2 あわじ環境未来島特区における、これまでの主な取組み

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海洋基本計画の見直しに向けた要望・提 案(説明資料) 平成 24 年 4 月 25 日 (社)日本建設業連合会 海洋開発委員長 柿谷達雄.
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H2Osakaビジョン(案)概要版 H2Osaka ビジョン 策定の背景 取組の方向性と取組内容 策定の目的 取組の展開 取組の方向性
生ごみからエネルギー ~バイオガス発電の効果を考える~
周南市公共施設白書 耐震改修が完了した周南第3住宅第11棟 平成25年11月 周 南 市.
太陽光を利用した発電について Generate electricity from the Sun
生産拠点の整備① (1)戦略的な誘致活動の実施 (2)産業用地確保への取組 ①企業立地セミナーを東京に加え大阪でも実施
耕作放棄地を活かして地域を元気にしよう!
高架台/低架台 メガソーラーを活用した アグリ・ソーラー計画
御国の光の作り方 明治大学2年 星野浩樹.
低炭素社会創出ファイナンス・イニシアティブ
④新規用途開拓による地域農林水産物の需要拡大、ブランド向上
大阪バイオ戦略2014のポイント 重点取組 ○ 関西イノベーション国際戦略総合特区による規制改革等を活用した先進的な医薬
我々の考えるまちづくり ・理想の町、行政、体制とは.
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北九州市の情報化政策 北九州市 情報政策室.
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食糧自給率低下によって 日本が抱える危機とその対策
奈良県スポーツアカデミーの検討経緯 資料2-1 1 平成26年度の取組 3 平成28年度の取組 2 平成27年度の取組
創業希望者、創業者 市区町村 南あわじ市 南あわじ市商工会 概 要 特徴 <全体像> ※下線は特定創業支援事業 南あわじ市商工会
福島新エネ社会構想 イノベーション・コースト構想における再生可能エネルギー等のエネルギー分野における取組みを加速し、 その成果も活用しつつ、福島復興の後押しを一層強化するべく、福島全県を未来の新エネ社会を先 取りするモデルの創出拠点とすることを目指す。(2016年9月7日/福島新エネ社会構想実現会議)
バイオマス発電による双葉郡雇用の創出と除染 (双葉郡除染組合設立の提案)
中之島4丁目未来医療国際拠点整備・運営事業に係るマーケット・サウンディング結果
■ 必要事項をご記入の上、切り取らず、東京商工会議所新宿支部までFAXでお送りください。
環境省 再エネ加速化・最大化 促進プログラム 2018年版 概要
豊田市つながる社会実証推進協議会体制図(H 時点)
考えよう!地球温暖化エネルギー ~伝え、広げ、そして行動しよう~
廃棄物処理施設を中心とした自立・分散型の
水素社会の実現に向けたロードマップ フェーズ1 水素利用の飛躍的拡大
地球温暖化防止に必要なものは何か E 石井 啓貴.
蓄電池 必要な 電気・熱 (温水を含む)を供給 再生可能 エネルギー 水電解装置 水素貯蔵タンク 燃料電池 給水タンク 水素を活用した
地域からの再エネ導入事業募集! 兵庫県では、バランスのとれた再生可能エネルギーの導入拡大に向け、地域団体等による小水力発電の立ち上げ時の取組、基本調査・概略設計等の経費の一部を補助しています。   また、小水力発電や小規模バイオマス発電など全県的なモデルとなり得る地域団体等の取組に対しては、(公財)ひょうご環境創造協会と連携して、発電設備の導入経費の一部を無利子貸付により支援します。
4.新たな価値を生み出す市政改革 52.
「大阪の成長戦略」の実現による大阪経済の活性化
再エネ水素を活用した社会インフラの低炭素化促進事業
能代市次世代エネルギービジョン(素案) 概 要 1.
再エネ水素を活用した社会インフラの低炭素化促進事業 (一部国交省・経産省連携事業)
「福島」×「脱炭素・資源循環・自然共生」
未利用資源を利用した循環型低炭素社会づくりのシステム=
最先端ICT都市の実現に向け、「ICTの徹底活用」と「ICTの適正利用」を基本に取組をすすめます
大阪府再生可能エネルギー等導入推進基金事業選定施設について
兵庫県たつの市・上郡町・佐用町における基本計画の概要
地域低炭素投資促進ファンド事業 国 民間 資金 低炭素化プロジェクトの実現 (SPCによる実施) 平成25年度予算 ○○百万円 イメージ
環境省 再エネ加速化・最大化 促進プログラム 2018年版 概要
~取組みと評価指標・数値目標(KPI)~
しごと創生:農林水産品の輸出拡大等の農林水産分野
住宅まちづくり部の施策概要と30年度の主な取組み 減災に繋げる災害に強い住まいと都市の形成
離島の再生可能エネルギー・蓄エネルギー導入促進事業
地方公共団体実行計画を核とした地域の低炭素化 基盤整備事業
大阪府域における太陽光発電施設の地域との共生を推進する体制<大阪モデル>(案)
資料2-1 地球温暖化対策実行計画の改定について 1 地球温暖化対策実行計画の改定の必要性について 3
様々な主体や取組みを「つなぐ」仕組みの構築
背景・目的 事業内容 事業スキーム 事業概要 期待される効果 公共交通機関の低炭素化と利用促進に向けた設備整備事業 (国土交通省連携事業)
○○圏域 新たな広域連携促進事業概要 ※連携する市町村を黄色で着色した地図を 添付 圏域市町村 圏域人口 主要産業 圏域面積 圏域の特長
環境省 再エネ加速化・最大化 促進プログラム 2018年版 概要
平成29年度 主な事業※一部抜粋。詳細は29年度事業実施計画(案)参照。
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
平成31年度 環境保全基金を活用して実施する事業(案) 府民がつくる暮らしやすい、環境・エネルギー先進都市
地域創生人材育成事業 公的職業訓練の標準モデルとして活用
地域低炭素投資促進ファンド事業 国 民間 資金 低炭素化プロジェクトの実現 (SPCによる実施) 平成25年度予算 ○○百万円 イメージ
おおさかエネルギー地産地消推進プラン ~再生可能エネルギーの普及拡大等を目指して~
在宅医療施策の取組状況と今後の展開(案)
地域の多様な課題に応える低炭素な都市・地域 づくりモデル形成事業
水素供給体制の構築見通しを踏まえた計画的な開発・実証
+ うつのみや産業振興ビジョン【概要版】 7章 施策の展開と支援体制の形成 1章 産業振興ビジョンの基本的な考え方について
JA出資型法人(コスモスアグリサポート)
発電方式別の二酸化炭素排出量
臨海部産業エリアの形成促進 目的 バルク貨物を取扱う大型の多目的国際埠頭の機能を高度化することによって産業物流を効率化し、地域産業の国際競争力の強化を図る 施策 民間事業者が一体的に運営する埠頭及びその隣接区域の連携を強化することにより、バルク貨物等の輸送の効率化を促進する「臨海部産業エリア」を形成.
新エネルギー ~住みよい日本へ~ E 山下 潤.
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2 あわじ環境未来島特区における、これまでの主な取組み (参考資料) 1 淡路島の概要 ○本申請の対象地域である淡路島は、大阪・神戸等の関西大都市圏から陸路で1時間圏の好立地にあり、面積はシンガポール、東京23区と同規模の590k㎡、 人口13万人を抱える瀬戸内海最大の島である。 ○島の西側は瀬戸内海、東側は大阪湾、南側は紀伊水道に面して漁業が行われ、また、年中通して温暖な気候であることから農業も盛んで3毛作も行われている。 ◆面積:590k㎡(シンガポール、東京23区と       同規模) ◆自治体:3市(洲本市・南あわじ市・淡路市) ◆人口:136,000人、高齢化率:34%(2015年) ◆産業:農漁業・観光業・地場工業 2 あわじ環境未来島特区における、これまでの主な取組み 大規模未利用地を活用した 太陽光発電所の整備 太陽熱・風力・バイオマスを組み合わせたバイナリー発電に関する技術開発 総合特区支援利子補給金を活用し、淡路地域の豊富な日照を生かした大規模太陽光発電所の整備を推進。 ○出力1MW以上の施設  全35ヵ所、出力計132MW 環境省の競争的資金を活用し、世界でも珍しい太陽熱・風力・バイオマスをエネルギー源とするバイナリー発電システムの実証実験を実施。 ○実施期間:平成24~27年度 淡路島民 島外県民 売電 代金 スキーム図 兵庫県 (一財)淡路島くにうみ協会 淡路島公園隣接地で太陽光発電施設(0.95MW)を設置・運営 関西電力 建設資金貸付 返済 県民債発行 元利償還 県民債購入 住民参加型くにうみ太陽光発電所 県が「住民参加型県民債」を発行して淡路島内を中心とした県民から 資金を集め、これを原資として太陽光発電事業を実施。 「EVアイランドあわじ」の推進 「チャレンジファーム」による 農業人材の育成 CO2削減、エネルギー効率向 上のため、全県に先駆けた電 気自動車(EV)導入モデル地域 として、電気自動車・EV用充 電器の導入、整備を促進。 ○EV導入補助実績:211台  QC・NC整備状況:71基 (株)パソナグループが開設した「チャレンジファーム」の充実を図るとともに、修了者の就農や地元定着に向けて、耕作放棄地の活用や就農支援等を一体的に実施。 あわじ島まるごと食の拠点施設の 整備促進 「食を核とした都市と農村の交流拠点」をコンセプトとして、あわじ島の豊かな食材を丸ごと味わう、買う、体験する施設を整備。 ○施設概要:直売所、レスト ラン、加工施設、体験施設

3 あわじ環境未来島特区における今後の主な取組み 3 あわじ環境未来島特区における今後の主な取組み     … 「エネルギーの持続」にかかる取組み     … 「農と暮らしの持続」にかかる取組み 潮流発電実証事業予定地(淡路市岩屋沖) 住民参加型くにうみ 太陽光発電所の運営 (淡路市) 「チャレンジファーム淡路」による農業人材育成(淡路市) 大規模太陽光発電所 建設予定地(10.5MW)(淡路市) 【新】竹チップボイラーを活用した サスティナブルパーク構想の推進 (淡路市) 【新】温浴施設への大型竹チップボイラー導入(予定)(洲本市) 洋上風力発電事業化検討地(洲本市五色町沖) 【新】地域エネルギー会社等の設立と 他の地域との遠隔連携による 電力自給の事業化可能性調査 (淡路市) 【新】学校跡地を活用したバイオマス 燃料製造等の拠点づくり(洲本市) 複合型福祉拠点の整備 (洲本市) 【新】吉備国際大学との連携 (南あわじ市) 域学連携地域活力創出 モデル事業(洲本市) 「あわじ島まるごと食の拠点施設」の活用推進(南あわじ市) 離島・漁村における自立分散エネルギーシステム技術の検討(南あわじ市) 【全島を対象とした取組み】 (1)エネルギーの持続 (2)農と暮らしの持続  ・ 家庭での太陽光発電の導入促進  ・ 耕作放棄地の徹底活用  ・ あわじ菜の花エコプロジェクトの推進  ・ 農地の権利移転に関する許可権限の市への委譲  ・ 【新】 竹資源の生産、供給体制の拡大の検討  ・ 健康長寿の島づくり  ・ 【新】 地産地消型水素エネルギー活用の検討調査  ・ 【新】 地域におけるライドシェアの仕組みの検討  ・ 【新】 蓄電池等を活用したエネルギーの地産地消の  ・ 【新】 ドローンを活用した実証実験等    仕組みの検討  ・ 【新】 自動運転技術を活用した地域交通システムの実証  ・ 「うちエコ診断」の展開  ・ 地域に根ざした多様な人材育成・はたらく場所の  ・ 「EVアイランドあわじ」の推進    確保事業