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格差 と 幸福度 南山大学 外国語学部 英米学科 前田 拓馬 平岩ゼミ 土田 健太 西村 和摩 長江 友里香.

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1 格差 と 幸福度 南山大学 外国語学部 英米学科 前田 拓馬 平岩ゼミ 土田 健太 西村 和摩 長江 友里香

2  導入 研究の動機と目的 幸福学とは~経済学における位置づけ~ 先行研究~イースタリン・パラドクス~  所得格差と幸福度 幸福度の測定方法 仮説設定と実証分析 結果の格差と機会の格差  結論 幸福度をあげるには

3 格差は是 正すべき か? 幸福学: 就職活動 格差: 講義 ニュース

4 幸福学を通して格差の是非を検討し、 政策提言に活かしたい。 方法:実証分析

5 所得格差の現状 出典: World Happiness Report

6 人生の満足度 を様々な要因を基に測る学問 主観性と客観性 → 幸福学の曖昧な部分が経済学者に批判されてきた

7 ” 経済学者たちが厚生を評価する際に採用していた顕示選好よりも,幸福 度などの指標を用いた分析が有用である点を強調している。たとえば,格 差や環境変化のような個人が自身の選択では変えられない事象について, 顕示選好では厚生への効果を完全に測ることはできないが,幸福度を用い た分析であれば計測が可能となるのである。さらに公共財も顕示された消 費で測ることは困難であるが,幸福感や生活満足度の調査を用いることで, 公共財に対して人々が持つ価値を測ることもできる。このように,幸福の 経済学は顕示選好アプローチの限界を超えることが出来るのである。 ” ” 経済学者たちが厚生を評価する際に採用していた顕示選好よりも,幸福 度などの指標を用いた分析が有用である点を強調している。たとえば,格 差や環境変化のような個人が自身の選択では変えられない事象について, 顕示選好では厚生への効果を完全に測ることはできないが,幸福度を用い た分析であれば計測が可能となるのである。さらに公共財も顕示された消 費で測ることは困難であるが,幸福感や生活満足度の調査を用いることで, 公共財に対して人々が持つ価値を測ることもできる。このように,幸福の 経済学は顕示選好アプローチの限界を超えることが出来るのである。 ” キャロル・グラハム 著/多田 洋介 訳 『幸福の経済学』 ― 人々を豊かにするものは何 か 吉田 恵子

8 例)タバコの購入 経済学:消費というプラスの要因 幸福学:健康に害を及ぼすマイナスの要因 ⇒ 経済学(合理的な行動を前提)に対し、幸福の 経済学では心理的・身体的要因(行為者性)を考 慮できる。

9 イースタリン・パラドクス( 1970 年代) 経済的・物質的な豊かさに象徴される生活の豊 かさが向上しても、幸福度が高まらない現象

10 イースタリン・パラドクス 出典:内閣府 国民生活白書 (H20)

11  一人当たり GDP15000 ドル以下の国 所得増加=幸福度増加 → 生活ニーズが満たされていないため  一人当たり GDP15000 ドル以上の国 所得増加 ≠ 幸福度増加 → 既に生活ニーズが満たされているため

12 幸福度の測定方法 1.「自由回答形式」 → 定義なし 2. 「人生の階段形式」 → より具体的な質問項目(他者との比較) *「期待幸福度」から得られる指標は、比較的 GDP などのマク ロ経済指標との相関関係が深い

13 1.「自由回答形式」の幸福度 2. 「人生の階段形式」の幸福度 幸福度の測定方法

14 「人生の階段形式」の質問で測った幸福度のほう が、自由回答形式の質問の場合よりも、各国間そ して各国内で、所得とより密接に相関し、各国内 よりも各国間でその違いが大きいことがわかりま した。 (Graham,C,2013)

15 以上から考察すると・・・  「自由回答形式で測った幸福度」と「所得」 → 相関性なし  「人生の階段形式で測った幸福度」と「所得」 → 相関性あり

16 格差 と幸福度に関しても、 「自由回答形式」と「人生階段形式」 では異なる結果が導き出される?

17 格差と幸福度 1.「自由回答形式」 → 定義なし 2. 「人生の階段形式」 → より具体的な質問項目(他者との比較) *「期待幸福度」から得られる指標は、比較的 GDP などのマク ロ経済指標との相関関係が深い

18 内閣府 国民生活白書 (H20)

19 1.「自由回答形式」の幸福度 2. 「人生の階段形式」の幸福度 幸福度の測定方法 これで測ろう!!

20 「人生の階段形式」を用いて、 格差との相関性を考察しよ う!!

21 実証分析・・・ ある理論や仮説が正しいか どうかを、 統 計データ を用いて検証する方法である。 今回は、回帰分析を用いて先の仮説を検証したい。 ある 理論・仮説 統計データ 検証

22 単回帰分析の補足  相関係数・・・ 2 つの変数の関係度の強さ ( 相関性 ) を示す指標。 -1 ≦ R ≦ 1 で表わされ、負の値では負の相関性を、 正の値では正の相関性を示す。  t 値・・・説明変数の有意性を検討する値。「 2 ルール」とい うものが 一般的である。 例: l t l≧ 2 ならば 説明変数は有意 l t l≦ 2 ならば 説明変数は有意でない  P 値・・・ t 値と同様に有意性を検定する。一般的に P 値が 5% より 小さい時に説明変数は有 意であると判断する。  有意 F ・・・「回帰式すべての係数が 0 ではないか」を検証す る。 通常 5% 未満ですべての係数が 0 でないと言える。

23 格差と幸福度に関する回帰分析 回帰統計 重相関 R 0.035299 重決定 R2 0.001246 補正 R2 -0.00767 標準誤差1.118934 T値 -0.373804 ( 有意水準 5 %において有意 でない。 ) P 値 0.7092565 有意 F 0.7092565

24 ジニ係数(%)

25 幸福度(人生の階段形式)と所得格差において 相関関係・信頼度について高い数値は得られなかった。 → 所得格差は幸福度に影響をほぼ与えない。幸福学的観点から述べると格差是正の政策は不必要に思われる。

26 しかし本当にそれでいいの か

27 そもそも って・・・

28 格差の分類 格差結果の格差機会の格差

29 「結果の格差」と幸福度の関係 性 格差結果の格差機会の格差

30 機会の格差についてはどう か 格差結果の格差機会の格差

31 教育 Education

32 これではいけない

33 機会の格差 ( 教育)は幸福度に影響を及ぼすのではない のか。 根拠:「幸福」ではなく「幸福の追求」において、公 平であれば良いと考える。 以下同様に 公的教育費対GDP比 と 人生階段形式で測った幸 福度で分析を行う

34 教育と幸福度に関する回帰分 析 回帰統計 重相関 R 0.716725 重決定 R2 0.513695 補正 R2 0.4881 標準誤差 0.58319 T値 4.52304 ( 有意水準 5 %において有意である。 ) P 値 0.00025 有意 F 0.00025

35

36 人生の階段形式で測った幸福度と公的教育費対 GDP 比にお いて、 相関関係・信頼度について高い数値を得られた。 → 教育格差は幸福度に影響を及ぼす。 幸福学の観点から 機会の格差を是正する政策 が必要

37 ご清聴ありがとうございま した

38 参考文献 Worlddatabaseofhappiness World happiness report 「幸福の経済学」 キャロル・グラハム UNESCO


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