制作著作:社団法人 全日本SEO協会 鈴木将司 http://www.web-planners.net http://www.zennihon-seo.org 企画/運営 1 Copyright 2010 All Japan SEO Association. 一切の無断転載を禁ず
- 目次 - ■ 2010年からSEO対策のトレンド ■ 2009年のGoogleの変化 ■ ヤフー対策とGoogle対策との違い ■ Google対策の特徴は? ■ Googleから消される・順位を落とされる16のミス ■ 残された裏技テクニック ■ 表技テクニック ■ 今後のGoogle対策・SEO対策はどうなるのか? 2
■ 2010年からSEO対策のトレンド 次の事がGoogle、ヤフー、Bingで必要になって来ている。その中でもGoogleは特にこうしたことに対して厳しい ・更新頻度を高めるために定期的に新規ページを追加することが重要になってきている ・質が高い被リンクを集めることが重要 ・サイトの大きさ(ページ数の多さ)を追求する ・ページやサイトのオリジナリティー(そのページやサイトにあるコンテンツが他のドメインのサイトには絶対に存在しないということが重要) ・同一テーマの信頼できるサイトからのリンクが必要
相対的に駄目になるものは? Googleは? ・キーワードの詰め込み ・ヤフカテの威力がダウンする ・ページランクの重要性がダウン ・最近昔のように簡単にSEO対策を少ししただけでは上位表示できなくなってきている ・SEO対策をしても効果が出るまで時間がかかるのがGoogleの特徴
■ 2009年のGoogleの変化 ・相互リンクページのページランクが0になってきた。 ・リンク数が多いお客様紹介ページは実質SEO目的のリンク集なので密告か、アルゴリズムによってページが0 ・露骨な外部リンク目的のページからのリンクは効果がなくなってきている ・アンカーテキストが連続しているリンクのかたまりは発覚しやすい
■ ヤフー対策とGoogle対策との違い ・Google 民主主義 ・Yahoo! 保守主義・資本主義 ・頭を切り換える必要がある ・両方ともユーザーにとってより良い検索結果を追求しているが、思想が違う。 ・Google 民主主義 口コミサイト、アフィリエイター、SEOばかりしているところ 何故? 古くて信用できるドメインやそれらからのリンクが長年はっているところが有利。 ・Yahoo! 保守主義・資本主義 事業者、団体、大手企業、ヤフー系サービス 何故? ヤフーカテゴリ登録サイトや大手企業からのリンクが効果があるから。
Yahoo!の内情と検索順位の決め方 ・ 米国のヤフーは技術者が4人だけで、システム構築予算は縮小している (Bingとの統合により技術スタッフがどんどんBingに転籍している) ヤフーのやり方は・・・ ・まず、不良サイトをすべて除去して残ったまともなサイトに対してオールドドメインの被リンクが多いか、ヤフカテ登録サイトからのリンクが多いか、関連ジャンルのページからのリンクが多いかで検索結果を決定する。つまり足切り方のネガティブな検索エンジン。 ・ペナルティーをどんどん怪しいページにあたえて、ランキングから除外する。そして残ったサイトの中でシンプルなランキングづけをする。 ・最近の傾向としてはサイトを1つしかもっていない企業の調子がとても良い。大企業はサイトの数が少ない。
Googleの内情と検索順位の決め方 ・ 米国のGoogleは優秀な技術者が豊富にいて、かつシステム構築予算はたくさんある
■ Google対策の特徴は? ・出現頻度にこだわってはならない (無理やり出現頻度をあげてはならない) 目標数値はヤフー対策と同じで・・・ TOPページに目標キーワードは1つだけ 美容外科 が出現頻度1位でパーセントは4.5%~ 6%で平均5% このSUBページの 目標キーワードは: レーザー脱毛 が出現頻度1位でパーセントは4.5%~ 6%で平均5% 美容外科は2%以上4%未満 このSUBページの 目標キーワードは: 脂肪吸引 が出現頻度1位でパーセントは4.5%~ 6%で平均5% 美容外科は2%以上4%未満 このSUBページの 目標キーワードは: 若返り が出現頻度1位でパーセントは4.5%~ 6%で平均5% 美容外科は2%以上4%未満 このSUBページの 目標キーワードは: 豊胸術 が出現頻度1位でパーセントは4.5%~ 6%で平均5% 美容外科は2%以上4%未満
〇良い例: ※ Googleで1位のページのタイトルタグ、メタネームキーワーズ、メタネームディスクリプションの例 ・メタタグ、タイトルタグをむやみにいじっても仕方がない (ただし、メタネームディスクリプションを改悪すると順位はさがるので注意) ※メタネームキーワーズをGoogleは一切評価しない ※ただし、タイトルタグには目標キーワードを含めるべき 〇良い例: ※ Googleで1位のページのタイトルタグ、メタネームキーワーズ、メタネームディスクリプションの例 <title>電話代行 次世代の電話代行 サー ビス SOHO・起業支援の秘書代行</title> <META name="description" content="最先端技術を駆使した次世代の電話代行 。月額9450円!初期費用・入会金無料! 1ヶ月間ご使用になられてお気に召さないときは安心の全額返金システム!電話代行を専門に15年超、6000社以上の実績をもってサポートいたします。"> <META name=“keywords” content=“電話代行 ”> ← Googleは評価しない ×悪い例: <title>電話代行 電話代行 サー ビス SOHO・起業支援の秘書代行</title> <title>電話代行 サー ビス SOHO・起業支援の電話代行 秘書代行 電話代行 </title> <META name=“description” content=“最先端技術を駆使した次世代の電話代行。電話代行 を月額9450円!初期費用・入会金無料! 1ヶ月間ご使用になられてお気に召さないときは安心の全額返金システム!電話代行を専門に15年超、6000社以上の実績をもってサポートいたします。"> <META name="keywords" content="電話代行 ">← Googleは評価しない
・アンカーテキストにキーワードを含ませる (これがGoogleの最大の特徴) リンクテキストにリンク先のキーワードを含ませると大きな効果が出る
・H1タグなどは効果があるのか?さほどではない。 少しよくなる程度。 むしろ同じページにH1タグをたくさん入れたり、同じページの中にあるHタグのほとんどに目標キーワードを含ませるとスパムになる
・スタイルシートは効果があるのか? 現状ソースがめちゃくちゃで非常にハンディーがあるサイトだけ若干の効果が期待できるが、そうした特殊なケース以外ほとんと効果は無い。 ヤフーで検索するとファイルの重さが表示されるがそれでみても検索順位とページの軽さには相関関係は無い。
・他人からのリンクかどうかを見破るから自社サイトからのリンクだけに依存してはならない。 ・内部リンク・外部リンクの適正な比率は? ほとんど関係ない。外部リンクをトップページから増やしてもヤフーほどマイナス効果はない。 ・他人からのリンクかどうかを見破るから自社サイトからのリンクだけに依存してはならない。 ・トップページをヨミサーチなどに登録しても数週間若干の効果が感じられても時間が経てば立つほど順位が元の状態に戻ってくる ・広告を買ってもその数が少なければ一時的な効果しかない。安易なリンク販売業者やSEO業者からリンクを購入しても一時的な効果しかない
■Googleから消される・順位を落とされる16のミス 1、隠しリンク ・背景同色テキスト ・1つの画像を細かく切り分けてそれら全てにリンクやALTを隠す ・CSS(スタイルシート)でブラウザーの外にリンクを隠す 2、全ページのキーワード出現頻度が5%以上書く 3、タイトルタグやメタネームディスクリプションに目標キーワードを近接したり、過剰に入れる
4、系列サイトからのリンクに依存するとそれが発覚すると大きく順位が下がる ・IPアドレスの類似性 ・本来の順位に戻される 5、仲のよい仲間たちとのリンクファームへの依存 6、ミラーサイトを作る ・全く同じ内容のサイトを二つかそれ以上持ってはいけない。 7、一括登録サービスのリンクに依存していたがそれが発覚した ・登録はお金や時間さえ使えば誰にでも出来るから評価が低い
8、広告リンクにリンクに依存していたがそれが発覚した ・あからさまにSEO目的としてのリンクを販売してる業者からリンクを買う事は危険 ・紹介文もなくキーワードだけのリンクを販売しているところは危険 ・関連性の無いキーワードリンクが複数近接しているリンク広告は危険 9、トップページから内部リンク数よりも外部ドメインのページにリンクをしている ・http://www.page-kaiseki.com/
10、過剰なSEO対策をしているページがグーグルに発覚すると全てのページが検索結果から消されてしまう。 ・ALTへのキーワードの詰め込みはタブー ・Googleサイトマップ 11、海外の古いドメインでサイトを開くとそのドメインがブラックリストにのっている場合グーグル上位表示ができなくなる。 ・海外ドメインを購入すると一定期間までは効果があるが、ある時から効果がなくなり順位がダウンする。 12、 同一ドメインのサイトに類似ページが多数発覚するとサイトのすべてのページが完全に消去される ・オリジナル7:転用3なら安全
14、リンク元の更新を怠るとリンク効果が下がる 15、地域ごとのページをむやみに増やすと必ず消される 13、目標サイトの更新を怠ると順位が下がる 14、リンク元の更新を怠るとリンク効果が下がる 15、地域ごとのページをむやみに増やすと必ず消される ・例:杉並区の方へ、世田谷区の方へ、、、 16、サイト内リンクを減らす。またはサイト内リンクを減らしてサイト内リンクの一部を外部ドメインへのリンクに変更する