HSVNとICT 葉山災害ボランティアネットワーク 2015年9月18日. ICTを活用して 災害ボランティアセンターに必要な 情報の収集・情報の発信ができるようになろう 災害ボランティアセンターにとって(信頼できる)情報は生命線です HSVNはこの課題の解決に向けた取り組みを始めます ICTとは、情報通信技術を表すITに、コミュニケーションの概念を加えた言葉。

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HSVNとICT 葉山災害ボランティアネットワーク 2015年9月18日

ICTを活用して 災害ボランティアセンターに必要な 情報の収集・情報の発信ができるようになろう 災害ボランティアセンターにとって(信頼できる)情報は生命線です HSVNはこの課題の解決に向けた取り組みを始めます ICTとは、情報通信技術を表すITに、コミュニケーションの概念を加えた言葉。 ICTとは、Information and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略で、日本ではすでに一 般的となったITの概念をさらに一歩進め、IT=情報技術に通信コミュニケーションの重要性を加味した言葉です。 ICTは、ITとほぼ同義語ですが、情報通信技術のコミュニケーション性を強調していて、ネットワーク通信による情報・知識の共有を念頭に置いた表現となっています。日本ではITという言葉が普 及しましたが、国際的にはICTという呼称のほうが一般的です。ネットワークを利用した多様なコミュニケーションが行われている現在、ITと比べ、ICTは今後日本が目指す情報化社会に、よりいっ そう合った的確な表現であると言えます。総務省の「IT政策大綱」が2004年から「ICT政策大綱」に名称を変更するなど、日本でも徐々にITからICTへと、移行する動きが出ています。

(1)葉山の災害情報ポータルサイトを作ろう (2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう (3)地域の情報ボランティアを育てよう ポータルサイト:インターネットにアクセスするときに、玄関口となるウェブサイト。主に検索エンジンやリンク集などを中心として、様々なサービスを提供する。 Disaster Information Tweeting System:東海大学が国の助成を受けて開発しているメール程度の知識があれば簡単に情報の受発信ができるツールの名前。 後のページで詳述。 情報ボランティア:災害ボランティアセンターと協働してくれる、ICTに詳しい地域のボランティア。 提案

きっかけとなった「かながわICT研究会」

かながわICT研究会の研究テーマ=情報共有基盤 情報提供者が寄せる被災地域の情報を、 地域と県のボラセンが共有できるようにし、 適切な被災情報やニーズ情報を全国のボ ランティア志願者等に向けて発信する、 SNSを活用した情報共有基盤を作れない か? 今回の提案はこの研究活動の成果を葉 山でも展開できないか?という趣旨で行っ ています。 SNS:Social Networking Service, 読み方:エスエヌエス SNSとは、参加するユーザーが互いに自分の趣味、好み、友人、社 会生活などのことを公開しあったりしながら、幅広いコミュニケーションを 取り合うことを目的としたコミュニティ型のWebサイトのこと。フエイスブッ ク、ツィッターなど。

研究成果としてできた「かながわ災害情報ポータルサイト」 掲載されている情報のメニュー

横浜市瀬谷区にも災害情報ポータルサイトができた 瀬谷区の災害情報ポータルサイト (テスト版) ICT研究会の活動を受けて、 横浜市瀬谷区の災害ボランティアが 作った災害情報ポータルサイトです。 瀬谷区の災害ボランティアセンターが 必要とする情報が網羅されています。

国立研究開発法人防災科学 技術研究所(防災科研)のご 支援により、防災科研が提供す るEコミュニティプラットフォーム上に 葉山の防災ポータルサイトを構築 する環境が整備されています。こ れを作りこんで行きましょう。 (1)葉山の災害情報ポータルサイトを作ろう 個人でブログをやった事がある人 ならできる! 2015 年 9 月 14 日現在

(1)葉山の災害情報ポータルサイトを作ろう 現在有志が作成中

(2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう どのようにICTを活用して 情報を効率的に受発信するのか? ・ツールは何を使う? ・どうやって使う? ・使い方のルールは?

Twitterを使って災害時に情報の収集を行おうとしている自治体が増えている (2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう

すでに関東地方の54%の 自治体がTwitterを使って 情報を発信している 災害時の自治体Twitter調査(2014) (2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう

#タグ、@リプライ、RT、リスト 位置情報(ジオタグ) 写真 しかし、緊急時にtwitterを使いこなすのは難しい 実験の結果 ルール通りにつぶやくのがめんどう ハッシュタグの指定 ルールを間違いやすい ×#ictkanagawa ○#ict研究会 #訓練 ×#ict研究会#訓練×#ict研究 会#訓練 位置情報を付け忘れる (2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう

DITSとは 東海大学<to-collabo>内田先生のグループが開発中の スマホ・PCを使って情報を受発信するためのツール システムの入口画面(PC、スマホ) (2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう

操作は簡単! メール程度の知識で 情報を受発信できる。 端末のGPS機能を 使って、今いる場所 の住所を自動的に 付加して投稿 面倒な#タグ設定も 自動的に付加 システムの背後でtwitter が動く仕組みなので面倒な 操作を覚える必要はない (2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう

(2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう

2015年6月3日に行っ たミニ実証実験の結果 DTSを使って投稿し た情報が地図上に 表示されている パソコン画面 (2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう

(2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう 使用上の注意点

投稿された(個人発の)情報を、ボラセンで集約し、取捨選択した 上で、ボラセンの公式情報として再発信(RT)する。 少し先のイメージ (2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう

発信→地域のボラセン→拡散のイメージ 地域 ボラセン 発信 者 地域 ボラセン 取捨選択した情報をRT(リツ イート)でtwitter上に拡散。 受信した媒介者がさらに拡散 地域 ボラセン 地域ボラセンの情報管理ボラ は投稿された情報を集約・判 断して取捨選択=NGなツ イートをはじく 全国・全世界 地域の住民(事前登録した情報ボラン ティア+一般twitterユーザー)が DITS・twitterで情報発信 情報管理ボラ情報管理ボラ 情報管理ボラ情報管理ボラ 情報管理ボラ情報管理ボラ ここが肝! 地域ボラセンは付加された#タグ を基に情報を集約 (2)Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう

(1)葉山の災害情報ポータルサイトを作ろう 葉山の災害ボランティアセンターが必要とする、基本的なインフラ情報や地域情報を網羅して、発災時にはボラセンの情報 発信の拠点として機能するポータルサイトを作ろう。 社協+HSVN有志+外部協力者による協働作業を始めよう (2) Disaster Information Tweeting System (DITS:ディッツ)を使いこなそう ICT研究会メンバーの協力を得ながら、研修講座を行おう 行政と連携して町民へ普及させていこう (3)地域の情報ボランティアを育てよう ポータルサイト制作や講座開催などを通じて外部の協力者を獲得していく中で、 発災時にHSVNと協働してくれる人を葉山に増やしていこう。 提案