公益財団法人 ロータリー米山記念奨学会 2014年9月　

米山奨学事業とは･･･ 日本のロータリー独自の事業 （日本全国３４地区の合同活動） 大学生、大学院生を中心に、 日本で学ぶ外国人留学生を支援 大学生、大学院生を中心に、 日本で学ぶ外国人留学生を支援 世話クラブ・カウンセラー制度 による深い交流 ロータリー米山記念奨学事業は、日本のロータリー独自の事業で、全地区による合同プロジェクトです。 日本で学ぶ優秀な外国人留学生に奨学金を支給し、支援しています。 最大の特長は「世話クラブ・カウンセラー制度」です。奨学生は世話クラブの例会に参加したり、奉仕活動を共にすることで、より深く日本を知り、ロータリーが求める平和の心を学びます。 世話クラブとなったロータリアンからも、「退屈だったロータリー観が変わった」、「何事にも一生懸命向き合う奨学生に心を打たれた。すばらしい出会いに感謝します」、といった声が寄せられています。 ロータリーには、同じようなプログラムがありますが、この“よねやま”は、日本のロータリアンにとって非常に特別な存在です。

なぜ 留学生を 支援するのですか？ あんまり お金に困ってなさそう･･･ 反日国からの留学生に金を出したくない ところで、われわれ日本のロータリーは、なぜ、外国人留学生を支援しつづけているのでしょうか？ 最近の私費留学生には、いわゆる「苦学生」のイメージではない学生もいます。これは、日本の入国管理局が、留学中の経費を支払えると判断した人にのみ留学を許可しているからなのですが、そうした彼らに奨学金が必要なのかと、疑問を持つ方がいらっしゃるでしょう。 また、日本の若者の“内向き志向”や、経済的事情で進学させられない…といったニュースに、「外国人より日本の若者へお金をあげるべき」という声もあると思います。 あるいは、反日国の学生に奨学金など必要ない。第一、本当に懸け橋になっているのかわからない。そう思う方もいるでしょう。 みなさん、私たちは、なぜ、外国人留学生を支援するのですか？ ＜参考　外国人留学生の生活について＞ 実際には、実家の仕送りに頼らず奨学金やアルバイトで学費を賄う私費留学生も多く、授業料・住居費・食費・ガス水道電気代、すべて含めて1カ月の支出14万円程度の生活をしている。（「平成25年度私費外国人留学生生活実態調査概要」　–JASSO-　より） なお、日本人大学生は、学部生で1カ月平均支出15万7千円、大学院博士課程で17万7千円。（「平成24年度学生生活調査について」　–JASSO-　より） むしろ 日本の若者が 心配･･･ かけ橋って 聞こえはいいけど実際は？

次の世代に託す夢 ロータリー青少年交換 1962年、一人の日本人少女がオーストラリアへ。 実現させたのは、 日本軍との戦いで 両目を失った 豪ロータリアン。  ここで、一つのエピソードをご紹介します。 日本で初めての青少年交換が行われたのは1962年、オーストラリアとの交換でした。これを実現させたのは、第二次世界大戦で、日本との戦いで両目を失ったオーストラリア人でした。 戦後ロータリアンになった彼は、戦争の愚かさ、平和の大切さを訴え、かつての敵国・日本との友好親善を回復することこそが急務であると考えたのです。 「次の時代を担う日豪の若者を育てることによって戦争の悲劇を乗り越えたい」 それが、彼の願いでした。 ＜参考＞ エバンストン便り（『ロータリーの友』2012年9月号）　 日豪交換学生の父　ドナルド・ファークファー氏について（『ロータリーの友』1983年9月号）

日本のロータリアンの夢 米山基金 1952年に事業構想。“平和日本”を世界へ 日本の友人を増やし 平和を実践する人材を育てる ★豆辞典p5-6に対応 米山の歴史は、さらに10年さかのぼります。 日本のロータリーの父、米山梅吉翁が亡くなったあと、その功績を永遠に偲ぶことができる事業をやろうではないかと、1952年、東京RCが「米山基金」の構想を発表しました。中心となったのは、当時の会長、「大連宣言」で有名な古沢丈作氏でした。 なぜ、外国人留学生への奨学金という事業が選ばれたのか、いくつか理由はありますが、「二度と戦争の悲劇を繰り返さないために“平和日本”を肌で感じてもらいたい」、「世界の人々と友情を育むことができるのだと証明したい」――。こうした、当時の日本のロータリアンたちの強い想いがありました。 東京RCが始めた「米山基金」は、わずか5年で、日本の全ロータリークラブの共同事業となり、1967年には財団法人ロータリー米山記念奨学会が設立されました。 ＜参考＞ 写真は、米山梅吉翁（上）と、米山基金の構想を発表した古沢丈作氏（下） 「大連宣言」は、戦前にあった大連ロータリークラブの会員、古沢丈作氏がロータリーの倫理訓を 5か条にまとめたもの 国際理解と親善への近道

国内最大級の事業規模 年間約700人 累計18,104人 （2014学年度724人） （これまでの累計18,104人） ★豆辞典p15に対応 年間約700人 累計18,104人 ★豆辞典p15に対応 米山奨学生は年間約700人、これまでの累計で、世界123の国と地域から18,104人を支援しています。これは、外国人留学生を対象とする民間奨学金としては最大規模で、今後、海外からより多くの留学生を呼び寄せようとする日本の留学生政策にも大きく貢献しています。 奨学生の国・地域別の割合はグラフのとおりです。左側の2014学年度だけで見ますと、中国が40.7％、つづいて韓国が15.7％、ベトナムが9.7％となっています。 累計では中国が32.7％、韓国が23.2％、台湾が18.7％となっています。 「中国の学生が多すぎる」という声も時々いただきます。 （2014学年度724人） （これまでの累計18,104人）

国籍のバランス 中国籍の米山奨学生の割合 ★豆辞典p27に対応 現在、日本にいる留学生全体の60.4％が中国人※1なので、まず、絶対数が多いことをご理解ください。 また、大学から推薦された候補者を実際に面接しますと、やはり中国人には優秀な方が多いです。 しかし、国籍バランスを考えて推薦してもらうよう各大学にお願いをしたり、選考の際は、優秀性を重視しつつも1カ国に偏らないようにするなど地区でもできるかぎり努力しており、ご覧のように、今年度は40.7％と大きく減りました。今、皆さんの周りにいる中国人奨学生は、本当に高い競争率のなかで採用された人たちです。 ※1 「平成25年度外国人留学生在籍状況調査」　–JASSO- より

どんな成果が 出ていますか？ 奨学事業の成果。それは、元奨学生たちの活躍そのものです。

元奨学生(学友)の活躍 ジャンチブ・ガルバドラッハさん 新モンゴル学園理事長。14年9月に 工業大学と工業高専を開校 新モンゴル学園理事長。14年9月に 工業大学と工業高専を開校 東日本大震災直後に支援物資を持っ て来日。モンゴル米山学友会初代会 長。 ★豆辞典p17-18に対応 そのうちの1人をご紹介します。 モンゴルの米山学友、ジャンチブさんは、奨学会のニュースでも多く取り上げられている有名な学友なので、ご存じの方も多いと思いますが、新たな情報もありますのでご紹介します。 ジャンチブさんは、モンゴルで初めての3年制高校、新モンゴル高校を作った人です。制服や部活動などを取り入れた日本式高校で、現在は小中学校も併設しています。 高校の設立には、世話クラブの山形北RCをはじめ、多くの方々が支援をしました。奨学生だったジャンチブさんと交流していくうちに、彼の夢を応援したいと思ったからです。そして今、たくさんの卒業生が日本に留学し、それぞれの夢にむかって猛勉強をしています。 つまり、ロータリアンが支援した1人の留学生の夢が、何十倍、何百倍にも広がって、次の世代の夢へとつながっているのです。これこそ、まさにこの事業の真髄ではないでしょうか。 今年（2014年）9月、新モンゴル学園では、「新モンゴル工業大学」と「新モンゴル工業高等専門学校」を新たに開校しました。ちなみに、高専の校長先生も、元米山奨学生です（右写真の左端、シルネンさん：2010-11/千葉大学大学院/成田RC）。 今年3月にはモンゴルで学友会が設立され、ジャンチブさんが初代会長となったそうです。ジャンチブさんは現在、国際ロータリー第3450地区のフレーRC会員です。

元奨学生(学友)の活躍 マーヒル・エルシリビー ニーさん （ｴｼﾞﾌﾟﾄ/1989-91/広島東 RC） アラブ人初の日本語博士。 現在もアラブの日本語専門家 として第一線で活躍。 被爆体験記や「はだしのゲ ン」をアラビア語に翻訳し出 版 ★豆辞典p17-18に対応 もう一人ご紹介します。 エジプト出身のマーヒルさんは、1989年から91年の古い奨学生ですが、最近、世話クラブへなんと23年ぶりに近況報告のメールがあったとのことで、世話クラブでは大変感激していたそうです。 マーヒルさんはアラブ人として初めての日本語博士で、現在もカイロ大学日本語学科教授として教鞭をとるかたわら、VIPの通訳などでも活躍しています。 米山奨学生時代は広島大学大学院に在籍しており、日本の原爆体験をアラブ世界にも伝えたいと、被爆体験記やはだしのゲンを翻訳して、出版しています。

学友会について 国内31 海外 6 2014 1989 モンゴル 韓国 日本国内：31 2009 中国 （華北・上海） 1983 台湾 　中国 （華北・上海） 1983 台湾 2013 ネパール ★豆辞典p19-21に対応 奨学期間が終わったあともロータリーとの接点を持ち、学友同士の友情を深めるのが学友会です。学友会は、元奨学生と現役奨学生によって組織されるもので、日本国内に31、海外には台湾・韓国・中国・タイ・ネパール・モンゴルと、6つの学友会があります。 国内31 海外 6 2012 タイ

学友会について【台湾】 「日本人若手研究者奨学金」 2009年から今年で10人を支援 ★豆辞典p19-21に対応 そのうちの一つ、台湾学友会では、恩返しの一つとして、台湾へ留学する日本人への奨学金を出しています。今年も2人の大学生が採用されました。米山と同様にカウンセラー制度もあり、毎月、奨学金を手渡ししています。 そのほか、台湾の日本留学フェアで毎年米山奨学金をPRしたり、台湾の街の美化活動に全面協力するなど、強い結束力で活発な活動をしています。

学友会について タイ 第2660地区 第2790地区 第2780地区 ★豆辞典p19-21に対応 （左上）また、タイの米山学友会では養護施設へ日用品を贈ったり、少額ながら、タイの大学生へ奨学金の支給もしています。 （右上）第2790地区（千葉）では学友会がロータリーデー BBQ大会を開き、一般の人を含む参加者へ、日本のロータリーが留学生を支援しているとPRしました。 （左下）第2780地区学友会（神奈川県 横浜・川崎以外）では毎年、湘南海岸の清掃活動をしています。 （右下）関西学友会（第2660地区）では、海外や他地区の学友に呼び掛けて大規模な総会を開いており、今年は、米山梅吉氏の生涯をえがく朗読劇に挑戦しました。

当地区の学友・学友会 ★貴地区の学友・学友会を紹介してください

ロータリアンになった学友 米山学友を中心に設立したクラブ ロータリアンになった学友178人 台北東海RC、台中文心RC 東京米山ロータリーＥクラブ2750 さいたま大空RC(2770) ロータリアンになった学友178人 ★豆辞典p15-16に対応 ロータリアンになった学友も多くいます。 米山学友が中心になって設立したロータリークラブはここに書かれている5つです。 （※さいたま大空RCは米山学友だけでなく、財団学友も中心となって設立） 他のクラブを含め、これまでに178人がロータリアンになっています。この人数は米山奨学会事務局が把握できている分ですので、実際にはもっと多いと思われます。

米山のニュースをチェック ★豆辞典p29に対応 すばらしい活躍をしている学友、学友会をここでは紹介しきれませんが、奨学会事務局から随時ニュースが発信されています。 米山奨学会では公式フェイスブックページを作っていますので、アカウントをお持ちの方は、ぜひ米山のページに「いいね」をお願いします。 また、毎月「ハイライトよねやま」というニュースが発行されており、米山奨学会のHPにも掲載されています。 そのほかDVDなど、米山奨学会事務局には豊富な資料があります。 ほとんど無料で手に入れることができますので、気軽に奨学会事務局へ問い合わせてみてください。

寄付はきちんと 使われていますか？ 皆さんの米山に対する日頃のご支援に心から感謝申し上げ、つづいて、財政状況・当地区の寄付実績についてご報告します。

皆さんの寄付は奨学事業に 管理費は利子で賄っています 寄付金合計 13億3,746万円 奨学金+補助費 12億4,350万円 収入計 1,419,368 支出計 1,419,368 ★豆辞典p7-8に対応 みなさんが米山に寄付したお金は、全額、奨学事業に使われています。 左の円グラフは収入です。昨年度の寄付金は13 億3,746万円（濃オレンジと薄いオレンジ）と、前年に比べ約1,200万円増加し、過去5年間で最高額となりました。利子を合わせると、収入は全部で14億1,937万円でした。 一方、右の円グラフは支出を表しています。奨学金、地区や世話クラブへの補助費、学友会補助費など、事業費としての支出は全部で12億4,350万円、昨年度に比べて1億円以上減少しました。これは主に、2013学年度から奨学生採用枠を大きく減らしたことによるものです。来年、2015学年度は、720人に増やす予定です。 支出の黄色い部分、理事会などの“会合旅費” 、管理部門の“事務局人件費”などの管理費は、左側の“利子収入”で賄われています。 また、支出に占める管理費は5.2％と非常に低く、公益性の高さを表しています。 ＜参考＞ 詳細は、ホームページ（トップページ ＞ ダウンロード ＞ 情報公開の「決算報告」）で公表しています 寄付金合計 13億3,746万円 奨学金+補助費 12億4,350万円

当地区の実績(１) 11,111 11 平均寄付額 円 (第 位) 全国平均15,200円 ★豆辞典p13に対応 平均寄付額　　　　　　　円 (第　　　　　　位) 11,111 11 全国平均15,200円 ★豆辞典p13に対応 （緑色の矢印を貴地区の棒グラフの上に移動してください。プレゼンテーション時に点滅します） （四角い枠内の金額と順位を、p13を参考に、貴地区の数字に変えてください） このグラフは、地区別の個人平均寄付額です。 昨年度の全国平均は15,200円、最も高かったのは、第2590地区（神奈川県横浜市・川崎市）の30,414円でした。 当地区は青い矢印が指している所で、一人平均○○円、全国で第○位でした。 ＜参考＞ クラブの実績は、ホームページをご覧ください 　トップページ ＞ 寄付金について ＞ 寄付金納入明細表 ＞ 各月の「地区別」

当地区の実績（２） 4,679円 10,521円 41.2％ 31 ・普通寄付金 ・特別寄付金 当地区 全国平均 ・特別寄付金の 寄付者割合 ・法人寄付の数 31 ★豆辞典p13に対応 （HPトップページ ＞ 寄付金について ＞ 寄付金納入明細表 ＞ 2014年6月＞ 寄付金納入明細総合表（pdf）を開き、地区の実績を入力してください） もう少し詳しく見てみましょう。 米山への寄付金は大きく分けて2種類があります。クラブが決めた金額を会員数分送金する「普通寄付金」は、全国平均が4,679円に対し、当地区は●●円でした。 また、個人・法人・クラブからの任意の寄付、「特別寄付金」は、全国平均が10,521円、当地区は●●円でした。 先ほどの“個人平均寄付額”は、この普通寄付と特別寄付を合わせた金額です。 特別寄付金の寄付者割合とは、会員の中で個人として特別寄付をした人の割合です。全国平均は41.2％、当地区は●●％でした。 法人寄付も、ぜひお願いいたします。全国平均は31法人、当地区は●●法人でした。

課税所得額750万円の方が10万円寄付をする と、 39,200円 所得税が軽減されます 寄付の税制優遇 所得税、法人税の 税制優遇！ 税額控除と所得控除 普通寄付金にも適用可 ※米山奨学会ＨＰで申請が必要 2,000円 以上の寄付でメリット有 ★豆辞典p11-12に対応 米山への寄付は、所得税・法人税の税制優遇が受けられます。※1 「税額控除」と「所得控除」、どちらか有利な方を選択することができます。「税額控除」は、寄付額の約40％を、所得税額から直接控除することができるもので、「所得控除」よりも控除額が大きくなることが多いようです。 例えば、課税所得が750万円の方が10万円寄付した場合、税額控除の場合は3万9,200円も所得税が還付されます。 特別寄付金だけでなく、普通寄付金も、申請をすれば領収書が出ます。※2 すべての領収証を合算して、年間2,000円以上の寄付でメリットがあります。 法人の特別寄付についても、法人税が軽減されます。 同じ寄付をするなら、所得税や法人税が軽くなる米山へ、ぜひ、ご支援をお願いいたします。 ※1　東京都在住の方は、所得税のほか、都民税についても寄付金控除を受けることができます。 ※2　クラブ事務局が、会員氏名と金額を入力した所定のファイルを、米山奨学会のホームページ窓口でアップロードする必要があります（締切11月末まで）。 課税所得額750万円の方が10万円寄付をする と、 39,200円 所得税が軽減されます

20,000円 ご寄付のお願い 他地区より寄付が多ければ、 より多くの奨学生を採用できます 当地区の目標額（普通＋特別） 当地区の目標 （枠内に貴地区・貴クラブの目標数字を入力してください） 説明例： ガバナーが掲げる当地区の今年度の目標額は、1人当たり○○○○円となっております。 地区で奨学生を何人採用できるかは、ほぼ、寄付額の全国比で決まります。 来年の当地区の奨学生数は〇〇人（←p23の2015年の地区別数字を参照）です。 1人でも多くの奨学生を採用できるよう、今年度の目標に向けてご協力をお願いします。 ＜参考＞ 地区に割り当てられる奨学生数の算出方法については、p24をご覧ください 20,000円

さいごに･･･ 最後に…

中国学友会初代会長、姫軍さんのことば （1995-97/東京臨海RC） 中国米山学友会の初代会長であり、弁護士として活躍する姫軍（キグン）さんが昨年、世話クラブの創立記念式典でスピーチした内容をご紹介します（抜粋）。 「（2012年、） 中国全土で反日運動が始まりました。日本の店を潰す、日本のものを買わない、日本車を道に出すことも危ない。そのときに、うちの法律事務所は1つの通知を出しました。“世澤法律事務所がホットラインを作ります。もし日本人に身の危険や財産の危険があれば、このホットラインで無料で相談を受けます”と。通知を出す前に会議を開き、パートナー全員に話しました。「この通知を出せばわが法律事務所は潰されるかもしれない。この通知を出すかどうか、みなさんが決めてください」。みな全員一致で答えてくれました。「正しいことだから、やりましょう」と。 結局、ホットラインが鳴ることはありませんでしたが、われわれは、強いメッセージを世の中に発信しました。「日本人の財産や身の危険から守ろうとする中国人が、中国の中にもいます！」と。 2014年、うちの事務所は10周年を迎えます。初の海外旅行先として事務所が決めたことは、“日本に行く”ということです。タイやベトナム、台湾なども候補に上がりました。コストも安い。でも、日本へ行きます。事務所の仲間全員に、日本は本当はどのような国なのか、この旅行を通じてみんなに知らせたいのです。事務所の仲間だけではなく、その家族も連れていきます。なぜ私にこのようなことができるのか。東京臨海ロータリークラブの皆さんのおかげです。ロータリークラブの皆さんのおかげです。米山奨学金のおかげです」

2014年度からの役員 理事長 小沢一彦（2780） 副理事長 三井章義（2600） 栗林英雄（2740） 常務理事 武田和夫 （2800） 武田和夫 （2800） 塙 東男 （2820） 市川伊三夫 （2750） 若林紀男 （2660） 監事 真下和男（2570）、森島庸吉（2790） 浅川皓司（2580） 公益財団法人ロータリー米山記念奨学会では、2014年9月から、元RI理事の小沢一彦氏が理事長に就任しました。そのほか、副理事長、常務理事、監事にはそれぞれ、表記の方々となりました。 ここに書かれている以外にも、理事、評議員、専門委員が各地区から出ています。 新しい体制のもと、これからもみなさんとともに米山奨学事業を推進し、日本のロータリーの先駆者たちの思い、をわれわれが受け継いでいきましょう！ ＜参考＞ 事務局職員については、豆辞典p30に掲載しています 『ロータリーの友』2014年10月号“よねやまだより”のページで、新旧理事長対談を掲載しています

ご清聴ありがとうございました

おまけのグラフ

昨年度の寄付状況 過去5年間で最高額 13億3,746万円