スペース重力波アンテナ DECIGO計画(17): 設計・計画 物理学会 @立教大学 2009年3月30日 Sora

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スペース重力波アンテナ DECIGO計画(17): 設計・計画 物理学会 @立教大学 2009年3月30日 Sora 国立天文台,東大理^A^,京大理^B^,法大工^C^,JAXA-ISAS^D^,阪市大理^E^,NASA^F^,京大基研^G^,KEK^H^,東大地震研^I^,NICT^J^,電通大レーザー研^K^,東大新領域^L^,早大理工^M^,弘前大理工^N^,Caltech^O^,産総研^P^,Univ. of Wisconsin^Q^,近大理工^R^,JAXA^S^,お茶大理^T^,東経大経営^U^,理研^V^,東大総合文化^W^,新潟大工^X^,東大宇宙線研^Y^,新潟大理^Z^,近大KLC^AA^,AEI^AB^,Lancaster Univ.^AC^,ぐんま天文台^AD^,広大理^AE^,Liverpool JMU^AF^,立教大理^AG^,京大人環^AH^,Univ. of Southampton^AI^,大工大情報^AJ^,名大理^AK^,Univ. Tuebingen^AL^,日大^AM^,長岡技科大経営情報^AN^,東大数物^AO^,阪大理^AP^,UWM^AQ^,日大文理^AR^,東理大^AS^,東工大理^AT^,無所属^AU^,東大工^AV^,RIT^AW^,防衛大^AX^,CGWA^AY^,芝浦工大^AZ^,JAXA-Space Education Center^BA^,RRI^BB^,東北大理^BC^,東海大工^BD^,JAXA-JSPEC^BE^,京大生存研^BF^,お茶大院^BG^ 川村静児,安東正樹^A^,瀬戸直樹^B^,佐藤修一^C^,船木一幸^D^,神田展行^E^,中村卓史^B^,坪野公夫^A^,沼田健司^F^,田中貴浩^G^,井岡邦仁^H^,高島健^D^,新谷昌人^I^,坂井真一郎^D^,中澤知洋^A^,長野重夫^J^,武者満^K^,森脇成典^L^,青柳巧介^M^,我妻一博^A^,浅田秀樹^N^,麻生洋一^O^,新井宏二,池上健^P^,石川毅彦^D^,石崎秀晴,石徹白晃治^A^,石原秀樹^E^,市來淨與^A^,伊東宏之^J^,伊藤洋介^Q^,井上開輝^R^,上田暁俊,植田憲一^K^,歌島昌由^S^,江尻悠美子^T^,榎基宏^U^,戎崎俊一^V^,江里口良治^W^,大石奈緒子,大河正志^X^,大橋正健^Y^,大原謙一^Z^,大渕喜之,岡田則夫,小野里光司^A^,河島信樹^AA^,川添史子^AB^,雁津克彦^B^,木内建太^M^,岸本直子^D^,工藤秀明^A^,國中均^D^,國森裕生^J^,黒田和明^Y^,小泉宏之^D^,洪鋒雷^P^,郡和範^AC^,穀山渉^A^,苔山圭以子^T^,古在由秀^AD^,小嶌康史^AE^,固武慶,小林史歩^AF^,西條統之^AG^,阪上雅昭^AH^,阪田紫帆里,佐合紀親^AI^,佐々木節^G^,佐藤孝^X^,柴田大^W^,真貝寿明^AJ^,杉山直^AK^,鈴木理恵子^T^,諏訪雄大^A^,宗宮健太郎^O^,祖谷元^AL^,高野忠^AM^,高橋走^A^,高橋慶太郎^G^,高橋忠幸^D^,高橋弘毅^AN^,高橋史宜^AO^,高橋龍一^AK^,高橋竜太郎,高森昭光^I^,田越秀行^AP^,田代寛之^B^,谷口敬介^AQ^,樽家篤史^A^,千葉剛^AR^,辻川信二^AS^,常定芳基^AT^,豊嶋守生^J^,鳥居泰男,内藤勲夫^AU^,中尾憲一^E^,中須賀真一^AV^,中野寛之^AW^,中村康二,中山宜典^AX^,西澤篤志^AH^,西田恵里奈^T^,西山和孝^D^,丹羽佳人^AH^,能見大河^AV^,橋本樹明^D^,端山和大^AY^,原田知広^AG^,疋田渉^AP^,姫本宣朗^AZ^,平林久^BA^,平松尚志^Y^,福嶋美津広,藤田龍一^BB^,藤本眞克,二間瀬敏史^BC^,細川瑞彦^J^,堀澤秀之^BD^,前田恵一^M^,松原英雄^D^,蓑泰志^O^,宮川治^Y^,三代木伸二^Y^,向山信治^AO^,森岡友子^A^,森澤理之^B^,森本睦子^BE^,柳哲文^E^,山川宏^BF^,山崎利孝,山元一広^AB^,横山順一^A^,吉田至順^BC^,吉野泰造^AU^,若林野花^BG^ 物理学会 @立教大学 2009年3月30日 Sora

日本の重力波検出実験の流れ DECIGO LCGT まずは、 次に、 LCGTで重力波初検出 DECIGOで重力波の頻繁な検出 ⇒重力波天文学の創成 次に、 DECIGOで重力波の頻繁な検出 ⇒重力波天文学の発展 DECIGO LCGT LCGTで重力波検出技術の熟成 その技術をDECIGO に応用

重力波天文学の意義 宇宙の始まり 電磁波では観えないものが聞こえる 中性子星/ブラックホール連星の公転運動やその合体 超新星爆発の内部の様子 パルサー(特に地球から観えないもの) 未知の天体 宇宙の始まり

重力波で宇宙の産声を聞く 宇宙誕生 重力波 電磁波 10 -43 秒 (プランク時間) ニュートリノ 1 秒 (陽子、中性子の形成) 38万年 (晴れ上がり) 137億年 (現在)

DECIGO最大の目的 成功すればノーベル賞確実 インフレーション(宇宙誕生後10-35秒後)の直接観測 インフレーション存在の実証 インフレーションモデルの正否の判断 パリティの破れの検証 成功すればノーベル賞確実

スペース重力波アンテナDECIGO Deci-hertz Interferometer Gravitational Wave Observatory 光共振器を使って感度を高める アーム長:1000 km ミラー直径:1 m レーザー波長:532 nm フィネス:10 レーザーパワー:10 W ミラー質量:100 kg 干渉計3台で1クラスター 鏡(浮いている) 光共振器 光検出器 光共振器 レーザー ドラッグフリー衛星

軌道とコンステレーション(案) 地球 背景重力波検出のため相関を取る レコード盤軌道 太陽 角度分解能を上げる

DECIGOの目標感度と得られるサイエンス 10-19 10-20 10-21 10-22 10-23 10-24 10-25 10-26 巨大ブラックホール形成の メカニズム解明 ブラックホール連星 ⇒瀬戸’s Talk (1000 M◎ z=1) 合体 5年前 3ヶ月前 1 クラスター ストレイン [Hz-1/2] 宇宙膨張の 加速度計測 ⇒ダークエネルギーの制限 中性子星連星 (z=1) 2クラスター 相関解析 (3年間) インフレーション GW~210-16 合体 インフレーションの検証 10-3 10-2   10-1  1  10  102  103 周波数 [Hz]

力の雑音とセンサーノイズに対するリクワイヤーメント(LISA,LCGTとの比較) ストレインでほぼ同じ, 距離: 1/5000, 鏡の質量: 100 センサーノイズ: LCGTより30倍ゆるい ストレインでほぼ同じ, ストーレッジタイム: 30)

感度を上げる必要性 インフレーションからの重力波をより確実に受けるには感度を数倍上げる必要がある? パラメターの最適化が必要 感度の向上と技術的難しさの評価が必要 基線長: 長くすると、ストレインに対しては得だが、光のロスが大きくなる 鏡のサイズ: 大きくすると光のロスを小さくできる 鏡の質量: 大きくすると輻射圧雑音を低減できる

ロードマップ DICIGOパスファインダー (DPF)  安東’s Talk Pre-DECIGO DECIGO Mission 2007 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 Mission Objectives 要素技術の実証試験 最小限のスペックで 重力波検出 衛星間共振器の実現 重力波天文学の発展 Scope 衛星1台 アーム1本 衛星3台 干渉計1台 干渉計3台 ×4ユニット R&D 製作 R&D 製作 R&D 製作 DICIGOパスファインダー (DPF)  安東’s Talk Pre-DECIGO DECIGO

佐藤 (法政大工), 神田 (阪市大理), 高島 (ISAS), 井岡 (KEK) DECIGO暫定組織 代表:川村 (国立天文台) 副代表: 安東 (京大理) 運営委員会 川村 (国立天文台), 安東 (京大理), 瀬戸 (京大理), 中村 (京大理), 坪野 (東大理), 田中 (京大基研), 船木 (ISAS), 沼田 (Merryland), 佐藤 (法政大工), 神田 (阪市大理), 高島 (ISAS), 井岡 (KEK) Pre-DECIGO 佐藤(法政大工) 検出器 沼田 (Merryland) 安東 (京大理) サイエンス・データ 田中 (京大基研) 瀬戸 (京大理)) 神田 (阪市大理) 衛星 船木 (ISAS) デザインフェーズ DECIGO パスファインダー リーダー:安東 (京大理) 副リーダー:高島 (ISAS) ミッションフェーズ 検出器 安東 (東大理) レーザー 植田 (電通大) 武者 (電通大) ハウジング 佐藤 (法政大工) ドラッグフリー 森脇 (東大新領域) 坂井 (ISAS) スラスター 船木 (ISAS) バス 高島 (ISAS) データ 神田 (阪市大理)

研究体制、予算規模、実現方法 研究体制:JAXA/ISASと国立天文台および多くの大学・研究機関との連携による 予算規模:1000億円? 実現方法:NASA・ESAも含めた国際協力

研究協力 LISAとの研究協力 第1回LISA-DECIGOワークショップ開催(平成20年11月) Stanford Univ.との共同研究 UNISECとの研究協力を次回ワークショップでキックオフ

第7回DECIGOワークショップ 平成21年4月23日(木)午前10時~午後6時 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室 主なテーマ: 1.DECIGOの目的とするサイエンスと関連するテーマ(CMB、ダークエネルギー、AGNなど)の専門家を招待し、それらの関係について検討しお互いの理解を深める。 2.DECIGOパスファインダーの実現に向けて、現状の認識と必要な技術・事柄の洗い出しを行う。特に、大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)の方々を招待してDPFへの参加を呼びかける。

新 学 術 領 域 申 請 重力波天文学創成 本研究領域 LCGTとDPFのための総合的技術実証 総括班 方針策定調整 計画研究A03:理論・解析 重力波源の理論 データ解析の手法開発 CLIOのデータ解析 計画研究A02:宇宙望遠鏡 DPFのプロトタイプ試験 DECIGOのR&D LCGT 干渉計技術の付与 低周波技術の付与 重力波天文学創成 本研究領域 図6.本研究領域の計画研究間の関係および重力波天文学創成への流れ。 LCGTとDPFのための総合的技術実証 DECIGO 諸外国の 検出器 国際協力 計画研究A01:地上検出器 CLIOによる実証試験 CLIOによる観測 第三世代のR&D

聞きたいな 宇宙の産声 DECIGOで! Sora

まとめ DECIGOにより非常に頻度の高い重力波検出が可能となる それによりさまざまな新しいサイエンスが得られる パスファインダーは順調な滑り出し グループ全体の活動をサポートするような大型予算の獲得が必須