引数（パラメーター）の意味 検索値これを 範囲この一覧表から探し出し 列番号対応したものの左から何列目データを答えとして表示 検索の型検索値と完全一致か近似値かを指定 Ｖｌｏｏｋｕｐ （検索値, 範囲, 列番号, 検 索の型）
下の表で 『 顧客コードが AA263 の顧客名は ？』 答えは簡単 。「 松平健一 」 さんですネ 。 この表から質問の答えを探す時 、 あなたの目線はこのような動きをしませんでしたか ？
下のように 、 B1 番地に入力した顧客コードを 、 A6 ： D15 の一覧表から探し出し 、
対応したものの左から 3 列目のデータを答えとして表示してね 、 となります 。 ここまでイメージできたら設定は簡単 ！
まず 、 答えを表示させたいセルを選択し 、 VLOOKUP 関数を選びます 。 検索の型 （ 検索方法 ） は 「 0 （ ゼロ ）」 か 「 1 」 かを指 定します 。 今回の場合は 「 0 （ ゼロ ）」 を指定するわけですが 、 「 0 （ ゼロ ）」 というのは 「 検索値ときっかり一致するものを一覧表から探し出 してね 」 という意味になり 、 きっかり一致するものが無い場合にはエラーが表示さ れます 。
雛形は 、 北茨城元気づくりプロジェクトのホームページにありますので ダウンロードしてみましょう 。
顧客コードを入力しないと 探しようがないわけですから #N/A エラーが表示されてしまいます 。 まずは やりたいことを整理します 。 検索の基準となる B1 番地に何も入力してい ない場合 、 つまり空欄だった場合には答え が表示される B2 番地も空欄に 、 そうじゃな い場合 、 つまり B1 番地に何か入力されてい る場合には それに対応する顧客名を VLOOKUP 関数で 表示するようにしたいわけです 。 ここまで来たら何を使うかは想像できるはず ！ そうです 、 IF 関数 を使えばいいわけです 。 IF 関数
関数のネスト ： 関数の中に関数を 今回は IF 関数で 「 空欄 」 の表現を使い 、 更に IF 関数の中に VLOOKUP 関数を入れるという関数のネストを使うわけです 。 IF 関数で 「 空欄 」 の表現関数のネスト Excel で 「 空欄 」： ダブルクォーテーション 2 つで表現するんです 。
まずは答えを表示させたい B2 番地を選択し 、 IF 関数を選びます 。 ここで 、「 Ｂ１ 」 と入力する方法 ２ つあります 。 1 ： 直接 、 キーボード入力 2 ：Ｂ１ のセルをクリック
残りの引数 、［ 偽の場合 ］ を設定してい きます 。 ［ 偽の場合 ］ には VLOOKUP 関数を設定 したいわけですから 、［ 偽の場合 ］ に 文字カーソルを動かした後 、 数式バーの 左にある ［ ▼ ］ をクリックし 、 一覧から VLOOKUP 関数を選びます 。
これでダイアログボックスが IF 関数から VLOOKUP 関数のものに切り替わりました 。 あとは考え方を整理した通りに VLOOKUP 関数の引数を 設定していきます 。
検索の基準となる顧客コードが入力されている時は ちゃんとそれに対応する答えが表示されています 何も入力されていないときは 、 ちゃんと空欄になり 、 #N/A エラーが回避されています ！