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実習「活動拠点本部」 DMAT本部の活動について
(技)講義8 実習「活動拠点本部」 DMAT本部の活動について DMAT技能維持研修 20分程度。その後、90分実習。
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広域災害時DMATの指揮系統例 総合調整 支援 厚生労働省本部 被災都道府県災害対策本部 保健医療調整本部 DMAT事務局 DMAT都道府県
被災地外 都道府県 DMAT都道府県 調整本部 DMAT SCU 指揮所 DMAT SCU 指揮所 DMAT 活動拠点本部 DMAT 活動拠点本部 保健所 市町村本部 病院支援 指揮所 SCU 指揮所 病院支援 指揮所 現場活動 指揮所 診療部門 診療部門 診療部門 診療部門 診療部門 診療部門
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HeLP-SCREAM (助けてと叫ぶ) 本部の立ち上げ(活動開始時)
Hello カウンターパートへの挨拶 Location 本部の場所の確保 Part 初期本部人員の役割分担 Safety 安全確認 Communication 連絡手段の確保 Report 上位本部への立ち上げの連絡 Equipment 本部機材の確保 Assessment アセスメント METHANE 状況の評価と情報発信
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活動拠点本部内組織図 本部長 副本部長 副本部長 副本部長 副本部長 本部 DMAT 搬送等 医療ニーズ情報 ロジスティックス クロ
活動指揮担当 副本部長 搬送等 調整 担当 副本部長 医療ニーズ情報 担当 副本部長 ロジスティックス 担当 本部 クロ ノロ 連絡係 資材整理係 本部ロジスティックス
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DMAT活動拠点本部の業務 指揮系統の確立 医療機関の情報収集 DMATの指揮 搬送調整 DMAT撤収、引継ぎ 管下の指揮所を設置
管下医療機関の情報収集 EMISへの反映 DMATの指揮 登録 活動指示 搬送調整 搬送手段の確保 搬送DMATの確保 消防との連携体制の確立 搬送先医療機関の確保 担当範囲内のフロー図の策定 DMAT撤収、引継ぎ 保健所と連携し、保健医療救護調整体制を確立 救護班必要数の要請 統括DMAT養成研修
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DMAT活動拠点本部の業務 指揮系統の確立 医療機関の情報収集 DMATの指揮 搬送調整 DMAT撤収、引継ぎ 管下の指揮所を設置
管下医療機関の情報収集 EMISへの反映 DMATの指揮 登録 活動指示 搬送調整 搬送手段の確保 搬送DMATの確保 消防との連携体制の確立 搬送先医療機関の確保 担当範囲内のフロー図の策定 DMAT撤収、引継ぎ 保健所と連携し、保健医療救護調整体制を確立 救護班必要数の要請 統括DMAT養成研修
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活動拠点本部指揮系統例 高知市・中央西DMAT活動拠点本部 班・指揮所のリーダーを必ず任命すること 3 5 5 2 2 2 2 2 2 5
病院 調査班 指揮所 搬送班 指揮所 DMAT 仁淀 病院 支援 指揮所 DMAT 土佐 市民 病院 支援 指揮所 DMAT 近森 病院 支援 指揮所 DMAT 高知 赤十字 病院 支援 指揮所 DMAT 高知 医療 センター 支援 指揮所 DMAT 国立 病院 機構 高知 支援 指揮所 5 5 2 2 2 2 2 2 5 班・指揮所のリーダーを必ず任命すること
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DMAT活動拠点本部の業務 指揮系統の確立 医療機関の情報収集 DMATの指揮 搬送調整 DMAT撤収、引継ぎ 管下の指揮所を設置
管下医療機関の情報収集 EMISへの反映 DMATの指揮 登録 活動指示 搬送調整 搬送手段の確保 搬送DMATの確保 消防との連携体制の確立 搬送先医療機関の確保 担当範囲内のフロー図の策定 DMAT撤収、引継ぎ 保健所と連携し、保健医療救護調整体制を確立 救護班必要数の要請 統括DMAT養成研修
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DMAT活動の優先順位 災害拠点病院 一般病院 介護保険施設 救助現場 避難所 孤立集落 防ぎえる災害による 防ぎえる災害による 死亡の低減
健康被害の低減 災害拠点病院 一般病院 介護保険施設 救助現場 避難所 孤立集落 リスト作成→情報収集 病院支援 (物資、避難、診療) 搬送支援 広域医療搬送 搬送支援 救護所活動 現場活動 搬送支援 繰り返し確認する
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医療機関情報収集の方法 医療施設によるEMIS入力 拠点本部からの電話で確認、代行入力 保健所等による情報収集、代行入力
DMAT派遣、現地で状況確認、代行入力 →これを踏まえて、どの病院・地域に保健所又はDMATを派遣するのか、又は電話での確認を行うのか、具体的に考えて下さい
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DMAT・保健所による情報収集の特性 DMAT 保健所 機動力が高い(DMATカー、ヘリコプターなど) 衛星電話等の通信ツールを使いこなせる
早期に医療活動開始が可能 地域の医療機関について詳しくない(EMIS不掲載施設や新規開院施設は解らない?) 保健所 管内の医療機関について詳しい 通信ツールに乏しい 機動力は低い(自転車や自家用車など) 医療活動は難しい
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DMAT活動拠点本部の業務 指揮系統の確立 医療機関の情報収集 DMATの指揮 搬送調整 DMAT撤収、引継ぎ 管下の指揮所を設置
管下医療機関の情報収集 EMISへの反映 DMATの指揮 登録 活動指示 搬送調整 搬送手段の確保 搬送DMATの確保 消防との連携体制の確立 搬送先医療機関の確保 担当範囲内のフロー図の策定 DMAT撤収、引継ぎ 保健所と連携し、保健医療救護調整体制を確立 救護班必要数の要請 統括DMAT養成研修
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DMAT活動拠点本部における DMAT登録と活動指示
事前把握 参集チーム数を把握、追加要請 EMISで参集DMATのメンバー、資器材を把握 登録 受付 参集時、EMIS情報に間違いがないか確認 活動指示 指揮系統(所属指揮所)の指示 所属班・指揮所の活動目的、内容の説明 DMAT配分方針・優先順位を参考 ブリーフィング 指示票に基づく マナーの注意も含む EMISに反映 指示した所属本部・活動場所をEMISに入力
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DMAT配分の方針・優先順位 CSCA TTT 活動拠点本部の要員確保 災害拠点病院の病院本部体制の確立 調査チームの確保 搬送チームの確保
最低15名 災害拠点病院の病院本部体制の確立 各拠点病院2チームずつ 調査チームの確保 孤立している病院(連絡なし、EMIS入力なし)に派遣するDMATの確保 搬送チームの確保 救急車で来ているDMATは拠点本部直轄の搬送チームとして待機 診療支援 診療支援が必要な災害拠点病院に集中的に派遣 チームが十分に確保できれば一般病院も含めて検討 SCU、広域医療搬送 救助現場、介護保険施設、避難所、 市町村・保健所・消防本部等へのリエゾン派遣も検討 籠城支援 DMAT車両による搬送支援 TTT 拠点病院機能の強化(急性期診療支援) DMAT投入による後方病院機能の強化 SCUの設置、DMAT投入・機能強化 DMATによる 広域医療搬送
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DMATの搬送活動 急性期の搬送ニーズ 急性期の消防活動 DMAT活動の意義
広域災害時には病院間搬送が重症患者の根本治療までのボトルネックとなる 病院避難においては多大な搬送手段の確保が必要 急性期の消防活動 消火、救助業務が優先 救急車も119通報に応じて現場出動 病院間搬送、病院避難の優先順位は低い DMAT活動の意義 自前の搬送手段の確保 他機関との交渉においても必要 (こちらの搬送手段は十分に使っている・・・) 必ずしもチーム全員で搬送する必要はない
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搬送DMATの配置 拠点本部レベルに配置(原則) 病院支援・SCU指揮所レベルに配置(例外) 担当地域内での柔軟な運用が可能
搬送手段が地域で希少資源の場合 地域内での搬送ニーズ、優先順位が不明な場合有用 迅速性が課題となる可能性がある 病院支援・SCU指揮所レベルに配置(例外) 病院・SCUにおける迅速な対応が可能 地域の最適分配とならない可能性がある 指揮所レベルで機動部隊を管理できるかが課題
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DMATの診療支援(急性期) 災害発生重症患者の救命 過剰な診療ニーズに対応 活動場所:災害拠点病院 集中的に投入しなければ意味をなさない
(1-2チームでは焼け石に水) 診療対象:災害時発生重症者への診療 (安定化治療、根本治療) 過剰な診療ニーズに対応 活動場所:全ての医療機関 診療対象:中等症、軽症も含むすべての患者の診療
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資源投入の留意点 待機DMATは0へ ニーズの多いところに資源を集中 集まった資源の有効活用 ニーズは多くの場合、不明確
常に有効活用の手段を考える 集中の原則 経済の原則 待機DMATは0へ
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被災地内におけるDMAT待機 DMAT1チームの活動 現地待機は非常に非効率 一般隊員への教育 本部要員への教育 被災地へ移動:24時間
被災地内活動:48時間 帰還:24時間 現地待機は非常に非効率 搬送隊は除く 一般隊員への教育 待機も仕事 本部要員への教育 待機は非効率 多くの待機は本部要員の怠慢
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ブリーフィング項目の一例 状況に関する事項 C:指揮及び連携に関する事項 S:安全管理に関する事項 C:情報伝達に関する事項
A:評価及び報告関する事項 移動に関する事項 被災地でのマナーに関する事項 ※次項、活動拠点本部における指示票の一例参照
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活動拠点本部における指示票の一例 ●定型化によるメリット:指示の「誤り・抜け・重複」を防止でき指示時間を短縮(活動時間の確保)
●使用時の留意事項:補助資料として地図、指揮系統図、コンタクトリスト等を有効に活用
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活動拠点本部における指示票の一例 ●定型化によるメリット:指示の「誤り・抜け・重複」を防止でき指示時間を短縮(活動時間の確保)
●使用時の留意事項:補助資料として地図、指揮系統図、コンタクトリスト等を有効に活用
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被災地におけるマナーの一例 ・イラストによりイメージアップが容易 ・否定的な「べからず集」とともに、肯定的な「○○しよう集」も検討
・使用にあたっては、当時の状況や各チームの理解度に応じた具体化が必要
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DMAT活動拠点本部の業務 指揮系統の確立 医療機関の情報収集 DMATの指揮 搬送調整 DMAT撤収、引継ぎ 管下の指揮所を設置
管下医療機関の情報収集 EMISへの反映 DMATの指揮 登録 活動指示 搬送調整 搬送手段の確保 搬送DMATの確保 消防との連携体制の確立 搬送先医療機関の確保 担当範囲内のフロー図の策定 DMAT撤収、引継ぎ 保健所と連携し、保健医療救護調整体制を確立 救護班必要数の要請 統括DMAT養成研修
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搬送調整 平時の搬送調整 災害時の搬送調整 1:1のマッチング 現場(救急部門)が、搬送手段、搬送先を確保 多:多のマッチング
DMAT本部レベルで、搬送手段、搬送先を確保
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上位本部と下位本部 上位本部の役割:戦略 下位本部の役割:戦術 将の能にして君の御せざる者は勝つ 孫子 謀攻編
対応する地域、活用可能な資源を規定 希少資源の運用 下位本部の役割:戦術 与えられた範囲内での資源の運用 搬送の枠組み 資源を提示 搬送の マッチング 将の能にして君の御せざる者は勝つ 孫子 謀攻編
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搬送調整の役割分担 資源確保 運用 都道府県調整本部 活動拠点本部 病院本部(病院支援指揮所)・SCU指揮所 医療現場
各地域毎の搬送ニーズの把握 各地域毎の搬送手段の確保 各地域毎の搬送先情報の整理・把握(搬送先医療機関の確保) 搬送の判断:都道府県全体のフロー図の策定 活動拠点本部 各病院毎の搬送ニーズの把握 各病院毎の搬送手段の確保 各病院毎の搬送先情報の整理・把握(搬送先医療機関の確保) 搬送の判断:担当範囲内のフロー図の策定 病院本部(病院支援指揮所)・SCU指揮所 自病院の搬送ニーズの把握 自病院に来る搬送手段の確保(in outとも) 搬送先情報の整理・把握(搬送先医療機関の確保) 医療現場 搬送の判断 搬送患者の選定:どの患者を 搬送手段の決定:どのような手段で 搬送先の決定:どこへ 運用
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フロー図策定の留意点 都道府県調整本部は、各活動拠点本部が確定させた管轄内の流れを反映 できるだけ、活動拠点本部内で完結する流れを作る。
搬送経路は簡明を意識 ○:陸路は○○へ、空路は○○へ ×:陸路は○○、△△、□□へ・・・・・・ EMIS、メールなどで周知 統括DMAT養成研修
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EMIS上における本部業務 - 1 統括IDでのログイン 本部・参集拠点・医療搬送拠点の指定・登録 本部体制管理 本部活動記録
登録・発信業務 EMIS上における本部業務 - 1 統括IDでのログイン 本部・参集拠点・医療搬送拠点の指定・登録 本部を登録し、本部間の指揮系統を確立 本部及び指揮所は新規登録 活動拠点本部及び指揮所の本部登録はDMAT事務局が後方支援として実施(当面) 本部体制管理 本部要員のチームビルディング、本部体制を登録 本部内指揮系統の確立 本部活動記録 クロノロを登録
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EMIS上における本部業務 - 2 連絡メール送信 参集チームの登録、活動場所の指定 被害状況の代行入力
登録・発信業務 EMIS上における本部業務 - 2 連絡メール送信 本部毎に所属するDMATへのメール送信 他本部へのメール送信 参集チームの登録、活動場所の指定 参集チームの構成、資器材、患者搬送能力等を把握 参集時、その情報に間違いがないか確認し、登録 EMISにより被害情報を把握、支援が必要な場所を管轄活動場所として指定 管轄活動場所へのDMAT派遣指示を反映 被害状況の代行入力 派遣したDMAT、病院、保健所などから確認した情報を適宜代行入力 川瀬メモ: - 2 つける。; 「EMIS上における」なので、「EMISで参集DMATのメンバー、資器材を把握」 > 資器材、患者搬送能力等を把握 確認し、登録 > 確認し、受付? →(市原コメント)参集時、受付にて、確認し、登録で良いのではないかと思います。 被害状況の代行入力 > の情報集約? →(市原コメント)ここは代行入力だと思います。 ー本部毎に所属するDMATへのメール送信」だけでなく、「ー他本部へのメール送信を追加。
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