表計算ソフトウェア 関数の利用(基本編) Excel. 関数とは 関数とは ・ 計算方法があらかじめ定義され た 数式のこと ・ 必要な値を定められた書式に 従っ て入力するだけで、簡単に計算結 果を求めることができる.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
1 エクセル (3) の目次 ②参照演算子と演算子参照演算子と演算子 ③参照セルの表示法参照セルの表示法 ④セルの参照方法セルの参照方法 ⑤エラーについてエラーについて ⑥シグマ( Σ )関数シグマ( Σ )関数 ⑦条件付書式条件付書式 ⑧問題 (1)問題 (1) ⑨問題 (2)問題 (2) ⑩問題.
Advertisements

平成 27 年 10 月 21 日. 【応用課題 2-1 】 次のビット列は、ある 10 進数を 8 ビット固定小数点表示で表した時の ものです。ただし、小数点の位置は 3 ビット目と 4 ビット目の間としてお り、負数は2の補数で表しています。このとき、元の 10 進数を求めてく ださい。
1 情報基礎 A 第 4 週 EXCEL 徳山 豪 東北大学情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報システム評価学分野.
1 情報基礎 A プログラムやソフトウエアの 構造 徳山 豪 東北大学情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報システム評価学分野.
1 通信教育学部 コンピュータ演習 Excel の書式設定と関数 授業ページ「コンピュータ演習(通信教育学 部)」を 開いてください。提出課題の一覧が掲載されてい ます。
1 情報基礎 A 第 5 週 EXCEL 2 徳山 豪・全眞嬉 東北大学情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報システム評価学分野.
1 情報基礎 A 第 6 週 EXCEL 3 徳山 豪・全 眞嬉 東北大学情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報システム評価学分野.
表計算ソフトウェア 関数の利用(応用編) Excel VLOOKUP (列方向の照 合) VLOOKUP (列方向の照 合) HLOOKUP (行方向の照 合) HLOOKUP (行方向の照 合) INDEX (行列の検索) INDEX (行列の検索) RANK (順位付け) RANK.
1 情報基礎 A 第 4 週 EXCEL 徳山 豪・全眞嬉 東北大学情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報システム評価学分野.
コンピュータと情報 第10回 Excel を使ってみる. Excel の起動 ① 「スタート」ボタンをク リック ② すべてのプログラムにマ ウスカーソルをあわせる ③ 「 Microsoft Office 」 → 「 Microsoft Excel 2003 」 にマウスをあわせて,ク リック ④.
表計算ソフト (教科書49ペー ジ). ◎表計算ソフトとは 表から計算によって ① 知りたいデータを見つけ出し、 ② わかりやすく、見やすく加工する ことができるソフトのこと。
情報基礎 A 第 4 週 データベースと表計算 情報基礎 A 第 4 週 データベースと表計算 1 徳山 豪 東北大学情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報システム評価学分野.
コンピュータ演習 Excel 入門 岡田孝・山下雅啓 Excel の機能は膨大 その中のごく一部を紹介 表計算機能 – データの入力、表の作成、計算など グラフ機能 – 棒グラフ、円グラフなどグラフ作成 データベース機能 – 並べ替え(ソート)、検索、抽出など マクロ機能 – VBA で自動化したマクロを作成可能.
一般社団法人京都私立病院協会臨床検査部会 主催 医療統計講習会( Excel 初級編) ( Microsoft Office Excel 2007) 京都大学医学部附属病院検査部 増田健太 京都府臨床検査技師会情報システム研究班 班員.
MS-EXCEL、 OpenCalcを 用いた表計算
エクセル(7)の目次 関数の書式 関数ウィザードの使い方 四捨五入/切り上げ/切り捨て IF関数 問題(1) 問題(2) 問題(3)
情報処理 第12回.
徳山豪 東北大学情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報システム評価学分野
情報基礎実習I (第4回) 木曜4・5限 担当:北川 晃.
ファーストイヤー・セミナーⅡ 第8回 データの入力.
情報基礎A 第10週 プログラミング入門 VBAの基本文法2 データ型・If ~Then~Else
プログラミング演習(2組) 第12回
情報基礎A 第7週 プログラミング入門 VBAの基本文法2 データ型・If ~Then~Else
コンピュータと情報 第15回 Excelの使い方 その4.
第5回 統計処理(2) 塩浦 昭義 東北大学全学教育科目 情報基礎 A 1セメスター 木曜1,3講時 経済学部・法学部
地理情報システム論演習 地理情報システム論演習
3.成績処理 3.1 成績の平均点など ・・・AVERAGE,MAX,MIN関数 3.2 成績(合計点) ・・・SUM関数
コンピュータと情報 第14回 Excelの使い方 その4.
第7回 条件による繰り返し.
情報処理A 第?回 Excelを使ってみる.
整数データと浮動小数データ 整数データと浮動小数データの違い.
第10回関数 Ⅱ (ローカル変数とスコープ).
アルゴリズムとプログラミング (Algorithms and Programming)
Excel 2002,2003基本9 演算誤差.
関数の書式 ● SUM関数、AVARAGE関数など代表的ないくつかの関数の書式(数式の構文)は、下記のようなものである。 =関数名(引数1,引数2,引数3,・・・・・) ●引数(入力データ)は、数値で入力しても、セル名で指定してもよい。 例: =SUM(A1:A10,B21:B30,C31:C40)
第7回 条件による繰り返し.
岩村雅一 知能情報工学演習I 第10回(後半第4回) 岩村雅一
第4回 統計処理(1) 表計算ソフトの基本操作 塩浦 昭義 東北大学全学教育科目 情報基礎 A 1セメスター 木曜1,3講時
知能情報工学演習I 第8回( C言語第2回) 課題の回答
表計算ソフト(2) セル参照と組込み関数の利用
Excel 2002,2003基本12 情報関数.
Excel 2002,2003基本2 数式 演算子 関数.
すべてのレポートの提出期限 1月22日 火曜日 これ以降は特殊な理由が無い限り レポートを受け取りません!
岩村雅一 知能情報工学演習I 第9回(後半第3回) 岩村雅一
2013年度 プログラミングⅡ ~ 計算してみよう ~.
2015年度 プログラミングⅡ ~ 計算してみよう ~.
マイクロソフト Access での SQL 演習 第2回 集計,集約
3-8・関数を使ってデータを取り出す   2004年6月3日(木) 01T6010F               大北高広.
復習 一定回数を繰り返す反復処理の考え方 「ループ」と呼ぶ false i < 3 true i をループ変数あるいはカウンタと呼ぶ
エクセル(2)の目次 セル範囲の指定方法 データの消去法 アクティブセルの移動 セル内容の複写と移動 セル幅の変更方法
C言語 はじめに 2016年 吉田研究室.
C言語ファミリー C# 高級言語(抽象的) Java オブジェクト指向 C++ C 機械語(原始的)
表計算ソフトウェアの活用① [基本的な関数]
基礎プログラミング演習 第6回.
ORの手法ゲームの理論3 (Excelによるゲーム理論実習)
復習 Cにおけるループからの脱出と制御 break ループを強制終了する.if文と組み合わせて利用するのが一般的. continue
Excel 2002,2003基本8 並び替え、フィルタ.
ウェブデザイン演習 第6回.
プログラミング基礎演習 第4回.
知能情報工学演習I 第8回(後半第2回) 課題の回答
プログラミング演習I 数値計算における計算精度と誤差
プログラミング入門2 第6回 関数 情報工学科 篠埜 功.
岩村雅一 知能情報工学演習I 第10回(後半第4回) 岩村雅一
エクセル(3)の目次 参照演算子と演算子 参照セルの表示法 セルの参照方法 エラーについて シグマ(Σ)関数 条件付書式 問題(1)
Microsoft Office 2010 クイックガイド ~Excel編~
知能情報工学演習I 第9回(後半第3回) 課題の回答
復習 いろいろな変数型(2) char 1バイト → 英数字1文字を入れるのにぴったり アスキーコード → 付録 int
岩村雅一 知能情報工学演習I 第13回(後半第7回) 岩村雅一
第1章 文字の表示と計算 printfと演算子をやります 第1章 文字の表示と計算.
第1章 文字の表示と計算 printfと演算子をやります.
Presentation transcript:

表計算ソフトウェア 関数の利用(基本編) Excel

関数とは 関数とは ・ 計算方法があらかじめ定義され た 数式のこと ・ 必要な値を定められた書式に 従っ て入力するだけで、簡単に計算結 果を求めることができる

関数の構文 関数の構文 = SUM (数値 1[, 数 値 ] ・・・) イコー ル カッコと 閉じカッ コ 省略可能な引数 引数 関数名 関数名の前には必 ずイコールを入力 一つの関数には必ず一つの カッコと閉じカッコが必要 目的の関数名を入 力大文字・小文字 は問わない [ ] で括った引数 は省略可 使用する関数によっ て引数は異なる

SUM (合計)SUM (合計) AVERAGE (平 均)AVERAGE (平 均) COUNT (件数)COUNT (件数) MAX (最大値)MAX (最大値) MIN (最小値)MIN (最小値) IF (条件)IF (条件) INT (小数点以下切り捨 て)INT (小数点以下切り捨 て) ROUND (四捨五入)ROUND (四捨五入) ROUNDUP (切り上げ)ROUNDUP (切り上げ) ROUNDDOWN (切り捨 て)ROUNDDOWN (切り捨 て) 学習する関数

SUM 関数 SUM 関数 書 式 =SUM([ 範囲 ]) 機 能指定された範囲の合計を求める。 ■ 使用例 ■ セル「 B2 」からセル「 B4 」の合計をセル「 B5 」に求める場 合は、 セル「 B5 」に = SUM ( B2 : B4 ) と入力する。

AVERAGE 関数 AVERAGE 関数 書 式 AVERAGE = AVERAGE([ 範囲 ]) 機 能指定された範囲の平均値を求める。 ■ 使用例 ■ セル「 B2 」からセル「 B4 」の平均をセル「 B5 」に求める場合 は、 セル「 B5 」に = AVERAGE ( B2 : B4) と入力する。

COUNT 関数 COUNT 関数 書 式 COUNT = COUNT([ 範囲 ]) 機 能指定された範囲の中で、数値が入力されたセルの数を求める。 ■ 使用例 ■ セル「 B2 」からセル「 B4 」までの範囲で、得点が入力され ている セルの個数をセル「 B7 」に求める場合は、 セル「 B7 」に =COUNT(B2 : B4) と入力する。

MAX 関数 MAX 関数 書 式 MAX = MAX([ 範囲 ]) 機 能指定された範囲の最大値を求める。 ■ 使用例 ■ セル「 B2 」からセル「 B4 」の最大値をセル「 B5 」に求める 場合は、 セル「 B5 」に = MAX ( B2 : B4) と入力する。

MIN 関数 MIN 関数 書 式 MIN = MIN([ 範囲 ]) 機 能指定された範囲の最小値を求める。 ■ 使用例 ■ セル「 B2 」からセル「 B4 」の最小値をセル「 B5 」に求める 場合は、 セル「 B5 」に = MIN ( B2 : B4) と入力する。

書 式 IF 論理式、真の場合、偽の場合 = IF ( 論理式、真の場合、偽の場合 ) 機 能論理式の条件を満たしている場合は真の場合、満たしていない場合は偽の場合に記述された内容を実行する。 ■ 使用例 ■ セル「 B2 」に入力された数値が 40 以上であるならば 「 ○ 」を、 40 未満であるならば「 × 」を表示したいのであれば、 セル「 C2 」に =IF ( B2>=40,“○”,“×”) と入力する。 IF 関数 IF 関数

INT 関数 INT 関数 書 式 INT = INT( 数値 ) 機 能 数値の小数点以下を切り捨てて整数にする 。 ■ 使用例 ■ セル「 A2 」に入力されている数値の小数点以下を切り捨て て、整数にした結果をセル「 B2 」に求める場合は、 セル「 B2 」に =INT(A2) と入力する。

ROUND 関数 ROUND 関数 書 式 ROUND = ROUND( 数値, 桁数 ) 機 能小数点の桁数を指定して、数値を四捨五入する。 ■ 使用例 ■ セル「 A2 」に入力されている数値の小数第 2 位未満を四捨五 入した結果をセル「 B2 」に求める場合は、 セル「 B2 」に =ROUND(A2,2) と入力する。

ROUNDUP 関数 ROUNDUP 関数 書 式 ROUNDUP = ROUNDUP( 数値, 桁数 ) 機 能小数点の桁数を指定して、数値を切り上げる。 ■ 使用例 ■ セル「 A2 」に入力されている数値の小数第 2 位未満を切り 上げた 結果をセル「 B2 」に求める場合は、 セル「 B2 」に =ROUNDUP(A2,2) と入力する。

ROUNDDOWN 関数 ROUNDDOWN 関数 書 式 ROUNDDOWN = ROUNDDOWN( 数値, 桁数 ) 機 能小数点の桁数を指定して、数値を切り捨てる。 ■ 使用例 ■ セル「 A2 」に入力されている数値の小数第 2 位未満を切 り捨てた結果をセル「 B2 」に求める場合は、 セル「 B2 」に =ROUNDDOWN(A2,2) と入力する。