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弘前大学特別研究員 白石睦弥 @大学院地域社会研究科 @長谷川成一(日本史)研究室

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1 弘前大学特別研究員 白石睦弥 @大学院地域社会研究科 @長谷川成一(日本史)研究室
2011年6月1日  於:コラボ弘大8F 八甲田ホール 東日本大震災と 災害史 弘前大学特別研究員 白石睦弥 @大学院地域社会研究科 @長谷川成一(日本史)研究室

2 東日本大震災について 聞き取り調査 (被災者・帰宅難民など) 現地調査 (八戸・陸前高田:6月初旬予定) 日本地球惑星科学連合大会
 (被災者・帰宅難民など) 現地調査  (八戸・陸前高田:6月初旬予定) 日本地球惑星科学連合大会   東日本大震災緊急セッション聴講 など。。。 東日本大震災について

3 日本地球惑星科学連合大会 科学者のありかた 特別セッション「東日本大震災」 「大震災と科学者」 →科学者はどこにいるのか
  特別セッション「東日本大震災」  「大震災と科学者」   →科学者はどこにいるのか (高橋真理子氏:朝日新聞科学部デスク) ・「黒衣に徹して」いる場合ではない ・社会が求めている情報を統一見解で公開すべき 日本地球惑星科学連合大会

4 長期(数10年スパンでのトレース作業が必要 となり、社会全般の復興・復旧についても、中 長期的な視覚をもって研究にあたる必要がある。 今後の研究は「後手」ではなく、直後の対応を 見送るための「待ち」ではなかったか) 研究対象エリアの棲み分け(岩手県~茨城県は 指定地域になり、関東圏は首都に近いため、比 較的対応が可能。しかし、「被災地」である八 戸など青森県東岸地域は取り残されている) 今後の研究動向 東日本大震災は今後「歴史災害」となり得る

5 災害史とは 歴史時代の災害 時の社会のあり方、問題点が浮き彫りになる、 歴史上の「ターニングポイント」 「社会史」としての研究
だけでなく。。。 災害史とは

6 学際的研究 地震学分野との学際的研究により、過去の災害 像が明らかになる ハード面でなくソフト面の強化 →防災教育、災害イメージの構築など
  →防災教育、災害イメージの構築など           ↓ これから何が起こるのか、というイメージが無い と避難行動に結びつかない 学際的研究

7 災害史研究① 寛政西津軽地震(1793) →白神山地において天然ダム形成・崩壊 (史料記述あり) →崩壊地点確認
 →白神山地において天然ダム形成・崩壊 (史料記述あり)  →崩壊地点確認 (フィールドワークw/檜垣先生@農生)  →湛水量等の計算 (古澤くん@檜垣ゼミ4年) 災害史研究①

8 災害史研究② 明和津軽地震(1766) →推定震央から離れた「今別」の震度や倒壊率 が大きいことが特徴(Usami 1996)
(フィールドワークw/片岡先生@理工) 【仮定】積雪期に発生したため、屋根の上の積雪 が倒壊率を上昇させたのではないか 【疑問】史料の解読ミスはなかったか ※母数(全体の家屋数)が記録された史料と、被 害家屋数が記録された史料の年代などが異なる場 合、倒壊率の誤差はかなり大きい 災害史研究②

9 積雪について  →今別を含む地域は現在も特別豪雪地域に指定 されている  →しかし、同様に特別豪雪地帯の青森周辺は倒 壊率がさほど高くない 史料内容について  →Usami 1996で使用している母数史料の年代が 大きく下っている(天明大飢饉よりも後の記述: 大幅に少ない家屋数)ため、倒壊率が高くなった  →最大値として倒壊率を計算しても、20パー セントを割り込む結果となる  ↓ 震度分布及び推定震央の再検討が必要

10 地域社会への成果還元 東日本大震災について →「東奥日報」にコメント(別紙) 災害史について →地域FM「アップルウェーブ」での講義
 →「東奥日報」にコメント(別紙) 災害史について  →地域FM「アップルウェーブ」での講義 コミュニティネットワークCAST「りんご王国 紅玉カレッジ」7月後半オンエア予定 弘前市消防団担当からの依頼  →地域の歴史災害についてコメント など。。。 地域社会への成果還元

11 学会関係 歴史地震研究会 編集委員1年生 →歴史分野のみに限らず、様々な分野の論文・ 研究報告を担当 弘前大学国史研究会 研究報告(予定)
歴史地震研究会 編集委員1年生  →歴史分野のみに限らず、様々な分野の論文・ 研究報告を担当 弘前大学国史研究会 研究報告(予定)  明和津軽地震の被害・震度再検討 歴史地震研究会 オーラルセッション(予定)  東日本大震災関連・明和津軽地震関連の予定 学会関係

12 ご清聴ありがとうございました。


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