要旨 解剖学的なMRIデータの読み込み,可視化 位置あわせされたfMRIデータと閾値を組み込む 腫瘍の3Dモデルを作成

Slides:



Advertisements
Similar presentations
Silverlight Producer コンテンツ作成 第一回 GKB48 セミナー 「学習型クラウド共有スペース GKB コモンズは何を目指すか」 2013.oct.30.
Advertisements

コンピュータと情報 第 14 回 Word と Excel の連携. ページの設定の変更 ページの設定の変更 印刷領域の余白の設定と 1 行内の文字数と ページ内の行数の変更 印刷領域の余白の設定と 1 行内の文字数と ページ内の行数の変更 段組の仕方 段組の仕方 2 段組の作成の仕方 2 段組の作成の仕方.
図示、可視化モジュール ~ pylab と numpy を ちょっと~. pylab とは? ・数学や統計的なグラフを生成するモ ジュール ・インストール pip や easy install からのインストールを推奨 →numpy モジュールなどの前提としている。 Anaconda の場合は標準.
情報処理 第 11 回. 今日の内容 練習用ファイルのダウンロード作成できる主なグラフ棒グラフの操作 – 棒グラフの作成 – グラフの位置とサイズの調整 – グラフタイトルの表示 – 軸ラベルの表示 – 横軸の文字の配置 – データラベルの表示.
情報処理 A 第 5 回かな? ワードの使い方. 拡張子  ファイルの名前は, “ ファイル名. 拡張子 ” で付け る.  拡張子は,そのファイルを読み込むソフトに影 響される –txt テキストファイル –doc ワードのファイル –xls エクセルのファイル –pdf Acrobat Reader.
InstallShieldLecture InstallShield でインストーラを作成する方法 ( 初級編 ) ソニーエンジニアリング 設計 3 部 1 課 齋藤佑輔.
情報処理 第9回第9回第9回第9回. 今日の内容 Excel の起動と画面構成 –Excel の起動 –Excel の画面構成と基本用語 データの入力 – 文字の入力 – 数値の入力 – 日時の入力 – オートフィル.
情報処理 第9回第9回第9回第9回. 今日の内容 Excel の起動と画面構成 –Excel の起動 –Excel の画面構成と基本用語 データの入力 – 文字の入力 – 数値の入力 – 日時の入力 – オートフィル.
1 検索 ● 検索: 特定の文字列を探す ⓪検索を行う範囲を限定するときは、範囲選択をする。 ① 「ホーム」タブ⇒「編集」⇒「検索」タブとクリックする。 ②「検索する文字列」欄に検索したい文字を入力する。 ③「次を検索する」をクリックする。 ③ ‘ 「検索された項目の強調表示」⇒「すべて強調表示」とクリックすると、
1 検索 ● 検索:特定の文字列を探す ⓪検索を行う範囲を限定する ときは、範囲選択をする。 ① メニューバーの「編集」 → 「検索」とクリックする。 ②「検索する文字列」欄に検 索したい文字を入力する。 ③「次を検索する」または 「すべて検索」をクリック する。 ※「コピー」&「貼り付け」 でも入力できる。
クエリ作成方法 ユーザグループ: ZZUSGI 001(固定) インフォセット: ZZIxxyy クエリ: ZZQxxyy xx = 2 桁のユーザ ID yy = 01 ~ 通し番号.
1 WORD の起動法と終了法 ● WORD の起動法 (1) デスクトップの Microsoft Word アイ コンをダブルクリックする。 * (2) 「スタート」 ― 「すべてのプログラ ム」 ― 「 Microsoft Word 」と選ぶ。 (3) Word で作成された文書があるとき は、そのアイコンをダブルクリック.
1 情報処理 II 第12回の 教材 高知大学理学部 数理情報科学科 1 回生い組対 象 数理情報科学科 1 回生い組対 象担当:塩田 プレゼンテーションソフト プレゼンテーションソフト PowerPoint.
情報処理 第8回第8回第8回第8回. 目次 (1) スタイルの利用 – スタイルの概要 – スタイルの適用 (1) – 「スタイル」ウィンドウを開く – スタイルの適用 (2) – スタイル適用のセオリー – すべてのスタイルを表示 – スタイルの書式を変える (1) – スタイルの書式を変える (2)
1 PC の情報を得る - 「システム情報」 ①「スタート」 → 「すべてのプログラム」 → 「アクセサリ」 → 「システム ツール」 → 「システム情報」とクリックする。 ②左欄の項目を選択すると、右欄に情報が表示される。
情報処理 第 13 回. 今日の内容 練習用ファイルのダウンロードデータの入力 – データベースに適したデータの入力方法 – ウィンドウ枠の固定 ( 見出し行の固定 ) データの並べ替え –1 つの列の値で並べ替え – 複数の列の値で並べ替え.
VO ツール解説(3) Specview 国立天文台・天文データセンター 小宮 悠. インストール ware/specview/download
Copyright © the University of Tokyo 文字化けの背景を知る. Copyright © the University of Tokyo 課題の概要 日本語の文字コードについて理解を深める  MacOS( テキストエディット ) で利用可能なエ ンコーディング ( コード化方式.
BBT 大学 Ruby on Rails 開発環境セットアップマニュアル Mac 版 1.1 最終更新日: 2013/1/5.
Copyright © the University of Tokyo 文字化けの背景を知る. Copyright © the University of Tokyo 課題の概要 日本語の文字コードについて理解を深める  MacOS( テキストエディット ) で利用可能なエ ンコーディング ( コード化方式.
Sonia Pujol, PhD -1- National Alliance for Medical Image Computing Neuroimage Analysis Center 拡散テンソル画像 チュートリアル Sonia Pujol, Ph.D. Surgical Planning Laboratory.
Accessによるデータベース(1) Ver.1 /11.
Sonia Pujol, Ph.D. Surgical Planning Laboratory Harvard Medical School
実習1:コマンドシェルの使い方.
Cornell Spectrum Imagerの使い方
SDOPxls2xml操作説明書 version1.0
大杉 直樹†, 神谷 年洋‡, 門田 暁人†, 松本 健一† †奈良先端科学技術大学院大学 情報工学科 {naoki-o, akito-m,
エクセル(1)の目次 起動法、ブック、シート、セル ブックの開き方 エクセル画面 マウスポインターの種類 シート数の調節 データの入力法
Sonia Pujol, Ph.D. Surgical Planning Laboratory Harvard Medical School
情報処理 第7回.
11章 ボリュームレンダリングを学ぶ 本来は目に見えない内部情報をレンダリングし可視化する技術
REIMEI EISA Viewerの使い方
コマンドプロンプトの起動と終了 最初に覚えるコマンド ディレクトリ構造とパス 各種コマンドの練習 Cコンパイルとプログラムの実行
デスクトップを画像として保存する(1) ① デスクトップの画像をクリップボードへコピーする。
Excel による データベース入門 Ver /9.
ファイルやフォルダを検索する ①「スタート」→「検索」→「ファイルとフォルダ」とクリックする。
PCの情報を得る - 「システム情報」 ①「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システム ツール」→「システム情報」とクリックする。 ②左欄の項目を選択すると、右欄に情報が表示される。
情報処理 教材 プレゼンテーションソフト PowerPoint 高知大学 共通教育 理学部 対象 塩田
ゲームプログラミング講習 第1章 DXライブラリ入門
学校教育と脳科学 討論 寺尾 敦 青山学院大学社会情報学部.
Accessによる SQLの操作 ~実際にテーブルを操作してみよう!~.
エクセル(1)の目次 起動法、ブック、シート、セル ブックの開き方 エクセル画面 マウスポインターの種類 シート数の調節 データの入力法
RIKEN software meeting
ParaViewを用いたPHITS 計算結果の3次元表示
デスクトップを画像として保存する(1) ① デスクトップの画像をクリップボードへコピーする。
キャンパスクラウドによる 実験環境の構築 情報ネットワーク特論 講義資料.
文字化けの背景を知る.
Volume Extractor Ver 概要紹介と造形モデル例-
チュートリアル EBSCOhostの概要
Slicer 3 チュートリアル SPLにおける腹部アトラス
情 報 A ー ディジタル化のしくみ ー.
経営工学基礎演習a PowerPointの利用.
ホームページ作成・更新講座 夏のコンピュータ学習会 画像
≅ ≰ ≳ ≗ ≲ ≩ ≴ ≥ ver manual Tanaka.
コマンドプロンプトの起動と終了 最初に覚えるコマンド ディレクトリ構造とパス 各種コマンドの練習 Cコンパイルとプログラムの実行
単語登録(1) ◎MS-IMEの「単語登録」に、単語、語句、記号など自分がよく使うものを登録しておくと、便利である。
諸連絡 USBメモリの販売について 日時:6月23日(月)授業開始前 商品:プリンストン社製32MBのUSBメモリ
すべて読む Microsoft SharePoint ニュース
著者:六川修一 著者:六川修一 原画像(左画像)は ©METI and JAXA[2007] Distributed by ERSDAC 著者:六川修一.
Julien Jomier Kitware Inc.
SIFTとGraph Cutsを用いた 物体認識及びセグメンテーション
Wavelet係数の局所テクスチャ特徴量を用いたGraph Cutsによる画像セグメンテーション
確率的画像処理アルゴリズム入門 東北大学 大学院情報科学研究科 田中 和之
新メールアカウント 簡易設定法 神奈川技術士会 GoogleApps および 新メールアカウント 神奈川技術士会
シニアPCマザーズ 平成29年度第5回会員相互勉強会 2017年11月24日(金) 13:30~ 於:雁宿公民館 発表者:吉田恭子
Molecular Devices Japan
自己縮小画像と混合ガウス分布モデルを用いた超解像
単語登録(1) ◎MS-IMEの「単語登録」に、単語、語句、記号など自分がよく使うものを登録しておくと、便利である。
第0.5回: ~Unity Editorの操作方法~
メモリアルボックス(回線不要)マニュアル
Presentation transcript:

要旨 解剖学的なMRIデータの読み込み,可視化 位置あわせされたfMRIデータと閾値を組み込む 腫瘍の3Dモデルを作成 位置あわせ,脳アトラスを用いて,脳構造の位置を推測 拡散強調画像から脳繊維tractographyを組み込む 術前計画を注釈し,シーンを保存 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Diffusion Sensitizing Gradient (どれだけ,どの方向に拡散しているか) 拡散テンソル画像(DTI) Diffusion Sensitizing Gradient (どれだけ,どの方向に拡散しているか) 拡散強調画像 各拡散強調画像は,diffusion sensitizing gradientの方向においての水の拡散を表示 Courtesy S. Pujol and R. Gollub Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散テンソル画像(DTI) 拡散強調画像と基準画像を得る 拡散テンソル画像を作成するための各ボクセルにおけるテンソルを推定 拡散異方性指数値を計算 (例 : 異方性比率,不等方性拡散) tractographyを行う(繊維追跡) Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散テンソル画像(DTI) 画像誘導治療における拡散テンソル画像の有用性 脳の機能的に重要な領域間を走っている主な神経路は患者に後遺症が残ることを避けるために傷をつけてはならない. これらの神経路がどこにあるか知ることで,可能な限りそれらを避けるように手術計画を変更することが可能 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Diffusion Tensor Imaging (DTI) 処理ステップ 拡散テンソル画像の 読み込み,検証 Tractographyにおける シード点を設置 前処理されたMRMLシーンを用いているテンソルの作成,検証 Tractographyを行う 前処理されたMRMLシーンを用いての位置あわせ Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Slicerを起動する Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の読み込み Modulesより, Converters → Dicom DWI Loader モジュールを開く Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の読み込み Dicom DWI Loader タグにおけ る,Parameter set で,Create a new CommandLine Moduleを選択 1 2 IOタグのDicom Directoryにおいて, フォルダアイコン をクリック Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の読み込み patient datasetディレクトリ内 にある,DTIディレクトリを選択 し,OKをクリック Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の読み込み IOタグのdwiImage 欄をCreate New Diffusion Weighted Volume に設定 1 2 Applyをクリック この処理が完了す るまでに,数分かか る. Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の読み込み 1 2 3 Volumesモジュー ルを開く Displayタブを閉 じ,Infoタブを開く Infoタブ内の Center Volumeを クリック” Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の読み込み ボリュームデータ 同士のずれを確 認する スライド41からの アフィン位置あわ せによる手動変換 を用いたボリュー ムデータの調整の 処理ステップを行 う Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の読み込み tumourModel Left optic tract Right optic tract 以下の4つのvisibilityのチェック欄を外す (右クリックからToggle Visibilityを選択) tumourModel Left optic tract Right optic tract Left anterior superior temporal gyrus Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の検証 1 2 Modulesより, Volumesを選択 Displayタグを開く Active Volume欄 に拡散テンソル画 像(Dicom DWI loader Volume)を 設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の検証 DWI 1 2 3 Background欄に 拡散テンソル画像 を設定 fit to window アイコンをクリック 2 3 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の検証 拡散テンソル画像のボリュームデータには36個のボリュームが存在する. 0-4は基準画像 5-35は拡散強調画像 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

拡散強調画像の検証 拡散強調画像を 読み込んだ際 に,Volumesモ ジュール内に は,Diffusion Editor タグが作成される. Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

テンソルの作成 ModulesよりDiffusion Imaging→Diffusion Tensor Estimation モジュールを開く Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

テンソルの作成 IOタグより,Output DTI Volume, Output Baseline Volume, Otsu Threshold Maskの3つ ともをCreate New Diffusion Tensor Volumeに設定 Applyをクリック →この処理が完了するにはしばらく時間がかかる.よって前処理されたテンソルのMRMLシーンをアップロードするほうが良い Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

テンソルの作成 1 2 Modulesより, Volumesを開く Active Volumeを Diffusion Tensor Estimation Volume に設定 2 Fractional Anisotropyはデ フォルトでDisplay タグのScalar Modeで設定され ている. Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

テンソルの表示 Window/Levelを Manualに設定し, テンソルを容易に 見られるように画 像の画素値を反 転させられるよう にWindow/Levelを 設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

テンソルの表示 Displayタグ内のGlyphs On Slices Display欄にあるVisibility Red, Visibility Yellow, Visibility Greenのチェック欄にチェックを入れる. 1 2 Scale FactorとSpacingのスライダーを適応させる. Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

テンソルの表示 Line direction : テンソルの主な固有ベクトル Line magunitude : 拡散の大きさ Line Colour : 異方性比率 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

テンソルの表示 Displayタグ内のGlyph Display Properties欄のGlyph TypeをEllipsoidsに設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

テンソルの表示 Glyph TypeをLinesに 戻す Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Tractographyのシード点の設置 Modulesよ り,Fiducialモジュー ルを開く 1 2 Modify A Selected Fiducial List & Its Fiducialsタグの Fiducial List欄においてCreate a new Fiducial Listを選択 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Tractographyのシード点の設置 同じタグ内におけ る,Other List Display Properties を開く. 1 2 Glyph Typeを Sphere3Dに設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Tractographyのシード点の設置 マウスモードをplace itemsに設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Tractographyのシード点の設置 脳梁における基 準点を設定するた めに脳梁の部分 にある点をクリッ ク 2 マウスモードを transform viewに 設定 1 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Tractography(繊維追跡) Modulesよ り,Tractography→F iducial Seedingモ ジュールを開く Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Tractography(繊維追跡) ファイルの設定は以 下のように行う. Select DTI Volume :Diffusion Tensor Estimation Volume Select FiducialList or Model : FiducialList Output Fiber Bundle Node : Create New Fiber Bundle Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Tractography(繊維追跡) 1 2 3 Modulesよ り,Volumesモ ジュールを開く Displayタグの Glyphs On Slices Display欄における Visibility Red, Visibility Yellow, Visibility Greenの チェック欄のチェッ クを外す 2 3 3D Viewerにスライスを表示させるためのVisibilityアイコンをOffに する. Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Tractography(繊維追跡) 設定した基準点 (fiducial)に対して,1 つの神経路が生成 される. その神経路の色は デフォルトによって fractional anisotropy で設定される 3D Viewerにおい てピンクの球をク リックし,ドラッグす ることで,インタラク ティブに神経路を 選択することが可 能 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

Tractography(繊維追跡) 1 2 Modulesよ り,Fiducialsモ ジュールを開く Fiducialのvisibility をOff にする Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

新しく3つのノードが追加されていることを確認 MRMLシーンの検証 Modulesより,Dataモ ジュールを開く 1 新しく3つのノードが追加されていることを確認 anatomicalMRI:患者のanatomical MRIデータのコピー Baseline Node:患者のDTI Baselineノードのコピー anatomicalMRI_DTI_registrationTransform: DTIデータをanatomical MRIに調整するための変換行列 2 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

anatomicalMRIとDTI間の位置あわせの検証 Foreground欄に Baseline DTIデータ を,background欄 にanatomicalMRI を設定 atlasMRIと患者の anatomicalMRI データの重なりが よく見えるようにオ パシティを設定 1 2 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

今までのところにおける全体のシーンの検証 画像ボリュームデータがよく見えるように各断面のスライスをスクロールして設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

今までのところにおける全体のシーンの検証 現在のシーンにおいては以下のデータが含まれている Anatomical MRIデータ fMRIデータ セグメンテーションされた腫瘍モデル 腫瘍以外の脳構造の推定モデル 脳繊維のtractography Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

要旨 解剖学的なMRIデータの読み込み,可視化 位置あわせされたfMRIデータと閾値を組み込む 腫瘍の3Dモデルを作成 位置あわせ,脳アトラスを用いて,脳構造の位置を推測 拡散強調画像から脳繊維tractographyを組み込む 術前計画を注釈し,シーンを保存 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 画像誘導診断におけるアノテーション計画の有用性 外科医は手術計画を立てる段階で重要な点に印をつけることが可能 外科的処置が可能な点 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

計画においての,処置開始点と腫瘍の アクセス点に印をつける アノテーションの計画 このセクションに関連される処理ステップ: 計画においての,処置開始点と腫瘍の アクセス点に印をつける 2点間の距離を測定 シーンを保存 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 1 2 Modulesより, Fiducialsモジュー ルを開く Modify A Selecter Fiducial List & Its Fiducialsタグよ り,Fiducial List欄を Create a new Fiducial Listに設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 Other List Display Properties欄のGlyph typeをSphere3Dに設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 サジタル平面におい て,腫瘍モデルをおお よそ2等分するスライ スに設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 3D Viewerにおいて,右 から見た状態に設定 (Manipulate 3D View タグにおけるViewer の設定においてRの 文字をクリック) Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 マウスモードを place itemsに 設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 左前頭骨開頭術の ための計画された 処置開始点を表す サジタル平面上の 基準点を設置 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 作成されたFiducial の点における名前 をentryPointに変更 (Name欄における データの名前をダ ブルクリックすると 変更可能) Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 計画された腫瘍の アクセス点を表すサ ジタル平面上で基 準点を設置 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

アノテーションの計画 処置開始点のときと 同様に,名前を tumourAccessに変 更 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

2点間の距離 2 1 Fiducialsモジュー ルの下部をスク ロール見ると,先 ほど設置した2点 間の距離が測定 されている. マウスモードを transform view に変更 1 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

最終的なシーンの検証 画像ボリュームがよく 見えるように各断面 のスライスを設定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

最終的なシーンの検証 Choose viewアイコ ンより,レイアウトを 3D only layoutに設 定 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

最終的なシーンの検証 脳神経外科における 術前計画の結果 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

シーンの保存 Fileメニューより, Saveを選択 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

シーンの保存 1 2 3 Save Selectedをク リック 全てのデータを出力するためのディレクトリを指定するためにChange Destination for All Selectedをクリック 1 Node TypeがScene であるデータの Filenameを記入 (対象となるデータ のFilename欄にお いてダブルクリック すると編集可) 2 3 Save Selectedをク リック Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

全体を通して このチュートリアルにおける学習点 脳神経外科における術前計画 画像ボリュームの位置あわせ 関心のある構造をセグメンテーションし,モデル化 拡散強調画像を読み込み,テンソルを計測し,tractographyを行う 脳神経外科における術前計画 Anatomical MRI fMRI 腫瘍モデル 位置あわせされたアトラスからの脳構造を表すモデル Tractography 基準点の付与 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

結論 画像誘導治療を支援することが可能 オープンソースソフトウェア 画像誘導治療の研究者はアルゴリズム等を共有することが可能 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

詳細 画像位置あわせ →相互情報量による類似性測定について,以下の文献を参考: Wells, S. et al., Multi-modal volume registration by maximization of mutual information. Medical Image Analysis, 1(1):35-51 (1996). Collignon, A. et al., Automated multimodality image registration based on information theory. Proceedings of the International Conference on Information Processing in Medical Imaging, 263- 274 (1995). Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

詳細 モデル作成 →Slicer3では,マーチングキューブ法をモデル生成のために使用している. (以下の文献を参考) Lorensen, W.E. and Cline, H.E. Marching cubes: a high resolution 3D surface construction algorithm. ACM SIGGRAPH Computer Graphics 21(4):163-169, 1987. Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

詳細 拡散テンソル画像 DTIにおいての文献 Le Bihan, D. et al., Diffusion Tensor Imaging: concepts and applications. Journal of Magnetic Resonance Imaging,    13:534-546 (2001) Tractographyにおける文献 Mori, S. and van Zijl, P.C.M., Fiber tracking: principles and strategies - a technical review. NMR in Biomedicine, 15:468-480 (2002) Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing

監守:波多 伸彦 * * Surgical Plannninng Laboratory, Harvard Medical School 翻訳 スライド翻訳:木西 基 **        監守:波多 伸彦 * * Surgical Plannninng Laboratory, Harvard Medical School ** 知的画像処理研究室, 立命館大学 Planning for Image Guided Therapy using Slicer3 - D. Pace National Alliance for Medical Image Computing