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平成１８年度 構造有機化学 講義スライド テーマ：炭素陽イオン２ 奥野 恒久
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前回の内容 ・炭素陽イオンの安定性 ・炭素陽イオンの構造 ・ホモ共役 ・古典的イオンと非古典的イオン
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その他のホモ共役系
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古典的イオンの非常に早い平衡 非古典的イオン 環状３中心４電子結合
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古典的イオンと非古典的イオン 非環状３配位 超共役非架橋 非対称架橋 対称架橋 非古典性増加 古典的 非古典的
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pKR+について KR+ R+ + 2H2O ROH + H3O+ 安定なカルベニウムイオンに対しては、アルコールとの平衡で熱力学的な安定性を定量的に議論する。
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カルベニウムイオンのpKR+ ３置換メチルカチオン pKR+ 溶媒 (C6F5)3C+ -17.5 H2SO4
(p-NO2C6H4)3C H2SO4 (CH3)3C H2SO4 (C6H5)3C H2SO4 (p-CH3C6H4)3C H2SO4 (c-C3H5)3C H2SO4 (p-MeOC6H4)3C H2SO4 (p-Me2NC6H4)3C H2O
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カルベニウムイオンのpKR+ カチオン pKR+ 溶媒 アリルカチオン -6.3 H2SO4
シクロプロペニウムイオン -7.4 H2SO4-95%EtOH トロピリウムイオン H2O
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カルベニウムイオンの発生方法 酸 （ルイス酸）
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酸度関数 非常に強い酸に用いる ＢＨ+ Ｂ + Ｈ+ [ＢＨ+] yB pKa ＝ log -logaH+ [Ｂ] yBH+ 酸度関数 H0
基準 o-nitroanilinium ion: -0.29 2,4-dinitroanilinium ion: -4.53 yBH[ＢH+]
![酸度関数 非常に強い酸に用いる ＢＨ+ Ｂ + Ｈ+ [ＢＨ+] yB pKa ＝ log -logaH+ [Ｂ] yBH+ 酸度関数 H0](http://slidesplayer.net/slide/11610933/62/images/10/%E9%85%B8%E5%BA%A6%E9%96%A2%E6%95%B0+%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E3%81%AB%E5%BC%B7%E3%81%84%E9%85%B8%E3%81%AB%E7%94%A8%E3%81%84%E3%82%8B+%EF%BC%A2%EF%BC%A8%2B+%EF%BC%A2+%2B+%EF%BC%A8%2B+%5B%EF%BC%A2%EF%BC%A8%2B%5D+yB+pKa+%EF%BC%9D+log+-logaH%2B+%5B%EF%BC%A2%5D+yBH%2B+%E9%85%B8%E5%BA%A6%E9%96%A2%E6%95%B0+H0.jpg "基準. o-nitroanilinium ion: ,4-dinitroanilinium ion: yBH[ＢH+]")
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酸度関数 酸 酸度関数 conc.H2SO4 -12 FSO3H -15.1 CF3SO3H -14.1 超強酸
FSO3H-SbF5(10%) -19 (90%) (Magic Acid) 超強酸 (Super Acid) 160℃～80℃で使用可 G. A. Olah ; １９９４年度ノーベル化学賞受賞
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