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多変数関数の積分(6/3~24) 重積分(2重積分) 第6章(§5は除く) 重積分の定義 「連続関数は積分可能」

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1 多変数関数の積分(6/3~24) 重積分(2重積分) 第6章(§5は除く) 重積分の定義 「連続関数は積分可能」
重積分(2重積分)  第6章(§5は除く) 重積分の定義 積分領域が長方形の場合(§1) 一般の積分領域の場合(§2) 「連続関数は積分可能」 累次積分(重積分の具体的な計算方法) 積分の変数変換(§4)

2 重積分(導入:1変数関数の積分) 1変数の場合:定積分=面積 体積の計算(高校数学) x 方向に垂直な断面の断面積 S(x) の積分
特に:回転体の体積: 半径が f (x) の円を断面とする立体:

3 重積分(導入): リーマン積分 1変数の場合、x 方向を分割し、各小区間では面積を長方形近似してその極限を考えた。(長方形の面積=縦×横は所与) 2変数(重積分)の場合、直方体で体積を近似してその極限を考える。 何が難しいか 底面(=領域 A)の形がすでに多様。(§2) 極限の取り方の自由度が大きい。

4 話の道筋 (§1、2) 重積分: 積分領域が長方形の場合 重積分: 積分領域が一般の場合
話の道筋 (§1、2) 重積分: 積分領域が長方形の場合 定義: (6.1.3), (6.1.4) ... ダルブー和による定義 「連続関数は重積分可能」(定理 6.1.5) リーマン和への一般化 (6.1.6), (6.1.7) 累次積分 (6.1.8) 重積分: 積分領域が一般の場合 準備: (6.2.1)~(6.2.4) 定義: (6.2.5) 「連続関数は重積分可能」(定理 6.2.6) 累次積分 (6.2.7) 重積分の性質 (6.2.8)

5 重積分の定義 (6.1.4) 長方形領域 分割:  (下ダルブー和) (上ダルブー和) 「積分可能」 分割 P を細かくしたとき      

6 重積分の定義 (6.1.7) リーマン和: 一般に次の関係が成り立つ
したがってリーマン和が定数に収束するなら積分可能 (命題 6.1.7) (このほうが普通の積分の定義)

7 長方形領域での重積分 例として、f (x,y) = xy の領域 [0,1]×[0,1] での積分を考える。(板書)
これが累次積分: によって計算できることは先週見た。

8 重積分の記法 重積分 累次積分

9 定理 (6.1.5), (6.2.6) 定理: 「連続関数は積分可能」 連続関数に関する次の2つの定理が基礎
定理 (6.1.5), (6.2.6) 定理: 「連続関数は積分可能」 連続関数に関する次の2つの定理が基礎 定理 (5.7.9) (最大最小定理) 連続関数は有界閉集合上で最大値・最小値をとる。 定理 (6.1.2) (一様連続定理) 連続関数は有界閉集合上で一様連続である。

10 一般の積分領域(概要) 上下が連続関数で区切られたものを考える。
A を覆う長方形を考え、その中で とする。f* は境界上では不連続だが、極限ではその影響は 0 に収束する。

11 面積 (6.2.1) 点集合 A に対し、 右の DA をその 定義関数(ないし特性関数)という
面積  (6.2.1) 点集合 A に対し、 右の DA をその 定義関数(ないし特性関数)という DAが積分可能なとき A は「面積を持つ (面積確定)」という 要するに、高さ1の立体により面積を定義したことにあたる。 DAは連続関数ではないから、積分可能とは限らない。積分不能なら面積が存在しない。

12 面積 ⇒ 積分 領域: は面積確定 (6.2.3) A での積分は: を長方形領域で積分したものとして考える
領域: は面積確定 (6.2.3) A での積分は: を長方形領域で積分したものとして考える f *(x,y) は A の境界上では不連続:極限をとればその影響は無視できる。(6.2.6) 累次積分による計算 (6.2.7)

13 積分問題の解法 積分領域 A, 被積分関数 f (x,y) を決める A を の形で表す。 応用問題ではここが一番重要、かつ中心的
ここも実際には結構問題 x, y のどちらを主変数にとるかを考える 1つの領域で表せない場合は適宜分割する 対称性なども考慮して計算を簡単にする

14 積分領域の表し方 実際には与えられた積分領域 A を、累次積分できる形にどう表すかは問題 最後の場合、 の等高線を求める必要がある。
例:                    等々 最後の場合、 の等高線を求める必要がある。

15 累次積分の計算 内側の積分は、x を定数として y による積分を行う。一般には上下端にも x が出てくることに注意。
その結果は x の関数 S(x) なので、それを x について積分する。 S(x) は「断面積関数」にあたる。

16 累次積分の計算(2) 計算の場でも、対称性などをうまく利用する、領域を分割するなどで計算が楽になる。
x→y の順で積分するか、 y→x の順で積分するかにより、計算量がかなり違う場合がある。 それどころか、順序を変えると(初等関数の範囲で)計算できない場合もある。 (教科書 p.224 の例 4) 参照)

17 Matlab による積分の計算 定積分・重積分(累次積分) >> syms x y; >> f = x*y; % 被積分関数 >> int(f, x) % 不定積分 >> int(f, y, 0,1) % 定積分 >> int(ans, x,0,1); % 重積分 >> int(int(f,y,0,1),x,0,1); % 一度にやる場合 ただし、関数によっては必ずしも計算できるとは限らない。

18 積分の変数変換  (6.4.1), (6.4.2) 一般には、x=x(u,v), y=y(u,v) で変換の ヤコビアン(ヤコビ行列式)を とすると、 (6.4.3) は極座標の場合:

19 積分の変数変換(2) 「面積要素」: なぜ絶対値がつくか?
xy 座標系で縦横 dx, dy の長方形の面積 ⇒ uv 座標系では(1次近似で)平行四辺形   その面積比が |J(u,v)| なぜ絶対値がつくか? 「面積」だから(非負値をとる) なんだけど... J の符号は座標系の「向き (orientation)」に対応  ⇒ 鏡像かそうでないか  (行列式 det の符号は、変換の向きを表す)

20 積分の変数変換(3) なぜ絶対値がつくか?(続き) 向きを考えれば、 とすべき
向きを考えれば、          とすべき ただしこれは普通の積ではなく、 「外積」と して扱う必要がある 1変数の積分の                も、       という座標系の反転として考えることができる

21 変数変換を行う場合 積分領域 D が簡単な形になる。 被積分関数 f (x, y) が簡単な形になる。 その両方。
具体例は以下に記すほか、板書で示す。 また補足資料も参照。

22 変数変換の例(1): 線形変換 例えば積分領域 A が |x|+|y|≦1 の場合 領域の境界は              の4直線 したがって             といった変換が有効

23 変数変換の例(2): 極座標 底面の半径が a、高さが b の直円錐の体積を求める(回転体の体積でもできるが)
変数変換の例(2): 極座標 底面の半径が a、高さが b の直円錐の体積を求める(回転体の体積でもできるが)   側面は                 を z 軸を中心に回転したもの

24 広義積分 積分領域が無限に広がる (6.3.1) 被積分関数 f (x,y) が∞に発散する (6.3.3)
いずれの場合も、有限の範囲での積分の極限が収束すれば広義積分が存在 重積分・広義積分の有効な例 (6.4.4)


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