MRTGを利用した ciscoルータとスイッチの管理 © HIEDA Yasumaro
目次 このドキュメントについて・・・前提条件……………………………………… 2 このドキュメントについて・・・前提条件……………………………………… 2 計測データの表示…………………………………………………………… 3 ネットワーク機器の登録…………………………………………………… 11 ネットワーク機器の計測停止……………………………………………… 25 参考文献…………………………………………………………………… 27
このドキュメントについて・・・前提条件 このドキュメントは当ネットワークにおけるMRTGサーバのオペレーションについて記述したものである。 UNIX互換OSの一般的なコマンドオペレーションの知識があること Htmlの知識があること 以上の内容についてはこのドキュメントでは述べない。 また、MRTGの仕組みについても述べない。
計測データの表示 「ファイル名を指定して実行」から http://< MRTGサーバ>/mrtg/network.htm を開く。
計測データの表示 あらかじめ用意してあるxxxxxxxのIndexページが現れる。 ルータやスイッチのホスト名リンクをクリックするとその機器のページを表示する。
計測データの表示 ページリンク相関図
計測データの表示 どの機器も CPU負荷 と トラフィック を計測している。 トラフィック を計測している。 24時間計測データはそれぞれの詳細ページへのリンクとなっている。
計測データの表示 CPU負荷 も トラフィック計測も、 24時間・1週間・1ヶ月・1年 のグラフを用意している。
計測データの表示 CPU負荷の表示単位は パーセント である。
計測データの表示 トラフィック計測の表示単位はデフォルトで Byte per sec である。 100Mbpsは12.5MBpsとして表示する。
計測データの表示 Network Interface への受信トラフィックは緑
ネットワーク機器の登録 TelnetクライアントでMRTGサーバに接続する。
ネットワーク機器の登録 ユーザ名とパスワードを入力する。
ネットワーク機器の登録 su – コマンドで、カレントユーザをrootに変更する。
ネットワーク機器の登録 su コマンドで、カレントユーザを変更する。 例ではユーザ名:mrtgに変更している。
ネットワーク機器の登録 MRTGの.cfgファイルを用意するフォルダへと移動する。 行き先が/usr/local/mrtg/cisco とすると、 cd /usr/local/mrtg/cisco コマンドで、カレントディレクトリを移動する。
ネットワーク機器の登録 cfgmaker [コミュニティ名]@[ip addr] > [設定ファイル名] で、設定ファイルを作成する。 ※ 上記手順で現在稼動中のインターフェース・トラフィックを計測する設定ファイルができる。
ネットワーク機器の登録 cpu負荷と表示言語・ファイルの保存先などのテキストを用意する。 ※ neta.txtなどのファイル名で保存しておく ### CPU Load Average ### Target[cpu_rt002d04]: .1.3.6.1.4.1.9.9.109.1.1.1.1.3.1&.1.3.6.1.4.1.9.9.109.1.1.1.1.6.1:jt_enoc_ual@10.9.0.1: MaxBytes[cpu_rt002d04]: 100 Unscaled[cpu_rt002d04]: dwmy Options[cpu_rt002d04]: gauge, absolute, nopercent YLegend[cpu_rt002d04]: cpu Load (%) ShortLegend[cpu_rt002d04]: % Legend1[cpu_rt002d04]: cpmCPUTotal5sec cpu use in percent Legend2[cpu_rt002d04]: cpmCPUTotal5secRev cpu use in percent LegendI[cpu_rt002d04]: cpmCPUTotal5sec: LegendO[cpu_rt002d04]: cpmCPUTotal5secRev: Title[cpu_rt002d04]: CPU Load Average 5sec PageTop[cpu_rt002d04]: <H1>CPU Load Average 5sec</H1> Refresh: 300 Language: eucjp Htmldir: /usr/local/mrtg/finnone Imagedir: /usr/local/mrtg/finnone/images Logdir: /usr/local/mrtg/finnone/logs RunAsDaemon:Yes 監視対象毎にホスト名とIPアドレスを修正すること cpu負荷と表示言語・ファイルの保存先などのテキストを用意する。 ※ neta.txtなどのファイル名で保存しておく
ネットワーク機器の登録 設定ファイルを編集する。 上記例ではviを利用した。 vi [設定ファイル名]
ネットワーク機器の登録 先のneta.txtの内容を設定ファイルに反映する。
ネットワーク機器の登録 indexmaker [設定ファイル名] > [出力ファイル名] で、対象ネットワーク機器のhtmlファイルを作成する。 ※ 出力ファイルの内容はhtml形式である。拡張子をhtmやhtmlにすること。
ネットワーク機器の登録 /usr/local/bin/mrtg [設定ファイル名] で計測を開始する。 あとは自動で定期的に計測が行われる。 初回と2回目の計測はエラーメッセージが現れるが、これは仕様であるので気にしない。
ネットワーク機器の登録 ps –ef | grep [設定ファイル名] でプロセスが確認できる。 ※ これはAIXの例。OSによってpsコマンドの引数が異なることもある。 例) ps –ax など
ネットワーク機器の登録 Webブラウザで先の登録追加機器の[出力ファイル名]を指定すると、mrtgが生成したページを確認できる。
ネットワーク機器の登録 計測開始した機器を、既存のIndexページに登録する。 <TD rowspan="2"> <TABLE BORDER=1 CELLPADDING=0 CELLSPACING=5 width="100%" height="100%"> <TR> <TD> <DIV><B>新宿西口</B></DIV> </TD> </TR> <DIV><A HREF="sw132101.htm">SW132101</A></DIV> <DIV><A HREF="rt132101.htm">RT132101</A></DIV> <DIV><A HREF="sw132102.htm">SW132102</A></DIV> <DIV><A HREF="rt132102.htm">RT132102</A></DIV> </TABLE> 計測開始した機器を、既存のIndexページに登録する。 既に登録してある他の機器のエントリを参考に、「コピー」-「ペースト」-「サイト名変更・機器名変更・出力ファイル名変更」を行う。 この作業にはhtmlタグの知識が必須である。
ネットワーク機器の計測停止 プロセス確認後、 kill [プロセス番号] で計測を停止できる。 ※ [プロセス番号] は複数指定可能。
ネットワーク機器の計測停止 計測停止した機器を、既存のIndexページから非表示するには、コメント記号を利用する。 <!-- <TD rowspan="2"> <TABLE BORDER=1 CELLPADDING=0 CELLSPACING=5 width="100%" height="100%"> <TR> <TD> <DIV><B>新宿西口</B></DIV> </TD> </TR> (中略) <DIV><A HREF="sw132102.htm">SW132102</A></DIV> <DIV><A HREF="rt132102.htm">RT132102</A></DIV> </TABLE> --> 計測停止した機器を、既存のIndexページから非表示するには、コメント記号を利用する。 再度表示するときにコメント記号を取るだけでよい。
Copyright. © HIEDA Yasumaro All rights reserved. 参考文献 「MRTGでWindows ネットワーク監視」 Windows Server World特別編集号「Windows Server 2003システム運用構築の 手引き」2005年版収録—IDG Japan 上記ドキュメントには取得データのグラフ波形についての説明がある。 Copyright. © HIEDA Yasumaro All rights reserved.