Linux リテラシ 2006 第2回 基本コマンド2
Table of Contents スーパーユーザと一般ユーザ ファイル操作のコマンド アクセス権(パーミッション)
スーパーユーザと一般ユーザ 何が違う? ⇒与えられている権限の強さが違う 普段はどちらを使う? ⇒一般ユーザ 左寄せする
ファイルの操作 使用コマンド wget less tar tail unzip cp find mv cat rm chmod
ファイルをダウンロードする wget URL Ex
ファイルを展開する(1) tar オプション ディレクトリ/ファイル名 よく使うオプション -f …ファイル名を指定する -v …状況を表示する -x …tar形式のファイルを展開する -z …gzip形式のファイルを解凍する (~.tar.gzの場合)
ファイルを展開する(2) Ex: $ tar -zxvf rat.tar.gz rat.tar.gzを展開する 展開するに
zip形式のファイルを解凍する unzip ファイル名 Ex: $ unzip foo.zip foo.zipを解凍する
ファイルを検索する find [ディレクトリ名/ファイル名] [expression] Ex: -name ファイル名 ...指定した名前のファイルを検索する Ex: $ find /home/foo -name Computer /home/foo以下からComputerという ファイルを検索する
ファイルを見る(1) cat [オプション] ファイル名 [ファイル名…] よく使うオプション Ex: -n …行番号を出力する $ cat Computer Computerの内容を見る
ファイルを見る(2) Ex: $ cat Computer Information Sciences の内容を連結して表示する
ファイルをわかりやすく見る less [オプション] ファイル名 よく使うオプション Ex: -N …行番号を指定して出力する $ less -N foo fooの内容を行番号付で出力する
ファイルの末尾を見る tail [オプション] ファイル名 よく使うオプション Ex: -n 行数 …行数だけ出力する $ tail -n 3 foo fooの末尾3行を出力する numを行数に
ファイルをコピーする(1) cp [オプション] コピー元 コピー先 よく使うオプション -a …ディレクトリ/ファイルの構成やアクセス権限を保持してコピーする -r …ディレクトリごとコピーする(所有者はコピーしたユーザに変わる) ディレクトリごと
ファイルをコピーする(2) Ex: $ cp Computer msg Computerをmsgにコピーする
ファイルを移動する mv [オプション] 移動元 移動先 Ex: $ mv foo bar fooをbarに移動する
ファイルを消す rm 消したいファイル [オプション] よく使うオプション -r …ディレクトリ内をまるごと削除する -f …警告メッセージを表示しない -i …警告メッセージを表示する Ex: $ rm bar barを削除する
アクセス権(パーミッション)(1) どれがアクセス権? ⇒ -rwxrw-r-- などの文字列
アクセス権(パーミッション)(2) 何が何を表す? ⇒”r”は読み込み可能 ⇒”w”は書き込み可能 ⇒”x”は実行可能 ⇒”-”は権限が与えられてない スーパーユーザのアクセス権限は? ⇒ファイルの所有ユーザ以上
パーミッションを変更する chmod モード ディレクトリ名/ファイル名 Ex: $ chmod u-r access 所有ユーザから読み込み権限をなくす
練習問題 練習問題のページhttp://rat.cis.k.hosei.ac.jp/article/rat/linuxliteracy/2006/commands2_question.html