Googleツールを用いた新しいWebシステムの開発 飯塚直 厳網林研究会 2005.10.20
Google Maps + レイヤ + アップロード機能
利用イメージ Google Maps Description Language ユーザー フィールドワーク アップロード Google EarthやGoogle Mapsのバージョンアップに影響を受けない軽量の設定ファイル(ソースコード) ユーザー フィールドワーク アップロード Google Earth KML 共有マップに登録してもよいか確認 緯度、経度、コメントをExcelに入力し、CSVファイルに出力 共有マップの拡大 Google Maps ソースコード
Google Maps Description Language (GMDL)
Google Maps Description Language <icon> - アイコン アイコン/影のサイズ等 <subject> - カテゴリ 表示アイコン <marker> - 点データ 緯度、経度、URL、タイトル、カテゴリ、説明文 <polyline> - 線データ 描画色、幅、透明度、タイトル <point>の羅列 - 緯度、経度 <layer> - レイヤー <marker> または <polyline>の羅列
GMDL API JavaScript (Creative Commons “BY-SA”)
Creative Commons “BY-SA” License 「みなさん、私の作ったこのツールを利用してさらに凄いアプリケーションを作ってください。その暁には、ぜひ世に公開してください。」 という意思表示 より緩いライセンスも存在するが、CCの方が創作の連鎖を促そうという著作者の意図が伝わりやすい。 創始者 Lawrence Lessig(ローレンス・レッシグ) クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(SFCの土屋先生もメンバーの一人) http://www.creativecommons.jp/ Creative Commons “BY-SA” License http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0/
Web Ontology Language (OWL) リソースの関係を 主語、述語、目的語というトリプルで表現 クラス(概念) 関係・・・サブクラス、集合、論理和 プロパティ(属性) 関係・・・サブプロパティ、定義域、値域、出現回数 インスタンス(Indivisual:個体、実例) 関係・・・同一、別物
家族関係のOWL http://protege.stanford.edu/plugins/owl/owl-library/generations.owl
里山オントロジ OWLの仕様をどう適用していくか クラス プロパティ インスタンス 里山、大学、住民・・・ 親をもつ、子をもつ 里山、大学、住民・・・ プロパティ 親をもつ、子をもつ インスタンス それぞれの実体(農家の方、慶應大学、文教大学・・) オントロジ全体を人手で構築する。 システムはその中から検索して表示するだけ。
オントロジーブラウザの統合 地図上のポイントをクリックすると 知識データベースを検索し その場所に関連の強い情報だけを表示 知識情報のノードをクリックすると 関連した地図情報を検索し 構造化された地図を表示
今後の活動 Webシステムの開発 オントロジーの人手による構築 環境学習の成果のシステムへの統合