応用情報処理2 20140512 20140517
3Dモデリングの精度 そもそもどのくらい「精密」に作る必要があるか? 用途により異なる 現場実測・設計図・写真 趣味的にはいいかもしれない 現場実測・設計図・写真 趣味的にはいいかもしれない SketchUp・Google推奨 Google Earth+Street viewの写真のみ
精密なモデリング 方法 レーザー距離計等による実測 設計図からのデータ起こし ・ 利点 データが重い 文化財等の保存 建物内部も作成可能 レーザー距離計等による実測 設計図からのデータ起こし ・ 利点 データが重い 文化財等の保存 建物内部も作成可能 趣味の世界・建築屋実務レベル ・ 難点 時間がかかる 収拾がつかなくなる
簡易モデリング 方法 Google Earthから平面図 Street View、写真から構成 「写真照合」から「高さ」取得 ・利点 簡単? 「写真照合」から「高さ」取得 ・利点 簡単? データが軽い Google EarthへUP可能 ・難点 不正確 おもしろくない
応用情報処理2路線 そんなに時間はかけられない ドアのノブまで作る必要があるのか? Google EarthにUPしたい 趣味の世界も残したい 「それらしく」できればよいではないか! 平面図はGoogle Earth 形状(特に高さ)などは実測 必要に応じ細かく作りこむ
平面図の問題 そもそもGoogle Earthの「平面図」はあてになるのか? 高高度撮影 信頼性はあるが細部は無理 高高度撮影 信頼性はあるが細部は無理 航空写真 真上から撮った写真は希 細部はよくでてる まあ、精度は無視するしかない (ほかに手段がない)
「高さ」の問題 SketchUpの「写真照合」 よほど条件があった写真がないと誤差が 大きい(m単位) CPUに負担がかかる よほど条件があった写真がないと誤差が 大きい(m単位) CPUに負担がかかる 現実問題として、補助的にしか使えない 最低限のポイントをレーザーで計測
「写真」をどう使うか? 写真をモデルに「張り付ける」のは意外と非現実的 木や建物の映り込み カメラのレンズ特性による歪み 写真の大きさ→モデルのサイズ
課題2 素材は http://www.leplusplus.com/OJ2/20140512center.zip http://tech.u-gakugei.ac.jp/lecture/20140512center.zip ・先に挙げた条件で「情報処理センター」を作成しoj2leplus@yahoo.co.jpに送る ・締め切り:20140516:2359
SketchUpにおける写真の使い方 イメージとして使う 歪み補正等の操作不能 ・タイルパターンとして使う 歪み補正などができるが使いづらい 歪み補正等の操作不能 ・タイルパターンとして使う 歪み補正などができるが使いづらい (交番) ・「写真照合」で使う 不正確
写真は補助手段 「写真」はモデルに張り付けても、構造部や位置の補助手段としてしか用いない。 窓やドアの位置 「ガイドライン」の使用 「ガイドライン」の使用 建造物の細部構造の位置 必要であれば趣味的な細部