発表原稿を作るまで 橋本
目次 情報の収集編 テーマの選択 一般的知識の確認 情報の速度と信頼度 発表で使うもの 発表に必要なスキル 情報の評価と蓄積
テーマの選択 何をテーマとするか? 今回は省略 多くの人が取り組んだテーマ あまり人が取り組んでいないテーマ
一般的知識の取得 厳書等で確認 キーワードのリスティング
情報の速度と信頼度 情報源 百科事典 厳書 論文 新聞・TV インターネット
インターネット 厳書 雑誌 TV ラジオ 百科事典 論文 新聞 情報の更新の頻度
資料の速度と拡散範囲 人の数 TV ラジオ 新聞 週刊誌 単行本 百科事典 厳書 学術論文誌 (雑誌) 速度
情報源の特性 古さゆえの誤り 新しい事実の発見 現在では誤り 新しさゆえの不確実 新事実発見により明らかになった 十分な検証を受けていない
厳書・百科事典 病院の図書室 公共図書館 看護大学の図書館 ILL(Interlibrary Loan 図書館間相互貸借)
ILLとは 県立図書館 市立図書館 返却 貸借 大学図書館
本の有無 OPAC (Online Public Access Catalog) オンラインで検索できる閲覧目録
論文 文献複写サービス オンラインジャーナル 大学図書館への複写依頼 看護協会 商用(医中誌,PubMed,Science Direct) CINII
医中誌
CINII
英文 NIH MEDLINE NCBI
看護大学の中から
文献検索でのキーワード シソーラス(同義語)辞書 看護師 看護婦 看護職 同一のキーワードとして扱う辞書
文献の整理 EXCELなどで目録情報を整理 単行本 論文 資料 著者,題名,出版社,出版地,出版年 新聞:新聞名 発行日 ページ等 著者,題名,雑誌名,学会名,巻号,ページ,出版年 資料 新聞:新聞名 発行日 ページ等
インターネット上の情報 作成者がわからない資料⇒NG 発信ドメイン go.jp ac.jp
ドメイン名とは インターネット上の住所(Address) 電子メール⇒zuzuki@niigata-cn.ac.jp 下のWEBではwww.yahoo.co.jp
情報発信者のドメインは大切 厚生労働省の情報発信
ドメインの規則 ドットで区切り 近い方から遠い方 日本の住所 新潟県上越市新南240 米国の住所 新南240,上越市,新潟県,日本
ドメイン名は木の構造 . JP GO AC KEIO NIIGATA-CN WASEDA CO UK KR 下から 順に WASEDA.AC.JP となる
JPの2番目ドメイン名属性 AC 大学研究所 CO 会社(株式,有限,,,) OR 団体(非営利?) NE ネットワークグループ GO 政府機関 KANTEI.GO.JP MHLW.GO.JP 厚生労働省 LG 地方公共団体 www.pref.niigata.jp (JP 地域ドメイン)
検索オプションでドメインを指定
Yahooの場合(1)
Yahooの場合(2)
Yahooの場合(3)
Googleの場合
Googleの場合(2)
Googleの場合(3)
検索と利用のキモ 適切なキーワードか? 意味空間 シソーラス 適切な内容が選ばれているか? 適切な場所からの情報か? 適切な利用法
ANDとOR キーワードの追加
検索の絞込み 不要な検索の削除 NOR A AND (NOT B) 例 たばこ -品種 注意 –(マイナス) は半角
よい情報がみつかったら 印刷しておく 場所とアクセス時間 URL⇒ Internetの情報に 更新・削除は つきもの
参考資料(情報の取り込み) ここがほしい
参考資料(情報の取り込み2)
ワードの起動 全てのプログラム⇒Microsoft Office => Word
張り付け方の原則 文字→テキスト 元の書式は失われるが編集に便利 写真・絵→画像
構造的に作成します. 原稿の構成方法
文章の最終目的は何か? 知ってもらう? 気持ちを伝える? 自分の主張を相手に伝え 相手のアクションを促す 相手のアクションを促す
相手のアクションを促すには 初対面の人が多ければ →研究のバックグラウンド →自己紹介等⇒ラポール 多数が既知の関係 省略可能 科学的根拠→納得←本講習 心情的→納得←本講習で省略 真摯で真面目な研究姿勢
5大代表的構成要素 はじめに 方法 結果 考察 結論・提言 参考文献
文章の分類 内容としての文章 例 質問紙XX枚を配布,YY枚を回収(回収率ZZ%) 道案内の文章 例 1章ではXXを示し,次にYYを 示す
研究上の文章での注意事項 簡潔であること 結論に不必要な部分は不要 長文は不可! 短文を接続詞で
自分の知識≠相手に伝える事 伝えたい事 伝えるべき事 優先順位 優先度の低い部分の切り取り 伝えることが多いと 埋没
はじめに 研究の動機 バックグラウンド なぜ この研究か? 先行研究 本研究の目的←具体的に 長期的 短期的(本論文での)
方法 研究方法を示す←追試可能 この説に方法以外の感想等は一切不要 例 質問紙XX枚を配布,YY枚を回収(回収率ZZ%) 計測にはXX社製のXXを用いた この説に方法以外の感想等は一切不要
結果 方法で得られた結果を示す 多くの結果⇒結論に関連する結果を示す(必須)
考察 科学的な論理展開 結論へ導く文章
結論・提言 最重要部分 例 ) 従前のXX法よりも提案するYYは優秀で...
看護系論文・発表で必須 倫理的配慮(必須) 研究の限界 用語の定義