DLNA 2004 MT1 120 山口奈津子 2005 MT 007 千葉祐美子 2005 MT 056 久保このみ 2005 MT 064 三村奈緒美
目次 DLNA の概要 DLNA の使用法 DLNA の仕組み 今後の課題 まとめ
DLNA が出来るまで 開発メーカー,OS が異なる ↓ 機器のネットワーク化を阻害 ↓ 各家電メーカが提携し、ガイドラインを決定 ↓ DLNA の誕生!!
DLNA とは DLNA ( Digital Living Network Alliance ) ・・・デジタル生活ネットワーク同盟 デジタル家電同士や PC をネットワークで接 続し、データを相互利用する仕様を策定する ために定めた団体 マイクロソフト、松下電器産業、ソニー、イ ンテル・・・ etc
DLNA とは DMS ( digital media server ) ・・・コンテンツを提供するサーバー DMP ( digital media player ) ・・・再生するクライアント サーバプレーヤー コンテンツ
相互接続性ガイドライン 機能的な構成要素技術成分 接続性 Ethernet,BlueTooth ネットワークスタック IPv4 機器発見とコントロール UPnP Device Architecture メディア管理とコント ロール UPnP AV メディアフォーマット JPEG,LPCM,MPEG2 メディア転送 HTTP,RTP
UPnP UPnP ( Universal Plug & Play ) ネットワーク機器を簡単に接続出来るよう にする UPnP Device Architecture 機器を発見 UPnP AV データの受け渡し, 再生制御
具体的に何ができるのか? [DLNA 対応機器において ] → コンテンツを蓄えるサーバー、再生を行うクライア ントで構成されている。 パソコンに溜めた音楽をオーディオシステムで聴く 別部屋にあるパソコンに溜めた動画を大画面テレビ で見る ハードディスクレコーダーの映像コンテンツを別部 屋のパソコンで見る etc ・・・ → 主にストリーミング再生する形態
DLNA とは イーサネット DMS DMP DMP/DMS DMP リビングルーム 書斎 部屋 ※イーサネット : LAN ケーブルと同じ
プリンター 携帯機器 ハードディスク テレビ ネットワーク ストリーミング再生 印刷 アップロード ダウンロード DLNA に対応した機器間では、コンテンツの共有が可能
DLNA ガイドライン v1.0 デバイスクラスの追加 メディアフォーマットの追 加 システムの使い方の追加 モバイルへの対応 プリンタへの対応 新機能 RTP QoS Playlist その他 DLNA ガイドライン拡張版 初期の規格と互換性 がある 使い勝手を高める機能 を追加 対応機器や形式が大幅に増加、多様な使い方ができるようになった
実際のサービス サーバ : Windows Media Player 1 1 ( Windows XP 、 Windows Vista で利用可能) クライアント : PLAYSTATION 3 Windows XP や Windows Vista に蓄積されて いるデジカメ写真、音楽、動画などをネット ワーク経由で PLAYSTATION3 に転送して、 再生可能
基本操作 サーバー起動 ( PC ) PLAYSTATION 3 起動 サーバーの選択(ここでは PC ) コンテンツの選択 (写真、音楽、動画な ど) 再生
DLNA の構造 全ての通信 TCP/IP ベース ネットワークに機器を接続したときのアドレス割り振り やデバイスの発見 / 登録作業 DHCP , Auto IP , UPnP DMS と DMP が通信 HTTP プロトコル ・コンテンツ一覧の表示 / 指定 XML ベース ・コンテンツの再生 UPnP AV 各メディアフォーマットの定義 最上位層 DLNA のために 新たに開発や採用 した技術がない 。。 DLNA のために 新たに開発や採用 した技術がない 。。
コンテンツ視聴のユースケース 例
コンテンツ視聴シーケンス SSDP :ネットワーク上のデバイスを 検出するためのプロトコル。 GENA :機器の状態変化などのイベ ントを通知するためのプロトコル。 SOAP :機器間でのデータを交換を 行うためのプロトコル。 CDS :コンテンツの検索やリスト表 示に関する規定。
DiXiM について PC に限らない DLNA の機能を実現するためのソ フトウェア。 デジタル AV 機器などに DiXiM をミドルウェアの 形で搭載 。
最大の課題 未だ DLNA を活用した、 魅力的なサービスが見えてこない ⇒ DLNA という言葉が一般に普及していない 物を作るよりも先に、 利用スタイルについての提案が必要
技術的な課題 互換性 DLNA ガイドラインは規格ではない = 詳細な仕様まで規定していない メーカーごとの UI の違いによって、 ユーザーに選択肢を提供 ⇒独自性を出すことは重要である。 しかし相互接続できなければ、本末転倒。
利用者から見た課題 コスト面 ・機器コスト、故障修理コスト、サービスコ スト ・機器設置、買い替えコスト セキュリティ面 ・不正アクセスや成りすましに対するセキュ リティ ・耐タンパ技術、セキュア通信の確保 使いやすさの面 ・誰でもどこでも簡単に利用可能なこと
DLNA の今後 利用者が使いたくなるサービスの実現 =モノよりコトの開発 ⇒ DLNA ガイドライン v2 相互接続性の実現をさらに発展、 ユーザーの利便性を実現する。 ・新しい A/V 機能 ・セキュリティ機能の強化 ・ホームネットワークインフラの強化