水田湛水深モニタリングサービス 「農業水利サービスの定量的評価と需要主導型提供手法の開発」 インターフェイス開発グループ

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6.住民参加による災害情報収集技術 6.1 地域住民参加による情報収集技術の開発に関する研究 1. 研究の概要
風速 風向 気温・湿度 クローズドパス システムBOX 32m 積雪深 純放射量 m 地温 土壌水分量 地中 熱流量 cm 5cm ×4地点 水蒸気密度 吸気口 オープンパス 二酸化炭素濃度 三次元風速.
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MACFT3 Review Meeting CONTENTS 進捗状況報告.
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水田湛水深モニタリングサービス 「農業水利サービスの定量的評価と需要主導型提供手法の開発」 インターフェイス開発グループ 農業水利システムに関する意見交換会 グループリーダー会議 2014年9月2日 東京大学 農学部7号館A会議室 水田湛水深モニタリングサービス 「農業水利サービスの定量的評価と需要主導型提供手法の開発」 インターフェイス開発グループ 溝口勝(東京大学大学院農学生命科学研究科) 本多潔(中部大学中部高等学術研究所) 伊藤良栄(三重大学生物資源学部) 樋口克宏・渡邊博(NTCコンサルタンツ株式会社) 竹下義晃(芸者東京エンターテインメント株式会社)

本グループの役割

水田湛水深サービス 農業クラウドサービス MS4S 秋田県大潟村で水田の水位監視サービスの実証実験[2014/06/18] http://www4.kke.co.jp/ms4a/ 主として、温室 秋田県大潟村で水田の水位監視サービスの実証実験[2014/06/18] http://news.mynavi.jp/news/2014/06/18/105/ プレス発表のみ(詳細は不明) 他にいくつかの計画あり 農業水利サービス(本プロジェクト) 2011年秋スタート

フィールドモニタリングシステム 農地を対象にしたモニタリング 農地は都会にあるのではない! 農地では有線を使わないのが望ましい 気象(気温,降水量,日射量,風速,など) 土壌(水分,温度,養分) 作物(成長量,色) 環境(放射線量?) 農地は都会にあるのではない! 電源なし,WiFiなし 農地では有線を使わないのが望ましい 草刈り鎌やトラクタによる切断 動物による切断 ワイヤレスが望ましい

Field Monitoring System (FMS) Water level sensor (C)みぞらぼ

Data logger NetworkAdapter Soil sensor Radiation sensor FieldRouter (FR) Meteoro-sensor Water level sensor Repeater NetworkAdapter Web camera Smart phone (C)みぞらぼ

愛知用水土地改良区 (半田地区) 気象計 NABT (通信機) フィールドルータ 水位計2 水位計1 排水口 2014.5.3

サービスサイト(半田地区) 排水状態 普通 良好 不良

定点画像カレンダー 水田モニタリング センサーデータ(1時間ごと) 気温・湿度・降水z量・日射量・風向風速・水位 定点カメラ(毎日8:00)

水田湛水深(水位)の変化 中干し

水田湛水深(水位)の変化 中干し 減水深=50 mm/日 排水良好田 水位の低下速度(減水深)が異なる! 農業用水量の見積もり重要 排水不良田 減水深= 11 mm/日

水管理サービスアプリ http://www.suiri.en.a.u-tokyo.ac.jp/poster_appli.pdf

http://water-service-sience.github.io/

使い方講習会 (日時)2014.6.24 (場所)愛知用水土地改良区 (対象)農家・土地改良区職員・愛知県町職員

今後の予定 普及活動 ユーザからの意見徴収 他地域への展開 広告ビラ 説明会 アプリダウンロードのログ アンケート集計 使い勝手の修正 追加機能 他地域への展開

より安価な水位センサーの開発 東京大学 大学院情報理工学系研究科 川原研究室 http://www.akg.t.u-tokyo.ac.jp/