Presentation is loading. Please wait.

Presentation is loading. Please wait.

日立建機(株) の強み・弱み 黒田塾・杉之原塾 第2回 事前課題 Jun.8 , 2016

Similar presentations


Presentation on theme: "日立建機(株) の強み・弱み 黒田塾・杉之原塾 第2回 事前課題 Jun.8 , 2016"— Presentation transcript:

1 日立建機(株) の強み・弱み 黒田塾・杉之原塾 第2回 事前課題 Jun.8 , 2016
黒田塾・杉之原塾 第2回 事前課題 日立建機(株) の強み・弱み Jun.8 , 2016 Team : 杉之原塾 Copyright(C)2016 KOBELCO SYSTEMS CORPORATION ALL Rights Reserved.

2 Contents 事前課題の取り組み方 3C分析結果 外部環境 と 内部環境 シングルSWOT と Finding まとめ

3 顧客 Customer 競合 Competitor 自社 Company 1.3C分析結果 日立建機 社における3C分析結果 (コマツ社)
(国内) 東京五輪に向けた需要増、既存インフラのメンテナンス時期と重なり、長期活況が見込まれる 東日本の復興事業、アベノミクス公共事業増の効果 土木建築現場の人手不足 (海外) 北米の一般建設機械の需要増 北米以外はマイナス成長 為替の悪化 (その他) 生産現場、機械稼働現場でのIoTによるイノベーションが進行 建設、鉱山機械の現場で、安全性/生産性の向上、TCO低減のニーズが増大  競合 Competitor 自社 Company (コマツ社) GPSなどを使って建設機械の情報を遠隔で確認するシステム「KOMTRAX」標準装備化 建設機械の稼働状況をモニターにより車両管理の能率向上、省エネ 保守・メンテナンスや買い換え需要を正確に把握 世界中のコマツ製建設機械の稼働状況のモニターによりが景気動向が把握 スマートコントラクション (現場に関わるものをICTで有機的につなぎ、安全で生産性の高いスマートな「未来現場」を創造していくソリューション) ICT建機 (クボタ社) 2016年より米国で小型建設機械の製造を開始する(年間2千台) (国内) RSS(レンタル・セールス・サービス)が一体なり、ワンストップで顧客ニーズに最適なソリューションを提供 (株)KCMの連結子会社化 (海外) コマツの伝統市場(米国、欧州)とあまり競合していない 中国、アジア・オセアニアに強い (その他) 建機国内2位、世界3位圏 日立グループの「One Hitachi」の活動推進 グループ内で調達した部品で、グループ内ブラックボックス化

4 強み・弱み 機会・脅威 2.外部環境要因 と 内部環境要因 内部環境要因 外部環境要因
2.外部環境要因 と 内部環境要因 内部環境要因の評価シートからStrength(強み), Weakness(弱み)を、 外部環境要因の評価シートからOpportunity(機会), Threat(脅威)を導きだしました。 内部環境要因 外部環境要因 強み・弱み 機会・脅威

5 3.シングルSWOT と Finding 日立建機におけるSWOTは、以下の通りとなります。 強み(Strength)
弱み(Weakness) 業界をリードする技術の高さによる製品の開発力がある 日立グループの総合力の強さにより、顧客の幅広いニーズに対応 省エネ製品の開発している(ハイブリッド建機、モーター駆動建機) 「Consite]を用いてグローバル建機稼働状況を把握できる 高度車体安定化制御技術で「日本機械学会賞」を受賞した Wenco社(カナダ)との業務提携で鉱山オペレーション効率化システムを提供している 川崎重工の子会社(KCM)買収し、ホイールローダー事業を拡大できる 地場部品メーカをM&Aし、消耗部品についても地産地消によるコスト削減を狙える RSS体制を確立し、バリューチェーン全体をカバーした顧客へ価値を提供できる 海外におけるマーケティング・生産体制を確立した コマツの伝統市場(欧米)と競合せず、中国、アジア・オセアニアで市場シェアを拡大している 国際機関による投資評価が下落している コマツに対してICT, IoT化が遅れている(KOMTRAX、ICT建機) 社員が多い為、景気の影響に柔軟に対応できない オセアニア、中国への依存度が高い 需要増が見込まれるアフリカでの生産体制が未完成 新車(主力の油圧ショベル) が売れなくなっている 多品種生産の為、需要予測・生産管理の複雑性が高い 固定資産に対する売上が低下している(工場生産効率が低下) 仕掛品を含めた棚卸資産が増加しており、長期滞留品による評価損も発生している ROA(3.7%)、ROE(2.3%)が低い 機会(Opportunity) 脅威(Threat) 日本国内の需要の長期活況が見込まれる  (東京五輪景気、既存インフラのメンテ期など、東日本の復興事業など) 生産現場、機械稼働現場でのIoTによるイノベーションが進行 資源開発会社では鉱山マネジメントの効率化がこれまで以上に重要な経営課題となっている 建機業界は高い技術力を必要とするため、新規参入障壁が高い 社会インフラ整備に必須の建機の需要は中長期的に見れば成長産業 油圧ショベル、マイニング機械の需要回復の兆し 国内市場より新興国市場でのシェア争いが厳しさを増している(中国、アジア、オセアニアに強い) 米国の金融政策の動向などもあり、先行きが不透明 建機業界は、経済の影響をうけやすい (欧州債務危機の再燃、中国経済のさらなる減速) 為替の悪化(円高による海外受注低迷) 資源価格の低迷による新規の機械投資抑制(インドネシア、豪州) 国内の土木、建設現場の人手不足 鉄鋼を中心とした資源は景気動向によって価格が乱高下してしまうために、価格交渉の際に不利とみられる 【Finding】 日立グループの高い技術力を活用した製品開発・ ソリューション展開を推進 (鉱山運営や電気・電子・電動化(モータ)の技術) 【Finding】 ハイブリット・AC駆動の製品開発による 更なる低燃費化 【Finding】 固定費が高く、売上拡大しないと業績が 赤字になりやすい 【Finding】 IoTの推進・活用や、ICTソリューションの活用により シェア拡大をねらう 【Finding】 新車販売の不調を補うため、レンタル・セールス・サービス まで全バリューチェーンを強化

6 4.まとめ (結論) 日立建機の強み、弱みより以下の結論を導き出しました。 Finding
日立グループの高い技術力を活用した製品開発・ソリューション展開を推進 (鉱山運営や電気・電子・電動化(モータ)の技術) IoTの推進・活用や、ICTソリューションの活用によりシェア拡大をねらう ハイブリットやACの機種も製造しており、低燃費を推進している 新車販売の不調を補うため、レンタル・セールス・サービスまで全バリューチェーンを強化 固定費が高く、売上拡大しないと業績が赤字になりやすい (結論) 日立建機は、日立グループの技術力活用によるIOT,ICT化の推進と、全バリューチェーン強化によって売上を拡大し、また、総原価低減による収益力強化によって、建機業界の市場変動に対応することで、業界シェアの更なる拡大をねらっている。

7 Appendix 財務視点からの分析結果

8 日立建機 の財務分析 (KPI) 成長性 売上高が低下しても、売上原価、販・管費がそれほど下がらず、売上高に占める割合が大きくなる。
日立建機 と コマツ とを比較した場合、増収率ではほぼ同様のマイナス成長であるが、経常増収率および、自己資本増加率ともに大きなマイ ナスとなっている   項目 日立建機(A) コマツ(B) 差(A-B)  増収率 -7.0% -6.3% -0.7ポイント  経常増収率 -46.1% -13.8% -32.3ポイント  自己資本増収率 -8.3% -0.7% -7.6ポイント 売上高が低下しても、売上原価、販・管費がそれほど下がらず、売上高に占める割合が大きくなる。 コマツと比較すると、経常収益率に大きく差が出てくる。 日立建機の経常損益の構成 単位:千円 項目 2015年3月期 2016年3月期 売上高 815,792 758,331 売上原価 597,156 -73.2% 578,734 -76.3% 売上総利益 218,636 179,597 販・管費 156,717 -19.2% 156,233 -20.6% 営業損益 61,919 23,364 その他収益 4,496 0.6% 24,695 3.3% その他費用 3,284 -0.4% 14,007 -1.8% 経常損益 63,131 7.7% 34,052 4.5% 参考)コマツの経常損益の構成 単位:千円 項目 2015年3月期 2016年3月期 売上高 1,978,676 1,854,964 売上原価 1,401,193 -70.8% 1,315,773 -70.9% 売上総利益 577,483 539,191 販・管費 336,506 -17.0% 337,133 -18.2% 営業損益 240,977 202,058 その他収益 1,124 -0.1% 3,032 -0.2% その他費用 -2,209 0.1% 9,551 0.5% 経常損益 242,062 -12.2% 189,475 10.2%

9 日立建機 の財務分析 (KPI) 収益性 日立建機とコマツとを比較した場合、売上高の低下に対して、売上原価、販・管費が下がらない。傾向として、固定費の割合が高く、損益分 岐点が高いため売上高の低下により収益が大きく低下する。 項    目 2015年3月期 2016年3月期 日立建機 (A) コマツ (B) 差(A-B)  総資産営業利益率 5.8% 8.6% -2.8% 2.5% 7.7% -5.2%  総資本経常利益率(ROA) 5.9% 3.7% 8.0% -4.3%  自己資本営業利益率 12.4% 15.1% -2.7% 5.1% 12.7% -7.6%  自己資本経常利益率 -2.4% 7.5% 13.1% 5.6%  自己資本当期純利益率(ROE) 6.1% 9.6% -3.5% 2.3% 8.7% -6.4%  売上高売上総利益率 26.8% 29.2% 23.7% 29.1% -5.4%  売上高営業利益率 7.6% 12.2% -4.6% 3.1% 10.9% -7.8%  売上高経常利益率 -4.5% 4.5% 11.2% -6.7%  製造原価比率 73.2% 70.8% +2.4% 76.3% 70.9% +5.4%  販売・管理費比率 19.2% 17.0% +2.2% 20.6% 18.2% 日立建機の 売上高の推移 (10年間)

10 日立建機 の財務分析 (財務構成)

11 参考)コマツ の財務分析 (財務構成)

12


Download ppt "日立建機(株) の強み・弱み 黒田塾・杉之原塾 第2回 事前課題 Jun.8 , 2016"

Similar presentations


Ads by Google