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2007地盤震動シンポジウム 内陸地殻内地震の相互比較 -類似点と相違点-

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1 2007地盤震動シンポジウム 内陸地殻内地震の相互比較 -類似点と相違点-
工学院大学・建築学科 久田嘉章

2 はじめに 震源を特定しにくい地震の地震動 内陸地殻内地震の地震動特性 → 震源近傍の地震動特性(指向性パルス)
 → 震源近傍の地震動特性(指向性パルス) 近年の地殻内地震と特性化震源モデル  →1994年ノースリッジ地震  →2007年新潟県中越沖地震  →2007年石川県能登半島沖地震  →2004年新潟県中越地震

3 震源を事前に特定できない地震 既存の活断層図等の文献による調査、空中写真判読によるリニアメント調査、現地における地表踏査等の詳細な地質学的調査によっても、震源位置と地震規模を前もって特定できない地震(加藤ほか、2004)

4 震源を事前に特定できない地震 震源を事前に特定できない地震による震源近傍の観測記録の水平動応答スペクトルとその上限レベル(加藤ほか、2004)

5 震源を事前に特定できない地震 震源を事前に特定できない地震の上限レベルの検討に用いた震源近傍の強震記録の諸元 (加藤ほか、2004)

6 震源を事前に特定しにくい地震 地表に断層変位等の明瞭なこん跡を残さない潜在断層地震のうち、断層の破壊領域の位置と大きさがあらかじめ特定しにくい地震(原子力安全基盤機構、2004年度報告書) 一般建築にとって、事前に公表されていない伏在断層地震は、実質全て「震源を事前に特定しにくい地震」 近年の地殻内地震と特性化震源モデル  1994年ノースリッジ地震(Mw6.9、ML7.1)  2007年中越沖地震(Mw6.6、MJMA6.8)  2007年能登半島沖地震(Mw6.7、MJMA6.9)  2004年中越地震(Mw6.5、MJMA6.8)

7 地殻内地震の地震動特性 震源近傍の地震動 フリングステップ → 地表断層のごく近傍。断層すべりによる長周期・大変位の地震動 ランダム波
 → 地表断層のごく近傍。断層すべりによる長周期・大変位の地震動 ランダム波 指向性パルス  → 断層の近傍。断層の破壊伝播が近づく観測点では断層面直交方向に指向性パルスが、破壊伝播が遠ざかる観測点ではランダム波。

8 ランダムと指向性パルスの成因 横ずれ断層 パルスが出難い パルスが出易い

9 逆断層と指向性パルス パルスが出難い パルスが出易い パルスが出難い パルスは出難い 傾斜角小 傾斜角大 高角逆断層 低角逆断層 震央 震源

10 1940年Imperial Valley 地震(横ずれ断層) El Centro波→ランダム波

11 1940年Imperial Valley 地震(横ずれ断層) Meloland波→指向性パルス波

12 1995年兵庫県南部地震(横ずれ断層) 神戸大学波→指向性パルス

13 1995年兵庫県南部地震 アスペリティーと指向性パルス
淡路側 神戸側 釜江・入倉(1997)

14 1995年兵庫県南部地震 アスペリティーと指向性パルス
No.5の寄与 松島・ 川瀬(2000)

15 1995年兵庫県南部地震 木造家屋の倒壊方向

16 1994年Northridge地震(逆断層) 震源モデル
A’ 断層面延長線 震源 5 km 40° 15° 断層面 延長線 +15°線 断層面 +15°線 15 km A 傾斜角 Wald ほか(1996)に震源モデル

17 1994年Northridge地震(強震動)

18 1994年Northridge地震(速度応答)

19 1994年Northridge地震(逆断層) 特性化震源モデル
A’ 領域:大小2つのアスペリティー+背景 すべり量は、 3つの領域の各平均値(A1で1.1 m, A2で1.5 m, 背景で0.55 m) すべり角も各平均値 すべり速度関数:継続時間0.6秒の三角形関数を0.4秒間隔で3つ重合せ それぞれの領域で共通(すべり量比は0.5、0.3、0.2) Vr=3km/s一定 断層面延長線 断層面 +15°線 A Wald ほか(1996)に震源モデル

20 シミュレーション(破壊伝播速度一定)

21 シミュレーション(破壊伝播速度変化)

22 2007年新潟県中越沖地震(釜江・川辺、2007) FN(N55W) 傾斜角 49°

23 2007年新潟県中越沖地震

24 2007年新潟県中越沖地震(計算) (釜江・川辺、2007)

25 2007年能登半島地震 (池田ほか、2007) 傾斜角 66°

26 2007年能登半島地震の強震記録

27 2004年新潟県中越地震(釜江ほか、2005) 傾斜角 = 52° (北西傾斜)
FN(N59W) FP(N31E) 傾斜角 = 52° (北西傾斜) 20) Kamae, K., T. Ikeda, and S. Miwa: Source model composed of asperities for the 2004 Mid Niigata Prefecture, Japan, earthquake (MJMA=6.8) by the forward modeling using the empirical Green's function method, Earth Planets and Space, Vol.57,pp ,2005

28 2004年新潟県中越地震の強震記録

29 2004年新潟県中越地震の強震記録

30 高傾斜角+堆積層の影響?? Kato他、2005 活断層研究センター(


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