Presentation is loading. Please wait.

Presentation is loading. Please wait.

東京23区の気温分布と リモートセンシングを用いた 緑被面積率の関係

Similar presentations


Presentation on theme: "東京23区の気温分布と リモートセンシングを用いた 緑被面積率の関係"— Presentation transcript:

1 東京23区の気温分布と リモートセンシングを用いた 緑被面積率の関係
東京23区の気温分布とリモートセンシングを用いた緑被面積率の関係について、堀が発表します。 → 今現在東京23区で行われているMETROS100という観測があります。 →  堀 健太郎

2 朝(3-5h)・昼(12-14h)・夜(19-21h)に限定
METROS100 23区内の小学校100校の百葉箱内 温湿度ロガーを設置 緑化や水辺などの効果を推定 10分間隔で温度、湿度を観測 期間:2002/7/21~2003/2/28 その概要は、まず23区内の小学校100地点の百葉箱に温湿度ロガーを設置→ 緑化や水辺、などの効果を推定する。ヒートアイランドの対策に利用できるとして注目されています。 → 次に、その観測の行われている期間ですが以下のようになります。 → 観測期間は、2002年月/21日~2003年2月28日になります。観測間隔は10分間隔です。 → そこで、今回は時間帯を、朝の3時から5時・昼の12時から14時・夜の19時~21時に限定しました。 → 以上のことをふまえて、緑被と温度の関係について見ていくことにしました。 → 朝(3-5h)・昼(12-14h)・夜(19-21h)に限定 緑被と温度の関係

3 METROS100 温湿度測定点分布 この図は、METROS100がどこにどのように配置されものかを表したものです。赤い点が観測点を表しています。 →

4 日最低気温の平均値(℃) 2002/7/20-8/31 この図は、METROS100で観測された2002年7月20日から8月31日間での日最低気温の平均値を表したものです。これを、コンター図つまり温度の値により色分けて表したものです。 →

5 リモートセンシング手法により緑被面積を算定
各半径を0.5・1・2kmに限定 48:渋谷区千駄ヶ谷 38:世田谷区成城 次に、リモートセンシング手法によって行った緑被面積率の解析について説明します。 → 先程、平均気温のところでも時間帯を指定したのと同様に、ここでも緑被面積率の算定するにあたって半径0.5・1・2kmに限定します。 → この図は、METROS100地点の一部を抜粋したものです。皆様から見て左手が38番地点の世田谷区成城、そして右側にあります図が、48番地点の渋谷区千駄ヶ谷になります。図の中に見える白い円が半径0.5km円に相当します。そして緑の部分が緑被面を表します。 これが地点別に緑被面積率がどのようになったかを表しました図が次のようになります。 →

6 (%) 緑 VVV 60≧ >40 40≧ >30 30≧ >20 20≧ >15 >10 15≧ 10≧ > 5 ≧ 0 5 ≧
0.5kmの 被面積率 これは、METROS100地点別を半径0.5kmで解析したものです。緑被面積率は図のように現れます。 → 色が寒色になるほど緑被面積率が大きくなり、暖色になると少なくなることを表しています。 → VVV

7 本研究では METROS100を用いて リモートセンシングを用いて 23区の気温分布を測定 100地点の緑被面積率を算定
そこで本研究は、 → METROS100を用いて23区の気温分布を測定→ リモートセンシングを用いて100地点の緑被面積率を算定→ 東京23区の気温分布と緑被面積率との関連を見ていくことにした。 → 東京23区の気温分布と緑被面積率との関連

8 右の図は、朝(3-5h)・昼(12-14h)・夜(19-21h)の平均気温
半径0.5kmの緑被面積率との関係 右の図は、朝(3-5h)・昼(12-14h)・夜(19-21h)の平均気温 緑被面積率(半径0.5km)(%) 緑被面積率の増加  右のグラフは、METROS100地点の平均気温と緑被面積率との関係を表したものです。 → 当初予想していたものの結果として緑地にはヒートアイランドの緩和が期待されているとの見方ありました。しかし、グラフを見てもらってもおわかりの通り緑被面積率の増加→ が必ずしも気温の低下→ をもたらすとわ限らないとのい結論に行き着きました。 緑被面積率(半径0.5km)(%) 平均気温の低下 緑被面積率(半径0.5km)(%)

9 内側(新宿・文京・台東・墨田・千代田・渋谷中央・江東・港・品川・目黒)
そこで、25.5(℃)線を境にして 内側と外側さらにエリア分け 緑被面積率の関連を検討する 再度平均気温と 内側(新宿・文京・台東・墨田・千代田・渋谷中央・江東・港・品川・目黒) 以上のような全体的な解析では関連性が見られなかったので、次に、コンター図を使って25.5(℃)線を境に 内側と外側という風にエリア分けします。 → 再度平均気温と緑被面積率との関連について見ていきたいと思います。 → 内側のエリアは以下のような区になります。 新宿・文京・台東・墨田・千代田・渋谷・中央・江東・港・品川・目黒→ 外側は上記以外の区というようにしました。 → 外側(上記以外の区) 日最低気温の平均値(℃) 2002/7/20-8/31

10 冬季では気温差が大きくなり、わずかながら関連が見えた
2003/1月 半径0.5km 5 4 平均気温(℃) 3 2 1 10 20 30 40 緑被面積率(%) 次のグラフは、内側のエリアを季節ごとについて見たものであります。 上段は8月の各半径について平均気温と緑被面積率との関係を表したものであります。 → 夏季は地点間の気温差が無いため緑被と気温の関連はほとんど見られない。 → しかし、下段の1月つまり冬季に関しては地点間の気温差が大きくなりわずかながら緑被面積率と平均気温との関連が見られた。 以上 夏季は地点間の気温差がほとんど無い 冬季では気温差が大きくなり、わずかながら関連が見えた

11 東京23区の気温分布は、緑被面積との兼ね合いだけで決まるものではない
しかし、時間帯とエリアを限定すれば、緑被率と気温との間に多少関係は認められた しかし、そのような対応関係は夜間や早朝に限られており、日中は相関がなかった


Download ppt "東京23区の気温分布と リモートセンシングを用いた 緑被面積率の関係"

Similar presentations


Ads by Google