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映像の修復・再利用技術についての調査 1ds05176w 池田 達矢 1ds05220 柴原 亮介
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目次 ①映像修復について ②日本での取り組み ③映像・画像のノイズ除去・補間技術 ④今後の画像・映像処理技術
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外国では2000年頃からいろいろなプロジェクトが発足した、今では映像の修復を専門とする会社もできている。
the EU Project BRAVA osero project Snow white project
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では、何故映像の修復が必要とされているのだろうか?
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修復の理由 歴史的、芸術的なフィルム映像を文化遺産として保存するため。 数年前からTV番組のコンテンツが不足して
いるので、古い映像を再利用するため。
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日本での取り組み 日本放送協会(NHK)は、過去の番組映像を保管、活用するために埼玉県にNHKアーカイブスを開設した。
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NHKアーカイブス NHKが過去に放送した50年間分の番組がVTR換算で約59万本、保管されている。
中にはフィルム形式のまま保存されているものもあり、その修復作業は専門会社に委託している。例えば日本のIMAGICAやオランダのハーゲフィルムなど。
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IMAGICA 1935年に創業、日本で始めて映画フィルムの現像を開始。以来ハイビジョンやコンピューターグラフィック、デジタル画像処理にも力を入れている。
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ハーゲフィルム オランダにある映画保存社で小津安二郎の「斬人斬馬剣」の復元をはじめ、数々の日本映画を復元・補修してきた。
ハーゲフィルムの特色は、フィルムの復元を専門とし、その技術で国際的な知名度を得ているという点である。
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映像・画像のノイズ除去・補間技術
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映像・画像劣化の種類 ダートアンドスパークル デジタルドロップアウト ビネガーシンドローム フィルムテア
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Image Inpainting Image inpaintingとは 画像・映像中のノイズや不必要な部分を除去する技術
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Image Inpainting Image inpaintingの手順 1.除去したい部分(ノイズ・字幕など)を取り外す
1.除去したい部分(ノイズ・字幕など)を取り外す 2.除去された部分を周りの画像から違和感の無いように補間 現画像 処理後
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ノイズの除去 1.ノイズの抽出:除去したい領域と背景の輝度差を投票処理・ 2値化により抽出
2値化により抽出 2.ノイズの除去:ノイズを十分覆えるように、抽出した遮蔽領域 を拡張させ、除去する。 現画像 ノイズ抽出 ノイズ除去
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Image Inpainting 下の式を利用して除去した部分を補間 修正後 修正前 修正要素 画素情報 方向ベクトル 方向ベクトル
修正要素 画素情報 方向ベクトル 方向ベクトル 周辺の画素情報
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今後の画像・映像処理技術 今現在の画像処理技術は、濃淡の変更や明るさ補正などに関 してはコンピュータが自動で行えるようになったが、ノイズ除去
などのピンポイントの処理に関してはユーザが手動で行わざる を得ない。また、ノイズを除去できたとしても完璧に除去される ことを難しく、除去しなくてよい部分まで除去してしまう。 画像・映像をパソコンに取り込んだ時、コンピュータがノイズだ けを正確に抽出し除去する技術の開発が今後も進められる。
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必要性の認識 視覚的に過去を認識する方法で一番有効なのは映像です。なので過去の映像が失われる前に映像修復技術の向上は絶対、と思うからこそ各国での研究が進んでいます。今は外国に修復を依頼している日本も、重要性に気づき、これから力を入れていくと信じています。
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参考文献 [1] On Missing Data Treatment for Degraded Video and Film Archives: A Survey and a New Bayesian Approach Anil C. Kokaram, Member, IEEE [2] 画像の処理と認識 安居院猛 長尾智晴 [3] 紐状遮蔽領域の除去と画像の復元 鈴木博 玉木徹 山本正信 電気情報通信学会 [4] Image Inpainting Marcelo Bertalmio and Guillermo Sapiro Electrical and Computer Engineering,University of Minnesota [5] NHKアーカイブス [6] IMAGICA [7] HAGHEFILM
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