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くすりの正しい使い方 相模原市薬剤師会 1 くすりの適正使用WG作成 (中学生用)

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1 くすりの正しい使い方 相模原市薬剤師会 1 くすりの適正使用WG作成 (中学生用)
皆さん、こんにちは。学校薬剤師の○○です。よろしくお願いいたします。 これから「くすりの正しい使い方」について皆さんと一緒に勉強していきます。 中学3年生くらいになると自分の判断で薬を購入することがあると思います。 その時に薬についての正しい知識をもっていると、薬の危険から自分の身を守ることができます。そして今日お話した内容は大人になってからもきっと役に立ちますのでしっかり聞いておいてください。 相模原市薬剤師会 1

2 今、みなさんは 健康ですか? 2 突然ですが今、皆さんは健康でしょうか。
皆さんはまだ若いので風邪をひくぐらいで、慢性の病気をもっている人は少ないと思います。 2

3 病気でないことが健康ではない 1.身体の調子が良い 2.精神的に安定している 3.社会(学校)生活に問題がない 3
しかし、医師から病名を言われてなくても毎日だるいとか、いつもイライラしているとか、学校で友達とコミュニケーションがうまくとれないならば本当の意味での健康とは言えません。 3.社会(学校)生活に問題がない 3

4 健康とは、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、単に病気あるいは、虚弱でない、ことではない。
WHO世界保健機関ではこのように謳っています。 「健康とは、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、単に病気あるいは、虚弱でない、ことではない。」 例えば虚弱な子でもいつも前向きな気持ちをもって学校生活を楽しく送ることができるならば、それは健康と言えます。 (WHO:世界保健機関) 4

5 自然治癒力 手術・薬 病気になったら?(対処法) ①栄養をとる ②休養する ③医学的治療 5 では、病気になったらどうするのでしょう。
すぐに医学的治療を受ける前に、人間には誰でも自然治癒の仕組みをもっていることを知っておいてください。 つまり私達の体の中にはウィルスや細菌や癌細胞を殺す力が本来備わっているのです。それを免疫と言います。 例えば風邪をひいても薬をのまないでもぐっすり眠って、翌朝には症状が楽になっていることを経験したことはありませんか。 ケガをしても水道水で洗って清潔にしておけばかさぶたができて自然になおることもあります。 バランスのとれた食事と睡眠がしっかりとれていれば自然治癒力は発揮できるのです。 それでもなおらない時に始めて薬を使ったり、病院へ行ったりします。 ③医学的治療 手術・薬 5

6 ↓ ここでは、 「人間の生理機能や疾病に対し、 良い方向や、悪い方向に作用する物質 」
「くすり」とは? 広い意味では     「動植物に影響を与える物質」          ↓ ここでは、 「人間の生理機能や疾病に対し、 良い方向や、悪い方向に作用する物質 」  自然治癒力をもっている人間もその能力を超えた強い病原菌が入ると薬の助けが必要になります。 では薬とは何でしょう。 薬は広い意味での薬物にはいります。 皆さん薬物というと「薬物乱用」を思い出し、なんとなくいいイメージがないですよね。 しかし薬物とは動植物に生理的な変化を起こす化学物質全般のことをさし、薬とは 薬物の中の特に治療や健康増進に効果のあるものをさします。 6

7 吸収・分布 代謝・排泄 くすりは、体内で どう移動するのか 7
 代謝・排泄 では私達が薬を口から入れると体の中をどのように移動して排泄されていくのでしょう。 次の図で説明します。 7

8 8 薬をのむ 胃で溶ける 小腸で吸収 血液に入る 肝臓で分解解毒 心臓から全身へ 腎臓から尿として 大腸から便としてでていく 薬の働く場所へ
薬を口から入れると、多くは胃でカプセルや錠剤が壊れて主成分が溶け出します。 次に胃から小腸にいき、小腸の粘膜から血液中に吸収されます。 そして門脈という血管を通って肝臓へ運ばれます。 肝臓には解毒装置としての役割があり、薬がやってくると酵素の働きで本来体にとっては異物である薬の形を変えようとします。 薬の一部はそこで効力を失うことになりますが、残りの薬は肝臓を通過して血液へ 入り心臓のポンプの力を借りて全身へ運ばれます。 やがて目標となる患部までたどり着き、そこで始めて本来の薬としての効果を発揮し始めるのです。 やがて腎臓から尿として、大腸から便として排泄され、一定時間内には体内から徐々に消失していきます。 心臓から全身へ 腎臓から尿として 大腸から便としてでていく 薬の働く場所へ 全身をぐるぐる回っている 8

9 くすり は、どこに効く? 9 細胞 受容体 細胞 伝達物質 体内の情報 酵 素 薬の 作用点 生理作用
では患部にたどりついた薬は臓器や組織の細胞のどこに作用して効果を発揮するのでしょうか。 脳の神経細胞では刺激情報を伝達物質を介して次ぎの神経細胞へ伝えているのですが、薬はその伝達物質に作用します。 例えば神経伝達物質の調整がうまくいかないうつ病は、神経伝達を調整する抗うつ薬を治療に使います。 内臓の細胞では細胞膜にある受容体や細胞内の酵素に働きかけます。 例えば高血圧の薬で、腎臓にある血管細胞内の酵素の働きを抑えて血圧を下げる薬もあります。 生理作用 9

10 用法(飲み方、飲む回数、飲む時間)・用量(飲む量や数)が決められています
薬の使い方には決まりがあります 用法(飲み方、飲む回数、飲む時間)・用量(飲む量や数)が決められています                      いつ飲むか 食前 食後 食間 食事の30分前 食事が終わって から30分以内 食事が終わって から約2時間後   など・・・・ 何回飲むか ・1日3回毎食後 ・1日2回朝食後と夕食後    など・・・ 飲み方は コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲みます。 ではこれからは薬の決まりごとについてお話しします。 最初に言いましたように薬についての正しい知識を知っておくと薬の危険から自分の身を守ることができます。 薬には用法、つまり飲み方・飲む回数・飲む時間や用量、つまり飲む量や数が決められています。 また、薬はコップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲むことも決まりごとです。 10

11 薬の血中濃度 血液にとけている薬の濃さのこと。 血中濃度によって薬の効きめの 現れ方が決まる。 けっちゅうのうど 11
 けっちゅうのうど 血液にとけている薬の濃さのこと。 血中濃度によって薬の効きめの 現れ方が決まる。 ではなぜ薬には用法用量が決められているのでしょう。 それには血液にとけている薬の濃さ、つまり血中濃度と深く関係してきます。 11

12 1 2 3 1 2 3 12 血中濃度が濃すぎて危険な範囲 血中濃度が適正な効きめが現れる範囲 血中濃度が低すぎて効きめが現れない範囲
薬の血中濃度 高い 朝のむ 昼のむ 夜のむ 時間 これは薬を飲んだ時の血液中の薬の量、つまり血中濃度の変化を表したグラフです。 例えば朝昼夜1日3回薬を飲むと血中濃度はこのように効きめが現れる範囲に入ってきます。 しかし昼飲むのを忘れて夜2回飲んだときは血中濃度がこのように危険な範囲になってしまいます。 12 血中濃度:血液にとけている薬の濃度

13 くすり の飲み方 13 薬が一番はたらくのは、 「血中濃度」、つまり血液の中の 薬の量が、多くも少なくもないちょうど良い範囲の時で、
決められた飲み方と量を守ること でその状態が保たれているんだ。 だから、1日に飲む回数(用法) と1回に飲む量(用量)を守ること が大切なんだよ。 血中濃度が適正ないつも効きめが現れる範囲にするために用法用量が決められているのです。 だから用法用量を守ることは大切なことなのです。 13

14 大切! 14 飲んだ薬が、決められた量や回数より多いと、「血中濃度」が高くなって副作用を 起こすんだ。
飲んだ薬が、決められた量や回数より多いと、「血中濃度」が高くなって副作用を 起こすんだ。 また、少ないと「血中濃度」が下がって、 効き目が現れないことがあるんだ。 例えば、昼飲むのをわすれ、 夜2回分をいっぺんに飲むと 赤の線のように危険な範囲に なってしまいます もし飲んだ薬が決められた量や回数より多いと、血中濃度が高くなって副作用を起こします。 また少ないと血中濃度が下がって効き目が現れないことがあります。 用法用量を守らないと薬の副作用がでて危険なことになるので絶対に守るようにしましょう。 14

15 飲む時間は守ろう 大切! 15 飲むのを忘れた時は どうしたら良いか、 薬剤師さんに聞こう。 薬の説明書に書いてある 時間か、医師・薬剤師に
言われた時間に飲もう。 飲むのを忘れた時は どうしたら良いか、 薬剤師さんに聞こう。 用法・用量は市販薬の場合は、外箱か中に入っている説明書にわかりやすく書いてあります。 病院からもらった薬は袋に書いてありますし、口頭で医師や薬剤師から説明もされます。 もし飲むのを忘れた時は薬剤師に聞くようにしましょう。 15

16 くすりの副作用 では薬の副作用についてお話します。 16

17 すべての 薬 には、「主作用」と 「副作用」があります
すべての 薬 には、「主作用」と           「副作用」があります 主作用 病気を治したり 軽くしたりする働き かゆみが とれた! 熱が下がった! 副作用 本来の目的以外の 好ましくない働き 解熱剤を 飲んだら 胃が痛い・・ アレルギーの薬を飲んだら眠い・・ 薬を飲むと病気の原因となる患部だけでなく全身にいきわたりますので、すべての薬には主作用と副作用があります。 病気を治したり軽くしたりする本来の働きが主作用で、本来の目的以外の好ましくない働きが副作用です。 例えば風邪薬を飲んで熱が下がったけど胃が痛いとか、蕁麻疹の薬を飲んでかゆみがとれたが眠くなったというケースです。 17

18 18 体がかゆくなる ねむくなる 胃がムカムカする 赤いボツボツ が出る おなかが 痛くなる
副作用は100人~1000人に1人くらいの割合でおきます。 症状がでたら薬を飲むのを一時中止して、すぐに医師か薬剤師に相談してください。 副作用が怖いから飲むのをやめてしまっては病気の治療にはなりません。 18

19 副作用が起こる主な原因 ① 薬のもっている性質によるもの ② 薬の使い方によるもの ③ 薬を使う人の体質によるもの
① 薬のもっている性質によるもの ② 薬の使い方によるもの ③ 薬を使う人の体質によるもの 副作用が起こる主な原因は、薬のもっている性質によるもの、例えば鎮痛剤は胃腸障害が起きやすい薬です。 薬の使い方によるもの、例えば決められた用法用量を守らないで多く飲んだ場合です。 薬を使う人の体質によるもの、例えば飲んだ人が特定の薬にアレルギーをもっている場合です。 薬を使った人のその時の体の状態によるもの、例えばストレスや睡眠不足や食事の不摂生で自分のもっている自然治癒力が落ちている時に薬を飲んだ場合です。 全ての薬は副作用がありますので「くすりはリスク」であることを知っておいてください。 ④ 薬を使った人のその時の体の     状態によるもの 19

20 作用 主作用 副作用 20 薬は人間の生理機能に影響する 目的とする作用 望まない目的外の作用 まちがった使い方をした 正しい使い方をした
 薬は人間の生理機能に影響する 作用 主作用 副作用 目的とする作用 望まない目的外の作用 まちがった使い方をした 正しい使い方をした 薬を用法用量を守って正しい使い方をしたのに、その人の体質によって特定の薬にアレルギーを起こすことがあります。 薬アレルギーは副作用の中でも最も注意することです。 多くは蕁麻疹様の発疹がでますが、人によっては激しく症状がでてショックを起こして死に至ることもあります。 薬アレルギーが疑われたらすぐに中止して医師か薬剤師に相談してください。 薬物動態の変化 によるもの アレルギーなど によるもの 20

21 くすりの    種類と形 次ぎに薬の種類と形についてお話します。 21

22 外用薬:消化器以外から吸収、 または局所で作用する薬
薬は、使い方によって   大きく 3つ に分類される 内服薬:飲み薬、消化器から吸収       される薬 外用薬:消化器以外から吸収、           または局所で作用する薬 薬は使い方によって大きく3つに分類されます。 口から入れて消化器で吸収される内服薬、消化器以外から吸収される外用薬、 直接、皮下・筋肉・血管から吸収される注射薬があります。 病気や症状のいろいろなケースに対応できるようにするために、薬にはいろいろな形があるのです。 例えばハチにさされてショックをおこしている時には注射をして一刻も早く薬を効かせなければなりません。 内服薬や外用薬だけでは間に合いません。 注射薬:皮下、筋肉、血管などに      投与する薬 22

23 内服薬 粉薬 錠剤 カプセル シロップ 23 内服薬でも粉薬や錠剤やカプセルやシロップの形があります。
形をいろいろ工夫することによって薬の苦い味をかくして飲みやすくしたり、光から薬を保護する意味があります。また長い時間体内で効くようにして飲む回数を少なくしたり、胃酸の分解を抑えるため腸で溶けるように工夫することもできます。 錠剤 カプセル シロップ 23

24 外用薬 24 ぬり薬 エアゾール 貼り薬 目薬 坐薬 (軟膏、クリーム、ローション) (スプレー)
外用薬も用途によっていろいろな形があります。 軟膏のような塗る薬、口へ噴霧するエアゾール、湿布のような貼り薬、肛門から入れる坐薬、目に滴下する目薬があります。 例えば喘息の治療には気管支に直接届くエアゾールが使われ、乳幼児の発熱には早く効果のでる座薬が使われます。 目薬 坐薬 24

25 くすりを  飲む時の注意 ここで薬を飲む時の全般的な注意についてお話しします。 25

26 薬は、指示通りに使用しないと期待する効果が得られない
飲み忘れないように注意が必要  飲み忘れに気付いた時は3つの方法で対処 ① 服用時間からあまり時間が経過していない場合、できるだけ早く飲み、次の服用時間を少し遅らせる。 次回の服用まであまり時間がない場合、1回分は服用しない。ただし次に2回分を服用する事は危険なので絶対にしない。 外用剤も決められた間隔(時間)で用いる。       たくさん付けても効果は同じ。 服用方法が不明な時は自己判断せず、大人に相談する。 薬は指示通りに使用しないと期待する効果が得られません。 しかし飲み忘れに気がついたときは次ぎの方法で対処してください。 (①②を読み上げる) 26

27 自分自身が処方された以外の薬は、 絶対に使用しない 27
・ 医師が処方する薬は患者個人の状態にあわせているので、     処方された患者本人だけが使用するもの。 ・ 個々で体質や体調は異なる。 ・ 同じ症状だと思い、他人の薬を使用               すると、効果がでなかったり、                逆に副作用がでてしまう                      こともある。 自分自身に処方された以外の薬は絶対に使用しないでください。 病院で処方される薬はその時のその人に合った処方ですので、同じような症状でも他の人にあげてはいけませんしもらってもいけません。 効果がでなかったり思わぬ副作用がでることがあります。 市販薬はその人だけではなく誰でものめるように安全性が考えられて処方されています。 しかしその人の体質まで考えて作られていないので、薬アレルギーのある人は自分で注意しなければいけません。 27

28 ある日の保健室・・・。 28 先生!私ってよく おなかが痛くなるんです。今度、痛くなったら、お薬くださいね。 僕はおなかが痛くても
弟が病院からもらった薬があるので、大丈夫だよね! ある日の保健室での二人の会話です。 (会話の内容を読む) 女子生徒は腹痛の薬を要求していますが、保健室の機能は医療機関に行くまでの応急手当で、薬についても原則として使用しないことになっています。 男子生徒は弟が病院でもらった薬をもらおうとしていますが、兄弟でも他の人の薬は飲んではいけません。 28

29 以前にもらった薬は使用しない 29 同じ症状のようでも原因が異なったり、その時々で状態は変化する。
医師は、患者さんの状態に応じ、   薬を処方している。 そして、薬にも「使用期限」がある。 以前にもらった薬は使用しないでください。 病院で処方される薬はその時のその人に合った処方ですので、処方日数以内に飲みきるようにし残さないようにしてください。 29

30 水かぬるま湯で飲もう 大切! 30 お茶 牛乳 コーラ ジュース : 薬の効き目が弱くなることがある
: 薬の効き目が弱くなることがある :薬が効くのに時間がかかり過ぎることがある : カフェインが効き過ぎて、眠れなくなったりすることがある :果物や野菜の成分は薬の効き目を 変えてしまうことがある 薬は水かぬるま湯で飲みましょう。 水以外のお茶や牛乳やコーラやジュースで飲むと、薬との飲み合わせによって効き目が変わることがあります。 (書いてある文を読む) 30

31 コップ1杯の水かぬるま湯で飲もう 31 水の量が少ないと、 薬が、のどの途中で
止まってとけ出してしまい、のどがはれたり、痛くなったりすることがあるんだ。 薬を飲むときはコップ1杯の水かぬるま湯で飲みましょう。 水の量が少ないと薬がのどの途中でひっついて、そこで溶け出して炎症をおこしますのでコップ一杯の水で飲むようにましょう。 31

32 × 薬は、かんだり、カプセルを外して飲んではいけないよ 32 薬はかんだり、カプセルを外してのんではいけません。
薬成分の苦みをかくしたり、胃で溶けないで腸で溶けるような工夫等がされている のでカプセルは外さないで飲むようにしましょう。 32

33 くすりの   保管について では次ぎに薬の保管についてお話しします。 33

34 〇 × × 薬は、こうやって保管しておこう 34 薬は、いつも同じ所にきちんと保管して おくとすぐに取り出すことができるんだ。
 薬は、いつも同じ所にきちんと保管して  おくとすぐに取り出すことができるんだ。 × × 殺虫剤や防虫剤とは絶対に一緒に保管しない。 温度の高い所、 湿気のある所、 日光が直接当る所、 暖房器具の そばなどはダメ。 薬はいつも同じ所にきちんと保管しておくとすぐに取り出すことができます。 坐薬等の冷所保存の指示がなければ通常は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。 殺虫剤や防虫剤とは絶対に一緒に保管しないでください。 また袋やびんなどを入れ替えると思わぬ事故をおこしますので注意してください。 34

35 箱や薬の袋、説明書などは 使い終わるまで保管する 35 説明書には、 飲み方など大事なこと 使い終わるまで薬と が書いてあるよ。
一緒にしまっておこう。 また、受け取った日付と 薬局の名前を書いておこう。 箱や薬の袋、説明書などは使い終わるまで保管してください。 説明書には用法用量、効能、使用上の注意等大切なことが書いてありますので、必要時に読んで使い終わるまで保管するようにしてください。 35

36 くすり を飲む時の7つの約束 36 ①.毎日決まった時間に薬を飲みます。 ②.薬を飲む量を守ります。
③.病気が治ったと思っても決められた日まで薬を飲み続けます。 ④.他の人からもらって薬を飲んだりしません。 ⑤.他の人に自分の薬をあげたりしません。 ⑥.前の病気の時にもらった薬は使いません。 ⑦.薬はいつもきちんと整理して保管します。 ではこれまでのおさらいをします。 薬を飲む時の7つの約束です。 (①~⑦を読み上げる) 最初に言いましたように薬についての正しい知識をもっていると薬の危険から自分 の身を守ることができます。 家族にも教えて是非実行してください。 36 (出典:福島県立医大附属病院 斎藤百枝美先生、編集:くすりの適正使用協議会)

37 かかりつけ薬局と     お薬手帳 次ぎにかかりつけ薬局とお薬手帳についてお話しします。 37

38 “かかりつけの薬局” を持つ理由 “かかりつけ薬局、薬剤師さん”に 大切! 38
自分の症状や体質を話して、どの薬が良いのか相談することが大事だよ “かかりつけの薬局” を持つ理由 同じ効き目の薬が他にも出ていないかどうかを   チェックし、危険な飲み合わせを防いでくれる。 いつも同じ薬局に相談していると、自分の体質に  合った薬を調剤してもらえたり、健康管理をして   もらえたりする。 皆さん、病院からの処方箋をいつも同じ薬局に出してそこで薬をもらっていますか。 もらう薬局を決めて、自分の体質や他の薬などの情報を知らせておくと思わぬ事故を防いでくれます。 かかりつけ薬局を決めておくとよいでしょう。 38

39 「お薬手帳」を、知ってる? 39 皆さん、お薬手帳を知っていますか。
薬局からもらうお薬手帳に各病院で処方された薬の内容を書いてもらうのです。 手帳は一冊にすると自分の薬歴がわかり、薬の相互作用による副作用も未然に防ぐことができます。 薬アレルギーのある人は手帳に薬品名を記録しておいてください。 39

40 「お薬手帳」とは・・・ 40 病院で・・・ 薬局で・・・ 自分で・・・ いつもとちがう病院に行った時に、これを見せると
 いつもとちがう病院に行った時に、これを見せると  過去にかかった病気やどんな薬を飲んでいたかを、分かってもらえるよ。 薬局で・・・  薬の名前、飲む時間や量、回数など、飲み方の注意を書きこんでもらおう。 自分で・・・  薬局で買った薬(一般用医薬品)やサプリメント(健康食品)を     飲んだ時は、薬の名前や、何回飲んだかを書いておこう。  薬の副作用やアレルギーが起きたことがある人は、  その時のことを書いておこう。 「お薬手帳」は、大人の人に管理してもらおう。 具体的にお薬手帳をこのように利用してください。 (書いてある内容を読む) 40

41 ドーピングについて 41 現在、内容について検討中です。 ドーピングについてとりあげる ⇓ ・ 生徒達に薬についての正しい知識や
 ドーピングについてとりあげる            ⇓  ・ 生徒達に薬についての正しい知識や    健康について興味をもってもらう。  ・ 大会に出場する生徒達のうっかり    ドーピングを防止する。 (2~3ページの予定) 41


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