健康パソコン教室 開講1周年記念 特別講座 ペイントでイラストを描こう 大阪府立健康科学センター 共催:メロウ倶楽部
はじめに 起動画面 ● ペイントの起動 「スタート」~「すべてのプログラム」~「アクセサリ」~「ペイント」を選択して起動します。 ● ペイントの起動 「スタート」~「すべてのプログラム」~「アクセサリ」~「ペイント」を選択して起動します。 ● キャンバスの大きさ キャンバスは大きい方が描き易いので、メニューの「変形」~「キャンバスの色とサイズ」で、 幅900ピクセル・高さ600ピクセルに設定します メニューバー 起動画面 ツールボックス キャンバス オプション 描画色 カラーパレット 背景色 ● マウス操作について ペイントではマウスで絵を描きます。 殆どの場合、描き始めでマウスの左ボタンを押し、そのまま目的点までずらし、そこでボタン を放します。これをドラッグと云っています。 マウスの右ボタンはペイントでは背景色を選択するときだけに使います。普通は余り使用す る機会はありません。 クリックは左ボタンを一度カチッと押して直ぐ放す操作ですが、これは幾つかある選択肢の中 から、必要なものを選ぶときに使います。例えばカラーパレットから色を選ぶ時や、線の太さ、 また必要なツール(曲線・円・選択範囲・その他)などを選ぶときです。 ダブルクリックは左ボタンを二度続けてカチッカチッと押して直ぐ放す操作ですが、ペイントで は多角形ツールの最終ポイントでダブルキックして多角形を確定します。 ● キーボードについて 後ほど説明する画面消去のときに「Ctrl」・「Z」・「A」・「Delete」を使います。とくに「Ctrl」と「Z」は 「しまった!」というとき描いたものを取り消すのによく使います。これは必須です。 私など右手にマウスを持ち左手はいつも「Ctrl」と「Z」においています。
ツールボックスの説明 「選択」ツール 四角形で範囲を選択 「自由選選択」ツール 自由に範囲を選択 「塗りつぶし」ツール 輪郭線の中を塗る 「選択」ツール 四角形で範囲を選択 「自由選選択」ツール 自由に範囲を選択 「塗りつぶし」ツール 輪郭線の中を塗る 「消しゴム」ツール 描いたものを消す 「拡大と縮小」ツール 画像を拡大・縮小する 「スポイト」ツール 画面の色を拾う 「鉛筆」ツール フリーハンドで描ける 「ブラシ」ツール 自由に太い線を描く 「エアブラシ」ツール スプレーで絵を描く 「テキスト」ツール 文字を書き込む 「直線」ツール 直線を引く 「曲線」ツール 曲線を引く 「四角形」ツール 四角形を描く 「多角形」ツール 多角形を描く 「円・楕円」ツール 円や楕円を描く 「角丸四角形」ツール 角の丸い四角形を描く 「選択」ツール 背景の透明・ 不透明を選ぶ オプション 「四角形・多角形・円・角丸」ツール 輪郭だけか、中も 塗りつぶすかを選ぶ 「直線」ツール 線の太さを選ぶ
1. 直線の練習 .2 .曲線の練習 「直線」ツールをクリックしてオプションを出し線の太さをいろいろ変えて直線を描いて見ましょう。 1. 直線の練習 「直線」ツールをクリックしてオプションを出し線の太さをいろいろ変えて直線を描いて見ましょう。 また「カラーパレット」の色をクリックすると、好みの色で描けますから、太さと組み合わせて 描いてみましょう。 始点でマウス左ボタンを押し、そのままドラッグして終点でボタンを放します。 .2 .曲線の練習 「曲線」ツールをクリックしてオプションの上から2番目の太さを選び、カラーパレット の緑を選択しておきます。 ここ ここ マウスの左ボタンを押したまま左から右へドラッグ マウスの左ボタンを押したまま左から右へドラッグ 1 を上にドラッグ 1 を上にドラッグ 1 1 2 2 を上にドラッグ 2 2 を下にドラッグ 出来上がり 出来上がり 上下にドラッグは必ず2ケ所行い、これで曲線が決定します。1ヶ所ではいけません。 左上の図にもう1本曲線を描きます 1. 2 を下へドラッグします 「塗りつぶし」ツールで中を塗って「葉」の出来上がりです 1 2
3 円・楕円の練習 「円・楕円」ツールをクリックして、オプションの「塗りつぶし」を選び、カラーパレットの赤を選択しておきます。 始点でマウス左ボタンを押し 始点でマウス左ボタンを押し そのまま 斜め下に ドラッグ そのまま 斜め下に ドラッグ Shiftキーを 押しながら 終点でマウスボタンを放す 終点でマウスボタンを放す 4 多角形の練習 「多角形」ツールをクリックしてオプションの外郭のみを選びカラーパレットの青を選択しておきます。 また腺の太さは曲線で使ったものにします。 最後の点でダブルク リックします。 これで出来上がりです。 次に描きたい点に マウスポインタを 持って行き、ここで クリックします 更に次の点に マウスポインタを 持って行き、クリック します。 まず一辺を描きます 最後の点
5 画面の消し方 6 コピー・移動の仕方 (A ) 描いている途中で間違ったときは、CtrlキーとZキーを押します。今描いた画が消えます。 5 画面の消し方 (A ) 描いている途中で間違ったときは、CtrlキーとZキーを押します。今描いた画が消えます。 これは3回前までさかのぼって実行出来ます。 (B) 一寸したところは、「消しゴム」ツールをドラッグして消します。 (C) 画面全部を消したいときは、CtrlキーとAキーを押したあとDeleteキーを押します。 (D) 比較的広い範囲を消したいときは、消したい所を「選択」ツールで囲みDeleteキー を押します。 「選択」ツールで囲みます サクランボ だけ消したい Deleteキーを押した ら消えました。 6 コピー・移動の仕方 ● コピー 絵柄によっては、幾つも同じものを描きたい場合があります(例えば「ぶどう」や「南天」など)。 そのときは、コピーしたい画を「選択」ツール」で囲みCtrlキーを押しながらドラッグすると、 ドラッグ先にコピーされます。 ● 移動 画を動かしたいときは、その画を「選択」ツールで囲みそのままドラッグします。 そのときオプションは背景色透明にしておきます。 背景色透明 移動したい
7 絵を描いてみましょう 初めは簡単なサクランボをかいてみましょう サクランボは柄の付け根に「ブラシ」ツール 7 絵を描いてみましょう 初めは簡単なサクランボをかいてみましょう サクランボは柄の付け根に「ブラシ」ツール で黒点を書き足し、光って見えるところは、「曲線」 ツールで白く塗りました。 三つに分けて描きました サクランボはコピー。 葉のついた柄を選択 してサクランボに 付けました。 柄の短い方を選択 して、もう一方に近 づけました。 次は風船を描いて見ましょう 「多角形」ツール で描きました 「曲線」ツールで 紐を、結び目を 「ブラシ」ツール で描いて出来上 がり。 口を選択して風船に 付けました。 風船と口を別々に描き ました。
耳・首・手足・胴は、それぞれ別に描いて、あとで移動させて 作って行きます。 一番下になるのは耳ですのでその上に頭を移動させます。 お終いにクマさんを描いて見ましょう。 耳・首・手足・胴は、それぞれ別に描いて、あとで移動させて 作って行きます。 一番下になるのは耳ですのでその上に頭を移動させます。 あとは全体のバランスを見ながら胴・手足を付けます。 それでは各部品を描きましょう。あとでコピー・移動がし易 いように間をあけて描いてください。 目・鼻 耳穴・口 完成図 その他 すべて 口周り 耳の加工 耳 ② 直線ツール で斜め45度の線 を引きます ① 耳穴を 描きます 頭 腕 あとで傾斜させると細長くなる ので、少し太短い目に。 ③ 耳穴を選択し対角 線に合わせて上に乗せ ます ④ 直線を消しゴム ツールで消します 足 胴 ⑤ ④をコピーし、そのまま メニュー「変形」~「反転と回転」を 選択してOKを押します
腕の加工 顔の加工 頭の組み立て ① 腕を選択し、 メニュー「変形」~「伸縮と傾き」 を選びます ③ 傾きました ① 腕を選択し、 メニュー「変形」~「伸縮と傾き」 を選びます ③ 傾きました ② 傾き 垂直方向を30度にして OKを押します ④ ③をコピーして メニュー「変形」~「反転と 回転」を選択してOKを押し ます 顔の加工 ① 口周りを描きます ② 選択して顔の中へ移動 します ③ 口に使う円を描き ます ⑦ 鼻・目をそれぞれ 書き込みます ④ 口に残す部分以外を 選択ツールで囲みます ⑤ Deleteキー を押すと口だけが 残ります ⑥ 口を選択して 顔の中へ移動します 頭の組み立て ① 耳を適当な間隔に並べます ② 頭を選択して 耳の下へ移動します ③ 頭の出来上がりです 間隔は頭との釣り合い をみて、修正してください
仕上げ お疲れさまでした。 ① 頭を選択して胴の上へ移動します 今までに作った部品です ③ 足を付けて完成です ① 頭を選択して胴の上へ移動します 今までに作った部品です ③ 足を付けて完成です ② 腕を選択してそれぞれ胴の左右に付けます お疲れさまでした。
作品見本 にんじん とうもろこし お地蔵さん おばあさん 朝顔 修道女さん 鳥と南天 つるしぎ
Windowsは米国マイクロソフト社の登録商標です。 その他、本文に記載の製品名は、一般に各開発メーカー の商標、または登録商標です。 発行年月日:平成14年10月17日 著者:北島 三郎 編集人:任意団体・メロウ倶楽部 〒222-0031 横浜市港北区太尾町946-1-810