情報基礎実習 I (第3回) 木曜4・5限 担当:北川 晃. プログラミング演習 2 つの数を入力し,「計算」ボタンをクリック すると,それぞれの計算結果を次のように 表示するプログラムを作れ.

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情報基礎実習 I (第3回) 木曜4・5限 担当:北川 晃

プログラミング演習 2 つの数を入力し,「計算」ボタンをクリック すると,それぞれの計算結果を次のように 表示するプログラムを作れ.

四則演算 : プログラム例 Label1 ~ 8 , Textbox1 ~ 8 , Button1, 2 の貼り付 け Dim m, n, wa, sa, seki, sho_int As Integer Dim amari As Integer, sho As Single m = Val(TextBox1.Text) n = Val(TextBox2.Text) wa = m + n : TextBox3.Text = wa sa = m - n : TextBox4.Text = sa seki = m * n : TextBox5.Text = seki sho = m / n : TextBox6.Text = sho sho_int = m \ n : TextBox7.Text = sho_int amari = m Mod n : TextBox8.Text = amari End

プログラミング演習 「 3 時 21 分 50 秒から 8 時 17 分 46 秒までは何時間 何分 何秒か」 というように,一般に時分秒の組で表された二つの時刻の 間の時間を計算したい. H 1 時 M 1 分 S 1 秒 から H 2 時 M 2 分 S 2 秒 までの時間 H 3 時間 M 3 分 S 3 秒を計算して表示させるプログラムを作れ.

経過時間の計算:考え方 時分秒の計算は,時刻をすべて秒単位に換算して 計算するのが簡単である.秒への変換は, 3600× (時)+ 60× (分)+(秒) とすればよい. 秒単位の大きな数 K から時分秒への換算は,  K を 3600 で割る ……………… その商が「時間」  余りを 60 で割る ……………… その商が「分」 余りが「秒」 各変数を整数型として取り扱うとよい.

出力例:経過時間の計算

プログラム例:経過時間の計算 その1 Console.Title = " 経過時間の計算 " Dim H1, M1, S1, H2, M2, S2, H3, M3, S3, _ K, K1, K2, Amari As Integer Console.WriteLine(" 初期時間を入力して下さい ") Console.Write(" 何時? (0-23)") H1 = Console.ReadLine() Console.Write(" 何分? (0-59)") M1 = Console.ReadLine() Console.Write(" 何秒? (0-59)") S1 = Console.ReadLine() 入力できる値の 幅を明示すると よい

解答例:経過時間の計算 その2 Console.WriteLine(" 終了時間を入力して下さい ") Console.Write(" 何時? (0-23)") H2 = Console.ReadLine() Console.Write(" 何分? (0-59)") M2 = Console.ReadLine() Console.Write(" 何秒? (0-59)") S2 = Console.ReadLine() K1 = 3600 * H * M1 + S1 K2 = 3600 * H * M2 + S2 K = K2 - K1 入力できる値の 幅を明示すると よい 経過時間を秒で計 算

解答例:経過時間の計算 その3 H3 = K \ 3600 Amari = K - H3 * 3600 M3 = Amari \ 60 S3 = Amari - M3 * 60 Console.WriteLine(" 経過時間は {0} 時間 {1} 分 {2} 秒 ", _ H3, M3, S3) 整数の割り算

例題:時間の計算 秒数をキーボードから入力し,何時間何分何秒に なるか計算して表示するプログラムを作れ.

時間の計算:プログラム例 Label1 ~ 4 , Textbox1 ~ 4 , Button1, 2 の貼り付 け Dim b, m, a, h, s As Integer b = Val(TextBox1.Text) : h = b \ 3600 a = b Mod 3600 m = a \ 60 s = a Mod 60 TextBox2.Text = h TextBox3.Text = m TextBox4.Text = s TextBox1.Text = "" : TextBox2.Text = "" TextBox3.Text = "" : TextBox4.Text = ""

プログラミング演習 「 3 時 21 分 50 秒から 8 時 17 分 46 秒までは何時間 何分 何秒か」 というように,一般に時分秒の組で表された二つの時刻の 間の時間を計算したい. H 1 時 M 1 分 S 1 秒 から H 2 時 M 2 分 S 2 秒 までの時間 H 3 時間 M 3 分 S 3 秒を計算して表示させるプログラムを作れ.

経過時間の計算:考え方 時分秒の計算は,時刻をすべて秒単位に換算して 計算するのが簡単である.秒への変換は, 3600× (時)+ 60× (分)+(秒) とすればよい. 秒単位の大きな数 K から時分秒への換算は,  K を 3600 で割る ……………… その商が「時間」  余りを 60 で割る ……………… その商が「分」 余りが「秒」 各変数を整数型として取り扱うとよい.

経過時間の計算 : プログラム例 Label1 ~ 9 , Textbox1 ~ 9 , Button1 ~ 3 の貼り 付け End TextBox1.Text = "" : TextBox2.Text = "" TextBox3.Text = "" : TextBox4.Text = "" TextBox5.Text = "" : TextBox6.Text = "" TextBox7.Text = "" : TextBox8.Text = "" TextBox9.Text = ""

経過時間の計算 : プログラム例(つづき) 「計算」ボタンのプログラム Dim H1, M1, S1, H2, M2, S2, H3, M3, S3, K1, K2, K, amari As Integer H1 = Val(TextBox1.Text) : M1 = Val(TextBox2.Text) S1 = Val(TextBox3.Text) H2 = Val(TextBox4.Text) : M2 = Val(TextBox5.Text) S2 = Val(TextBox6.Text) K1 = 3600 * H * M1 + S1 : K2 = 3600 * H * M2 + S2 K = K2 - K1 H3 = K \ 3600 : amari = K Mod 3600 M3 = amari \ 60 : S3 = amari Mod 60 TextBox7.Text = H3 TextBox8.Text = M3 TextBox9.Text = S3

経過時間の計算 : プログラム例 Tab キーを押したとき, カーソルの動く順番

プログラミング演習 名前を n ,国語,数学,英語の点数を それぞれ jpn, math, eng に入力し, 「 ○○ さんの平均点は◇◇点です」 と表示するプログラムを作れ. 背景色は 周りと同 じ

平均点の計算 : プログラム例 Label1 ~ 6 , Textbox1 ~ 6 , Button1, 2 の貼り付 け Textbox5, 6 の BackColor は ”Control” に, BoarderStyle は ”None” に セットす る Dim n, jpn, math, eng, mean n = TextBox1.Text jpn = Val(TextBox2.Text) math = Val(TextBox3.Text) eng = Val(TextBox4.Text) mean = (jpn + math + eng) / 3 TextBox5.Text = n TextBox6.Text = mean

プログラミング演習 年利率 0.5% の定期預金に預金したい. 預ける金額(元金)と預ける年数を入力し, 最終的に受け取る金額の合計を計算する プログラムを作れ. フォント 14pt, 赤 色 背景色は 周りと同 じ フォーマッ トを 工夫する

定期預金の受取額:考え方 例: \1,000,000 を 10 年間預けたとき 年利率が 0.010% の場合: 年利率が 2% の場合

定期預金の受取額 : プログラム例 Label1 ~ 6 , Textbox1 ~ 5 , Button1 ~ 3 の貼り 付け Textbox3 ~ 5 の BackColor は ”Control” に, BoarderStyle は ”None” に セットす る

定期預金の受取額 : プログラム例(つづき) 「計算」ボタンのプログラム Dim result, n, gankin As Integer gankin = Val(TextBox1.Text) n = Val(TextBox2.Text) TextBox3.Text = Format(gankin, "\\###,###,###") TextBox4.Text = Format(n, "###") result = gankin * ( / 100) ^ n TextBox5.Text = Format(result, "\\###,###,###")

Format 関数 Format( 式, ” 書式 ”) 例 : Format( , “General Number”) Format( , “Fixed”) Format( , “Standard”)1, Format( , “Percent”) % Format( , “Currency”)\1,236 Format( , “Scientific”)1.24E+03 小数点以下 3 桁目を 四捨五入 Fixed の表示に 3 桁ごとにコン マ 先頭に \ 記号と 3 桁ごとにコン マ

Format 関数(つづき) 例 : Format( , “####”)124 Format( , “0000”)0124 Format( , “###.#”)123.6 Format( , “###.#0”) Format(0.5, “###.##%”)50.% Format(0.5, “###.#0%”)50.00% Format(10000, “##,### 円 ”)10,000 円 Format(10000, “\\##,###”)\10,000 0 の場合は省略 0 であっても表 示 先頭に \ 記号と 3 桁ごとにコン マ 小数点以下 3 桁目を 四捨五入 小数点以下 2 桁目を 四捨五入