インターネット概論 第 3 回 旅先からインターネット
先週の復習 自宅からインターネット ダイアル・アップ v.s. 常時接続 これからは広帯域・常時接続 常時接続と定額課金の違い ADSL 、 Cable Modem 、光ファイバ ラスト・ワン・マイル問題 Conventional な通信事業者 v.s. 新しい通信事業者
旅先からインターネット インターネットの地図? 多種多様なインターネットサービス 接続できないときの問題解決手法 物理的な接続 データリンク的な接続 IP 的な接続 ファイア・オール( Fire Wall) 7 階層参照モデル
インターネットは、鉄道網!? 自律システムの相互接続 近距・遠距離鉄道とアク セス網とバックボーン 目的地の駅名と経路制御 ターミナル駅と IX 乗り換え駅と Local Peer ターミナル駅にデータセ ンター
出先で利用可能なインターネッ ト 無線 広域無線 PHS や携帯電話 ローカル無線 スターバックス・空港 有線 電話線でモデムを利用 ISDN 施設の Ethernet
広域無線を使ったサービス 携帯電話 基本的には通常の電話回線とモデムと同じ 9. 6 Kbps PHS 回線交換とパケット通信 64 Kbps FOMA ( IMT2000 ) 回線交換とパケット通信 384Kbps
回線交換と パケット通信
回線交換とパケット交換 典型的な課金モデル 回線交換: データがなくても回線を保持してい る → 、 “ 時間課金 ” パケット課金: データが流れていなければ資源 を使わない → “ パケット課金 “ 混んでくると 回線交換 → お話中! パケット通信 → コンジェスションやパケットロ ス
ローカルな無線 大学のキャンパス スターバックス モスバーガー チャンギ・エアポート ホテル 日本: 1 - 14 ch アメリカ:1 - 13 ch 欧州: 1 - 11 ch IEEE802.11b 11Mbps 2. 4 GHz FH 1 ch -14 ch
IEEE b 11 Mbps(電波の強さで、Fall Down 5M,2M) 大体基地局から見通しで、数10m 1 台の基地局で、数 10 台の端末 基地局には、チャネルがある 端末側がAutoScan SSIDと呼ばれるIDがある ANY ( もしくは, 空白)で、SSIDのAuto Scan SFC ・ CNS は、多分000000 SFC だったと思 う WEPという暗号通信もある
インターネットホテル ホテルオークラ 全室(858室) 10Mbps で接続可能 利用料金は翌日正午まで 1500 円 ホテルからの対外線は 100Mbps IMPRESS INTERNET WATCH より kura.htm ( 2001/08/31 ) kura.htm
インターネットホテル 京王プラザホテル 24 時間無料 ホテル内 10Mbps ホテル内は VDSL 対外線 3Mbps ASCII24 より html
実現方法 ホテル内は VDSL を利用した物が多い 距離的な問題 有料の場合には、ホテルの部屋からの自動申 し込みが多い WWW ポートへの通信を Transparent Proxy で申 し込む WWW ページへ転送 申し込みをすると外と通信できるようになる
モスバーガー 無線 LAN を利用 NTT Communications と Melco が共同実験 都内5ヶ所 神田北口店,茅場町店,銀座六丁目店,渋谷道玄坂店,門 前仲町店 ZDNET JAPAN より
スターバックスコーヒー 秋葉原スターバックスの隣にインターネット カフェがある スターバックスのレシートを持っていくとイン ターネット利用料金が半額 無線 LAN カード貸し出しにより実現 店のもの以外の無線 LAN カードは使えない
インターネットマンション 光ファイバーをマンションに引き込んである 壁からは RJ45 の口が出ている マンション内は 10 ~ 100Mbps 対外線は色々 1.5Mbps ~ 100Mbps
有線 アナログ回線をモデムで利用 モデムの規格には、数種類ある V.32, V90, V24bis etc… 新しいモデムなら自動で合わせてくれる 9.6Kbps ~ 54Kbps 注:圧縮技術を使っているので、ファイル転送等では、 これほどの性能はでない 電話線のジャックは、世界共通ではない! 日本とアメリカは同じ^^
有線 ISDN は、国ごとにちょっとづつ規格が違う すなわち、日本の機器は多くの場合そのままでは、 アメリカで使えないと思ったほうがいい Ethernet 世界どこでも、 10BaseT は 10BaseT RJ45 Category 5ケーブル
ちょっと寄り道 通信の国際標準は、 ITU (昔の CCITT ) 交換機同士は、相互接続できるが、電話のジャッ クの形態は、バラバラ ISDN も勿論 ITU の勧告( Recommendation!) 実装が、少しずつ違っていることが多い Ethernet は IEEE 標準、 Internet は、 RFC これは、デファクト・スタンダード(業界標準) 世界どこへいっても、同じ!^^
7階層参照モデル それぞれのアプリ SMTP の設定 暗号化 UDP/TCP などのセッショ ン Fire wall の設定 IP Ping,Traceroute Ether,PPP LED のチカチカ IF のパケットカウンタ 物理的な接続 コネクタの形状 しっかりつながってる? 物理層 データリンク層 ネットワーク層 トランスポート層 セッション層 プレゼンテーション層 アプリケーション層 Layer 1 Layer 2 Layer 3 Layer 4 Layer 5 Layer 6 Layer 7
Ping/Traceroute ICMP という制御用のパケットを使う UNIX 系では、 traceroute コマンド Windows では、 tracert 実際にやってみよう!
IP アドレスの確認 物理層、データリンク層まで確認できたら、 自分のホストに IP アドレスが付いているかを 確認 UNIX 系 ifconfig Windows 系 ipconfig アドレスの付け方 Dynamic : DHCP Static: 自分で手でつける
IPv4 アドレスの構造 Mask 長は、可変 マスクの表現方法 /20 0xffffc Total: 32 ビット 8ビット 133 27 510 Network 部 Host 部 IP address Net Mask 20ビット12ビット
Internet の構造とアドレス Network 1: /24 Network 2: /16 Network 3: /16 SubNet 1: /24 Subnet 2: /24 SubNet 3: /24 Host A: /24