動物実験計画書の E-mail添付による審査 秋田大学 バイオサイエンス教育・研究センター 動物実験部門 松田幸久
手形地区:事務局、教育学部、工学部 本道地区:医学部、BERC 二つのキャンパス
新実験計画書の申請手続きと一次審査 実験計画書等の事務処理は学術研究課が行う 実験者はHPから入手した実験計画書(Msword書類)に必要事項を記入し、学術研究課にE-mail添付で送信 学術研究課は一次審査のために実験計画書を実験動物専門家(部門助教授)に転送 実験動物専門家は一次審査の結果を学術研究課に通知 修正を要する場合には学術研究課がE-mailにて実験者に通知し、再提出
持ち回り委員会での審査 一次審査を経た実験計画書は持ち回り委員会で審査 学術研究課は各委員にE-mail添付で計画書を送付 各委員は持ち回り委員会として計画書を審査し、審査結果と自筆サインを記した書類を学内郵便にて学術研究課に郵送 学術研究課は審査結果通知を実験者に学内郵便にて郵送 必要があれば修正して再審査 学術研究課は審査後の実験計画書と関係書類を保管
新旧システムの長所短所比較 従来の学内LAN E-mailへの計画書の添付 長所 長所 セキュリティー対策が取られている 学外からの不正アクセスに対して十分なバリアーが構築できた。 計画書は委員のIDとパスワードで保護、他者がアクセスできない。 プログラミング言語で書かれているためデータベース化が可能(リストの作成、将来は購入依頼書との連動など) 短所 コンピュータに詳しい担当者が必要(故障に際し) 計画書専用のサーバーを必要とする 計画書の書式変更等は簡単ではない 長所 担当者がコンピュータにそれほど精通していなくともよい 計画書専用のサーバーを必要としない 計画書の書式変更等が容易である 短所 セキュリティーに不安がある データベース化はできない
関係者のセキュリティー対策 学内外に対して 学内に対して ファイヤーウオール等のセキュリティーソフトにより不正アクセスを防止 PCにWinnyなどのファイル共有ソフトを入れない 添付ファイル(実験計画書)にパスワードを設定 実験計画書の入ったPCやCD、MOを紛失しないように注意 その他? 学内に対して 電子メールを他人に読まれないようアカウントおよびパスワードを設定 離席の際はPCをログオフ その他