糖尿病治療における次のstageを考える

Slides:



Advertisements
Similar presentations
Meet The Expert 2016 永瀬内科医院 副院長 永瀬 亮 先生 『(仮)糖尿病と大血管障害』
Advertisements

苫小牧COPD 治療セミナー 医療法人社団潮陵会 医大前南4条内科 院長 田中 裕士 先生 『 COPDの診断と治療のポイント
第8回Gunma Lipid Forum 『多くのエビデンスが証明する Small Dense LDLコレステロール測定の重要性』
災害時治験カード このカードは、大規模な地震等による災害時に、治験参加患者さまにご協力頂きたい事項および医療関係者への情報をお知らせするものです。 治験参加患者さまへ 今回あなたは 分類     に該当します A:お薬の継続投与が必要です。おかかりの病院で事前に受けました指示       に従ってください.
医療従事者リスクマネージメントフォーラム
Okinawa Metabolic Working 2013 ~生活習慣病・介護予防のための新しい運動処方システム~
『 胃癌化学療法 第8回三重メディカル・オンコロジー・フォーラム ~エビデンスを高齢化時代に どう適応したら良いのだろうか~ 』
岡山県精神神経科診療所協会学術講演会 座長 記 日時:平成26年7月10日(木) 19:30~21:00
苫小牧Hypertension-Forum ※.会終了後情報交換の場をご用意しております
『静岡腎疾患病診連携の会』 講演会 ~CKD診療ガイド2012をいっしょに勉強しましょう~
第2回 病院内で行う抗がん剤・放射線治療時の口腔ケア
※講演会終了後、立食を伴う意見交換会をご用意しております。
糖尿病こころのケア研究会 第1回セミナー 日時:2013年3月28日(木) 18:40~21:00 会場:ラフレさいたま
要介護支援症例に携わる スタッフの糖尿病勉強会 -医療介護連携- 日時:2015年10月2日(金) 19:00-21:00
前立腺癌 Expert Meeting in Mie
「三重県におけるがん生殖医療と高度生殖医療センターの役割」 「分子標的薬の副作用マネジメントについて」
※講演演者による総合討論を予定しております。
Conflict of interest 発表者名:松田 昌文 演題発表に関連し、開示すべきCOI関係にある企業などはありません。
~第9回福島県糖尿病療養指導士会セミナー~ 2015年コメディカルのための糖尿病看護セミナー
第4回登米市医師会学術講演会 【第2回登米地区RA医療連携セミナー】
益田市医師会学術講演会 製品紹介 ●特別講演 座長: 益田赤十字病院 第三内科 副部長 高瀬 裕史 先生 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
京都医師会学術講演会 「2型糖尿病の診断と治療(仮)」 2016 年 5 月26 日(木) 18:45~20:30 院長 青木 稔 先生
治療法は主に手術、薬物療法、放射線治療があります。
第8回 全身と腎を診る会 - 今回のテーマ:糖尿病性腎症について - ◆日 時:平成19年11月29日(木)19:30~
京都医師会学術講演会 日時:2015年6月26日(金) 18:45-20:30 会場:京都医師会館
群馬糖尿病up to date 2015 村上 正巳 先生 四方 賢一 先生 群馬大学大学院医学系研究科 臨床検査医学 教授
第6回徳島GMラウンド 演題:血液ガス異常・電解質異常 徳島県地域医療支援センター『総合診療の指導力育成事業』
日本脳卒中協会共同事業 Care AFプロジェクト
Diabetes Mellitus 第13回西神学術連携講演会 ~糖尿病治療のUp to Date ~
高尿酸血症カンファレンス(案) 『 未定 』 CKDと高尿酸血症の最前線 ~目まぐるしく変わる考え方~(仮)
高尿酸血症と心腎連関セミナーin岡山 『 糖尿病とinnate immunity -尿酸の病態への関与- 』 『慢性腎臓病における
『 社交不安障害の精神薬理と薬物療法 』 岡山県精神神経科 診療所協会学術講演会 小山 司 先生 製品紹 19:30~19:40
第9回ハイリスクリウマチ膠原病ネットワークセンター 学術講演会のご案内
第2回 徳島GMラウンド 徳島県地域医療支援センター 「総合診療の指導力育成事業」
第11回京都のがん薬物療法を熱く語る会 日 時 :平成27年 4月16日(木) 19:00~
第3回 北信デバイス研究会 特別講演 日時 2017年1月29日(日曜日) 10:00-12:00 会場 一般演題 10:00-10:30
北信糖尿病デバイス研究会 特別講演 『 糖尿病治療(デバイスの最新知見)に関して 』 尾道総合病院 薬剤科 薬剤部長 堀川 俊二 先生
※当日は、お弁当をご用意致しております。
第26回 東備糖尿病療養指導セミナー 『ちょっとメタボな方への食事指導』 『生活習慣の欧米化が糖尿病及び 脂質異常に及ぼす影響』
第44回千葉県腎セミナー 『腎尿細管薬物輸送の分子機序 :OAT1同定から20年の進歩』 『我が国の半月体形成性腎炎の治療法と予後の変遷』
6月25日(日)10:00~16:00 いつのまにか肝臓がん・・・ 患者さん、職場の方、身近な人のため あなたにもできることがあります・・・
『学術講演会』のお知らせ ~新薬の適正使用のために~ ~薬剤師が知らねばならないこと~』 日時/ 平成29年10月19日(木) 19時~
奥越調剤研究会 開催のご案内 『慢性腎臓病患者における動脈硬化』 日時/ 平成28年12月8日(木)19:15~ 場所/ 大野商工会議所
Diabetes Update Meeting
Diabetes & Incretin Seminar in 福井
第466回苫小牧市医師会学術講演会 南野 徹 先生 「老化からみた糖尿病の治療戦略を考える」
奥越地区学術講演会 「日本における顎骨壊死の現状と ポジションペーパー2016の意義」 今後の薬剤師の役割について」
Up to Date in 苫小牧 Cardiovascular Diseases 「 高齢心不全に対する現状と今後の展望 」
第40回 君津木更津糖尿病懇話会 千葉県木更津市太田2-2-1 TEL
みやざきホスピス・緩和ケアネットワーク 第14回学術集会 『 放射線治療の原理と緩和照射 』
福井RMPセミナー 市立敦賀病院 薬剤部 部長 荒木隆一先生 「医薬安全性への新たな取り組み 福井県済生会病院 薬剤部
肺炎診断の最新知見と ガイドラインに基づく治療戦略 ~カルバペネム系抗菌薬を中心に~
連絡先:帝京大学医学部附属病院 医療連携室
福井県病院薬剤師会・福井県薬剤師会 学術講演会
宮崎市郡在宅医会学術講演会 ~在宅医療の実践~
『学術講演会』のお知らせ 参加 ・ 不参加 住所:福井市手寄1丁目4番1号 Tel: 『過活動膀胱の治療
*講演会終了後、情報交換会を予定しております。
第4回佐賀西部地区糖尿病セミナー 「 高齢者糖尿病患者への治療アプローチ 」 佐賀大学医学部 肝臓・糖尿病・内分泌内科学
学術講演会 2018年11月8日(木) 18:50~20:30 福井県立病院 3F講堂 プログラム
興和創薬株式会社 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 大正富山医薬品株式会社 田邉三菱製薬株式会社 ノボノルディスクファーマ株式会社
能登脳卒中地域連携協議会総会 『脳卒中予防のための抗血栓療法と地域医療戦略(仮)』
C型肝炎撲滅に向けて -かかりつけ医と肝臓専門医と患者さんが 三人四脚で治療に取り組むために-
日本医科大学千葉北総病院 肺癌地域連携学術講演会 ~第3回肺癌の地域連携を考える会~
※当日は、お弁当をご用意致しております。
受付の混乱を防ぐためe医学会カードを必ずお持ちくださいますようお願い申し上げます。
※会終了後、情報交換の場をご用意しております。
福井県病院薬剤師会・(一社)福井県薬剤師会 学術講演会
第31回伊勢原リサーチセミナー 「 AKIとCKDのクロストーク 」 深川 雅史 先生 土井 研人 先生
武田薬品工業㈱ 田辺三菱製薬㈱ ファイザー㈱
『 関節リウマチのトータルマネージメント 』
Presentation transcript:

糖尿病治療における次のstageを考える ~糖尿病患者さんのアドヒアランス向上のために~ 2017年 12月4日(月)19:15~21:00 日 時 会 場 福井県医師会館 2階大ホール  福井市大願寺3丁目4番10号 TEL:0776-24-0387 session① 19:15~20:00  座長:中野 雅子 先生(日本赤十字社福井赤十字病院 内科 副部長) 笈田 耕治 先生(医療法人初生会福井中央クリニック 内科 部長) 『 経口糖尿病薬としてのメトホルミンの位置付け 』 番度 行弘 先生(福井県済生会病院 内科 部長) 『 FGMからみた新規糖尿病治療薬の血糖変動に及ぼす影響について 』 session② 20:00~21:00 座長:此下 忠志 先生 (福井大学医学部附属病院 診療教授 内分泌代謝内科 科長)   村上 雅子 先生 (日本赤十字社静岡赤十字病院 糖尿病・内分泌代謝内科 部長)  『DPP-4阻害薬(アログリプチン)/メトホルミン配合剤1日1回投与の有用性: ~メトホルミン1日2回から1回投与へ切替時のCGMと臨床成績から~』 ※会終了後情報交換会の場をご用意しています 共催 : 福井県内科医会 福井県病院薬剤師会 武田薬品工業株式会社

~メトホルミン1日2回から1回投与へ切替時のCGMと臨床成績から~ DPP-4阻害薬(アログリプチン)/ メトホルミン配合剤1日1回投与の有用性: ~メトホルミン1日2回から1回投与へ切替時のCGMと臨床成績から~ 村上 雅子 先生 む ら か み ま さ こ 略歴 1981年 近畿大学医学部卒業      浜松医科大学 第二内科入局 卒後研修       浜松医科大学 第二内科、浜松労災病院、 静岡県立総合病院  1990年 ドイツ ニュルンベルグ大学留学(下垂体腫瘍研究) 1994年 医学博士(浜松医科大学):ステロイドホルモン代謝研究      焼津市立総合病院、NTT伊豆逓信病院 勤務経て 2000年 静岡赤十字病院 2010年 浜松医科大学 内科臨床教授 所属学会 日本内科学会:学術評議員、認定医、指導医 日本内分泌学会:学術評議員、専門医、指導医 日本糖尿病学会:専門医、指導医 〈受賞歴〉 2013年AASD(アジア太平洋糖尿病学会) 「インスリン治療におけるDPP-4阻害薬併用の有用性」発表で 日本糖尿病協会から国際交流研究奨励賞 (JADEC)International Research Promotion Award 2014年 日本内科学会 第223回東海地方会 優秀演題賞 など メトホルミン(Met)はDPP-4iに高頻度に併用され、その有用性と利便性から1日1回投与の配合錠:イニシンクが臨床に登場している。しかしMetは従来1日2〜3回投与のことが多いなか、Met500mg1日1回投与との比較検討や有効性に関する実臨床での長期成績には乏しい。 そこで入院管理下のT2DMで、Met250mg1日2回投与、または朝1回500mg、 または夕1回500mg投与での血糖変動につきCGMで比較検討した。 その後外来通院中のMet250mg1日2回投与中の93名において、500mg1回投与に変更し、2回投与時の臨床所見と比較検討した。500mg1回投与のみで12W、 24Wにわたり悪化は無く有効性が示唆された。