林業とは? 5班 中村・八谷・日野・福冨・藤田
苗木づくり 樹木を山で育てる前に、「苗畑」に種をまいて苗木を作ります。日本ではスギやヒノキが多く、1~3年間程度で苗木として山に植栽(植え付け)されます。 樹木を山で育てる前に、「苗畑」に種をまいて苗木を作ります。日本ではスギやヒノキが多く、1~3年間程度で苗木として山に植栽(植え付け)されます。
植栽(植林) 植栽の時期はあまり暑くない春や秋が多く、苗木は山の斜面に手作業で1本ずつ植えていきます。苗木はある程度密集させた方が早くまっすぐに上に向かって伸びます。 植栽の時期はあまり暑くない春や秋が多く、苗木は山の斜面に手作業で1本ずつ植えていきます。苗木はある程度密集させた方が早くまっすぐに上に向かって伸びるため、スギの場合は1ha(100m×100m)あたり3000本程度を植えます。
下刈り(下草刈り) 畑で作物の生育を妨げる雑草を取り除くように、林業でも植えられた苗木の生長を妨げる植物を除去します。これを「下刈り(下草刈り)」といいます。これをしないと、せっかく植えた苗木も雑草の陰となり、光が当たらず枯れてしまいます。 畑で作物の生育を妨げる雑草を取り除くように、林業でも植えられた苗木の生長を妨げる植物を除去します。これを「下刈り(下草刈り)」といいます。苗木が周囲の雑草よりも低い間(植栽してから5~10年までの間)は、ほぼ毎年行います。これをしないと、せっかく植えた苗木も雑草の陰となり、光が当たらず枯れてしまいます。
枝打ち 枝を付け根から切る「枝打ち」という作業を行います。枝打ちをする時期は、樹木の生長が止まる秋~冬にかけて行われます。 植栽してから10~15年経つと苗木は、4~8m程度まで生長して、枝もついてきます。この枝はまわり木と重なりあい、放っておくと林の中を暗くさせたり、枯れた枝などから害虫が侵入してきやすくなります。そこで枝を付け根から切る「枝打ち」という作業を行います。枝打ちをする時期は、樹木の生長が止まる秋~冬にかけて行われます。
主伐 スギの場合、植栽後50年前後で柱や板の材料となれるだけの太さまで育ち収穫の時期を迎えます。地域によってはより太く高品質の木材に仕立て上げるため、100年前後まで待つ場合もあります。何度か間伐を繰り返し、最終的に行われる伐採を「主伐」といいます。 スギの場合、植栽後50年前後で柱や板の材料となれるだけの太さまで育ち収穫の時期を迎えます。地域によってはより太く高品質の木材に仕立て上げるため、100年前後まで待つ場合もあります。何度か間伐を繰り返し、最終的に行われる伐採を「主伐」といいます。主伐の後には、次の植栽を行います。 一定区間にある木をすべて伐採する皆伐の他、部分的に伐採して跡地に苗木を植え、樹木の世代交代をはかりながら収穫していく方法があります。昔はのこぎりや斧を使っていましたが、今はチェーンソーを使ったり、高性能林業機械で行なうこともあります。
搬出・運搬 伐採(収穫)した丸太は、ケーブルなどで吊して山から林道まで運び出されたり、ウインチで引っ張ったりして搬出されます。 搬出された丸太は、利用しやすい長さに切られます(玉切り)。そして、原木市場や貯木場へ運ばれて、競りで製材業者に買われます。また、直接、製材工場に運搬される場合もあります。 伐採(収穫)した丸太は、ケーブルなどで吊して山から林道まで運び出されたり、ウインチで引っ張ったりして搬出されます。最近では高性能林業機械を使うケースも多くなりました。 搬出された丸太は、利用しやすい長さに切られます(玉切り)。そして、積み下ろし機などで集めてトラックに積み込まれ、原木市場や貯木場へ運ばれて、競りで製材業者に買われます。また、直接、製材工場に運搬される場合もあります。
間伐について 間伐とは? 木々の密度を調節することで木々同士の競争を緩和させ、残された木を質の良いものにするための作業。 木々の密度を調節することで木々同士の競争を緩和させ、残された木を質の良いものにするための作業。 価値の高い木材を生産することができる。 木が枝葉を広げることができ健全に育つ。 →CO2の吸収を促進する。 林の中が明るくなる。 →土壌が柔らかくなり下草が生えてくる。 →生物の多様性につながる! ここで作業の中で出てきた間伐について詳しく説明します。
間伐の種類 定性間伐 定量間伐 列状間伐 質の悪い木を順に伐ってゆき、質の良い木を残す。最も主流な間伐方法。 質の悪い木を順に伐ってゆき、質の良い木を残す。最も主流な間伐方法。 定量間伐 均一な密度にするため、残す量をあらかじめ決めてから間伐する。 列状間伐 斜面の上下に沿って列状に間伐する方法。 間伐には3種類あります。
間伐材 間伐された木は、身のまわりのいろいろな所で利用されている。 ・割り箸 ・家具 ・標識 ・花壇 ・木橋(小さいもの) ・木柵 ・ダム ・割り箸 ・家具 ・標識 ・花壇 ・木橋(小さいもの) ・木柵 ・ダム ・畳(ヒノキ) ※間伐材は未成熟材のため、直径が細く建築用材としては使用されない。
間伐材の問題点 間伐材は価格が低く、用途も少ないため搬出するための経費が補えない。 →間伐した木をそのまま放置 →間伐した木をそのまま放置 →放置された木は腐敗し、炭酸ガスを放出 →環境保全につながらない 間伐材が割り箸になるのなら、my箸はいらないのでは? →国産の間伐材で割り箸を作るとコストがかかるため、 日本の割り箸は殆ど外国産の木材から作られている。 →必ずしもmy箸が環境にいいとはかぎらない!
森林で働くには ①林野庁 ②地方公務員 ③森林組合
①林野庁
具体的には 国家試験が必要 公務員なので事務的作業もあり
②地方公務員
農林水産環境部 (農林整備課) 土地改良事業、林業振興、森林整備事業、林道・治山事業、有害鳥獣対策など ただし地方公務員試験あり
③森林組合
③森林組合 ○森林組合とは? 森林所有者の協同組織です。 森林組合は、組合員のもつ森林を整備するこ とを主な仕事としています。 森林所有者の協同組織です。 森林組合は、組合員のもつ森林を整備するこ とを主な仕事としています。 一般の株式会社で言えば、組合員は株主ということになります。
働くには・・・ 林業就職支援講習 緑の研修生 森林組合に就職 作業
出典 森林・林業学習館 http://www.shinrin-ringyou.com/