2010年7月5日(月) 財団法人地球・人間環境フォーラム 日本における リユースカップの取り組み 2010年7月5日(月) 財団法人地球・人間環境フォーラム
リユースカップとは 使い捨ての紙コップの替わりに使用するプラスチック製のカップ 特定の規格はないが、柔軟性に富んだPP(ポリプロピレン製が多く使用されている(最大50回程度まで再使用可能) 耐熱温度120℃、耐冷温度-30℃ 280ml~720mlサイズ
リユースカップのLCA評価
サッカー場での導入例 瑞穂陸上競技場 (愛知県名古屋) 大分ビッグアイ (九州石油ドーム) 小瀬スポーツ公園陸上競技場 (山梨県甲府市) ・2003年~2004年 ・デポジットあり、環境対策費 ・回収所回収 ・ペットボトルの持ち込みが増加し、 ごみ総量の増加に 小瀬スポーツ公園陸上競技場 (山梨県甲府市) ・2004年~現在 ・デポジット有り、回収所回収 東北電力ビッグスワン(新潟市) ・2005年~現在 ・アルコール飲料、ポップコーン対象 ・デポジットあり、売店回収 ・エコロジースポンサー 瑞穂陸上競技場 (愛知県名古屋) ・2004年 ・生分解性プラスチックカップ利用 カシマサッカースタジアム (茨城県鹿嶋市) ・2006年より年に1度実施 ・どんぶり、カップなど 日産スタジアム (旧・横浜国際競技場) ・2004年8月~現在 ・ビール、ソフトドリンク対象 ・デポジットなし、回収所回収 ・横浜市G30運動のシンボル活動に ・市民向けにも貸し出し 等々力競技場 (神奈川県川崎市) ・2009年スタート ・どんぶりを導入 ・デポジットなし、売店回収
野球場での導入事例 福岡Yahoo!JAPANドーム 明治神宮野球場 プロ野球独立リーグ・BCリーグ (2008年9月20日~24日) (2008年9月20日~24日) 環境省実証試験として スーパーボックス(貴賓室)にて利用 合計利用数:9,704個 回収数: 9,459個 回収率: 97.50% 明治神宮野球場 (2008年7月8日~10日) 環境省の実証試験として、 コカ・コーラのソフトドリンクに利用 合計利用数:1,976個 回収数: 1,785個 回収率: 90.30% プロ野球独立リーグ・BCリーグ 富山サンダーバーズ(富山県事業) 新潟アルビレックスにて導入 (経済産業省事業)
広がるリユースの輪 大規模野外音楽イベント Summer Sonic, ap bank fes ‘09 など ライブハウス(全国152ヵ所) 映画館 お祭り、イベント、国体など 学園祭(高校、大学) 会議、シンポジウムなど フリーマーケット、結婚式など リユース食器ネットワーク(41団体) www.reuse-network.jp リユースカップが使い捨て 習慣を見直すきっかけに
リユース食器ネットワーク(41団体) 環境り・ふれんず(北海道) 自然にいいこと、再発見。カンナカンナ(北海道) プロ・ワークス弘前(青森) エコ・ハウスたかねざわ(栃木) 粕川フラワーロードの会(群馬) ワーカーズコレクティブ風車(千葉) A SEED JAPAN (東京) 社会資源再生協議会(東京) Waveよこはま(神奈川) 横浜市資源循環公社(神奈川) リユース・くらぶ・にいがた(新潟) てtoて倶楽部(新潟) PIG★UP(新潟) なかまたち(新潟) 社会福祉法人豊栄福祉交流センター“クローバー” NPO法人 エコネット上越(新潟) 環境NPO 良環(新潟) ベアーズファーム(新潟) スペースふう(山梨) 富士市のごみを考える会(静岡) tiny drops shizuoka(静岡) 名古屋学院大学 “マイルポスト” デポネット三重(三重) すまいるあーす(滋賀) 地域環境デザイン研究所ecotone(京都) リユース食器のABC (大阪) 千里リサイクルプラザ研究所(大阪) 奈良ストップ温暖化の会(奈良) 倉敷エンターテイメント(岡山) タブラ ラサ(岡山) EXCAFE(岡山) From grassroots 広島(広島) ゼロ・ウェイストアカデミー(徳島) 四国環境パートナーシップオフィス(香川) 北九州エコ・サポーターズ(福岡) GREEN’S(福岡) エコイベントを進める会(熊本) アースの会(沖縄) 八重山サンゴ礁保全協議会(沖縄) Small Hands(沖縄) オリジナルアクト事務局(沖縄) *2010年6月末時点
日本オラクルでのリユースカップ導入システムをモデルとし、港区内に所在する複数の企業が参加する、「リユースカップ町内会(仮称)」を展開する。 リユースカップ町内会(案) 日本オラクルでのリユースカップ導入システムをモデルとし、港区内に所在する複数の企業が参加する、「リユースカップ町内会(仮称)」を展開する。 日本オラクル A社 B社 洗浄施設 港区 複数の事業所で一斉にリユースカップを導入することで、効率的な輸送、洗浄単価の削減が可能に。また、港区内の事業系一般廃棄物の削減につながる。