１ 教諭２ 非常勤教員２ 都事務主任１ 栄養士１ 突発的な業務にも対応
第６６回日本連合教育会研究発表大会 平成２６年８月８日 ５　校務の効率化 経営支援部の設置（３年目） 副校長 主任教諭１ 教諭２ 非常勤教員２ 都事務主任１ 栄養士１ 突発的な業務にも対応

19 ６ 組織力の向上 時間の確保 教材研究の時間がない 分掌の会議は月１回に 時間割の工夫で 学年会を授業時間内に
第６６回日本連合教育会研究発表大会 平成２６年８月８日 ６　組織力の向上 時間の確保 教材研究の時間がない 分掌の会議は月１回に 時間割の工夫で 学年会を授業時間内に

20 校内一日留学 ６ 組織力の向上 新卒３年目までの若手教員対象 朝の会から帰りの会まで 中堅・ベテラン教員から学ぶ 学ぶ・教える関係の確立
第６６回日本連合教育会研究発表大会 平成２６年８月８日 ６　組織力の向上 校内一日留学 新卒３年目までの若手教員対象 　朝の会から帰りの会まで 　中堅・ベテラン教員から学ぶ 学ぶ・教える関係の確立

21 第６６回日本連合教育会研究発表大会 平成２６年８月８日 ６　組織力の向上 校内一日留学

22 ７ 研究の成果と課題 ・成 果 ・課 題 多忙化の軽減（教職員のアンケート） 組織力の向上（保護者からの評価） 学級崩壊ゼロ
第６６回日本連合教育会研究発表大会 平成２６年８月８日 ７　研究の成果と課題 ・成　果 　多忙化の軽減（教職員のアンケート） 　組織力の向上（保護者からの評価） 　学級崩壊ゼロ 　　→保護者からの苦情激減 ・課　題　 　次のミドルリーダー（主幹）の育成 　組織力の向上の継続

23 第６６回日本連合教育会研究発表大会 平成２６年８月８日 ８　これからの学校運営 ・学力向上を目指した 必達目標の設定 ・学校広報の充実 外から中がよく見える学校 学校ホームページで 普段の様子を発信 地域の方が自慢できる学校

24 ご清聴　ありがとうございました