特産品販売促進委託事業 【大阪府能勢町】 ふるさと雇用再生基金事業 実績報告 産業振興分野 事業概要 委託先 事業実施 事業実績額 期間 ふるさと雇用再生基金事業 実績報告 産業振興分野 特産品販売促進委託事業 【大阪府能勢町】 事業概要 能勢町では、能勢町観光物産センターを核として、農産物をはじめ地域特産品を販売し、農業振興を図っている。しかしながら来店型の販売店舗であるため、施設規模から来店者数は限度があり、今後、大きな売上額の増加は見込めない。また農産加工品も出荷されているが、販売場所も限定されているため地域特産品という知名度には至っていないため、新たな販路開拓、地域特産品の開発を行うことが地域農業の振興、ひいては「能勢町ブランド」という地域ブランドの確立を図るうえで重要であると考えられる。このことから、本交付金を活用し、能勢町ブランドの創造をめざし、販売を促進していく。 当社は地域の農業振興と活性化のための業務を行っておりますが、このたびは主要部門である物販部門での業務として、ふるさと雇用再生基金事業のご紹介をいただき、申請をさせていただきました。人件費に加えて販売促進のための研修の費用を補助していただき、非常に助かりました。当施設にしかない商品を企画、ブランド化することができ大きな成果をあげることができました。 委託先 有限会社能勢物産センター 従業員数 2人 事業実績額 197万円 (平成21年度) 287万円 (平成22年度) 369万円 (平成23年度) 事業実施 期間 平成21年7月 ~ 平成24年3月 (有)能勢物産センター 支配人 西山晃一さん 雇用創出数 3人 事業終了後 継続雇用人数 1人 業務の内容 販路開拓、地域特産品の開発等を行うことで、能勢町ブランドの創造をめざし、販売を促進する。
地域の素材(夏野菜)を活かしたレスランメニュー(のせのせカレー)の開発 活動紹介 ●地域の素材(栗)を活かした加工品(栗ジャム、栗チョコレート)の開発 栗ジャム、栗チョコレートのOEM(他業者への製造委託)による開発を21年度から着手した。生産者からの原料栗の買取方法、製造業者の選定、取引条件の協議を重ねた。 22年度から栗生産者から小粒の栗(Mサイズ以下)を1kgあたり200円で買い取り、製造業者に製造委託して商品化した。 ※通常の出荷ではMサイズ以下の栗は出荷基準価格は300円以下と低く、委託販売方 式のため、売れ残ると生産者の収入にはならないが、加工用として買い取ることで、 出荷者としては単価が低くなるものの、確実に収入になるというメリットがあり、栗の増 産にもつながる可能性がある。 来店客が定着してきたため、今後も買取り及び製造販売を継続する。 栗ジャム・栗チョコレート 好評発売中!! 活 動 紹 介 地域の素材(夏野菜)を活かしたレスランメニュー(のせのせカレー)の開発 能勢の素材を活かしたレストランメニューを、料理研究家(今川れい子氏)の指導のもと開発して新メニューを目玉として、集客を図った。料理研修と試作、原価計算を行いコストを確定して販売価格を決定した。 ●「のせのせカレー」:販売価格@760円 開発の目的:夏野菜を素材とした、夏の主力商品の追加 販売期間:平成23年4月29日(金)~9月11日(日) 特徴:夏のメニューとして販売期間を限定。夏野菜を素揚げしたものをトッピング。ライス は黒米を使用。スープとライスを別の皿に盛り、ライスをスプーンにすくってから スープをくぐらせる食べ方により、風味を感じることができる。 家庭でも調理をして楽しんでいただくため、来店客にレシピを配布したり、来店客が家庭で調理する際の農産物等を物販コーナーで購入していただくなど、物販部門と飲食部門の連携につとめた。 来店客から好評を得たため、夏季の季節限定(5月~9月)メニューとして定番化した。 のせのせカレー (夏季限定メニュー)