インターネット構成法 第2回 ISP
インターネットは、鉄道網!? 自律システムの相互接続 近距・遠距離鉄道とアクセス網とバックボーン 目的地の駅名と経路制御 ターミナル駅とIX 乗り換え駅とLocal Peer ターミナル駅にデータセンター
インターネットが生まれたとき
NSF Backbone ‘93
International Connectivity 94
Internet Connectivity 97
世界のホスト数 109,574,429台 (2001年1月現在)約11億台 Number of Hosts advertised in the DNS (world)
日本のドメイン数の推移 2001年10月現在(JPNIC調べ)
日本にIPアドレスの利用量
ISPのすごく簡単な歴史 70年代後半 ARPANET 80年代前半 CSNET・NFSNET 80年代前半 JUNET 米国内でのインターネット実験 80年代前半 CSNET・NFSNET 米国の学術ネットワーク 80年代前半 JUNET 国内では、UUCPベースのネットワーク 80年代後半 WIDE 国内IP実験ネットワーク 90年代前半 WIDE・SINET・TISN 国内学術ネットワーク 93年 → 商用ISP スタート
93年ISPサービス開始 IIJ,InfoWeb,JEANSサービス開始 アクセス系 バックボーン デジタル専用線64Kbps UUCPによる電子メール・ニュース バックボーン 1.5Mbps 国際回線192Kbps
IIJ:Internet Initiative Japan概要 設立年月日:1992年12月3日 従業員数:469名(2001年3月現在) 資本金:7,082,336,000円 (約70億円) 株主: 伊藤忠商事株式会社 住友商事株式会社 NTTコミュニケーションズ株式会社 他
IIJの変遷 1992年12月 株式会社インターネットイニシアティブ企画設立 (資本金18百万円) 1992年12月 株式会社インターネットイニシアティブ企画設立 (資本金18百万円) 1993年5月 現社名(株式会社インターネットイニシアティブ)に変更 7月 UUCPサービス開始 8月 資本金1億円に増資 11月 インターネット接続サービス開始 1994年2月 特別第二種電気通信事業者に登録6月 資本金6億円に増資 1996年1月 資本金7億5千万円に増資 1997年9月 インターネットマルチフィード株式会社設立 1998年2月 資本金11億円に増資4月 IIJ技術研究所設立 10月 株式会社クロスウェイブ コミュニケーションズ設立 1999年8月 米国ナスダック・ナショナルマーケットにて株式公開 (NASDAQ:IIJI) 8月 資本金7,082百万円に増資 2000年8月 クロスウェイブ、米国ナスダック・インターナショナルマーケットにて株式公開 (NASDAQ:CWCI)
設備産業としてのISP 通信技術 ルータ トラフィックは、年約3倍ぐらいの伸び ムーアの法則 藤原さんの理論では、 18ヶ月(24ヶ月)で半導体の性能と集積度は、2倍になる 藤原さんの理論では、 通信技術は、4倍 ルータ ルータに関しては,ムーアの法則 トラフィックは、年約3倍ぐらいの伸び
NSPIXP-2のトラフィックの変化 1996年夏~2001年春
NSPIXP-2のトラフィック Traffic = b * exp(a * year), where a is 0.657
一般の通信事業の減価償却と ISP事業における減価償却 アクセス系の技術革新 アナログモデム 300->2400->9.6K->32K->54Kbps デジタル ISDN 常時接続 ADSL(640K -> 1.5M -> 8M(AnnexC)) xDSL (ADSL->SDSL->VDSL) PPPoE バックボーン系 回線速度 64Kbps -> 1.5Mbps(T.1) ->45Mbps(T.3)-> 155Mbps(OC-3)->622Mbps(OC-12)->2.4G(OC-48)->9.6G(OC192) 交換機は、10年で減価償却 ISPの機材は、もって3年、 早ければ数ヶ月
IIJの国際回線の変遷 1994年3月 192Kbps Tokyo-UUNET 1994年7月 768Kbps Tokyo-UUNET 1995年3月 1.5Mbps Tokyo-UUNET 1995年7月 1.5Mbsp Tokyo-MEA-WEST 1995年11月 4.5Mbps Tokyo-MEA-west 1996年2月 45Mbps Tokyo-MAE-West 1996年7月 45Mbps Osaka-NY-Nap 1997年5月 45Mbps Tokyo-PAIX 1997年8月 155Mbps Tokyo-PAIX 1999年1月 90Mbps Osaka-NY-NAP 1999年2月 200Mbps Tokyo-MAE-WEST 1999年4月 155Mbps Tokyo-Mawest 1999年4月 155Mbps Osaka-NY-NAP 1999年6月 310Mbps Tokyo-PAIX 2000年3月 465Mbps Tokyo-PAIX 2000年7月 775Mbps Tokyo-PAIX 2001年2月 大阪→有明 2001年6月 600Mbps(STM4c) 有明ーMEA-WEST
IIJ国際線の変遷
IIJ Backbone
IIJの回線費用 国際回線費 国内回線費 1Q2001 8.67億円 4Q2000 14.07億円 1Q2000 14.33億円 International backbone costs decreased 39.5% from 1Q00 to JPY867 million in 1Q01, and by 38.4% from 4Q00. These decreases on both a year-over-year and sequential basis reflect the sharp reduction of Japan-US backbone lines cost. Monthly unit backbone cost declined by approximately 65% in the year-over-year comparison and by approximately 39% in the quarter-over-quarter comparison. From IIJ Announces Financial Results for the 1st Quarter Ended June 30, 2001 - Positive Operating Income Forecasted For the Fiscal 2001 国内回線費 1Q2001 7.74億円 4Q2000 7.14億円 1Q2000 5.77億円
通信の需要と設備 トラフィックの予測が難しい 通信サービスに依存したインターネットのトラフィック
NSPIXP-2のトラフィックの時間分布
通信事業者とISPの変遷 昔 今 ISP (IIJ) ISP (IIJ) 0種 国内 通信事業者 (NTT) 国際 通信事業者 (KDD)
昔から言われてきたこと 長距離バックボーン系ISPと 駅前ネットワーク 以外は,つぶれる!?
インターネットは、鉄道網の違い どちらも設備産業 引越しが容易 PeerとTransit Tier 1 NTTC、Verioを55億ドルで買収
Qwest OC192 IP Backbone
OCN Backbone