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一般財団法人 愛媛県廃棄物処理センター 井関 龍
第11回 ＰＣＢ講演会 平成28年6月21日 低濃度ＰＣＢ廃棄物の処理について 一般財団法人 愛媛県廃棄物処理センター 井関 龍
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廃棄物処理センターの沿革 設立 平成５年９月１日 大臣指定 平成５年１１月２５日(廃棄物処理センター） 施設稼動 平成１２年１月１７日
設立 平成５年９月１日 大臣指定 平成５年１１月２５日(廃棄物処理センター） 施設稼動 平成１２年１月１７日 出捐者 愛媛県 ２，５００千円 県内20市町 ２，５００千円 民間団体 ５，０００千円 目的 廃棄物の適正な処理の確保及び廃棄物 の排出の抑制を図り、もって県民の生活 環境の保全と公衆衛生の向上に寄与す る。
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廃棄物処理センターの体制
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廃棄物処理センターの概要 主な事業 一般廃棄物及び産業廃棄物の処理 （中間処理施設） 処理量 ２２，３９６トン（平成２７年度）
主な事業 一般廃棄物及び産業廃棄物の処理 （中間処理施設） 処理量 ２２，３９６トン（平成２７年度） 微量ＰＣＢ汚染廃電気機器等の無害化処理施設認定 平成２２年６月１１日（全国初） 平成２５年３月２９日（対象物追加）
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東予事業所全景 所在地：新居浜市磯浦町18-78
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環境省との焼却実証試験 ① 第１回 ② 第２回 ・実施日：平成18年３月20日、22日、23日 ・廃棄物：絶縁油 ・濃 度：52ppm
① 第１回 ・実施日：平成18年３月20日、22日、23日 ・廃棄物：絶縁油 ・濃 度：52ppm ・試料の量：1.8kl ② 第２回 ・実施日：平成19年２月21日、22日、23日 ・廃棄物：紙くず、木くず ・濃 度：4.9～13ppm ・試料の量：3.66ｔ
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③ 第３回 ・実施日：平成20年３月25日、26日、27日 ・廃棄物：コンデンサ ・濃 度：509ppm
③ 第３回 ・実施日：平成20年３月25日、26日、27日 ・廃棄物：コンデンサ ・濃 度：509ppm ・試料の量：40台（約400㎏、絶縁油量約２７０Ｌ）
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東予事業所の無害化処理システム（１） 焼却・溶融施設 処理能力：100トン/日（50トン/日×2系列）
型 式：ロータリーキルン直接溶融炉方式 焼却温度：1,100℃以上（2秒以上滞留） 低濃度PCB廃棄物の処理方法 低濃度廃PCB等（絶縁油）：炉内噴霧 低濃度PCB汚染物：直接投入 低濃度PCB処理物：直接投入
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低濃度ＰＣＢ廃棄物処理対象物（１） 絶縁油 紙くず 木くず 小型電気機器 他に廃プラスチック、 金属くず、陶磁器くず、 繊維くず、汚泥
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処理工程（１） 1,100℃・２秒以上 金属くず （有価売却） 溶融スラグ （ｱｽﾌｧﾙﾄ舗装材） 低濃度ＰＣＢ汚染物 低濃度ＰＣＢ処理物
低濃度廃ＰＣＢ等 低濃度PCB 専用タンク 金属くず （有価売却） 溶融スラグ （ｱｽﾌｧﾙﾄ舗装材） 10
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処理（１） 小型電気機器の焼却・溶融処理
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無害化処理システム（2） 加熱分離施設（排ガスを焼却溶融炉へ導入） 処理能力：28トン/日（800ｋｇ×35トレイ/日）
型 式：ローラーコンベア式連続炉方式加熱炉 焼却温度：炉内温度900℃（下限温度870℃） ：処理時間４時間以上 低濃度ＰＣＢ汚染物の処理方法 金属くず：トレイに載せ、炉内に連続的に搬送 抜油済みの変圧器類：上記に同じ 12
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低濃度ＰＣＢ廃棄物処理認定対象物（２） 変圧器 ドラム缶 蓄電器
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処理工程（2） 14
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処理（２） 変圧器の焼却処理後
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東予事業所の特徴 ゼロエミッションの達成 （埋立物ゼロへ） 溶融飛灰 → 山元還元処理 運転廃棄物
ゼロエミッションの達成 （埋立物ゼロへ） 運転廃棄物 溶融スラグ→ 道路アスファルト骨材に再生利用 溶融飛灰 → 山元還元処理 非鉄金属を回収し、残渣をセメント 骨材に再生利用
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低濃度ＰＣＢ廃棄物の処理実績 （平成22年度～27年度）
低濃度ＰＣＢ廃棄物の処理実績 （平成22年度～27年度） 絶縁油 １７，３０８トン 汚染物（紙くず、小型電気機器等） １７４トン 汚染物（変圧器等） ２，５６１トン
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