OpenOffice.org 3.0 がやってきた！

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1 OpenOffice.org 3.0 がやってきた！
関西オープンソース /8 OpenOffice.org 3.0 がやってきた！ 中本 崇志

2 目次 自己紹介 OpenOffice.org 3.0のリリースについて OpenOffice.org 3.0の新機能
2 OpenOffice.org 3.0 がやってきた！

3 OpenOffice.orgで必死な人 自己紹介 中本崇志 OpenOffice.orgに関する書籍・雑誌記事を執筆
OpenOffice.orgに関する書籍・雑誌記事を執筆 関西OpenOffice.org勉強会実行委員 OpenOffice.org 日本語プロジェクト パッチ貢献 その他いろいろ OpenOffice.orgで必死な人

4 ￥0 OpenOffice.orgとは だって、オープンソースだもん Microsoft Officeみたいなオフィススイート
Personal Standard Professional Ultimate Writer ワープロソフト Calc 表計算 Impress プレゼンテーション Draw 図形描画 Base データベース Math 数式処理 ￥0 だって、オープンソースだもん ※ちなみに、OpenOffice.orgにはPersonalとかStandardなどというエディションは実際にはありません。

5 OpenOffice.org 3.0のリリース 10/13にリリースされました
1週間で約300万ダウンロード 日本語版は約20万ダウンロード

6 Googleトレンド “openoffice.org” 世界中の人たちの3.0への興味関心が非常に高いことがうかがえる。
“openoffice.org” 2008/10/13 OpenOffice.org 3.0 2005/10/20 OpenOffice.org 2.0 2008/03/27 OpenOffice.org 2.4 2007/09/18 OpenOffice.org 2.3 世界中の人たちの3.0への興味関心が非常に高いことがうかがえる。 ちなみに、2.3や2.4についてもそこそこ 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年

7 バージョンアップについて ロードマップ 2.3 2007/09 2.3.1 2007/12 3.0 Beta 2008/05 3.0 2008/10 3.0.1 2008/12 2.4 2008/03 2.4.1 2008/06 2.4.2 2008/10 3.0 Beta2 2008/07 3.1 2009/02 3.1 2009/03 3.1.1 2009/06 カレンダー表記にすると... 2007 2008 2009 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 すでに、3.0.1や3.1が予定されている。 カレンダー表記にすると、6ヶ月ごとにメジャーバージョンアップ、その中間でマイナーバージョンアップをしている。メジャーバージョンアップでは、新機能の追加がされ、マイナーバージョンアップではバグフィックスのみ行われる。3.0が出たとお祭り騒ぎみたいになったけれども、見方によっては、そういったメジャーバージョンアップの流れの1つに過ぎないと見ることもできる。 このようなリリース体制は2.2のときからのもので、これからもしばらく続くものと思われるので、今後も6ヶ月ごとに新機能を盛りこんだリリースが続けられるだろう。 2.3.1 2.4.1 3.0.1 3.1.1 2.3 2.4 3.0 3.1 約6ヶ月ごとにメジャーバージョンアップ、その中間でマイナーバージョンアップ

8 1週間で約300万ダウンロード http://www.mealldubh.org/index.php/2008/10/20/3009832/
プラットフォーム別のダウンロード数 1週間で約300万ダウンロード Others 0.6% Linux 7.4% Mac OS X 10.7% やはり、Windows版が一番多くダウンロードされている。 注目すべきはこのMac OS X版。3.0からAquaにネイティブに対応し、多くのMacユーザーの関心をひいていると思われる。 Windows 81.4%

9 Mac OS XのAqua対応 Mac OS Xは使っていないので、マイコミジャーナルの記事のスクリーンショットを引っ張ってきました。Macについては、あまり詳しくないので詳細には説明しないけれども、何年も前から多数の要望が寄せられていたMac OS XのAqua対応が正式に実現しました。 「オフィススイート『OpenOffice.org 3.0』が正式公開 – Mac版がAquaネイティブに」

10 OpenOffice.org 3.0の新機能 Writer ノート(コメント)機能の刷新 Calc 列の最大数が256から1024に
表計算ドキュメントの共有 ソルバー Impress 表の編集機能 画像のトリミング 取り上げるメディアや人によって、OOo 3.0の新機能の一覧が異なるのだが、一応こんな新機能があります。ここに挙げた新機能は今日は詳しくは取り上げませんが、興味がある方は関西OpenOffice.org勉強会のブースまで。

11 見た目 OpenOffice.org 2.4 まず、最初に目につくのが見た目。 見た目は大事。アイコンや表計算の選択したときの背景色などが変わっている。他のソフトと同じように、クールな見た目でデスクトップを彩ります。 OpenOffice.org 3.0

12 Writerの複数ページ表示 また、Writerの表示に関しては実用的な部分が改善され、2ページを横に同時に表示しながら編集することができるようになりました。特に見開きの状態にしながら編集することが可能。 また、このウィンドウの右下のところが改善されていて、この部分で1ページ表示、2ページ表示、見開き表示と変えることができて、また、このスクロールバーで簡単に拡大率を変更することができるようになった。

13 Microsoft Officeとの互換性
Microsoft Office 2007のファイル(docx, xlsx, pptx)の 読み込み 書き出しには非対応 Wordファイル読み込み時のレイアウトについて 行数と文字数を指定したときのレイアウトを できるだけ忠実に再現

14 OpenOffice.org 2.4では OpenOffice.org 2.4では、ページレイアウトが崩れる上、実は元々1ページのWordドキュメントが、Writerで読み込むと2ページになってしまっていた。

15 OpenOffice.org 3.0では OpenOffice.org 3.0では、ほぼ忠実にレイアウトが再現できている。

16 地味に改善されているグラフ機能 円グラフ 第2X,Y軸タイトル 回帰曲線 バージョン2.3でグラフが刷新されて以来、少しずつグラフ機能は改善されている。まず、X軸Y軸それぞれに2つずつラベルを左右につけることができるようになりました。 それから、回帰曲線が簡単に描けるようになり、さらにy=ax+bなどという回帰式の係数もこのように表示してくれるようになりました。 また、円グラフでは、円グラフの回転方向を変えたり、開始点の角度を変えたりすることができるようになりました。

17 拡張機能について 拡張機能(Extension)の配布サイト ダウンロードしたファイルをダブルクリック するだけ 3.0から新しく使えるようになった拡張機能 Sun Presenter Console Sun PDF Import Extension

18 Sun Presenter Console プロジェクターとは別にPCに発表者向けの情報を手元の パソコンに表示するためのツール タイムキーパー。 ここで自分のパソコンの画面を見せる。

19 Sun PDF Import Extension
この拡張機能をインストールしてから、普通にOpenOffice.orgでPDFファイルを開くと、図形描画ツールのDrawで開かれて、編集ができる。 ただし、1行1行が別々のテキストボックスになっているので、一部分だけちょこっとPDFファイルを修正したりするのには使えるけれど、段落ごと変えるような修正には向かない。

20 関西OpenOffice.org勉強会 ほぼ隔月に開催 次回は12/6(土)＠大阪電気通信大学を予定
ほぼ隔月に開催 次回は12/6(土)＠大阪電気通信大学を予定 みなさんがOpenOffice.orgのノウハウを持ち 寄る場 これまでのネタ オフィシャルビルドとooo-buildについて Impressによるプレゼン方法 OpenOffice.org Portable導入 OpenOffice.orgの文章をWebDAVで共有 OpenOffice.orgで版管理 OpenOffice.org採用状況とアシスト移行事例 プレゼンツールとしてのImpressと、PowerPointの比較 OOo 3.0の新機能紹介

21 まとめ OpenOffice.org 3.0がリリース OpenOffice.org 3.0 には様々な新機能が
どの新機能に興味があるかは人それぞれ 詳しく知りたい人は関西OpenOffice.org勉強 会のブースまで 関西OpenOffice.org勉強会 みなさんの参加をお待ちしています！