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ダム工事総括管理技術者会 ダム工事の安全管理 ダム工事総括管理技術者会 平成20年4月11日(金) ダム工事の安全管理.

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1 ダム工事総括管理技術者会 ダム工事の安全管理 ダム工事総括管理技術者会 平成20年4月11日(金) ダム工事の安全管理

2 ダム工事の安全管理 はじめに 活動の経緯 ダム現場における労働災害と課題 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 おわりに
ダム工事総括管理技術者会 ダム工事の安全管理 はじめに 活動の経緯 ダム現場における労働災害と課題 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 おわりに 1.はじめに    :活動の目的とねらい 2.活動の経緯    :建設業界での動向と今までのCMED会における活動の経緯 3.ダム現場における労働災害と課題    :ダム現場特有の労働災害について、建設産業とのデータの比較し、     労働災害の推移と発生状況ならびに安全対策への提言を取りまとめた。 4.ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案    :会員各社からの事例および案の紹介 5.おわりに    :まとめと今後の方向付け について説明させていただきます。

3 1.はじめに ダム現場の安全確保のためにCMED会として積極的に関わり、諸問題の解決のための提案をしていこう! 調査とまとめ 改善への取組み
ダム工事総括管理技術者会 1.はじめに CMED会 常任幹事会 安全部会 ダム現場の安全確保のためにCMED会として積極的に関わり、諸問題の解決のための提案をしていこう! 調査とまとめ 改善への取組み はじめに:活動の目的とそのねらいについて説明 CMED会 常任幹事会 安全部会 は、 ダム現場の安全確保のためにCMED会として積極的に関わり、諸問題の解決のための提案をしていこう! を目的に平成17年度に設置し、  1.調査とまとめ  2.改善への取組み 等を実施し、ダム現場における安全性の向上を目指して活動しています。

4 1-1.調査とまとめ ダム現場の災害実態の調査 (施工業者が連携して集めた ダム特有の災害実態) ダム現場で実施している
ダム工事総括管理技術者会 1-1.調査とまとめ ダム現場の災害実態の調査   (施工業者が連携して集めた              ダム特有の災害実態) ダム現場で実施している         安全活動の改善事例の収集 安全に対する改善提案・要望の収集 【調査とまとめ】として 1.ダム現場の災害実態の調査   (施工業者が連携して集めたダム特有の災害実態) 2.ダム現場で実施している安全活動の改善事例の収集 3.安全に対する改善提案・要望の収集 の3項目の活動を実施しています。

5 1-2.改善への取組み CMED会員への情報提供 CMED会地区研修会での話し合い 発注機関関係団体との 意見交換会で改善の要請
ダム工事総括管理技術者会 1-2.改善への取組み CMED会員への情報提供 CMED会地区研修会での話し合い 発注機関関係団体との          意見交換会で改善の要請  設計コンサルタントとの          意見交換会で改善の要請 また、【改善への取組み】として 1.CMED会員への情報提供 2.CMED会地区研修会での話し合い 3.発注機関関係団体との意見交換会で改善の要請  4.設計コンサルタントとの意見交換会で改善の要請 の4項目 を実施し、ダム現場における安全性の向上を目指して活動しています。

6 ダム工事の安全管理 活動の経緯 はじめに ダム現場における労働災害と課題 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 おわりに
ダム工事総括管理技術者会 ダム工事の安全管理 はじめに 活動の経緯 ダム現場における労働災害と課題 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 おわりに つぎに 2.活動の経緯 について説明します。

7 2.活動の経緯 CMED会の活動の経緯と 建設業界の動向 建設業界の取組み CMED会の活動の経緯 ダム工事総括管理技術者会 ここでは、
              建設業界の動向 建設業界の取組み CMED会の活動の経緯 ここでは、 1.建設業界の取組み と 2.CMED会の活動の経緯 について紹介します。

8 2-1.建設業界の取組み 国土交通省において 平成4年7月「公共工事の発注における工事安全対策要綱」 「土木工事安全施工技術指針」を改定
ダム工事総括管理技術者会 2-1.建設業界の取組み 国土交通省において 建設工事の事故防止にあたって 平成4年7月「公共工事の発注における工事安全対策要綱」           「土木工事安全施工技術指針」を改定 建設業界の取組み 国土交通省において 建設工事の事故防止にあたっては、 平成4年7月に「公共工事の発注における工事安全対策要綱」を策定し、 その後、「土木工事安全施工技術指針」を改定しました。

9 「公共工事の発注における工事安全対策要綱」
ダム工事総括管理技術者会 「公共工事の発注における工事安全対策要綱」 ① 発注にあたっての安全施工ヘの配慮 ② 設計段階における安全施工ヘの配慮 ③ 適正な積算の実施 ④ 適切な工期の設定 ⑤ 適正な仮設工及び施工方法の選定 ⑥ 設計図書における施工条件の明示 ⑦ 施工条件の変化への適切な対応 ⑧ 請負業者の施工体制及び作業員の安全訓練の充実への配慮 ⑨ 建設現場の作業環境の改善への配慮 ⑩ 建設現場における連絡体制の充実 ⑪ 工事の安全対策に向けた活動の実施 発注の際に求められる安全対策として 「本要綱」に基づき 発注段階からの施工の安全確保や日常からの工事の安全対策に向けた活動の実施に努める必要があり、 留意すべき事項としてこれらの11項目が策定されています。

10 2-1.建設業界の取組み 国土交通省において 建設工事の事故防止にあたって 平成4年7月 「公共工事の発注における工事安全対策要綱」
ダム工事総括管理技術者会 2-1.建設業界の取組み 国土交通省において 建設工事の事故防止にあたって 平成4年7月 「公共工事の発注における工事安全対策要綱」            「土木工事安全施工技術指針」改定 平成8年1月 「事故データベース」の整備 平成12年2月「建設工事事故対策検討委員会」 平成12年度から年度ごとに重点対策を実施      墜落事故、重機事故、交通事故及び飛来落下事故  また、国土交通省では 平成8年1月から「事故データベース」の整備等を行っています。 また、平成12年2月に「建設工事事故対策検討委員会」を設置し、 事故の減少・再発防止や請負者の安全管理の推進を支援することを目的として、 「事故データベース」を活用した様々な検討を行っています。 また、平成12年度からは年度ごとに 同委員会における提唱を踏まえ、   特に事故が多発している 墜落事故、重機事故、交通事故及び飛来落下事故について   年度ごとに重点対策を実施しています。

11 2-2. CMED会の活動の経緯 平成7年度 安全検討ワーキンググループ 平成17年度~ 安全部会 ダム工事総括管理技術者会
平成7年度 安全検討ワーキンググループ 平成17年度~   安全部会  CMED会においては、 平成7年度に 安全検討ワーキンググループ として また、 平成17年度~平成19年度においては、現在の 安全部会 として活動してきました。

12 安全検討ワーキンググループ 【本テーマに対する提言】 (1)甲が中心となって取組む課題 (2)乙が中心となって取組む課題 2)VE提案
ダム工事総括管理技術者会 安全検討ワーキンググループ 「甲と乙の立場の中で、どのような仕組み(システム)にすれば労働災害を減らすことができるか」 検討報告書        平成8年1月 【本テーマに対する提言】  (1)甲が中心となって取組む課題  (2)乙が中心となって取組む課題     1)安全な施工法などの提案    2)VE提案   3)「アドバイザー」として参画   4)乙の立場上の自助努力 5)丙の育成             6)作業員の育成   7)イメージアップ 安全検討ワーキンググループ では、 甲と乙の立場の中で、どのような仕組み(システム)にすれば労働災害を減らすことができるか 検討報告書の中で 本テーマに対する提言として (1)甲が中心となって取組む課題 (2)乙が中心となって取組む課題 (3)甲と乙が一体となって取組む課題 を挙げた検討報告書を 平成8年1月に取り纏めました。  (3)甲と乙が一体となって取組む課題     1)一体感の醸成     2)データベース化     3)心理学的・人間工学的アプローチ

13 安全部会 平成17年度 :活動の企画とデータ収集 平成18年度~平成19年度 1.調査・収集データのまとめ
ダム工事総括管理技術者会 安全部会 平成17年度 :活動の企画とデータ収集 平成18年度~平成19年度  1.調査・収集データのまとめ  2.関係機関等との話し合い(意見交換会)  3.データの公開     ①CMED会ホームページ    ②月刊誌「ダム日本」掲載 現在の 安全部会 においては、 平成17年度に、活動の企画とデータ収集 を実施し、 平成18年度~平成19年度には  1.調査・収集データのまとめ  2.関係機関等との話し合い(意見交換会)    H19年1月から     ダム技術センター、水資源機構、建設コンサルタンツ協会    また、日本建設機械化協会 とも意見交換を行っております。 3.データの公開   ①CMED会ホームページに    ダム現場の労働災害統    現場の安全に関する改善事例と改善提案   を公開し、  ②月刊誌「ダム日本」今年の1月号から3月号にかけ    ・ダム現場の労働災害と課題    ・設計段階で災害リスクレベルの低減を   について掲載しました。 このような活動を実施し、ダム現場における安全性の向上を目指しています。

14 ダム工事の安全管理 ダム現場における労働災害と課題 はじめに 活動の経緯 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 おわりに
ダム工事総括管理技術者会 ダム工事の安全管理 はじめに 活動の経緯 ダム現場における労働災害と課題 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 おわりに つぎに 3.ダム現場における労働災害と課題 について説明します。

15 3.ダム現場における労働災害と課題 ダム現場特有の労働災害について 労働災害の推移と発生状況 安全対策への提言 ダム工事総括管理技術者会
常任幹事会では、会員各社の協力を得て、過去10年間についてダム現場の労働災害調査を行いました。 ダム現場のみのデータではあるが、ゼネコン各社が保有しているデータを水平的に収集して分析するという試みは、ダム現場特有の労働災害の状況という観点にいろいろな視点を与えてくれます。 これらのデータから災害状況と作業内容を踏まえ、安全対策への提言を取り纏めました。

16 3-1.労働災害の推移と発生状況 災害発生の年度別推移 月別発生状況 災害型別発生状況 起因物別発生状況 年齢別発生状況
ダム工事総括管理技術者会 3-1.労働災害の推移と発生状況 ダム現場特有の労働災害について   (建設産業全体との比較) 災害発生の年度別推移 月別発生状況 災害型別発生状況 起因物別発生状況 年齢別発生状況 ダム現場特有の労働災害について 災害発生の年度別推移 月別発生状況 災害型別発生状況 起因物別発生状況 年齢別発生状況 のそれぞれの項目について、建設産業全体(平成19年のデータ)と各データ比較してみました 。

17 災害発生の年度別推移 ダム工事総括管理技術者会 災害発生状況の年度別推移においては <災害発生状況>について
・建設業界における労働災害事故の発生状況は年々減少傾向を示し、平成6年には約50,000人であったが平成15年では30,000人を割込み、過去10年間で約20,000人減少し、平成7年から比べて61.1%とおよそ4割減少しています。 ・ダム現場においては、10年間で、国内のダム現場では、休業4日以上の労働災害が115件発生しています。  ①10年間のダム現場の労働災害は年平均11.5件で、施工中の現場数に対する発生割合は11%です。  ②年度による件数の変動は大きいが、減少傾向にあるとはいえません。

18 災害発生の年度別推移 ダム工事総括管理技術者会 <度数率>については
・建設業界における10年間の度数率は1.04~ 2.25であり、その平均度数率は1.45です。 ・一方ダム現場においての度数率は0.27~1.18で、その平均度数率は0.7となっており、全建設産業と比較するとダム現場の度数率は小さいと言えます。

19 月別発生状況 ダム工事総括管理技術者会 月別の発生状況の傾向については、
・建設業においては、5月は他の月と比較して少し少ないものの、月別による傾向は見られません。 ・一方ダム現場美おいては、10 月の発生率が突出して高く、次いで9 月、4 月の順になっています。  ①10月は最盛期かつ冬期前の追い込み時期であることが多く、そのような環境で、災害の多発傾向が見られます。  ②8 月は夏季休暇により稼働日が少なくなることで 発生件数が少ないとも考えられます。  ③年末年始あるいは年度末の災害も多くはなく、冬季は作業休止が多い影響も考えられます。

20 災害型別発生状況 ダム工事総括管理技術者会 災害発生状況を類型別にみてみると、
・建設業においては、墜落・転落事故が34%と圧倒的に多く、はさまれ巻き込まれ、飛来落下、重機車両転落転倒を加えた三大災害で60%を占めています。 ・一方ダム現場においても、墜落転落、はさまれ巻き込まれ、飛来落下、重機車両転落転倒が多く、この4型だけで86件と、三大災害の全体に占める割合が更に高く約75%を占めています。

21 起因物別発生状況 ダム工事総括管理技術者会 起因物別発生状況については、
・建設業においては機械設備に起因するものが31.6%と圧倒的に多く、ついで資材、手工具に起因するものが多くなっています。 ・一方ダム現場においては、作業場所・環境等に起因するものが17.7%と多く、これは、墜落・転落災害が(34件あり)全災害の30%を占めることから、これらは広い意味では作業足元に起因する災害であると考えられます。  また、クレーンや機械設備に起因して発生しているものが合計すると20.9%あり、これは、はさまれ・巻き込まれ災害につながるものと考えられます。

22 年齢別発生状況 ダム工事総括管理技術者会 年齢別の傾向として、 ・建設業界においては、 50代の発生割合が突出しています。
・一方ダム現場においては、 40代~50代の発生割合が突出しています。  年齢構成比にもよりますが、ダム現場においては特に働き盛りの40~50代の発生率が突出しています。

23 3-2.安全対策への提言 災害型別 発生場所別 発生月別・時間別 職種別 経験年数別 年齢別 ダム工事総括管理技術者会
3-2.安全対策への提言 として 災害型別 発生場所別 発生月別・時間別 職種別 経験年数別 年齢別 のそれぞれのデータから災害状況と作業内容を踏まえ、安全対策への提言を取り纏めました。

24 災害型別 ダム工事総括管理技術者会 (1) 災害型別 をみると、 ダム現場の労働災害は、全体の75%を占めている ①墜落、転落
(1) 災害型別 をみると、 ダム現場の労働災害は、全体の75%を占めている ①墜落、転落 ②はさまれ、巻き込まれ ③飛来、落下 ④重機車両転落、転倒 の4つの型の災害を減らすことができれば激減します。 ただ、各方面で災害撲滅活動の努力をしているにも関わらず、この10年間で顕著な減少傾向がみられていないことから、新たな観点での取り組みが必要な時期にきているともいえます。

25 発生場所別 ダム工事総括管理技術者会 (2) 災害発生場所 に見ると、 災害が集中している場所として、 ①コンクリートダム堤体 ②法面
(2) 災害発生場所  に見ると、 災害が集中している場所として、 ①コンクリートダム堤体 ②法面 ③プラント設備 の3箇所があります。ここでの災害を減らすことができれば、件数は半減します。 作業環境や作業行動に不安全要素が潜在していないかのチェックと改善を進めると共に、 設備や作業環境、維持管理のあり方などについて、工夫や改善による見直しの余地があるものと考えられます。

26 発生月別・時間別 ダム工事総括管理技術者会 (3) 発生月別・発生時間別 に見ると <発生月別>については、
(3) 発生月別・発生時間別 に見ると <発生月別>については、 9月~10月の発生率が突出して高く、 9月~10月の工事最盛期にこそ年間の重点月としての災害防止対策の強化が必要との結果が出ています。

27 発生月別・時間別 ダム工事総括管理技術者会 また、 <発生時間別>については、 9~11時、13~15時に多発傾向がみられます。
巡視時に作業環境や作業行動をよく観察し、声をかけて反応や意志を確認することも有効な手段となます。 特に昼の休憩後は、体が反応しにくく、作業の進め方に工夫も必要と考えられます。

28 職種別 ダム工事総括管理技術者会 (4) 職種別 に見ると 現場従事者の構成比によりますが、職種別の災害件数は ①土工 ②特殊運転手
(4) 職種別 に見ると 現場従事者の構成比によりますが、職種別の災害件数は ①土工 ②特殊運転手 ③型枠工 ④法面工 ⑤鍛冶・機電工 ⑥とび工 の順番で続いています。 職種による特徴的な災害も一部にはあるものの、 起因物にしても災害の型にしても分散しており、いろいろな場面で災害が発生しています。 特に共通しているのは、墜落・転落、はさまれ・巻き込まれであり、工夫や改善が必要です。

29 経験年数別 ダム工事総括管理技術者会 (5)経験年数別 にみてみると
(5)経験年数別 にみてみると 経験10年以上のベテランの災害が58%、経験5年以上では75%を占めています。 ベテランが、新規乗込み現場で短期間のうちに災害に遭っている状況がみられ、 背景として、 法面や設備工事などでは、同一現場における就労期間が比較的短い。 現場の環境やルールに順応する前に自分のペースで作業を進めがちである。 ベテランはチームの中で責任ある立場で従事することが多く、自ら率先して行動しようとする意志が反って災害につながりやすい。 ということが考えられる。 したがって、個々の作業チームが、若手から高齢者までの組み合わせの中で、  ・それぞれの役割と行動が明確になって  ・チームワークが成り立っているのか のチェックも重要になってきます。

30 年齢別 ダム工事総括管理技術者会 (6) 年代による特徴 としては、 40歳以上の発生件数が全体の7割以上を占めています。 中高年層では、
(6) 年代による特徴 としては、 40歳以上の発生件数が全体の7割以上を占めています。 中高年層では、 足の滑りやつまずき、飛び降りやバランスなど、どちらかといえば危険度の低い作業において件数の増加が顕著になっており、 ちょっとしたことで災害につながるケースが多いと考えられます。 建設産業の就労構造を考えると、これからも中高年層が増えることが予想され、 年代に応じた 教育・作業内容の確認と適正配置 に留意していくことが求められます。

31 3-2.安全対策への提言 災害型別 発生場所別 発生月別・時間別 職種別 経験年数別 年齢別 「危険意識」の共有 守られてきた安全への注視
ダム工事総括管理技術者会 3-2.安全対策への提言 災害型別 発生場所別 発生月別・時間別 職種別 経験年数別 年齢別 また、安全対策としては、 ◆「危険意識」の共有 が大切であると考えられます。 ダム現場の労働災害の内容をみると、近道行動や不注意、うっかり、ぼんやりミスなどが直接的な要因になっているものが多くを占めており、これらの災害防止対策について、有効な方法は未だ確立されていません。 元請、下請に関わらず、全従業員が「危険意識」を共有し、日々変化する現場の形に対して「危険を感じる感性」を醸成していくことが重要であり、「繰り返し」と「継続」に根気よく取り組んでいかねばなりません。 また◆守られてきた安全への注視 ということも重要です。 これからの安全管理は、熟練労働者や優秀な技能労働者が不足していくという環境下において、これまで守ってきたもの すなわち「事故を発生させないための日々の努力」 をどのように維持していくかにも細心の注意を払っていかねばなりません。 そして更なる災害減少に向けて、知恵を絞り、改善を試行して、災害を減らす可能性を追及していくことが求められています。 ◎提言のおわりとして CMED会では、現状に対する認識と現場の声について、発注者、設計者および施工者が情報を共有して議論を進めていく機会を設けながら、より安全な現場環境作りを目指して、情報提供の活動を行ってまいります。 「危険意識」の共有 守られてきた安全への注視

32 ダム工事の安全管理 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 はじめに 活動の経緯 ダム現場における労働災害と課題 おわりに
ダム工事総括管理技術者会 ダム工事の安全管理 はじめに 活動の経緯 ダム現場における労働災害と課題 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 おわりに つぎに 4.ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 について説明します。

33 4.ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案
ダム工事総括管理技術者会 4.ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 設計形状等の見直しによる安全性の向上 プレキャスト化による安全性の向上 施工方法の変更 各種施工の改善 仮設備等の改善 監査廊内の設備 交通安全 重機混在作業の安全 各種施設・安全対策 観測・監視システム 打合せ・安全教育 建設重機の安全設備の改善 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 について 会員各社から寄せられました 事例および提案 を紹介します。  CMED会常任幹事会では、平成17年度から18年度にかけて、会員各社から、ダム現場の安全管理について、改善事例や改善提案を募ったところ、151件が集まりました。  それらの中には、設計段階における改善についての提案も多く含まれています。  ここに示す11の分類に分け、それぞれについて紹介いたします。  また、CMED会では「建設重機の安全設備改善」を活動テーマとして取り上げ、関係機関への要請と意見交換を行いました。あわせて紹介いたします。

34 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上
ダム工事総括管理技術者会 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上 <事例 1> 改善の概要:堤頂部張り出し高欄の形状変更 改善の効果:高所での危険作業の低減、ダムフォームでの一貫作業 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上 について 堤頂部の幅、波返しや堤体勾配変化部の形状 など 20件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 堤頂部張り出し高欄の形状変更を行う提案で、 高所での危険作業の低減、ダムフォームでの一貫作業 が可能となります。 <事例2> 次の実施例は、 監査廊を位置変更する提案です。 作業スペースを確保でき、安全に作業できます。 <事例3> 3つ目の事例は、 非越流部の下流面勾配の円弧率を大きくして大型枠で施工する 提案で、 勾配変化点での段取り替えに伴う危険作業を軽減できます。 <事例4> 仮排トンネル形状を馬蹄形から幌形に変更する提案です。 通路確保が可能になり、坑内でのはさまれ災害の危険性が低減されます。

35 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上
ダム工事総括管理技術者会 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上 改善の概要:監査廊の位置変更 改善の効果:作業スペースを確保でき、安全に作業できる <事例 2> 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上 について 堤頂部の幅、波返しや堤体勾配変化部の形状 など 20件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 堤頂部張り出し高欄の形状変更を行う提案で、 高所での危険作業の低減、ダムフォームでの一貫作業 が可能となります。 <事例2> 次の実施例は、 監査廊を位置変更する提案です。 作業スペースを確保でき、安全に作業できます。 <事例3> 3つ目の事例は、 非越流部の下流面勾配の円弧率を大きくして大型枠で施工する 提案で、 勾配変化点での段取り替えに伴う危険作業を軽減できます。 <事例4> 仮排トンネル形状を馬蹄形から幌形に変更する提案です。 通路確保が可能になり、坑内でのはさまれ災害の危険性が低減されます。

36 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上
ダム工事総括管理技術者会 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上 改善の概要:下流面勾配の円弧率を大きくし大型枠で施工 改善の効果:段取り替えに伴う危険作業を軽減できる <事例 3> スライド枠撤去で開口部発生 ブラケット足場組立後、垂直部のバラ型枠組立 その後再度大型枠設置も 下流面がR=15程度の場合には大型枠を曲面型枠に組み替えるか、バラ型枠で曲面部を施工する 下流面の勾配にもよるが、R=30~50mで下流面型枠をそのまま使用できる 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上 について 堤頂部の幅、波返しや堤体勾配変化部の形状 など 20件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 堤頂部張り出し高欄の形状変更を行う提案で、 高所での危険作業の低減、ダムフォームでの一貫作業 が可能となります。 <事例2> 次の実施例は、 監査廊を位置変更する提案です。 作業スペースを確保でき、安全に作業できます。 <事例3> 3つ目の事例は、 非越流部の下流面勾配の円弧率を大きくして大型枠で施工する 提案で、 勾配変化点での段取り替えに伴う危険作業を軽減できます。 <事例4> 仮排トンネル形状を馬蹄形から幌形に変更する提案です。 通路確保が可能になり、坑内でのはさまれ災害の危険性が低減されます。

37 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上
ダム工事総括管理技術者会 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上 改善の概要:仮排トンネル形状を馬蹄形から幌形に変更 改善の効果:坑内でのはさまれ災害の危険性が低減される <事例 4> 4-1.設計形状等の見直しによる安全性の向上 について 堤頂部の幅、波返しや堤体勾配変化部の形状 など 20件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 堤頂部張り出し高欄の形状変更を行う提案で、 高所での危険作業の低減、ダムフォームでの一貫作業 が可能となります。 <事例2> 次の実施例は、 監査廊を位置変更する提案です。 作業スペースを確保でき、安全に作業できます。 <事例3> 3つ目の事例は、 非越流部の下流面勾配の円弧率を大きくして大型枠で施工する 提案で、 勾配変化点での段取り替えに伴う危険作業を軽減できます。 <事例4> 仮排トンネル形状を馬蹄形から幌形に変更する提案です。 通路確保が可能になり、坑内でのはさまれ災害の危険性が低減されます。

38 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 <事例 1> 改善の概要:天端張出し部をプレキャスト型枠で施工
ダム工事総括管理技術者会 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 <事例 1> 改善の概要:天端張出し部をプレキャスト型枠で施工 改善の効果:高所での危険作業の低減、美観の向上 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 について 張出し部、スラブや監査廊など堤体の様々な部位について 19件の事例・提案が寄せられました。 プレキャスト化はコストの問題はありますが、作業の安全性に大きく貢献します。 <事例1> この事例では、 天端張出し部をプレキャスト型枠で施工する提案で、 高所での危険作業の低減、美観の向上 などの改善の効果があります。 <事例2> 次の実施例は、 常用洪水吐頂部のプレキャスト化するもので、 高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例3> 3つめの実施例は、 現在では一般的な工法となりつつある、監査廊のプレキャスト化です。 傾斜部、狭い場所(監査廊内部)での危険作業の低減 などの改善の効果があります。 <事例4> 次の提案例は、 堤趾導流壁デフレクターのプレキャスト化するもので、 張出部の支保工・足場が不要となり、高所での危険作業を低減できます。 <事例5> この実施例は、 残存型枠の使用 です。 外部足場上での作業を行わなくてもよく、高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。

39 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 <事例 2> 改善の概要:常用洪水吐頂部のプレキャスト化
ダム工事総括管理技術者会 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 <事例 2> 改善の概要:常用洪水吐頂部のプレキャスト化 改善の効果:高所作業低減、飛来落下災害の防止 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 について 張出し部、スラブや監査廊など堤体の様々な部位について 19件の事例・提案が寄せられました。 プレキャスト化はコストの問題はありますが、作業の安全性に大きく貢献します。 <事例1> この事例では、 天端張出し部をプレキャスト型枠で施工する提案で、 高所での危険作業の低減、美観の向上 などの改善の効果があります。 <事例2> 次の実施例は、 常用洪水吐頂部のプレキャスト化するもので、 高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例3> 3つめの実施例は、 現在では一般的な工法となりつつある、監査廊のプレキャスト化です。 傾斜部、狭い場所(監査廊内部)での危険作業の低減 などの改善の効果があります。 <事例4> 次の提案例は、 堤趾導流壁デフレクターのプレキャスト化するもので、 張出部の支保工・足場が不要となり、高所での危険作業を低減できます。 <事例5> この実施例は、 残存型枠の使用 です。 外部足場上での作業を行わなくてもよく、高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。

40 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 <事例 3> 改善の概要:監査廊のプレキャスト化
ダム工事総括管理技術者会 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 <事例 3> 改善の概要:監査廊のプレキャスト化 改善の効果:傾斜部、狭い場所(監査廊内部)での危険作業の低減 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 について 張出し部、スラブや監査廊など堤体の様々な部位について 19件の事例・提案が寄せられました。 プレキャスト化はコストの問題はありますが、作業の安全性に大きく貢献します。 <事例1> この事例では、 天端張出し部をプレキャスト型枠で施工する提案で、 高所での危険作業の低減、美観の向上 などの改善の効果があります。 <事例2> 次の実施例は、 常用洪水吐頂部のプレキャスト化するもので、 高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例3> 3つめの実施例は、 現在では一般的な工法となりつつある、監査廊のプレキャスト化です。 傾斜部、狭い場所(監査廊内部)での危険作業の低減 などの改善の効果があります。 <事例4> 次の提案例は、 堤趾導流壁デフレクターのプレキャスト化するもので、 張出部の支保工・足場が不要となり、高所での危険作業を低減できます。 <事例5> この実施例は、 残存型枠の使用 です。 外部足場上での作業を行わなくてもよく、高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。

41 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 <事例 4> 改善の概要:堤趾導流壁デフレクターのプレキャスト化
ダム工事総括管理技術者会 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 改善の概要:堤趾導流壁デフレクターのプレキャスト化 改善の効果:高所での危険作業を低減 <事例 4> 導流壁が大規模なものでは、高さ10m程度であり、張出部の施工が高所での危険作業となる。張出部完成後の型枠支保工解体も煩雑かつ危険作業である。 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 について 張出し部、スラブや監査廊など堤体の様々な部位について 19件の事例・提案が寄せられました。 プレキャスト化はコストの問題はありますが、作業の安全性に大きく貢献します。 <事例1> この事例では、 天端張出し部をプレキャスト型枠で施工する提案で、 高所での危険作業の低減、美観の向上 などの改善の効果があります。 <事例2> 次の実施例は、 常用洪水吐頂部のプレキャスト化するもので、 高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例3> 3つめの実施例は、 現在では一般的な工法となりつつある、監査廊のプレキャスト化です。 傾斜部、狭い場所(監査廊内部)での危険作業の低減 などの改善の効果があります。 <事例4> 次の提案例は、 堤趾導流壁デフレクターのプレキャスト化するもので、 張出部の支保工・足場が不要となり、高所での危険作業を低減できます。 <事例5> この実施例は、 残存型枠の使用 です。 外部足場上での作業を行わなくてもよく、高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。

42 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 <事例 5> 改善の概要:残存型枠の使用 改善の効果:高所作業低減、飛来落下災害の防止
ダム工事総括管理技術者会 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 改善の概要:残存型枠の使用 改善の効果:高所作業低減、飛来落下災害の防止 <事例 5> 4-2.プレキャスト化による安全性の向上 について 張出し部、スラブや監査廊など堤体の様々な部位について 19件の事例・提案が寄せられました。 プレキャスト化はコストの問題はありますが、作業の安全性に大きく貢献します。 <事例1> この事例では、 天端張出し部をプレキャスト型枠で施工する提案で、 高所での危険作業の低減、美観の向上 などの改善の効果があります。 <事例2> 次の実施例は、 常用洪水吐頂部のプレキャスト化するもので、 高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例3> 3つめの実施例は、 現在では一般的な工法となりつつある、監査廊のプレキャスト化です。 傾斜部、狭い場所(監査廊内部)での危険作業の低減 などの改善の効果があります。 <事例4> 次の提案例は、 堤趾導流壁デフレクターのプレキャスト化するもので、 張出部の支保工・足場が不要となり、高所での危険作業を低減できます。 <事例5> この実施例は、 残存型枠の使用 です。 外部足場上での作業を行わなくてもよく、高所作業低減、飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。

43 4-3.施工方法の検討 <事例 1> 改善の概要:基礎排水工をコアカッターで施工
ダム工事総括管理技術者会 4-3.施工方法の検討 <事例 1> 改善の概要:基礎排水工をコアカッターで施工 改善の効果:監査廊内での重量物運搬を無くし、安全通路も確保できる 4-3. 施工方法の検討 について 止水板基礎掘削、基礎処理工や閉塞工などの施工方法について 13件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 基礎排水工をコアカッターで施工するもので、 監査廊内での重量物運搬を無くし、安全通路も確保できます。 <事例2> 2つめの実施例は、 高所ボーリングマシン使用でボーリング足場を無くす提案です。 斜面での足場組立作業を無くし、作業の効率化が図れます。 <事例3> 3つめの実施例は、 狭い場所でのバケット打設をポンプ打設に変更するもので、 狭い場所での危険作業の回避や挟まれ事故防止 などの効果が期待できます。 <事例4> 次の事例は、 減勢工の横継目型枠を埋設鋼板方式とする提案です。 足場が省略でき、高所作業低減・飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例5> 次の提案例は、 閉塞工を高流動コンクリートで打設するもので、 狭隘な場所での作業環境の改善となります。

44 4-3.施工方法の検討 <事例 2> 改善の概要:高所ボーリングマシン使用でボーリング足場を無くす
ダム工事総括管理技術者会 4-3.施工方法の検討 <事例 2> 改善の概要:高所ボーリングマシン使用でボーリング足場を無くす 改善の効果:斜面での足場組立作業を無くし、作業の効率化が図れる 4-3. 施工方法の検討 について 止水板基礎掘削、基礎処理工や閉塞工などの施工方法について 13件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 基礎排水工をコアカッターで施工するもので、 監査廊内での重量物運搬を無くし、安全通路も確保できます。 <事例2> 2つめの実施例は、 高所ボーリングマシン使用でボーリング足場を無くす提案です。 斜面での足場組立作業を無くし、作業の効率化が図れます。 <事例3> 3つめの実施例は、 狭い場所でのバケット打設をポンプ打設に変更するもので、 狭い場所での危険作業の回避や挟まれ事故防止 などの効果が期待できます。 <事例4> 次の事例は、 減勢工の横継目型枠を埋設鋼板方式とする提案です。 足場が省略でき、高所作業低減・飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例5> 次の提案例は、 閉塞工を高流動コンクリートで打設するもので、 狭隘な場所での作業環境の改善となります。

45 4-3.施工方法の検討 <事例 3> 改善の概要:狭い場所でのバケット打設をポンプ打設に変更
ダム工事総括管理技術者会 4-3.施工方法の検討 <事例 3> 改善の概要:狭い場所でのバケット打設をポンプ打設に変更 改善の効果:狭い場所での危険作業、挟まれ事故防止 4-3. 施工方法の検討 について 止水板基礎掘削、基礎処理工や閉塞工などの施工方法について 13件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 基礎排水工をコアカッターで施工するもので、 監査廊内での重量物運搬を無くし、安全通路も確保できます。 <事例2> 2つめの実施例は、 高所ボーリングマシン使用でボーリング足場を無くす提案です。 斜面での足場組立作業を無くし、作業の効率化が図れます。 <事例3> 3つめの実施例は、 狭い場所でのバケット打設をポンプ打設に変更するもので、 狭い場所での危険作業の回避や挟まれ事故防止 などの効果が期待できます。 <事例4> 次の事例は、 減勢工の横継目型枠を埋設鋼板方式とする提案です。 足場が省略でき、高所作業低減・飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例5> 次の提案例は、 閉塞工を高流動コンクリートで打設するもので、 狭隘な場所での作業環境の改善となります。

46 4-3.施工方法の検討 <事例 4> 改善の概要:減勢工の横継目型枠を埋設鋼板方式とする 改善の効果:高所作業低減、飛来落下災害の防止
ダム工事総括管理技術者会 4-3.施工方法の検討 改善の概要:減勢工の横継目型枠を埋設鋼板方式とする 改善の効果:高所作業低減、飛来落下災害の防止 <事例 4> 4-3. 施工方法の検討 について 止水板基礎掘削、基礎処理工や閉塞工などの施工方法について 13件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 基礎排水工をコアカッターで施工するもので、 監査廊内での重量物運搬を無くし、安全通路も確保できます。 <事例2> 2つめの実施例は、 高所ボーリングマシン使用でボーリング足場を無くす提案です。 斜面での足場組立作業を無くし、作業の効率化が図れます。 <事例3> 3つめの実施例は、 狭い場所でのバケット打設をポンプ打設に変更するもので、 狭い場所での危険作業の回避や挟まれ事故防止 などの効果が期待できます。 <事例4> 次の事例は、 減勢工の横継目型枠を埋設鋼板方式とする提案です。 足場が省略でき、高所作業低減・飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例5> 次の提案例は、 閉塞工を高流動コンクリートで打設するもので、 狭隘な場所での作業環境の改善となります。

47 4-3.施工方法の検討 <事例 5> 改善の概要:閉塞工を高流動コンクリートで打設 改善の効果:作業環境の改善 ダム工事総括管理技術者会
4-3. 施工方法の検討 について 止水板基礎掘削、基礎処理工や閉塞工などの施工方法について 13件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 基礎排水工をコアカッターで施工するもので、 監査廊内での重量物運搬を無くし、安全通路も確保できます。 <事例2> 2つめの実施例は、 高所ボーリングマシン使用でボーリング足場を無くす提案です。 斜面での足場組立作業を無くし、作業の効率化が図れます。 <事例3> 3つめの実施例は、 狭い場所でのバケット打設をポンプ打設に変更するもので、 狭い場所での危険作業の回避や挟まれ事故防止 などの効果が期待できます。 <事例4> 次の事例は、 減勢工の横継目型枠を埋設鋼板方式とする提案です。 足場が省略でき、高所作業低減・飛来落下災害の防止 などの改善の効果があります。 <事例5> 次の提案例は、 閉塞工を高流動コンクリートで打設するもので、 狭隘な場所での作業環境の改善となります。

48 4-4.各種施工の改善 <事例 1> 改善の概要:水平バケットによるダンプからの直接荷受け
ダム工事総括管理技術者会 4-4.各種施工の改善 <事例 1> 改善の概要:水平バケットによるダンプからの直接荷受け 改善の効果:狭い場所での清掃作業を無くし、積替え作業を効率化 4-4. 各種施工の改善 として コンクリートバケット、張出しブラケットやチッピング作業など 21件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この実施例は、 水平バケットでダンプから直接荷受けを行う提案で、 狭い場所での清掃作業を無くし、積替え作業を効率化できます。 <事例2> 2つめの実施例は、 遠隔操作チッピングマシン、ロッククライミングマシンによる作業です。 人力による危険作業、粉塵、振動、騒音を伴う作業の低減 が可能です。 <事例3> 3つめの実施例は、 ブラケット足場を引張方式へ変更するもので、 高所での危険作業の低減、重量物取扱い作業の低減 の効果が期待できます。 <事例4> CADデータを利用した測量不要の重機操作システムを導入することにより、 複雑な整形作業も測量なしで行うことができ、「施工の無人化」「ヒューマンエラーによる災害防止」に 効果が期待できます。

49 4-4.各種施工の改善 <事例 2> 改善の概要:遠隔操作チッピングマシン、ロッククライミングマシンによる作業
ダム工事総括管理技術者会 4-4.各種施工の改善 <事例 2> 改善の概要:遠隔操作チッピングマシン、ロッククライミングマシンによる作業 改善の効果:人力による危険作業、粉塵、振動、騒音を伴う作業の低減 ロッククライミングマシン チッピングマシン 4-4. 各種施工の改善 として コンクリートバケット、張出しブラケットやチッピング作業など 21件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この実施例は、 水平バケットでダンプから直接荷受けを行う提案で、 狭い場所での清掃作業を無くし、積替え作業を効率化できます。 <事例2> 2つめの実施例は、 遠隔操作チッピングマシン、ロッククライミングマシンによる作業です。 人力による危険作業、粉塵、振動、騒音を伴う作業の低減 が可能です。 <事例3> 3つめの実施例は、 ブラケット足場を引張方式へ変更するもので、 高所での危険作業の低減、重量物取扱い作業の低減 の効果が期待できます。 <事例4> CADデータを利用した測量不要の重機操作システムを導入することにより、 複雑な整形作業も測量なしで行うことができ、「施工の無人化」「ヒューマンエラーによる災害防止」に 効果が期待できます。

50 4-4.各種施工の改善 <事例 3> 改善の概要:ブラケット足場を引張方式へ変更 改善の効果:高所での危険作業の低減、重量物取扱い作業の低減
ダム工事総括管理技術者会 4-4.各種施工の改善 <事例 3> 改善の概要:ブラケット足場を引張方式へ変更 改善の効果:高所での危険作業の低減、重量物取扱い作業の低減 4-4. 各種施工の改善 として コンクリートバケット、張出しブラケットやチッピング作業など 21件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この実施例は、 水平バケットでダンプから直接荷受けを行う提案で、 狭い場所での清掃作業を無くし、積替え作業を効率化できます。 <事例2> 2つめの実施例は、 遠隔操作チッピングマシン、ロッククライミングマシンによる作業です。 人力による危険作業、粉塵、振動、騒音を伴う作業の低減 が可能です。 <事例3> 3つめの実施例は、 ブラケット足場を引張方式へ変更するもので、 高所での危険作業の低減、重量物取扱い作業の低減 の効果が期待できます。 <事例4> CADデータを利用した測量不要の重機操作システムを導入することにより、 複雑な整形作業も測量なしで行うことができ、「施工の無人化」「ヒューマンエラーによる災害防止」に 効果が期待できます。

51 4-4.各種施工の改善 <事例 4> 改善の概要:測量不要の重機操作システムを導入 改善の効果:無人化によるヒューマンエラー災害防止
ダム工事総括管理技術者会 4-4.各種施工の改善 改善の概要:測量不要の重機操作システムを導入 改善の効果:無人化によるヒューマンエラー災害防止 <事例 4> 複雑な整形も走行操作のみで可能である。 機械に搭載されたコンピュータにより、CADデータの標高、位置にあわせ油圧を自動制御するシステム 曲面30 斜面1:2.5 4-4. 各種施工の改善 として コンクリートバケット、張出しブラケットやチッピング作業など 21件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この実施例は、 水平バケットでダンプから直接荷受けを行う提案で、 狭い場所での清掃作業を無くし、積替え作業を効率化できます。 <事例2> 2つめの実施例は、 遠隔操作チッピングマシン、ロッククライミングマシンによる作業です。 人力による危険作業、粉塵、振動、騒音を伴う作業の低減 が可能です。 <事例3> 3つめの実施例は、 ブラケット足場を引張方式へ変更するもので、 高所での危険作業の低減、重量物取扱い作業の低減 の効果が期待できます。 <事例4> CADデータを利用した測量不要の重機操作システムを導入することにより、 複雑な整形作業も測量なしで行うことができ、「施工の無人化」「ヒューマンエラーによる災害防止」に 効果が期待できます。

52 4-5.仮設備等の改善 <事例 1> 改善の概要:監査廊荷役設備をクレーンから移動式作業架台へ変更
ダム工事総括管理技術者会 4-5.仮設備等の改善 <事例 1> 改善の概要:監査廊荷役設備をクレーンから移動式作業架台へ変更 改善の効果:法面での人力作業の低減、盛立面の作業性改善 土工作業 荷役作業 4-5. 仮設備等の改善 については 排水設備や運搬設備などの改善について 12件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 監査廊荷役設備をクレーンから移動式作業架台へ変更するもので、 法面での人力作業の低減、盛立面の作業性改善 の効果が期待できます。 <事例2> 次の事例は、 上流フーチング上基礎処理作業の移動式上屋と作業箇所表示旗で、 飛来落下災害の低減、作業箇所の明示により 上下作業を無くすことができます。 <事例3> 堤体面からの排水処理を堤内埋込み方式にした事例です。 高所での危険作業がなくなり、維持管理が容易となります。

53 4-5.仮設備等の改善 <事例 2> 改善の概要:上流フーチング上基礎処理作業の移動式上屋、 作業箇所表示旗
ダム工事総括管理技術者会 4-5.仮設備等の改善 <事例 2> 改善の概要:上流フーチング上基礎処理作業の移動式上屋、                作業箇所表示旗 改善の効果:飛来落下災害の低減、作業箇所の明示 4-5. 仮設備等の改善 については 排水設備や運搬設備などの改善について 12件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 監査廊荷役設備をクレーンから移動式作業架台へ変更するもので、 法面での人力作業の低減、盛立面の作業性改善 の効果が期待できます。 <事例2> 次の事例は、 上流フーチング上基礎処理作業の移動式上屋と作業箇所表示旗で、 飛来落下災害の低減、作業箇所の明示により 上下作業を無くすことができます。 <事例3> 堤体面からの排水処理を堤内埋込み方式にした事例です。 高所での危険作業がなくなり、維持管理が容易となります。

54 4-5.仮設備等の改善 <事例 3> 改善の概要:堤体面からの排水処理を堤内埋込み方式にする 改善の効果:高所での危険作業がなくなる。
ダム工事総括管理技術者会 4-5.仮設備等の改善 改善の概要:堤体面からの排水処理を堤内埋込み方式にする 改善の効果:高所での危険作業がなくなる。 <事例 3> 従来、排水管はダム下流面にプレスト管をワイヤーで吊るし延長していく方法などが行われていた すっきりとした下流面 埋込み管の出口部(堤体下流) 4-5. 仮設備等の改善 については 排水設備や運搬設備などの改善について 12件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 監査廊荷役設備をクレーンから移動式作業架台へ変更するもので、 法面での人力作業の低減、盛立面の作業性改善 の効果が期待できます。 <事例2> 次の事例は、 上流フーチング上基礎処理作業の移動式上屋と作業箇所表示旗で、 飛来落下災害の低減、作業箇所の明示により 上下作業を無くすことができます。 <事例3> 堤体面からの排水処理を堤内埋込み方式にした事例です。 高所での危険作業がなくなり、維持管理が容易となります。

55 4-6.監査廊内の設備 <事例 1> 改善の概要:監査廊内の運搬に電動クレーン付不整地運搬車を使用
ダム工事総括管理技術者会 4-6.監査廊内の設備 <事例 1> 改善の概要:監査廊内の運搬に電動クレーン付不整地運搬車を使用 改善の効果:狭い場所での重量物取扱い災害の減少 4-6. 監査廊内の設備 について 照明器具や荷役設備など 6件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 監査廊内の運搬に電動クレーン付不整地運搬車を使用する提案で、 狭い場所での重量物取扱い災害の減少 が期待できます。 <事例2> 次の事例は、 監査廊内ボーリングマシン等の移動を吊下げ式モノレールで行うもので、 狭い場所での重量物取扱い災害の減少、施工の効率化 が図れます。 <事例3> 監査廊内に注入ユニット配置スペースを拡幅して通路を確保するもので、 安全通路が確保でき、つまずき転倒による怪我や墜落事故を防止できます。

56 4-6.監査廊内の設備 <事例 2> 改善の概要:監査廊内ボーリングマシン等の移動を吊下げ式モノレールで
ダム工事総括管理技術者会 4-6.監査廊内の設備 <事例 2> 改善の概要:監査廊内ボーリングマシン等の移動を吊下げ式モノレールで 改善の効果:狭い場所での重量物取扱い災害の減少、施工の効率化 4-6. 監査廊内の設備 について 照明器具や荷役設備など 6件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 監査廊内の運搬に電動クレーン付不整地運搬車を使用する提案で、 狭い場所での重量物取扱い災害の減少 が期待できます。 <事例2> 次の事例は、 監査廊内ボーリングマシン等の移動を吊下げ式モノレールで行うもので、 狭い場所での重量物取扱い災害の減少、施工の効率化 が図れます。 <事例3> 監査廊内に注入ユニット配置スペースを拡幅して通路を確保するもので、 安全通路が確保でき、つまずき転倒による怪我や墜落事故を防止できます。

57 4-6.監査廊内の設備 <事例 3> 改善の概要:注入ユニットスペースを拡幅して通路を確保する
ダム工事総括管理技術者会 4-6.監査廊内の設備 改善の概要:注入ユニットスペースを拡幅して通路を確保する 改善の効果:つまずき転倒による怪我や墜落事故を防止できる。 <事例 3> 安全通路が確保できない 作業通路として、安全に通行することが可能になる。 4-6. 監査廊内の設備 について 照明器具や荷役設備など 6件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 監査廊内の運搬に電動クレーン付不整地運搬車を使用する提案で、 狭い場所での重量物取扱い災害の減少 が期待できます。 <事例2> 次の事例は、 監査廊内ボーリングマシン等の移動を吊下げ式モノレールで行うもので、 狭い場所での重量物取扱い災害の減少、施工の効率化 が図れます。 <事例3> 監査廊内に注入ユニット配置スペースを拡幅して通路を確保するもので、 安全通路が確保でき、つまずき転倒による怪我や墜落事故を防止できます。

58 4-7.交通安全 <事例 1> 改善の概要:車両接近センサーと回転灯の設置 改善の効果:確認不足による交通災害、うっかりミスの防止
ダム工事総括管理技術者会 4-7.交通安全 <事例 1> 改善の概要:車両接近センサーと回転灯の設置 改善の効果:確認不足による交通災害、うっかりミスの防止 車両接近センサー 回転等を設置した交差点 4-7.交通安全 について 車両近接センサー、自動センサー式信号システムや過積載防止など 10件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 車両接近センサーと回転灯の設置を行うもので、 確認不足による交通災害、うっかりミスの防止 に効果を発揮しています。 <事例2> 次の事例は、 一般車両走路と重ダンプ走路交差部に交通信号設備を行うもので、 一般車両との事故防止、ガードマンの安全確保 が図れます。 <事例3> 対向車の有無を確認できるセンサーを設置することにより、 天候・時間に関わらず、対向車両の確認がとれ、交通事故を防止できます。

59 4-7.交通安全 <事例 2> 改善の概要:一般車両走路と重ダンプ走路交差部の交通信号設備
ダム工事総括管理技術者会 4-7.交通安全 改善の概要:一般車両走路と重ダンプ走路交差部の交通信号設備 改善の効果:一般車両との事故防止、ガードマンの安全確保 <事例 2> ガードマンが遮断機をリモコン操作 遮断機ポール 信号機 重ダンプの横断中は 一般車両は遮断機で閉鎖 4-7.交通安全 について 車両近接センサー、自動センサー式信号システムや過積載防止など 10件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 車両接近センサーと回転灯の設置を行うもので、 確認不足による交通災害、うっかりミスの防止 に効果を発揮しています。 <事例2> 次の事例は、 一般車両走路と重ダンプ走路交差部に交通信号設備を行うもので、 一般車両との事故防止、ガードマンの安全確保 が図れます。 <事例3> 対向車の有無を確認できるセンサーを設置することにより、 天候・時間に関わらず、対向車両の確認がとれ、交通事故を防止できます。

60 4-7.交通安全 <事例 3> 改善の概要:対向車の有無を確認できるセンサーを設置 改善の効果:対面通行の安全を確保
ダム工事総括管理技術者会 4-7.交通安全 改善の概要:対向車の有無を確認できるセンサーを設置 改善の効果:対面通行の安全を確保 <事例 3> 4-7.交通安全 について 車両近接センサー、自動センサー式信号システムや過積載防止など 10件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 車両接近センサーと回転灯の設置を行うもので、 確認不足による交通災害、うっかりミスの防止 に効果を発揮しています。 <事例2> 次の事例は、 一般車両走路と重ダンプ走路交差部に交通信号設備を行うもので、 一般車両との事故防止、ガードマンの安全確保 が図れます。 <事例3> 対向車の有無を確認できるセンサーを設置することにより、 天候・時間に関わらず、対向車両の確認がとれ、交通事故を防止できます。

61 4-8.重機混在作業の安全 <事例 1> 改善の概要:重機が近づくと警報がなる蛍光チョッキを作業員、職員が着用
ダム工事総括管理技術者会 4-8.重機混在作業の安全 <事例 1> 改善の概要:重機が近づくと警報がなる蛍光チョッキを作業員、職員が着用 改善の効果:重機との接触事故防止、オペレーターの死角を低減できる 打設作業員・職員は、打設作業で打設エリアに入る場合は、必ず警報機能付きの蛍光チョッキを着用する。 警報機能付き蛍光チョッキ ローラが3m以内に接近すると、チョッキから警報が鳴ります センサー 4-8.重機混在作業の安全 について 警報・蛍光チョッキや接近検知システムなど 8件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 重機が近づくと警報がなる蛍光チョッキを 作業員・職員が着用するもので、 重機との接触事故防止、オペレーターの死角を低減できます。 <事例2> 次の事例は、 オペレーターの死角になる箇所に、小型CCDカメラを取り付けることにより、 オペレーターの死角をなくし、安全性の向上を図ったものです。

62 4-8.重機混在作業の安全 <事例 2> 改善の概要:重機へのバックモニターの取り付け 改善の効果:オペレーターの死角をなくし安全性の向上
ダム工事総括管理技術者会 4-8.重機混在作業の安全 改善の概要:重機へのバックモニターの取り付け 改善の効果:オペレーターの死角をなくし安全性の向上 <事例 2> 確認用カメラ 2画面モニター 側方画面 後方画面 4-8.重機混在作業の安全 について 警報・蛍光チョッキや接近検知システムなど 8件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 重機が近づくと警報がなる蛍光チョッキを 作業員・職員が着用するもので、 重機との接触事故防止、オペレーターの死角を低減できます。 <事例2> 次の事例は、 オペレーターの死角になる箇所に、小型CCDカメラを取り付けることにより、 オペレーターの死角をなくし、安全性の向上を図ったものです。

63 4-9.各種施設・安全対策 <事例 1> 改善の概要:スライド型枠の端部開口部養生、スライド作業時の移動はしご
ダム工事総括管理技術者会 4-9.各種施設・安全対策 <事例 1> 改善の概要:スライド型枠の端部開口部養生、スライド作業時の移動はしご 改善の効果:スライド作業時の転落事故防止 4-9.各種施設・安全対策 については、 スライド型枠、ボーリングマシンや昇降階段、さらには熱中症など様々な項目について 26件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 スライド型枠の端部開口部養生、スライド作業時の移動はしごの設置 です、 スライド作業時の転落事故防止に効果的な事例です。 <事例2> 次の事例は、 ボーリングマシンのスピンドルカバーの改善 で 巻き込まれ災害の防止、移動作業の効率化 が期待できます。 <事例3> スライド型枠の昇降階段の工夫することにより、 昇降時におけるヒヤリハットをなくすこと が期待できます。

64 4-9.各種施設・安全対策 <事例 2> 改善の概要:ボーリングマシンのスピンドルカバーの改善
ダム工事総括管理技術者会 4-9.各種施設・安全対策 <事例 2> 改善の概要:ボーリングマシンのスピンドルカバーの改善 改善の効果:巻き込まれ災害の防止、移動作業の効率化 4-9.各種施設・安全対策 については、 スライド型枠、ボーリングマシンや昇降階段、さらには熱中症など様々な項目について 26件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 スライド型枠の端部開口部養生、スライド作業時の移動はしごの設置 です、 スライド作業時の転落事故防止に効果的な事例です。 <事例2> 次の事例は、 ボーリングマシンのスピンドルカバーの改善 で 巻き込まれ災害の防止、移動作業の効率化 が期待できます。 <事例3> スライド型枠の昇降階段の工夫することにより、 昇降時におけるヒヤリハットをなくすこと が期待できます。

65 4-9.各種施設・安全対策 <事例 3> 改善の概要:スライド型枠の昇降階段の工夫 改善の効果:昇降時におけるヒヤリハットをなくす
ダム工事総括管理技術者会 4-9.各種施設・安全対策 改善の概要:スライド型枠の昇降階段の工夫 改善の効果:昇降時におけるヒヤリハットをなくす <事例 3> 4-9.各種施設・安全対策 については、 スライド型枠、ボーリングマシンや昇降階段、さらには熱中症など様々な項目について 26件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 スライド型枠の端部開口部養生、スライド作業時の移動はしごの設置 です、 スライド作業時の転落事故防止に効果的な事例です。 <事例2> 次の事例は、 ボーリングマシンのスピンドルカバーの改善 で 巻き込まれ災害の防止、移動作業の効率化 が期待できます。 <事例3> スライド型枠の昇降階段の工夫することにより、 昇降時におけるヒヤリハットをなくすこと が期待できます。

66 4-10.観測・監視システム <事例 1> 改善の概要:ダムサイト地すべりの自動監視システム 改善の効果:法面挙動を正確に24時間監視できる
ダム工事総括管理技術者会 4-10.観測・監視システム <事例 1> 改善の概要:ダムサイト地すべりの自動監視システム 改善の効果:法面挙動を正確に24時間監視できる 観測機器 観測点 4-10.観測・監視システム について 地すべり、法面の変位や現場状況の把握などに関して 8件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 ダムサイト地すべりの自動監視システム で 法面挙動を正確に24時間の監視が可能です。 <事例2> つぎの事例は、 インターネットを利用した現場モニターシステム で 現場から離れた場所でも、情報をすばやく把握し、夜間・休日においても対応処置がすばやくできます。

67 4-10.観測・監視システム <事例 2> 改善の概要:インターネットを利用した現場モニターシステム
ダム工事総括管理技術者会 4-10.観測・監視システム 改善の概要:インターネットを利用した現場モニターシステム 改善の効果:現場情報をすばやく把握し、早急に対応可能 <事例 2> 4-10.観測・監視システム について 地すべり、法面の変位や現場状況の把握などに関して 8件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 ダムサイト地すべりの自動監視システム で 法面挙動を正確に24時間の監視が可能です。 <事例2> つぎの事例は、 インターネットを利用した現場モニターシステム で 現場から離れた場所でも、情報をすばやく把握し、夜間・休日においても対応処置がすばやくできます。

68 4-11.打合せ・安全教育 <事例 1> 改善の概要:プロジェクタ、デジカメを利用した作業打合せ、安全通路看板
ダム工事総括管理技術者会 4-11.打合せ・安全教育 改善の概要:プロジェクタ、デジカメを利用した作業打合せ、安全通路看板 改善の効果:わかりやすく正確な指導、教育、連絡、危険箇所の明示 <事例 1> プロジェクタ 立入禁止エリア(スライド作業、グリーンカット等)、安全通路、横断橋等を表示 4-11.打合せ・安全教育 については、 最近のITを駆使したものやアイデアに富んだものなど 8件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 プロジェクタ、デジカメを利用した作業打合せ、安全通路看板 を行い、 指導、教育、連絡、危険箇所の明示など を分かり易く正確に実施し、効果を上げています。 <事例2> 次の事例は 新規入場者に新ブルドン検査を実施することにより、各人の注意力の自覚を促すと共に 新規入場者の現場における適正配置に利用し、事故防止を図っている事例です。

69 4-11.打合せ・安全教育 <事例 2> 改善の概要:新規入場者に新ブルドン検査で各人の注意力の自覚を
ダム工事総括管理技術者会 4-11.打合せ・安全教育 改善の概要:新規入場者に新ブルドン検査で各人の注意力の自覚を 改善の効果:新規入場者の現場における適正配置、事故防止 <事例 2> 4-11.打合せ・安全教育 については、 最近のITを駆使したものやアイデアに富んだものなど 8件の事例・提案が寄せられました。 <事例1> この事例は、 プロジェクタ、デジカメを利用した作業打合せ、安全通路看板 を行い、 指導、教育、連絡、危険箇所の明示など を分かり易く正確に実施し、効果を上げています。 <事例2> 次の事例は 新規入場者に新ブルドン検査を実施することにより、各人の注意力の自覚を促すと共に 新規入場者の現場における適正配置に利用し、事故防止を図っている事例です。

70 重ダンプトラックの昇降設備と 運転席周りの手すり
ダム工事総括管理技術者会 建設重機の安全設備の改善 <大型建設重機設備での改善実施例> 重ダンプトラックの昇降設備と  運転席周りの手すり 建設重機の安全設備の改善 について CMED会では、本年1月に、日本ダム協会の支援を得て、日本建設機械化協会に、「建設重機の安全設備改善」の要請を行 い、現在、日本建設機械化協会のワーキンググ ループとの意見交換を進めています。 この活動の背景には、特に大型建設機械について、 昇降時、あるいは機上での燃料補給や日常点検 および修理時において、スリップ等による転倒 や墜落災害が発生していることから、昇降用ス テップ、機上の手摺り設置などを要望している ものです。 これは、胆沢ダムでの建設重機設備改善実施例です。 ・重ダンプトラックの昇降設備と 運転席周りの手すり ・ブルドーザの昇降用手すりと 運転席周りの手すり ・バックホウ給油口の手すり ・バックホウ背面の手すり などの改善を実施しています。

71 ブルドーザの昇降用手すりと 運転席周りの手すり
ダム工事総括管理技術者会 建設重機の安全設備の改善 <大型建設重機設備での改善実施例> ブルドーザの昇降用手すりと  運転席周りの手すり 建設重機の安全設備の改善 について CMED会では、本年1月に、日本ダム協会の支援を得て、日本建設機械化協会に、「建設重機の安全設備改善」の要請を行 い、現在、日本建設機械化協会のワーキンググ ループとの意見交換を進めています。 この活動の背景には、特に大型建設機械について、 昇降時、あるいは機上での燃料補給や日常点検 および修理時において、スリップ等による転倒 や墜落災害が発生していることから、昇降用ス テップ、機上の手摺り設置などを要望している ものです。 これは、胆沢ダムでの建設重機設備改善実施例です。 ・重ダンプトラックの昇降設備と 運転席周りの手すり ・ブルドーザの昇降用手すりと 運転席周りの手すり ・バックホウ給油口の手すり ・バックホウ背面の手すり などの改善を実施しています。

72 建設重機の安全設備の改善 <大型建設重機設備での改善実施例> バックホウ給油口の手すり ダム工事総括管理技術者会
 バックホウ給油口の手すり 建設重機の安全設備の改善 について CMED会では、本年1月に、日本ダム協会の支援を得て、日本建設機械化協会に、「建設重機の安全設備改善」の要請を行 い、現在、日本建設機械化協会のワーキンググ ループとの意見交換を進めています。 この活動の背景には、特に大型建設機械について、 昇降時、あるいは機上での燃料補給や日常点検 および修理時において、スリップ等による転倒 や墜落災害が発生していることから、昇降用ス テップ、機上の手摺り設置などを要望している ものです。 これは、胆沢ダムでの建設重機設備改善実施例です。 ・重ダンプトラックの昇降設備と 運転席周りの手すり ・ブルドーザの昇降用手すりと 運転席周りの手すり ・バックホウ給油口の手すり ・バックホウ背面の手すり などの改善を実施しています。

73 建設重機の安全設備の改善 <大型建設重機設備での改善実施例> バックホウ背面の手すり ダム工事総括管理技術者会
 バックホウ背面の手すり 建設重機の安全設備の改善 について CMED会では、本年1月に、日本ダム協会の支援を得て、日本建設機械化協会に、「建設重機の安全設備改善」の要請を行 い、現在、日本建設機械化協会のワーキンググ ループとの意見交換を進めています。 この活動の背景には、特に大型建設機械について、 昇降時、あるいは機上での燃料補給や日常点検 および修理時において、スリップ等による転倒 や墜落災害が発生していることから、昇降用ス テップ、機上の手摺り設置などを要望している ものです。 これは、胆沢ダムでの建設重機設備改善実施例です。 ・重ダンプトラックの昇降設備と 運転席周りの手すり ・ブルドーザの昇降用手すりと 運転席周りの手すり ・バックホウ給油口の手すり ・バックホウ背面の手すり などの改善を実施しています。

74 ダム工事の安全管理 おわりに はじめに 活動の経緯 ダム現場における労働災害と課題 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案
ダム工事総括管理技術者会 ダム工事の安全管理 はじめに 活動の経緯 ダム現場における労働災害と課題 ダム現場の安全管理における改善事例と改善提案 おわりに 最後に 5.おわり として

75 5.おわりに 提案活動の実現に向けた継続的活動 現場における安全管理の向上を目指した継続的活動 ①設計段階での改善を実現させるための
ダム工事総括管理技術者会 5.おわりに 提案活動の実現に向けた継続的活動   ①設計段階での改善を実現させるための                      『共同検討部会』を提案   ②建設重機の安全性の向上についての要請と話し合い 現場における安全管理の向上を目指した継続的活動   ①改善事例の継続収集と情報提供   ②現場からの意見の収集 おわりに:まとめと今後の方向付け 今後は、 1.提案活動の実現に向けた継続的活動  ①設計段階での改善を実現させるための共同検討部会を提案     (財)ダム技術センター    (独)水資源機構     建設コンサルタンツ協会  ②建設重機の安全性の向上についての要請と話し合い    (社)日本建設機械化協会 ワーキンググループ 2.現場における安全管理の向上を目指した継続的活動  ①改善事例の継続収集と情報提供  ②現場からの意見の収集 等の活動を継続して実施し、 ダム現場の安全確保のためにCMED会として積極的に関わり、諸問題の解決のための提案をしていきたいと考えております。

76 ダム工事の安全管理 ダム工事総括管理技術者会 平成20年4月11日(金) これで ダム工事の安全管理 の発表を終らせていただきます。
ダム工事の安全管理  の発表を終らせていただきます。 ご清聴 有難う御座いました。


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