「第4回世界水フォーラム」 の概要と開催に向けた準備活動 2006年2月8日 日本水フォーラム

Slides:



Advertisements
Similar presentations
アイセックジャパン研修生受け入れ企業交流会 企画書
Advertisements

J I M A 2007 安全と品質を支える検査と計測 主 催:日本検査機器工業会 特別協力:フジサンケイ ビジネスアイ
在広島インドネシア留学生会の活動 (PPI Hiroshima)
世界の水事情と最近の動き 2006年2月8日
仙台防災枠組の実施に向けて 海外の災害・東日本大震災から生まれた広域復興トークライブ 仙台防災未来フォーラム
第4回 留学フォーラム 一般社団法人 沖縄の英語教育を考える会 公的留学支援制度を活用し飛び出せ世界へ!
香港貿易発展局主催 Inno Design Tech Expo 第1回IFSJ国際大会 参加者の募集について
1.利活用・普及委員会 平成25年度の活動内容(案)
桑 名 市    市議会定例会[12月] 提出議案の概要について.
2012年度の主な活動.
観光 × アフリカ
国際的なオープンガバメントに関するフォーラム
[奨学基金・平和フェローシップ委員会] [2016-17年度 財団セミナー] [委員長 長谷川龍伸] [平成28年8月8日]
地質地盤情報協議会案 仮称・地質地盤情報協議会の提案
世界銀行と大学の連携 世界銀行東京事務所 大森功一.
『ときめきセレクション2016』 実施要項 平成28年5月20日 1 募集内容 (1) 応募資格 福岡市所在の障がい者施設等
日本関連の分科会.
兵庫県立大学 環境人間学部 3回生 学生国際協力団体CHISE 梯 穂乃香
Millennium Promise Japan Youth
資料1-3 平成27年度 第1回技術委員会 他の委員会の開催報告
開発指標 ー国全体の行政評価の可能性と限界ー
6月26日 第9回発表 藤井 海太.
「国際開発協力サポート・センター」プロジェクト (SCP)の主な活動
~核兵器のない世界の実現のために,今,若者にできること~
平成25年度 堺ブロック 合同総会報告.
地方におけるデータ活用人材の育成について
President, Japan Council on Energy & Security
大会日程概要 日本オプティミストディンギー協会.
コンテンツ海外展開施策説明会 平成30年2月15日(木) ■総務省施策の説明 ■経済産業省施策の説明 ■農林水産省施策の説明
ホストタウン化へ向けて.
IAESTE (イアエステ) The International Association for the Exchange of
シニアボランティア経験を活かす会 西田圭介
SETAC Asia Pacific 2012 Meeting
D2-NGN 第3回作業報告書( A班) 平成29年 11月 17日 語学力および海外技術動向に対する知識の向上を目的とするWGである。
日本学術会議の 新しいビジョンと変革 日本学術会議
「クリーンな環境のための北九州イニシアチブ」 と自治体間環境協力
平成28 年度 CDS-JAPAN 北海道ブロック 研修会 開催要項
世界の食糧問題 ~国際社会という視点から慢性的飢餓に どう立ち向かうか~
マクロの世界経済 と ミクロの世界経済 経済学基礎A 久松佳彰. マクロの世界経済 と ミクロの世界経済 経済学基礎A 久松佳彰.
University Space Systems Symposium 2003
International Youth Exchange Organization of Japan
国際労働機関(ILO)の概要 社会保障局の仕事
Environmental Protection Center Osamu Hirata
2019年G20大阪サミットに向けた主なスケジュール案
インフラ整備の推進について 副委員長   西村 大仁郎 公益社団法人日本青年会議所.
G20大阪サミット開催に伴う相談・申請・閲覧等の手続きについて(協力依頼)
国際労働機関(ILO)の概要 持続可能な開発目標へ向けて
7月25日 13:00-15:00 アジア汚水管理パートナーシップ (AWaP) 設立記念シンポジウム 水 ■参加費 無料 申込
資料6 平成24年度活動報告と平成25年度活動計画案 オープンデータ流通推進コンソーシアム事務局.
東京大学 大学院工学系研究科 産業機械工学専攻 村上 存
イクレイの発展とローカルアジェンダ21 岸上 みち枝 2006/11/29
インドネシア、ベトナムを含むASEANの研究ネットワーク (update)
アジア・アフリカ協力の促進 貿易・投資促進のための日本の取組 アフリカとアジアの貿易・投資の現状 南南協力の促進のための日本の取組
SCS研修「高等教育における障害者支援(2)」 国際的な障害者の権利保障と教育
大阪・関西万博の開催に向けて 資料(2) (1)協会の役割 (2)役員構成 (3)事務局体制 (4)スケジュール 万博開催
~エネファームの進化 と コストダウンの取組み~
APAN と TEIN APAN, Asia Pacific Advanced Network 1997年にスタート
アジア開発銀行との連携 - 大学との連携 - 第3回山口大学国際シンポジウム 2009年12月 アジア開発銀行駐日代表事務所        日向 俊一.
主催:公立大学法人滋賀県立大学 後援:滋賀県(予定)
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
香港環境ビジネスセミナー 三重県企業国際展開推進協議会 環境部会
小集団改善活動事例発表会 (第6回 山形県知事賞) 体験談発表サークル募集のご案内 第6052回 QCサークル山形・秋田地区
兵庫連盟報告会& アフターフォーラム 兵庫連盟阪神さくら地区 西宮第25団土井駿斗
道市連携海外展開推進事業(ASEANマーケット開拓プロジェクト)
拠点システム構築事業 サブサハラアフリカ諸国の教育改善
CI 誕生50周年! CI is 50! グローバルな消費者活動・50年のあゆみ
大学生による地域イベント開催の現状と課題
国際労働機関(ILO)の概要 持続可能な開発目標へ向けて
民営化とグローバリゼーション 国家の役割は何か.
アフリカ開発の国際的枠組み AU NEPAD TICAD アフリカ自身の オーナーシップ 準地域機関 国際社会の パートナーシップ
Presentation transcript:

「第4回世界水フォーラム」 の概要と開催に向けた準備活動 2006年2月8日 日本水フォーラム 「第4回世界水フォーラム」 の概要と開催に向けた準備活動 2006年2月8日 日本水フォーラム www.waterforum.jp

「世界水フォーラム」 www.waterforum.jp

“Local Actions for a Global Challenge” 世界水フォーラム 世界水フォーラムは、世界水会議(WWC:World Water Council)とホスト国により開催。 1997年-モロッコ – 参加者 約500名 2000年 – オランダ    – 参加者 約5,700名 「世界水ビジョン」の発表 閣僚級国際会議、フェアの開催 2003年 – 日本 – 参加者 約24,000名 「水行動報告書」の発表 「水行動集(Portfolio of Water Actions)」:閣僚級 国際会議 2006年 – メキシコ “Local Actions for a Global Challenge” www.waterforum.jp

第3回フォーラム 開催概要 開催期間 2003年3月16日~23日 会 場 京都 国立京都国際会館 京都宝ヶ池プリンスホテル 第3回フォーラム 開催概要  開催期間 2003年3月16日~23日  会  場  京都 国立京都国際会館          京都宝ヶ池プリンスホテル     滋賀 (3月20日、21日)   滋賀県立びわ湖ホール          大津プリンスホテル      大阪 (3月18日、19日) 大阪国際会議場 www.waterforum.jp

数字で見るフォーラムの成果 フォーラム 参加者数 24,060人(海外参加者 6,056人) 参加国数 182国及び地域  参加者数   24,060人(海外参加者 6,056人)  参加国数     182国及び地域   開催分科会数   351分科会 www.waterforum.jp

「第4回世界水フォーラムの概要」 www.waterforum.jp

第4回世界水フォーラム 日程 会場 想定参加者数 2006年3月16日(木)~22日(水) メキシコシティ バナメックス国際会議・展示場 メキシコシティ バナメックス国際会議・展示場      ホテル・カミノレアル(3/22の最終日のみ) 想定参加者数 10,000人(フォーラム) www.waterforum.jp

基本構成 フォーラム 閣僚級会議 水フェア エキスポ 150程度の分科会 文化的な活動、ステージイベント、ポスター発表、写真展等 企業・団体による展示 www.waterforum.jp

第4回世界水フォーラムのプログラム www.waterforum.jp 水フェア 3/16 (木) 3/17 (金) 3/18 (土) 3/19 (日) 3/20 (月) 3/21 (火) 3/22 (水) 午前 開会式 ハッサン2世 水大賞 地域からの発表 アメリカ 地域からの発表 ヨーロッパ 地域からの発表 アフリカ 地域からの発表 中東 地域からの発表 アジア太平洋 世界水の日 基調講演 基調講演 オランダ 皇太子殿下 基調講演 基調講演 基調講演 マリオ・モリナ氏(1995年ノーベル 化学賞受賞者) 世界水発展 報告書 テーマの講演 テーマの講演 テーマの講演 テーマの講演 テーマの講演 閣僚との対話 分科会 発展と成長の ための水 分科会 統合的 水資源管理(IWRM) の実施 分科会 すべての人の ための水供給と衛生 分科会 食料と環境の ための水管理 分科会 危機管理 京都水大賞 午後 円卓会議 閣僚宣言採択 閉会式 文化イベント 水フェア 水のエキスポ(16日18時より開会式、17~21日は12時~19時) 第2回世界子ども水フォーラム(中高校生対象) 第3回ユース世界水フォーラム(大学生以上の若者対象) www.waterforum.jp

1日のプログラム 全体会合 www.waterforum.jp 地域からの発表 基調講演 分科会 昼 食 水フェア、エキスポ サイドイベント 09:00–10:00 10:00–11:00 11:00–13:00 13:00–14:00 14:00–16:00 16:15–18:15 特別イベント等 基調講演 昼 食 地域からの発表 分科会 18:15–20:00 サイドイベント 全体会合 www.waterforum.jp

子ども&ユースフォーラム 第2回子ども世界水フォーラム 第3回フォーラム時に第1回を開催 JWFがUNICEF、IMTAとともに主催 日本からは作文、会議を経て選出された7名の中高生が参加。具体的な活動を「ローカルアクション」として発表。 ジュニアプレスとして活動するグループもあり。 第3回世界ユース水フォーラム 第3回フォーラムでは日本のユースが中心に第2回を開催 第3回フォーラム後の日本のユースによる具体的な活動(打ち水大作戦、下水道キャンペーン、中韓の学生との交流、スリランカ復興支援等)を発表し、世界の水問題解決に向けて若者ができることを世界の若者たちと議論、経験を共有 www.waterforum.jp

京都世界水大賞 第3回世界水フォーラム時に設立を発表 京都市が主催。スポンサーは国際ソロプチミスト京都 第4回世界水フォーラム閉会式時に京都市長によって発表&賞金500万円を授与 現在約900の応募案件を審査中 今回のテーマは「草の根活動」 ファイナリスト30名についてメキシコへ招聘 (うち20名はJWFがスポンサー) www.waterforum.jp

日本関連の開催予定分科会一覧2006年1月23日現在 主催&共催&協力=30~40の分科会開催に関与 www.waterforum.jp I: Water for Growth and Development II. Implementing Integrated Water Resources Management (IWRM) III. Water Supply and Sanitation for All IV. Water Management for Food and the Environment V. Risk Management FT1.06 Development of Inland Waterway Transport Ministry of Land, Infrastructure and Transport (Japan) FT2.32 Lake basin management Shiga Prefecture ILEC Council of promoting renaissance of Lake Biwa and the Yodo river basin area FT3.02 Clean Water for People: U.S-Japan initiative towards achieving the MDGs Ministry of Foreign Affairs (Japan) FT4.10 Water accounting and information platforms Ministry of the Environment (Japan) 他1団体と共催 FT5.06 Sharing experiences of typhoon-related disasters International Flood Network (IFNet) FT1.24 Groundwater resources management and protection in Africa Institute for Global Environmental Strategies, (IGES) (Japan) 他3団体と共催 FT2.41 IWRM in the North Northern Water Network Japan Water Forum 他1団体と共済 Appropriate Operation and Maintenance of Water Supply and Sanitation Facilities National Institute of Public Health, Japan (NIPH) JICA 他2団体と共催 FT4.13 Water Quality Management and Agriculture FT5.07 Early warning mechanisms FT1.29 Empowerment of young people for water management and appropriate use of water / Youth World Water Forum Tokyo Mizu Youth FT2.44 IWRM and flood management FT4.15 Multiple values of Paddy Rice Cultivation Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries, JAPAN International Commission on Irrigation and Drainage FT5.09 Groundwater and risk management Research group of Water balance and its future Expectation on alluvial Fan (WEF) FT2.46 Wastewater management for IWRM Japan Water Reclamation Committee for the World Water Forum FT4.19 Irrigation management transfer / management Japan Bank for International Cooperation (JBIC) FT5.10 The role of wetlands and mountains to manage risk Water and Forest Committee, Forestry Agency (Japan) FT4.32 Water and cultural diversity United Nations UNESCO-IHP Ecology Network Osaka FT5.14 Water related disasters, specially after the tsunami in Asia FT4.40 Water Action and Networking Database (WAND) FT5.19 International collaboration in flood management Public Works Research Institute FT5.27 Children's World Water Forum (Intergenerational Dialogue) 他2団体と共催 www.waterforum.jp

日本からの参加予定者 皇太子殿下 ※参加についてご検討中 橋本龍太郎元総理・国連水と衛生諮問委員会議長 国土交通省および環境省副大臣(予定) 皇太子殿下 ※参加についてご検討中 橋本龍太郎元総理・国連水と衛生諮問委員会議長 国土交通省および環境省副大臣(予定) 政府機関(国土交通省、農林水産省、外務省、厚労省等) 研究者(国立民族学博物館、大学等) NPO、NGO(日本水フォーラム、子どもと川とまちのフォーラム等) 企業(建設、環境、衛生等の分野) 開会式あいさつ、基調講演等 特別セッション等 閣僚会議 フォーラム フェア エキスポ www.waterforum.jp

「第4回世界水フォーラムに 向けた準備活動」 www.waterforum.jp

日本水フォーラムの役割&活動 アジア太平洋地域のリーダー 日本パビリオンの出展 チャーター便の運航 日本からの参加者支援 分科会への参加&危機管理テーマの コーディネーター www.waterforum.jp

地域における準備プロセス 世界を5つの地域に分割 Europe Asia-Pacific Africa Americas Middle-East Africa 各地域に於いて地域委員会を設立。重要課題、ローカルアクション等を抽出するための会議が開かれている。 各委員会においては、それぞれの地域における重要課題など、閣僚級宣言に反映させるための文書を準備中 www.waterforum.jp

アジア・太平洋地域における準備プロセス サブ地域 Coordinators JWF の担当者 Northeast Asia 北東アジア Korea Water Forum 澤 (nea@waterforum.jp) Southeast Asia 東南アジア GWP SEA 山口 (sea@waterforum.jp) South Asia 南アジア GWP SAS 本嶋 (sas@waterforum.jp) Central Asia 中央アジア GWP Cacena 浅井 (cea@waterforum.jp) Oceania & Pacific オセアニア&大洋州 SOPAC 福本 (op@waterforum.jp) OVERALL COORDINATION 全体の調整 横田 (ap@waterforum.jp) www.waterforum.jp

第4回世界水フォーラムに向けた アジア・太平洋地域会議 10月24日 東京 第4回世界水フォーラムに向けた アジア・太平洋地域会議 10月24日 東京 ・海外から20、国内から80の計100名が参加 ・アジア・太平洋地域に共通の水問題と今後の課題 www.waterforum.jp

水・衛生関連施設へ、“1”のインフラ投資には、人材開発のための“0.7”の投資が一体化されるべき アジア・太平洋地域に共通課題と優先目標 【優先目標】 水・衛生関連施設へ、“1”のインフラ投資には、人材開発のための“0.7”の投資が一体化されるべき 水災害に関する脆弱性の克服 先進国でも途上国でも、水との共生こそが生命線であり水辺の保全と整備、失われた水辺の復活・再生を図るべき 第4回世界水フォーラム・フェア会場で展示 www.waterforum.jp

第4回世界水フォーラムのアジア・太平洋の日に正式発表 アジア・太平洋水フォーラム構想 地域の多様性は地域特有の水問題の決のための対策を後押しするものであるという認識 第4回世界水フォーラムに向けた地域の準備活動で構築された新たなネットワーク 地域に共通した水問題&課題 アジア・太平洋水フォーラム& アジア・太平洋水サミット構想 第4回世界水フォーラムのアジア・太平洋の日に正式発表 www.waterforum.jp

日本パビリオンの出展 6×12㎡×7コマ=504平方メートル →EXPO内最大のパビリオン 毎晩18時から19時まで鏡開きを実施 www.waterforum.jp

参加者支援 初めて運行! 日本-メキシコ直行便 Jet Water Forum 定期便、チャーター便あわせて 初めて運行! 日本-メキシコ直行便  定期便、チャーター便あわせて 日本-メキシコ間の直行便は運行されたことがなく 「Jet Water Forum」が初めての運行 Jet Water Forum エコノミークラス利用: 185,000円 ビジネスクラス利用: 590,000円 往路:2006年3月15日(水)発/同日(15日)着       成田→(ノンストップ)→メキシコ・シティ 復路:2006年3月23日(金)発/翌日(24日)着       メキシコ・シティ→(給油のためにバンクーバー経由)→成田 www.waterforum.jp

チャーター便の意義 アジアの声を世界の伝えることの意義 なぜ支援することになるのか? アジア・太平洋地域のリーダーとしての役割 アジア・太平洋地域の水問題の深刻さを世界に訴えることの重要性 なぜ支援することになるのか? 乗り継ぎを含む複数の査証取得要 墨大使館のない国が多い より少ない予算でより多くの参加が可能 www.waterforum.jp

日本からの参加者支援 事前の各種参加者に対する情報提供、世界の関係者との調整活動の支援 チャーター便の運航 フォーラム期間中の日本事務局の設置による分科会主催者や参加者支援 通訳・語学スタッフの手配 →現地大使館と協力して在墨邦人に呼びかけ中 www.waterforum.jp

ご協力のお願い 事前広報 メキシコでの取材 記事掲載 開催、チャーター便運航等に関する事前告知等 世界の水問題解決の重要性を訴える記事の掲載 日本からの記者の派遣 米国内支局等からの記者の派遣 記事掲載 配信記事などの積極的な掲載 www.waterforum.jp