VarSITI-ISEST/MiniMax24 の取り 組み と 国内の活動状況 浅井歩, 清水敏文, 片岡龍峰, Zhang, J., Temmer, M., Gopalswamy, N. 太陽研連シンポジウム 2015 年 2 月 16 名古屋大学.

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VarSITI-ISEST/MiniMax24 の取り 組み と 国内の活動状況 浅井歩, 清水敏文, 片岡龍峰, Zhang, J., Temmer, M., Gopalswamy, N. 太陽研連シンポジウム 2015 年 2 月 16 名古屋大学

ISEST/Minimax24 地球に影響を及ぼす太陽の短期変動に関する国 際研究 (International Study of Earth-Affecting Solar Transients: ISEST)/Minimax24 ( 目標 ) Understand the origin, propagation and evolution of solar transients through the space between the Sun and the Earth, and develop the prediction capability of space weather. NASA フレア・ CME

Projects and Working Groups VarSITI (varsiti.org) ISEST/MiniMax24 WG1: Data WG2: Theory WG3: Simula- tion WG4: Campaign Event MiniMax Camp aign SEE SPeCIMEN ROSMIC WG5: Bs Chall enge

ISEST/Minimax24 国際ワークショップ ( 年に 1 度程度 ) 2014 年 10 西安 (STP13 シンポジウム期間中 ) 2015 年 10 月 ( 予定 メキシコシティ グループに分かれて、極端現象、キャンペーン イベントを考察 キャンペーンイベントは主に「地球に影響が大き かったイベント」

国内での取り組み (1) 地上 ( 飛騨 ) 観測データを活用 イベント例 1( 典型的イベント ) me= _0257&img1=lasc2rdf&title= p251g;V=947km/s C3.7 の LDE フィラメント噴出  速度場導出中 two-ribbon 構造 Halo-CME (947km/s) Dst=-119nT

国内での取り組み (1) イベント例 2(“ ステルス ” イベント ) me= _0719&img1=lasc2rdf&title= p202g;V=612km/s ジャイアントアーケード two-ribbon 構造 partial Halo-CME (612km/s) Dst=-105nT Oct-04 18:03UTOct-05 10:03UT フィラメント噴出はやや不 明瞭だが、速度場解析がで きると面白いか

国内での取り組み (2) 「ひので」データを活用 ( 例 : Shimizu+2014) フレア発生直前に 磁気中性線に沿っ た高速流を観測 2012 年 3 月 7 日のフレア

国内での取り組み (3) 極端宇宙現象研究会 第 4 回を 2014 年 10 月に開催 2012 年 7 月 23 日のイベントに特化 ISEST とは独立に開催されている研究 会だけど、趣旨は重複

JpGU2015 に、ぜひ参加を! セッション (P-EM07) : “Space Weather, Space Climate, and VarSITI” JpGU 2015 ( 5 月 24 日 ~28 幕張メッセ コンビーナ 片岡 龍峰, 海老原 祐輔, 三好 由純, 清水 敏文, 浅井 歩, 陣 英克, 佐藤 達彦, 草野 完也, 宮原 ひろ子, 中村 卓司 2 月 18 日が予稿の投稿締切です

The Leaders Jie Zhang (Chair, USA) Bojan Vršnak (Croatia) Ayumi Asai (Japan) Peter Gallagher (Ireland) Alejandro Lara (Mexico) Noé Lugaz (USA) Mario M. Bisi (UK) Manolis K. Georgoulis (Greece) Manuela Temmer (Co-Chair, Austria) Alexis Rouillard (France) Nandita Srivastava (India) Yu-Ming Wang (China) Yuri Yermolaev (Russia) David Webb (USA) Nat Gopalswamy (Co-Chair, USA) Kyungsuk Cho (South Korea) The SOC WG Leaders Working Group 1: Jie Zhang (USA) Working Group 2: Bojan Vrsnak (Croatia) Working Group 3: Fang Shen (China) Working Group 4: David Webb (USA) Working Group 5: Manolis Georgoulis (Greece) MiniMax24: Manuela Temmer (Austria)