身のまわりで電波が使われているものは? 例 テレビ,ラジオ,携帯電話,電子レンジ・・・・・・・たくさん
身近な電波の発生を感じよう AMラジオを聞きながら蛍光灯のスイッチを入れてみよう <やってみよう> ラジオに雑音(ノイズ)が入る 放電によって電波が発生している ※放電・・・気体の中を電流が流れる現象 例 落雷
身近な電波の発生を感じよう② 通話するときに光る携帯電話アクセサリーを作ってみよう <考えよう> 携帯電話で送受信すると 光るのはなぜ?
作製の前に ダイオードの性質をみてみよう 発光ダイオードと電池3Vを接続させてみよう + + 電池3V 発光ダイオード - 作製の前に ダイオードの性質をみてみよう 発光ダイオードと電池3Vを接続させてみよう リード線(赤) + + アノード(+) 電池3V カゾード(-) 発光ダイオード - リード線(黒) ダイオードは電流を一定方向にしか 流さないことが分かりましたか? これを整流作用といいます
① コイルを作りましょう エナメル線を4~5回巻こう。 ボールペンや鉛筆などを使う ・コイルの両端を,紙ヤスリで磨きましょう とよく巻けます ① コイルを作りましょう エナメル線を4~5回巻こう。 ボールペンや鉛筆などを使う とよく巻けます ・コイルの両端を,紙ヤスリで磨きましょう カッターナイフで削っても構いません ここをよく磨いて!
② ダイオードとコイルを付けよう 発光ダイオードとショットキーバリアダイオードを接続したものとコイルをハンダ付けします。 手順 ハンダを ② ダイオードとコイルを付けよう 発光ダイオードとショットキーバリアダイオードを接続したものとコイルをハンダ付けします。 注意 ハンダで火傷をしないように。 半田ごてを持ってふざけない。人に向けない。 置くときはハンダごてが転ばないように。 必要ないときは電源を抜く。 手順 ダイオードとコイルのハンダ付け コイルにハンダを付ける ハンダを付けた場所にダイオードを置く ハンダを 付ける ハンダごてをあてて コイルのハンダを溶かす Point コイルは鉛筆などに巻いた状態の方がやりやすい ダイオードは熱に弱いので注意を! 最後に,余分な部分はニッパーで切る
問 携帯アクセサリーがなぜ光るか? あなたの考えを書いてみよう。 ヒント 電磁誘導を思い出して! 発光ダイオード ダイオード コイル
問 携帯アクセサリーがなぜ光るか? あなたの考えを書いてみよう。 ヒント 電磁誘導を思い出して! 発光ダイオード (一定方向に流れる) 問 携帯アクセサリーがなぜ光るか? あなたの考えを書いてみよう。 ヒント 電磁誘導を思い出して! 発光ダイオード (一定方向に流れる) ダイオード コイル コイルの中の変化する磁場(磁界) によって誘導電流が流れる 磁場発生
電波の発生のしくみを知ろう 影響しながら空間を伝わっていく波である。 結論・・・電場(電界)と磁場(磁界)がお互いに 電波(広い意味で電磁波)とは・・・・ 結論・・・電場(電界)と磁場(磁界)がお互いに 影響しながら空間を伝わっていく波である。 ※ 電場(電界)・・・電気の影響が及ぼす世界 磁場(磁界)・・・磁気の世界が及ぼす世界
電波の発生のしくみを知ろう。 思い出そう! 直流電流(荷電粒子が一定の速さで同じ向きに進む)が流れるとき 磁場が発生 直流電流 しかし 電流に時間的変化がないので 磁場にも時間的変化ない 磁場 つまり,荷電粒子が等速運度では磁場が発生するだけで あとへは伝わらない 電流の流れる向きと大きさが絶えず変化をしたらどうか?
交流電流により,磁場と電場が連鎖的に発生 電磁誘導では 導線 導線 交流 磁場 磁場 交流電流が流れると,発生する磁場も変化,導線に変化する電流が流れる。 そして,次々と変化する磁場,導線を流れる電流が発生。 電磁波発生の考え方 電場の変化 電場の変化 (次々と・・・) 交流 磁場 磁場 交流電流により,磁場と電場が連鎖的に発生 電磁波 として伝わる
[周波数・・・1秒間に往復する波の回数 単位 Hz (ヘルツ)] 電波(電磁波)の進み方 電場(電界)Eと磁場(磁界)Bは 直交 振幅の割合は一定 電磁波が進む速さ=周波数×波長 3.0×108m/s(30万km/秒) [周波数・・・1秒間に往復する波の回数 単位 Hz (ヘルツ)]
電波(電磁波)は 電流の流れる向きと大きさが絶えず変化するときに発生。 ・電場と磁場の方向は直角に交わっている(直交している)。 電流・・・1秒間に通過する電荷の量 もう少し詳しく 電流のもとになる荷電粒子(+や-の電気を帯びた粒子)で考えると +の電荷と-の電荷(点電荷対)の振動により,電場と磁場が発生。 それにより電磁波となって伝わる。 ・電場と磁場の方向は直角に交わっている(直交している)。 ・速さは 3.0×108m/s(30万km/秒)。