Google 【日本語】の利用 5-4 【日本語】Google 69) www.google.co.jp (2010/04/23現在) 1996年から活動を開始した 日本では日本語サービスが充実してきた2002年ごろから認知される PageRankTM のコンセプト 「多くの良質なページからリンクされているページは、やはり良質なページである」 リンクが多く張られているWebページを結果の上位に出力した Google登場以前の検索エンジンと比べると、Googleの検索結果は検索者の求める順序と良く一致するようになった 10億ページを越す収集件数を初めて実現した
サービス開始当時のウエート付け ①リンクが張られている数(バックリンクの数,link juice) ②リンクが張られているときの説明文(アンカーテキスト) ③Webページ内のキーワード ④ドメインの信頼性 現在 ④のウエートを高くし、④、②、③、①の順でWebページがウエート付けされている 当初重視された①バックリンクのウエートは低くなる ④ドメインの信頼性が最も重要視されるようになっている
Googleにおける論理演算子の使用と検索式 P10 Googleにおける論理演算子の使用と検索式 検索式の作成 AND かつ 「全てのキーワードを含む」 OR いずれか 「いずれかのキーワードを含む」 NOT 除く 「キーワードを含めない」 検索オプションで実行可能 1度検索を実行する 画面右上ろから 検索オプションを選択
AND検索 (p11) AND検索は内容を絞り込むための検索 両方のキーワードを含む情報 件数を絞り込むためのAND検索は無意味 貿易 日本 アメリカ 約 7,130,000 件 両方のキーワードを含む情報 AND検索は内容を絞り込むための検索 件数を絞り込むためのAND検索は無意味
OR OR検索 (p11) ORの検索対象範囲 「少なくとも1つのキーワードを含む」 貿易 日本 アメリカ 約 7,130,000 件 同じ意味を示す言葉を1つの集合とし情報のもれを防ぐ (アメリカ OR 米国) and 貿易 貿易 日本 アメリカ 約 7,130,000 件 貿易 日本 アメリカ OR 米国 約 10,600,000 件 米国 - 海外ビジネス情報 - ジェトロ - JETRO OR
ORの検索 「米国 OR アメリカ」の検索範囲 重複する部分は両方のキーワードが含まれるが、同時に 「少なくとも1つのキーワード」が含まれており検索対象
NOT検索 (p12) 不要な情報を排除する検索 貿易 日本 アメリカ NOT 摩擦 貿易 日本 アメリカ 約 7,130,000 件 貿易 日本 アメリカ NOT 摩擦 貿易 日本 アメリカ 約 7,130,000 件 貿易 日本 アメリカ -摩擦 約 6,440,000 件
フレーズ検索 (p12) “ xxxxxxx “ 日本語中間一致検索ができる フレーズ検索使用の留意点 貿易 日本 アメリカ 約 7,130,000 件 貿易 “日本の輸出先” 約 176,000 件 フレーズ検索使用の留意点 特定の情報を探すのに効果的 情報が限定されすぎて情報の漏れが生じやすい
問題5-3 環境 破壊 OR 汚染 環境 破壊 OR 汚染 世界遺産 OR 自然遺産 環境 破壊 |汚染 世界遺産 | 自然遺産
Google以外の日本語検索エンジン Bing ASK Yahoo
① Bing https://www.bing.com/(2014/6/6現在) 4大検索エンジン スペースでAND検索 Google/Yahoo!/Ask/Bing (MSN Search) スペースでAND検索 他の演算子には対応していない 個別情報の検索機能が充実
② ASK 【日本語・英語】 http://www.ask.com/ (2014/6/6現在) スペースでAND検索 他の演算子には対応していない Advanced Searchは無くなる 日本語も英語も同様に実行できる。
③ Yahooによる情報検索【日本語】 5-5 日本においてグーグルと提携(2010/7/27現在) 条件指定検索 Yahoo!Japan 94) www.yahoo.co.jp (2010/04/22現在) 1994年にアメリカでYahooが設立 当初はキーワード方式よりカテゴリ方式が主体 1996年にYahoo Japnan が設立 日本語サービスが開始された。国別に現地化されたサイトからサービスが提供されている 現在に至るまで日本国内において最も利用頻度の高いポータルサイト 日本においてグーグルと提携(2010/7/27現在) 日本の検索サイトはgoogoleの検索結果と類似の結果を表示するようになった(2010/12/26現在)が、その後修正が行われている 条件指定検索
Yahoo.co.jp
英語検索エンジン 4大検索エンジン Google Bing Yahoo ASK (日本語と同じ)
① Google【英語】の利用 68) www.google.com (2010/04/23現在) www.google.comとwww.google.co.jpの検索結果は異なる 検索対象の情報は同じであるが、結果を表示するアルゴリズムが異なると推定される 最も多くの件数が該当する「a」の検索件数 About 25,310,000,000 results 約 25,310,000,000 件 で一致する(2011/1/30現在) 5年前から件数は増えていない 約 25,270,000,000 件 (2014/6/6現在)
接続方法 http://www.google.com/webhp?hl=en Google.com で接続 (不完全) http://www.google.com/ncr で接続する(不完全) 無意識のうちに情報がコントロールされている
② Bing https://www.bing.com/(2014/06/06現在) 4大検索エンジン スペースでAND検索 Google/Yahoo!/Ask/Bing (MSN Search) スペースでAND検索 他の演算子には対応していない 個別情報の検索機能が充実 Bing.com in English
③Yahoo【英語】による情報検索 Yahoo! www.yahoo.com (2010/04/22現在) 日本語同様に1回目の検索を実行すると検索結果が表示され、検索ボタンの右に が表示される
をクリックし「Advanced Search」を選択すると論理式を使った検索が可能な検索画面が表示される。
参考:カテゴリ検索 カテゴリ方式による検索 初期の有力な検索手段 予め提示されたカテゴリと呼ばれる項目リストから必要な情報を順に選択する キーワード方式の検索エンジンは検索結果のウエート付け機能が不十分で使いづらかった 現在も一般的な課題で信頼性のあるサイトを探すのに有用 12回目 7/1 Web情報の量 検索エンジン p26 Google の利用 課題4の作成 p76 検索式(再確認) 他の検索エンジン カテゴリ検索 p30 情報検索と基礎知識
表12 カテゴリ方式の検索エンジンリスト 日本語 英語 1 Yahoo!カテゴリ Yahoo! Directory93) 2 goo80) 表12 カテゴリ方式の検索エンジンリスト 日本語 英語 1 Yahoo!カテゴリ Yahoo! Directory93) 2 goo80) EZILON SEARCH66) 3 biglobe79) BEST OF THE WEB59)
カテゴリ方式の検索 カテゴリ 情報の内容を大項目、中項目、小項目のように階層的に分類したリスト カテゴリ項目は情報量に応じて構成され階層の数は固定されていない キーワード方式と異なり人がカテゴリに分けている カテゴリ検索 順にたどることにより的確なキーワードを知らなくてもWebサイトを検索できる 単純な概念だけで検索できる場合には便利で有用な検索手段となる 概念を組み合わせる必要のある課題の検索には不向き
Yahoo!カテゴリ(日本語)による情報検索 検索エンジンの先駆け Yahooはこのカテゴリ方式が始まり Googleをはじめとするキーワード方式の検索エンジンの機能の向上により利用頻度減少 登録サイト サイトをロボットではなく人(サーファー)が選定している 多くの人にとって利用価値があるとYahooの担当者が判断したサイト 一般的で信頼性のある情報を探す場合に有効 Yahoo! Directory 大分類はYahoo!カテゴリと同じだが内容は異なる
Yahoo!カテゴリ http://dir.yahoo.co.jp/ (2010/04/24現在) エンターテインメントから始まる14の大カテゴリ サービス開始時点から同一 下位のカテゴリを順に選択(クリック)すると、最後にYahooの登録サイトが表示される。 登録サイトをクリックすると登録サイトのぺージが表示される カテゴリの検索 「Yahoo!カテゴリ全体」を指定してキーワード検索を実行すると、目的とする情報が含まれるカテゴリを検索できる カテゴリを探す検索は基本的に1キーワードで実行する
Yahoo! Directory(アメリカ) 1 エンターテインメント Arts & Humanities 2 趣味とスポーツ Business & Economy 3 芸術と人文 Computers & Internet 4 生活と文化 Education 5 教育 Entertainment 6 健康と医学 Government 7 社会科学 Health 8 メディアとニュース News & Media 9 ビジネスと経済 Recreation & Sports 10 各種資料と情報源 Reference 11 コンピュータとインターネット Regional 12 政治 Science 13 自然科学と技術 Social Science 14 地域情報 Society & Culture -- News Additional The Spark Blog
Yahoo! Directory【英語】による情報検索 http://dir.yahoo.com/ (2010/04/24現在) 使用方法は日本のYahoo!カテゴリと同じ 登録サイトはYahoo!カテゴリと全く異なる Yahoo! Directoryの大分類 Yahoo!カテゴリと同じ14分類である 大分類以下のカテゴリリストは大きく異なる 14分類以外に、News AdditionalとThe Spark Blogが2010年より追加 日本とアメリカのリスト比較 日本とアメリカで興味を持たれている情報の違いを比較できる