外国人観光客を取り込め!! ~百貨店の売り場づくり~ 外国人観光客を取り込め!! ~百貨店の売り場づくりの環~ 外国人観光客を取り込め!! ~百貨店の売り場づくり~ 東洋大学 中野ゼミ Cチーム 大野清二 林はづき 斉藤隆行 長谷川佳織 東洋大学 中野ゼミ Cチーム 大野清二 林はづき 斉藤隆行 長谷川佳織
1.研究背景 2.外国人観光客について 3.私たちの提案 4.まとめ 参考文献
年々減少して いる!! (出典:日本百貨店協会HP)
①ショッピングセンターの台頭 ②景気の悪化 ③カテゴリーキラーの台頭 近年シェアを拡大 百貨店と顧客層において競合 1989年のバブルの崩壊以降、顧客の嗜好に変化 ③カテゴリーキラーの台頭 「UNIQLO」や「青山商事」などの台頭により、低価格分野において競争力を失う 多くの商品カテゴリーからの撤退を余儀なくされ、「百貨」としての性格失う
1.研究背景 2.外国人観光客について 3.私たちの提案 4.まとめ 参考文献
≪訪日外国人旅行者数の推移≫ (万人) 年々増加している!! (出典:国際観光振興機構)
アジア圏が 多い!! ≪外国人観光客はどの国から来てるのか≫ 1位 中国本土 2位 台湾 3位 香港 4位 韓国 5位 シンガポール  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 6位 オーストラリア 7位 アメリカ アジア圏が 多い!! (出典:2010年8月時点 日本百貨店協会HP)
衣料・雑貨がポイント! 第1位 婦人服飾雑貨 第2位 婦人服 第3位 化粧品 第4位 紳士服・雑貨 第5位 子供服・雑貨 ≪外国人観光客に人気のあった商品≫ 第1位 婦人服飾雑貨 衣料・雑貨がポイント! 第2位 婦人服 第3位 化粧品 第4位 紳士服・雑貨 第5位 子供服・雑貨 (出典:2010年 日本百貨店協会HP)
≪外国人の衣料雑貨購買率≫ 上位をアジア圏 が占める!! 順位 国名 購買率 1位 シンガポール 49.5% 2位 中国(香港) 44.3% 3位 タイ 38.4% 4位 中国(台湾) 38.3% 5位 中国 33.1% 6位 マレーシア 23.8% 7位 韓国 23.0% 8位 ロシア 21.6% 9位 オーストラリア 20.2% 10位 カナダ 18.6% 上位をアジア圏 が占める!! (出典:国土交通省「訪日外国人消費動向調査2010」)
エルメス、グッチ、ルイヴィトンなどのハイブランドの購入が多い ≪アジア圏の人は何を買っているのか?≫ ハイブランドの衣類、服飾雑貨に注目! エルメス、グッチ、ルイヴィトンなどのハイブランドの購入が多い 衣類、雑貨のまとめ買いが多くみられる 本物・安全・高品質を重視している (出典:日本百貨店協会HP)
≪中国人観光客の増加≫ 平均12万円 2010年 観光ビザの変更 富裕層に加えて中間層の観光客も増加 日本旅行に使う金額 買い物に使う金額 2010年 観光ビザの変更 富裕層に加えて中間層の観光客も増加 日本旅行に使う金額 平均28万円 買い物に使う金額 平均12万円 (出典:日本経済新聞 2010年8月8日付)
25% 20% ≪中国人旅行者が日本でしたいこと≫ 流行のファッション 商品を買う 最新の家電製品を 買う (出典:日本経済新聞 2010年8月8日付)
どのようにしてアジア圏から来る観光客を取り込むの?
≪百貨店の取り組み≫ 優待券配布(伊勢丹、大丸数店舗) 中国のクーポン専門サイトに登録(丸井グループ) ホテルと提携しコンシェルジュの無料サービス(高島屋東京店) 外国人用観光案内所を設置(三越銀座店) 中国人留学生を観光客の案内人、通訳としてアルバイト募集(東急横浜店) (出典:日本経済新聞 2010年9月18日付)
ハイブランドは専門店として階や位置がバラバラ 実際に百貨店にいったところ・・・ ハイブランドは専門店として階や位置がバラバラ 外国語表示が少なく外国人が戸惑っている 混みあっている為、何かと時間がかかる 広すぎて1日では回れない
1ヵ所でたくさんのハイブランド商品を 買えたらいいのになぁ・・・
⇒高級ブランド(ハイブランド)を買うアジア圏 ≪新しい外国人客を取り込む方法≫ ◇ターゲット◇ ⇒外国人の来店数が多い都市部の百貨店 ◇戦略◇ ⇒高級ブランド(ハイブランド)を買うアジア圏 から来る観光客に焦点をあてた売り場作り
1.研究背景 2.外国人観光客について 3.私たちの提案 4.まとめ 参考文献
提案!! HOS展覧場所
HOS展覧場所とは・・・ High‐brand One-stop Shopping 展覧場所
“ワンストップ” 百貨店では、複数のジャンルにまたがる買い物を消費者が1か所で済ませられる だが・・・ 実際は百貨店自体の規模が大きすぎるの だが・・・ 実際は百貨店自体の規模が大きすぎるの でワンストップとは感じられない
人気のハイブランドを1か所に展示する展覧場所を設置し、さらに、外国語表示や、中国語・英語を話せる案内人をつけ、取り置きや販売をしている店舗へ案内するサービスをつける。
◇HOS展覧場所の例◇ HOS展覧場所 HOS 展覧場所 シャネル グッチ 5F バーバリー 4F 3F 2F 1F シャネル バーバリー
≪HOS展覧場所で出来ること≫ 注文・お取り置き 店内の案内 空港まで輸送 購入
HOS展覧場所に設置される ブランドとその数は?
外国人に人気のあるハイブランドの売上高を比較し、トップ10のハイブランドに絞る。
HOS展覧場所では商品をどのように展示するの?
各ブランドがブースのように並び、 専門売り場を凝縮させた展示を行う。 色やサイズ違いの商品は写真などで掲示するだけで、なるべくサンプル数を少なくなるよう工夫する。
案内人はどんなサービスをするの?
○○(ブランド名)の○○(商品)が気になる HOS展覧場所 ○○(ブランド名)の○○(商品)が気になる 他の色、サイズが見たい!! 買う商品決定!! でももっと百貨店を楽しみたい。 店内を見て回りたい!! 外国語を話せる案内人 ○○専門店へ案内 取り置きをお願い 購入
購入 免税手続き その場で受け取る 空港で受け取る
1.研究背景 2.外国人観光客について 3.私たちの提案 4.まとめ 参考文献
HOS展覧場所を 設置すると?
・取り置きしてもらうことで買い物の自由度が高まる ・ブランド同士の比較が容易 ・商品がどこにあるか迷わない ・取り置きしてもらうことで買い物の自由度が高まる ・時間が短縮できる ・混雑している店内でスムーズに買い物ができる ・案内人の設置により外国人の不安を解消できる
新たな百貨店販売形態の創出
参考文献 国土交通省「訪日外国人消費動向調査2010」 http://www.mlit.go.jp/ 2010年9月25日 閲覧 日本百貨店協会HP http://www.depart.or.jp/ 2010年9月25日 閲覧 国際観光振興機構HP http://www.jnto.go.jp/jpn/ 2010年9月25日 閲覧 坪井晋也(2009)『百貨店の経営に関する研究』 学文社 北島啓嗣(2009)『オープン・インテグラルアーキテクチャ』 白桃書房 日本経済新聞 2010年8月8日付,2010年9月18日付 国土交通省「訪日外国人消費動向調査2010」 http://www.mlit.go.jp/ 2010年9月25日 閲覧
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